JPS62180471A - 電子辞書検索装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明は欧文ワードプロセッサ等において使用される電
子辞書を検索する電子辞書検索装置に関するものであり
、詳しくはより高速度の検索を可能とする電子辞書検索
装置に関するものである。

［従来の技術］ 従来、欧文ワードプロセッサには予め多数の英単３ｉの
単語データを記憶したスペルチェックのための電子辞書
が備えられている。中でも、アルファベット順に配列し
た多数の単語データを記憶するにあたって、各１１１．
　ｉ：Ｉの頭部の綴りがその前に配列されている単語と
共通する場合にはその共通部分をその共通する文字数に
基づく特定のコード（以下、圧縮コードという）で表わ
し、他の非共通部分はそのアルファベットに対応する文
字コードで表わした電子辞書（以下、圧縮電子計ｍとい
う）にあっては、多数の単語を少ない記憶領域に記憶す
ることができるため有用である。従来の電子辞書検索装
置は、これらの圧縮電子計山中の’ｌ　語データを再度
アルファベットにまで復元し、検索目的の文字の綴りと
対比することで簡単にスペルチェックの目的を達成する
ことができるのである。

［発明が解決しようとする問題点］ 従って、上記のような従来の電子辞書検索装置において
は、その検索にあたって圧縮コードを一旦文字コードに
まで復元し、その後に検索目的の文字と頭部からの綴り
が一致するか否かを一文字毎に比較して検索を実行する
。このため復元化の１こめの時間及び頭部からの一文字
毎の比較等の複雑な処理が多数回必要であり、処理時間
の長期化をＨ（来していた。

本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、記憶効率の
よい圧縮電子辞山を短時間に検索することができる電子
辞書検索装置を提供することをその目的としている。

〔問題点を解決するための手段１ 上記問題点を解決でるために本発明の構成した手段は第
１図の基本的構成図に示すごとく、複数の単語をアルフ
ァベット順に配列し、各単語の頭部の綴りがその前に配
置されている単語と共通する場合にはその共通部分をそ
の共通する文字数に基づく特定のコードで表わした圧縮
コードにより、また、非共通部分はそのアルファベラ１
へに対応する文字コードにより格納してなる電子辞円Ｃ
１を備える電子辞書検索装置において、検索する目的の
１１語を記憶する第１の記憶手段Ｃ２と、前記電子計１
Ｃ１に格納される単３Ｂと前記第１の記憶手段Ｃ２内の
目的の単語とを先頭より順次比較する比較手段Ｃ３と、
該比較手段Ｃ３の比較結果により共通した先頭からの文
字数を記憶する第２の記憶手段Ｃ４と、該第２の記憶手
段Ｃ４の記憶内容と前記圧縮コードによって表わされた
文゛を数とを比較し、圧縮コードに続く文字コードの比
較を行なうか否かを決定する決定手段Ｃ５とを備えるこ
とを特徴と１゛る電子辞書検索装置をその要旨としてい
る。

［作用］ 本発明の電子辞書検索装置は、比較手段Ｃ３によって順
次比較された電子辞書Ｃ１内の単語と第１の記憶手段Ｃ
２内の単語との頭部共通文字数が第２の記憶手段Ｃ４に
記憶され、この第２の記憶手段Ｃ４内の文字数と前記電
子辞書Ｃ１内の圧縮コードにより表われている文字数と
の比較によって、該圧縮コードに続く文字コードを比較
手段Ｃ３による比較処理に供するか否かを決定手段Ｃ５
にて決定するのである。

［実施例］ 以下、この発明の電子辞書検索装置を備えた欧文ワード
プロセッサを図面に従って詳細に説明する。欧文ワード
プロセッサ１は入力ボード２上に入力装置としての多数
個の文字キー３、スペースキー４が設けられている。そ
して、この文字キー３を操作すれば、対応する文字デー
タ、ずなわちアルファベット、数字等の種々の文字デー
タが選択されて入力されるようになっている。

文字キー３の右側には訂正キー５及びカーソルキー６が
設けられ、問違って入力された英単語を文字キー３で訂
正する場合等に使用される。訂正キー５の下方には選択
実行キー７が設けられ、訂正キー５及び文字キー３の操
作により入力された英単語を間違った英単語と入替える
とき等に使用される。

入力ボード２の後方には表示手段としてのＣＲＴ８が設
けられ、文字キー３で入力された英単語や数字が表示さ
れるようになっている。また、ＣＲＴ８の側方には７Ｏ
ツビーデイスクドライブ（以下、ＦＤＤという）９が備
えられており、人容醋の外部記憶を可能としている。プ
リンタ装置１０はハードコピー用の出力装置で、文字キ
ー３で入力された英文を印字用紙に印字できるようにな
っている。

次に、上記のような欧文ワードプロセッサ１の電気的構
成を第３図に従って説明する。図のように本欧文ワード
プロセッザ１は論理演算を実行するマイクロコンピュー
タ２０を中心に構成されるちので、その論理演算の手順
となる各種の制御プログラムは予めＲＯＭ２２に格納さ
れている。これらの制御プログラムの中でいずれを選択
実行するかの指令が入力ボード２からマイクロコンピュ
ータ２０に人力されると、ＣＰＵ２４がその指令を解読
し、指令に従った制御プログラムの実行を開始する。こ
のようなマイクロコンピュータ２０と外部のｆａｔ器、
例えば入力ボード２．ＣＲ丁８等との情報通信を制御す
る入出力ポート２６は、周知のごとくマルチプレクサや
Ａ／Ｄ変換器等を内蔵するものである。また、ＲＡＭ２
８は一時的な情報の記憶を実行しＣＰＵ２４の動作を補
助するとともに、情報処理の高速化を達成する。

以上の構成からなる本欧文ワードプロセッザ１は、従来
同様に文書作成、文書の保管及びｍ集等の基本的機能を
備え、更に、第４図にての説明図を示す電子辞書を巧み
に活用して高速のスペルチェックを達成する。

まず、この電子辞書について説明する。図の電子辞書は
不揮発性の記憶情報であり、第３図に示すＲＯＭ２２あ
るいはＦＤＤ９にて読込まれるフロッピーディスクに予
め用意されている。また、少ない記憶容ωの媒体に多数
の単語データを効率よく記憶するため、単語データをア
ルファベラ１〜順に配列するとともに、各Ｑ１語の頭部
の綴りがその前に配置されるψ開と共通する場合にはそ
共通ずる部分をその共通する文字数に括づく特定のコー
ドで表わした圧縮コードにてコード化して記憶している
。例えば、電子辞書の初めの記憶内容（順番１）である
単ＲｉｒａｂＪはそのまま記憶するが、次（順番２）の
単語の［ａｂｃＪはその頭部ｒａｂＪが前の単ｇｔｔと
共通覆るためその共通する文字数「２」で頭部のｒ　ａ
　ｂ　、Ｉを置ぎ換えて「２Ｃ」とした圧縮型で記憶す
るのである。なお、当然のことながらＣＰＵ２４内取り
扱い得る情報は２値化情報であるため図中の（）内に記
述したように英数字（ｒａｂＪ、ｒ２ｃＪ、・・・・・
・）は所定のコード化（例えばハフマンコード化）に従
って２値化され、ＲＯＭ２４あるいはフロッピーディス
クに記憶されている。

第５図が、上記のごとく多数の単語データを記憶してい
る電子辞書を検索し、検索の目的となる単語（以下、検
索単語という）が咳辞占内に存在するか否かを判別して
検索単語の綴りをチェックする、いわゆるスペルチェッ
クの制御ブロムグラムを表わしたフローチャートである
。前述のごとく、このスペルチェックＩＩ　ＩＩＩプロ
グラムは予めＲＯＭ２２に格納されており、入力ボード
２からの指令に従ってＣＰＵ２４内 グラムの処理が開始されると、ＣＰＵ２４はまず所定の
記憶番地に割付けされているバッフＩＢのに内容をクリ
アして以後の処理に備える（Ｓ１００）。そして、前述
した電子辞書を活用するためにＣＰＵ２４内に順番に従
った単語データを読込み（Ｓ　１１０）　、２＋１ｆｌ
ｉ：Ｉ−ド化されＩＣ単ｎＴＩデータを復元して圧縮コ
ード交りの英数字のデータとする。（Ｓ１２０）。そし
て、この圧縮コードＥＬりのｌＩｉ語データの先頭に位
置する圧縮コードである数字のデータの数値とバッファ
Ｂ内の数値データとの大小比較を行なうのである。（８
１３０）。

例えば、検索単語として「ａｂｃｄＪを指令されている
とき、まず初回の本プログラムの処理によってバッファ
Ｂの内容はｒＯＪとされているためこの数値と順番１の
単語データｒａｂＪ　　（圧縮コードなし、即ち数値「
０」と擬制）との大小比較を行なうのである。そして、
このときには２つの数値が「０」で等しいために処理５
１４０が実行される。５１４０の処理とは文字データの
比較であり、前述の例で説明するならば、検索単語の第
１文字ｒａＪとＣＰＵ２４内 語データの第１文字ｒａＪとを比較して一致するか否か
を判断するのである。そして、一致するならば次の処理
５１５０を実行してバック１Ｂ内の数をカウントアツプ
し、続いて８１６０の実行により検索単語全ての文字デ
ータについての判断が終了したか否かを判１ｇｉする。

上述の例では第１文字の「ａ」、第２文字のｒｂＪまで
の二文字が共通するためバッファＢ内の値が「２」とな
り、再度５１４０の処理が実行されたときに検索単語の
第３文字ｒｃＪと比較Ｊる文字が読み込まれた単語デー
タｌ”ａｂＪに存在しないため、再び８１１０へと処理
は戻り、次の順番（２）の単語データ［ａｂｃＪをＣＰ
Ｕ２４内に読み込み以下同様に３１２０．８１３０が処
理される。このとき、バッファＢ内には数字「２」が記
憶され、またＣＰＵ２４に読み込まれ、復元された単語
データは「２Ｃ」であり、両者の数置が一致する。従っ
て前述同様に８１４０〜８１６０の処理によりそれぞれ
第３番目の文字［Ｊを比較し、バッファＢ内の数値を「
３」にカウントアツプすると再度５１４０の判断で８１
１０へと戻るのである。このにうにしてＣＰＵ２４内に
３番目の単語データ［ａｂｃｄＪが読み込まれて５１１
０〜５１６０の処理を実行するならば、バッファＢの内
容は「４」となり、かつ８１６０で全ての文字が等しか
ったと判断されＣＲＴＳ上にスペルが正しい旨を表示し
て（８１７０）本プログラムを完了するのである。

次に＄１３０による処理が一層明瞭となる例として、検
索単語がｒｂａｂｄＪであるとぎについて説明する。こ
のとき、３１００によってクリアされ「０」に設定され
たバッファＢの内容は順番１〜Ｎ−１までの全ての単語
データと比較される期間中変化することがない。一方、
順番１〜Ｎ−１までの単語データは少なくとも第１文字
目がｒａＪであるｂのの集合で圧縮データは必ず「１」
以上の数値であるから、８１３０の判断によって５１１
０〜８１３０の処理が繰り返されるだけで順ｌＮ−１ま
での検索が終了する。そして、０ＰＵ２４に順番Ｎの１
１頑データｊｂａｂｃＪが読み込まれたとき、処理５１
１０〜５１６０が実行されることになり、バッフ７Ｂの
内容は先頭からの３文字ｊｂａｂＪが一致するとして「
３」にまでノＪウントアップされ、再度５１１０により
順ｒＲＮ＋１である「ｂａＣ」が読み込まれる。このと
きには、その圧縮コード交りの順’ｍ　Ｎ　＋　１の単
餌データ「２Ｃ」の数字情報［２］とバッフ７Ｂ内の数
値「３」とが８１３０で比較されたとき、バッファの数
値「３」の方が大であると判断して８１８０が選択され
、最早これ以後の辞書データに検索１４１語は存在しな
いとしてスペル間違いの可能性をＣＲＴ８に表示して本
プログラムを終了するのである。

以上のごとく構成、１３　Ｉｎされる欧文ワードプロセ
ッサににれば、無用な復元処理及び比較処理を不要とす
ることで検索速度の大幅な向上が達成されるのである。

すなわち、電子辞書内の＊ｉデテーは２偵コード化の状
態から圧縮コード交りの状態までの復元しか実行してお
らず、全てをアルファベットの状態までにする復元処理
は不要である。

そして、この圧縮コード混りの状態での比較についても
、まずバッファＢの内容と圧縮コードの数値情報との比
較処理で以後の文字情報についての比較処理が必要であ
るか否かを判断している１＝め無用な文字情報の比較を
完全に回避できるのである。このような処理の合理化、
省略化にＪ、り本実施例の欧文ワードプロセッサは極め
て高速でスペルチェックを完了することが可能となるの
である。

［発明の効果］ 以上実施例を挙げて詳述したごとく、本発明の電子辞書
検索装置は、電子辞書の単語データの格納の規則性を巧
みに利用することで、辞書検索の処理を可能な限り省力
化することを達成するものである。これにより、電子辞
書の活用がより高速に実現できるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の基本的構成図、第２図は実施例である
欧文ワードプロセッサの斜視図、第３図はその電気回路
ブロック図、第４図はその記憶内容の一部である電子辞
書の構成説明図、第５図はそのスペルチェック制御プロ
グラムのフローチャートを示す。 Ｃ１・・・電子辞書　　　Ｃ２・・・第１の記憶手段Ｃ
３・・・比較手段　　　Ｃ４・・・第２の記憶手段Ｃ５
・・・決定手段 １・・・欧文ワードプロセッサ ２・・・入力ボード

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数の単語をアルファベット順に配列し、各単語の頭部
   の綴りがその前に配置されている単語と共通する場合に
   はその共通部分をその共通する文字数に基づく特定のコ
   ードで表わした圧縮コードにより、また、非共通部分は
   そのアルファベットに対応する文字コードにより格納し
   てなる電子辞書を備える電子辞書検索装置において、 検索する目的の単語を記憶する第１の記憶手段と、 前記電子辞書に格納される単語と前記第１の記憶手段内
   の目的の単語とを先頭より順次比較する比較手段と、 該比較手段の比較結果により共通した先頭からの文字数
   を記憶する第２の記憶手段と、 該第２の記憶手段の記憶内容と前記圧縮コードによって
   表わされた文字数とを比較し、圧縮コードに続く文字コ
   ードの比較を行なうか否かを決定する決定手段とを備え
   ることを特徴とする電子辞書検索装置。