JPS6218025Y2 - - Google Patents

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JPS6218025Y2
JPS6218025Y2 JP18354784U JP18354784U JPS6218025Y2 JP S6218025 Y2 JPS6218025 Y2 JP S6218025Y2 JP 18354784 U JP18354784 U JP 18354784U JP 18354784 U JP18354784 U JP 18354784U JP S6218025 Y2 JPS6218025 Y2 JP S6218025Y2
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JP
Japan
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terminals
pair
capacitor
polarity
anode
Prior art date
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JP18354784U
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JPS60113622U (ja
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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は有極性コンデンサに関し、特にそのリ
ード端子の配列に関する。
従来の有極性コンデンサ10,20は第1図
A、第2図Aにそれぞれ示す如く、外観上は対称
形であるにも拘らず、それぞれ第1図B、第2図
Bに示す如く、そのリード端子11,21の極性
は端子引き出し面の中心部から見て対称に配置さ
れていないため、プリント回路基板などへ実装す
る時極性を反対に挿入し、実装回路が正常に動作
しなかつたりコンデンサを破壊させる場合が少な
くなかつた。
本考案は以上のような従来の極性をまちがえて
挿入するという欠点を解消したいずれの方向でも
極性の支承なく使用できる有極性コンデンサを提
供することを目的とする。
すなわち本考案によれば極性を有するコンデン
サにおいて、第1の一対の比較的接近状態で離
間、隣接しており、かつ有極性コンデンサ素子の
陽極および陰極のうち一方に電気的に接続された
端子と、該第1の一対の端子よりさらに外側に離
されており、かつ前記有極性コンデンサ素子の陽
極および陰極のうちの他方に電気的に接続された
第2の一対の端子とを具備し、前記端子の全部が
前記コンデンサにおいて同じ方向へ突出してお
り、各対の端子が第1の対の端子間の中心線に関
して対称であり、前記第1の対の端子の極性をP1
とし、これを反対極性の前記第2の対の端子の極
性をP2としたときに前記端子の極性がP2−P1−P1
−P2の順序となるように前記両方の対の端子が一
列に配列されていることを特徴とするコンデンサ
が得られる。
次に本考案を第3図、第4図により詳細に説明
する。第3図A,Bは本考案による有極性コンデ
ンサに到る過程を説明する図でAは組立図Bは等
価回路である。
まずタンタルなどの弁作用を有する金属を所要
形状に成形し、陽極酸化を行い誘電体を形成し、
二酸化マンガン層、グラフアイト、銀ペーストの
導電体層を順次形成した4個の一列に並べられた
固体電解コンデンサ素子1の陽極引出しリード線
2をタンタルと溶接可能な金属の結合線3で相互
に結合して一体化し端子引き出し部のほぼ中央部
に共通陽極リード端子5を取出す、次いで陰極リ
ード端子4を個々のコンデンサ素子1から取出し
て一方向に引き出し、エポキシなどの外装樹脂6
で4つのコンデンサ素子1をコーテイングする。
この例ではそれぞれのコンデンサ素子の陽極端子
を一体化したが、陽極端子と陰極端子を入れかえ
て陰極端子を一体として中央部に引き出しても何
らの支障はないのは当然である。
ところで上記例の場合のように複数の端子のう
ち1本のみが他の4本と極性が違うと、実装誤り
の点を除いて不都合なことも生じる。たとえば第
3図Bの例で陽極の一本を損失するともう部品と
して使えなくなる。また回路基板へ実装した後に
回路変更等が生じた場合陽極が一本のみだと変更
の自由度が制限される不都合が生じることもあ
る。
そこでこれらの不都合を改善する本考案の好ま
しい実施例を第4図を用いて説明する。第4図は
複数のコンデンサを1つのパツケージ(点線で示
した部分)に収容した複合コンデンサについて本
考案の3つの実施例による端子の配列方法を概略
図により示すもので第4図Aでは複数のコンデン
サ素子の、例えば陽極端子を一体として、個々の
素子から引き出されている複数の陰極端子の両端
に陽極引き出し端子を配列したものである。この
方法において一体化して引き出されるコンデンサ
素子の電極は陽極、陰極のどちらでも全く同様に
行なえる。第4図Bは2個のコンデンサ素子のそ
れぞれの陽極端子を独立して個々に引き出し面の
ほぼ中心部に隣り合せて配置し、それぞれの陰極
端子を前記陽極端子よりも外側に配置して端子の
引き出し面のほぼ中心部から端子を見た場合対称
な関係の端子の極性を等しくせしめたものであ
り、この場合においても陽極端子と陰極端子はそ
のまま位置を入れかえても良い。第4図Cは陰極
端子を一体化して引き出し、陽極端子を個々に引
き出した2個のコンデンサ素子を2組用いてそれ
ぞれの組における一体化された陰極端子を端子の
引き出し面の両端部方向に配置し、それぞれの陽
極端子を両陰極端子間に配置したものである。こ
の場合の陽極、陰極はそのまま入れ替えた配置と
しても、又コンデンサ素子の個数はここでは2つ
のものを2組としてパツケージした場合について
示したが全く自由である。
以上のように本考案による有極性コンデンサは
同一極性のリード端子が端子部の中心から対称に
一列に位置しているためどのような方向に挿入し
てもあらかじめプリント回路基板をコンデンサの
極性に合わて設計しておけば挿入時の極性の誤り
は皆無となる。さらに陽極も陰極も一対ずつ存在
するからそのうちの一本が損失しても使用可能で
ある。また実装後の回路変更の自由度も増す。さ
らに複数対端子構成を取つているのでコンテナの
直列インダクタンスを減少させることができる等
の多くのすぐれた利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは従来の有極性コンデンサを示す平面
図、第1図Bはその等価回路図であり第2図Aは
従来の複合型有極性コンデンサを示す平面図、第
2図Bはその等価回路図であり、第3図Aは本考
案の有極性コンデンサに到る過程を説明する組立
図第3図Bはその等価回路図である、第4図A〜
Cは本考案の好ましい実施例をタイプ別に概略で
示した図である。 図中の符号、1,10,20……コンデンサ素
子、2……陽極引出しリード線、3……陽極結合
線、4……陰極リード端子、5……共通陽極リー
ド端子、6……外装樹脂、11,21……リード
端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 極性を有するコンデンサにおいて、第1の一対
    の比較的接近状態で離間、隣接しており、かつ有
    極性コンデンサ素子の陽極および陰極のうち一方
    に電気的に接続された端子と、該第1の一対の端
    子よりさらに外側に離されており、かつ前記有極
    性コンデンサ素子の陽極および陰極のうちの他方
    に電気的に接続された第2の一対の端子とを具備
    し、前記端子の全部が前記コンデンサにおいて同
    じ方向へ突出しており、各対の端子が第1の対の
    端子間の中心線に関して対称であり、前記第1の
    対の端子の極性をP1とし、これと反対極性の前記
    第2の対の端子の極性をP3としたときに前記端子
    の極性がP2−P1−P1−P2の順序となるように前記
    両方の対の端子が一列に配列されていることを特
    徴とするコンデンサ。
JP18354784U 1984-12-03 1984-12-03 コンデンサ Granted JPS60113622U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18354784U JPS60113622U (ja) 1984-12-03 1984-12-03 コンデンサ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18354784U JPS60113622U (ja) 1984-12-03 1984-12-03 コンデンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60113622U JPS60113622U (ja) 1985-08-01
JPS6218025Y2 true JPS6218025Y2 (ja) 1987-05-09

Family

ID=30741041

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18354784U Granted JPS60113622U (ja) 1984-12-03 1984-12-03 コンデンサ

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JPS60113622U (ja) 1985-08-01

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