JPS62192995A - 精密装置の緩衝構造 - Google Patents

精密装置の緩衝構造

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JPS62192995A
JPS62192995A JP3371986A JP3371986A JPS62192995A JP S62192995 A JPS62192995 A JP S62192995A JP 3371986 A JP3371986 A JP 3371986A JP 3371986 A JP3371986 A JP 3371986A JP S62192995 A JPS62192995 A JP S62192995A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic disk
case
disk device
impact
collision
Prior art date
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Pending
Application number
JP3371986A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Suzuki
正美 鈴木
Hiroshi Nishida
博 西田
Tomio Suzuki
鈴木 富男
Shinichi Kawada
真一 河田
Yoji Abe
阿部 洋二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Computer Equipment Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Computer Equipment Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Computer Equipment Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS62192995A publication Critical patent/JPS62192995A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、磁気ディスク装置等の精密装置の緩衝構造に
係り、特に輸送時等の衝撃を緩和し、精密装置の機構部
の損傷を防止するために好適な精密装置のB筒構造に関
する。
[従来の技術] 従来、精密装置の防振手段としては、ゴム等の防振材や
金属製のスプリング等を使用した技術が一般的である。
また、例えば米国特許第3371895号明細書には、
ワイヤによる防振技術が開示されており、これも有効な
防振手段である。そして、従来の技術ではほとんど全て
が衝撃エネルギーをゴム、スプリングまたはワイヤ痔の
弾性エネルギーに変換することによって、精密装置に加
わる衝撃を吸収緩和し、機構部の損傷を防止しようとし
ている。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、弾性体により衝撃を吸収する従来技術では、
弾性体の変形を前提としており、このため衝撃の吸収能
力には限度がある。
一般に、衝撃力の大きさは衝撃加速度の大きさで決まり
、衝撃加速度は弾性体の衝撃時の変形が大きいほど小さ
くなる。しかし、精密装置内のスペース等の制約から使
用可能な弾性体の量には限度がある。したがって、吸収
できる衝撃エネルギーにも限度が生じる。
また、衝撃力をゴム、スプリングまたはワイヤ等の弾性
体により吸収する従来技術では、構造が複雑化し、製作
および組立に多くの工数を要する。
本発明の1」的は、前記従来技術の問題を解決し、精密
装置の運搬時等に加わる衝撃力を吸収緩和でき、かつ構
造も簡貼な精密装置の緩衝構造を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、設置面に接する精密装置の基底部を、少なく
とも第1.第2の面を有する凸面状に形成している。
[作用] 磁気ディスク等の精密装置に加わる衝撃力を吸収緩和す
る−・つのjj法どして、衝撃を受けてから精密装置が
静市するまでの緩和時間をできるだけ長く取ることが有
効である。無限に時間を掛けて衝撃力を緩和するように
すれば、原理的には衝撃力は無限に小さくなる。。
また、別の方法として、通常なら一瞬のうちに受ける衝
撃力を何らかの手段で複数回に分割してやることも効果
的である。
いま、精密装置としての磁気ディスク装置を台11シに
載せて運搬する時の、磁気ディスク装置の挙動を第7図
(A)、(B)に模擬的に示す。
磁気ディスク装置4を台中3に搭載し、運搬する際、第
7図(A)に示すように、床面1に凹凸があって、その
突起2に台車3が来り1−げるど、第7図(B)に示す
ごとく、−・方の隅角部7を回転中心とした角加速度5
が発生し、磁気ディスク装置4が隅角部7を回転中心と
して回転し、高さく−まで飛び一ヒが1)だのち落下し
、磁気ディスク装置4が衝撃を受ける。
なお、第7図(A、)、 (B)中、21′は台車十の
設置面、8は眼力、9は重心を示す1、 前記磁気ディスク装置4の落lへ時、磁気ディスク装置
4の重心9が飛び1−かった際に持っている位置エネル
ギーが落ド時に41!動エネルギーに変換され、衝突直
前には位置エネルギーの全部が運動エネルギーとなり、
これが衝撃力どなる。この時の衝撃力の大きさは、衝突
直前の磁気ディスク装置面4の速度の二乗に比例する。
ところで、前述のごとく、本発明では精密装置の基底部
を、少なくとも第1.第2の面を有する凸面状に形成す
ることにより、精密装置が台車上面等の設置面に一度で
衝突することなく少なくとも2回に分かれて衝突する。
〜3− その結果、落下時に角加速度が大きくなる以前に衝突を
繰り返し、その都度角加速度が減速されるので、衝突の
1回当たりの衝撃エネルギーが小さくなり、したがって
精密装置の受けるダメージを小さくすることができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す側面図、第2図は同斜
視図である。
これらの図に示す実施例は、精密装置としての磁気ディ
スク装置に適用した場合を示すもので、磁気ディスク装
置11は薄板金属製等のケース12内に収納されている
。前記磁気ディスク装置11とケース12の回りの空隙
には、第1図に示すように、複数個の防振ゴム13が介
装されていて、磁気ディスク装置11は弾力的に支持さ
れている。
前記ケース12の前面には、第2図に示すように、磁気
ディスク装置11の操作パネルI4が設けられており、
前記ケース12の両側面には磁気ディスク装置11をラ
ック(図示せず)に収納、固定するための取り付はレー
ル15が設けられている。
前記ケース12の基底部16は、第1図、第2図に示す
ように、第1の面16aと第2の面16))とを凸面状
に組み合わせた形状に形成されている。
前記実施例の緩衝構造では、磁気ディスク装置11を例
えば台車3に搭載して運搬する際、第1図に示すごとく
、台車3上の設置面33′ に磁気ディスク装置11を
収納したケース12を載置する。この運搬時に、台車3
が外部から衝撃を受けると、ケース12の基底部16が
第1.第2の面16a、+6bを凸面状に組み合わせた
形状に形成されているため、磁気ディスク装置11を収
納したケース12は隅角部1.6cまたは]、6dと、
第1.第2の面16a、16b間に形成された角部]、
6eとを回転中心として転動し、衝突は少なくとも2回
に分割される。
したがって、磁気ディスク装置11を収納したケース1
2の落下時にその角加速度が大きくなる前に衝突を繰り
返し、その都度角加速度が減速されるので、衝突の1回
当たりの衝撃エネルギーが小さくなり、その結果磁気デ
ィスク装置11に加わる衝撃を著゛シ<小さくすること
ができる。
なt9、磁気ディスク装置用を収納したケース12がラ
ックに固定さ肛ていない状態では、第1図に示すごとく
、ケース12の基底部16の第1−2第2の1f111
6 a 、 +6 bのいずれかが設置+ffi 3 
’ に接している。この状態では、磁気ディスク装置1
1を収納したケース12は小さな外力を受(Jても傾く
が、ラックに固定されたのちは取り伺はレール15によ
り水下に支持されるので、磁気ディスク装[11は傾く
ことがない。
次に、第3図、第4図、第5図および第6図は本発明の
他の色々な実施例を示す側面図である。
その第3図に示す実施例のものは、磁気ディスク装置を
収納したケース12の基底部17が第1〜第5の面]、
7a〜17eを凸面状に組み合わせた多面形に形成され
ている。
この第3図に示す実施例では、磁気ディスク装置を収納
したケース12を台車に搭載して運搬する場合等におい
て、例えば台車が外力を受けた際、台車十の設置面にケ
ース12が隅角部17fまたは17gと、第1の面+7
a〜第5の而17eにおける隣接する面間に形成された
角部17)1〜17にとで多数回に分かれて衝突を繰り
返す。
したがって、この第3図に示す実施例では前記第1図、
第2図に示す実施例に比較して、磁気ディスク装置に加
オ〕る衝撃をより一層軽減することができる。
また、第4図に示す実施例のものは、磁気ディスク装置
を収納した/j−ス12の1.(底部18が無限の面で
凸面状、つまり凸曲面状に形成されている。
その結果、この第4図に示す実施例では前記第3図に示
す実施例に比較して、磁気ディスク装置に加わる衝撃を
さらに軽減することができる。
進んで、第5図に示す実施例のものは、磁気ディスク装
置を収納したケース12の基底部のほぼ中央部に、突起
19が取り付けられている。i1f記突起19とケース
12の両側の隅角部20a、20+)間には、観念的に
第1の血21;lと第2の面21■)とが形成されてい
る。
したがって、この第5図に示す実施例では、前記第1図
、第2図に示す実施例とほとんど同様に作用する。
続いて、第6図に示す実施例のものは、にr記第1図、
第2図に示す実施例において、ケース12の基底部16
にゴムブツシュ22が嵌合されている。前記ゴムブツシ
ュ22は、上面がケース12の基底部16の第1.第2
の而16a、16bにフィシ1−する形状に形成され、
底面はフランi・に形成されている。
この第6図に示す実施例では、磁気ディスク装置を収納
したケース12をゴムブツシュ22により受は止め、ケ
ース12が傾かないように設置することができる。
また、この第6図に示す実施例によれば、ゴムブツシュ
22の各位置の厚さが異なり、衝撃力を受けた時の弾性
変形量が異なるので、衝突が多数回に分割されて行われ
る場合と実質的に同様に作用する。したがって、ケース
12に収納された磁気ディスク装置に加わる衝撃を著し
く軽減することができる。
なJ・辷第3図、第4図に示す実施例のケース12の基
底部17.18にゴムブツシュを嵌合することもできる
また、本発明は磁気ディスク装置に限らず、精密装置全
般に適用することができる1、[発明の効果] 以上説明した本発明によ扛ば、設置而に接する精密装置
の基底部を、少なくとも第1.第2の面を有する凸面状
に形成しており、外力を受けた時に精密装置が転動し、
設置而に対する精密装置の基底部の衝突が少なくとも2
回に分割されるので、設置面と精密装置の基底部とが衝
突する時の角加速度が徐々に小さくなり、したがって精
密装置に加わる衝撃力を著しく小さくなし得る効果があ
る。
また、本発明によれば、精密装置の基底部を凸面状に形
成するようにしているので、構造が簡単で、簡易に製作
し得る効果もル)る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側面図、第2図は同斜
視図、第3図、第4図、第5図および第6図はそれぞれ
本発明の他の色々な実施例を示す側面図、第7図(ハ)
、 (Th)は精密装置としての磁気ディスク装置を台
車に載せて運搬する時の、磁気ディスク装置の挙動を模
擬的に示した説明図である。 3′ ・・台車−ヒの設置面、11・・・精密装置とし
ての磁気ディスク装置、12・・・磁気ディスク装置の
ケース、16・・ケースの基底部、16a、16b・・
基底部の第1.第2の面、17・・・ケースの基底部、
1.7a〜1.7e・・基底部の第1〜第5の面、18
・・・ケースの基底部の凸曲面、21a、2]、a・・
基底部の第1−9第2の面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、設置面に接する精密装置の基底部を、少なくとも第
    1、第2の面を有する凸面状に形成したことを特徴とす
    る精密装置の緩衝構造。
JP3371986A 1986-02-20 1986-02-20 精密装置の緩衝構造 Pending JPS62192995A (ja)

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JPS62192995A true JPS62192995A (ja) 1987-08-24

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