JPS62167774A - 哺乳類コラゲナ−ゼおよびエラスタ−ゼ抑制剤 - Google Patents

哺乳類コラゲナ−ゼおよびエラスタ−ゼ抑制剤

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JPS62167774A
JPS62167774A JP613186A JP613186A JPS62167774A JP S62167774 A JPS62167774 A JP S62167774A JP 613186 A JP613186 A JP 613186A JP 613186 A JP613186 A JP 613186A JP S62167774 A JPS62167774 A JP S62167774A
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JP
Japan
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elastase
collagenase
formula
collagen
pharmaceutically acceptable
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JP613186A
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English (en)
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ピーター・エイチ・エル・ウエイ
ドナルド・イー・クラーク
ノーマン・エイチ・グラント
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Wyeth LLC
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American Home Products Corp
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  • Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 コラーゲンは、角膜、皮膚、胃腸器官、関節粘膜および
他の身体部位を構成する表面組織の主要な有機構成要素
である。コラーゲン分子は分子量300.000であり
、3本のラセン状ポリペプチド鎖から構成されており、
共通軸を巻回してコイル状鎖を形成しでいる。溶液状態
ではコラーゲン分子は、約300X15Aの長い棒状で
存在しているが、37℃、pH7では、該分子は重合し
て不溶性原繊維となる。したがって、組織中に常に存在
するコラーゲンは原繊維として存在する。未変性コラー
ゲンのラセン構造は、タンパク分解酵素の攻撃に対して
著しい耐性を有するが、コラーゲン分子を、そのラセン
軸を横切って3/4および1/4の長さのフラグメント
に開裂することによってコラーゲンを分解し得る、動物
コラゲナーゼのごとき多数の天然酵素が発見されている
同様に、エラスチンは、結合組織、とくに、関節、椎骨
の靭帯、大動脈壁および肺の結合組織を構成する弾性繊
維の重要な構成要素である。エラスチンの重合構造は多
量のグリシン、アラニンおよびバリン残基を含有し、そ
の弾性は、その構造中のアミノ酸の架橋によって生じる
。エラスチンは、タンパク質をN−末端ペプチド結合を
有する脂肪族アミノ酸残基に加水分解し得るプロテアー
ゼ・エラスターゼによって分解される。
コラゲナーゼと、コラーゲンを基本とする組織の分解と
の間の関係は、多くの病状にて認められ、例えば、皮膚
、角膜、胃腸器官、関節粘膜などコラーゲンが主要構成
要素をなす点lこおいて基本的に類似した全ての身体の
部位に影響をおよぼす。
例えば、角膜組mttこ関しては、アルカリで眼が火傷
を負った後に生ずる潰瘍の原因であることが判明してい
る。同様に、この関係は、例えば、単純ヘルペス、痘疹
などのウィルス性潰瘍、例えば、シュードモナスなどの
バクテリア性潰瘍、例えば、リューマチ性関節炎、モー
レン潰瘍、溝潰瘍(furrow ulcer ) に
関連の変性潰瘍および原因未知の潰瘍、並びに例えば、
多形性紅斑(ステイーブンスージョンソン症候群)のよ
うな乾燥から派生する潰瘍などの角膜の他の潰瘍症状l
こ対しでも存在する。
哺乳類においては、コラゲナーゼは、リューマチ性関節
炎による軟骨および関節破壊に関係する重要す酵素の一
つである(例えば、アルスライテイス・アンド・リウマ
テイズム(Arthritis’  and Rheu
matism) 20 (6)、 1231 (197
7)参照)。さらfこ、ヒト関節軟骨の破壊がエラスタ
ーゼおよびコラゲナーゼ酵素の複合作用を介して進行す
るという結論を支持する最近の研究結果が報告されてい
る(ファーマコロジー・インターナショナル(Phar
macology  International )
 。
2.11〜16(1982)参照)。エラスターゼは、
コラーゲン架橋とともにコラーゲンにおけるコラゲナー
ゼの作用fこ対して障壁をなすプロテオグリカンを分解
する。エラスターゼは、また、コラーゲン原繊維の架橋
部を除去し、ついで、エラスターゼおよびコラゲナーゼ
の両方によってコラーゲンをさらに完全(こ分解しで、
コラーゲンを可溶化する。このように、エラスターゼお
よびコラゲナーゼはともにリューマチ性関節炎に見られ
る関節軟骨の破壊の重要な因子である。
また、哺乳類コラゲナーゼの作用は、哺乳類のいくつか
の他の疾患の原因としても関係している。
これらの疾患としては、歯周疾患、侵入性1kM瘍およ
び表皮水庖症が挙げられる(例えば、アメリカン・ジャ
ーナル・オブ・パソロジ−(AmericanJour
nal of Pathology)、 92(2) 
、509(1978)およびザ・ニュー・イングランド
・ジャーナル・オブ・メデイシン(The New E
nglandJournal  of Medicin
e ) 、  291(13) 、 652(1974
)参照)。
哺乳類エラスターゼの作用は、また、他の病状の原因で
あることも明確である。すなわち、肺気1)li疾患の
過程の第一段階は、肺エラスチンの小ペプチドへの分解
であることが判明している。エラスターゼによる肺結合
組織エラスチンの非抑制的破壊lこより周辺気腔の拡大
および肺抱細胞壁の破壊がおこる。健康な肺は、自然f
こ生産される正常なレベルのエラスターゼ抑制剤、α1
−アンチトリプシンfこよってエラスターゼによる破壊
作用から保護されている。肺気、腫Iこ罹患した個体に
見られるようにα1−アンチトリプシンのレベルが約8
0η/dL以下lこ低下した場合、エラスターゼが肺を
破壊し始める。したがって、低レベルの内因性α、−ア
ンチl−IJプシンを補うために外因性エラスターゼ抑
制剤を投与することが肺気1jrtの治療のためtこ必
要である(ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・メディ
カル・アソシエーション(Journal of th
e American MedicalAssocia
tion ) 、 249 (22) 、 3007 
(1983)参照)。
それ故、コラゲナーゼ/エラスターゼ抑制剤は。
コラーゲンおよびエラスチン含有結合組織の破壊が主要
な役割をなす疾病、例えば、歯周疾患、リューマチ性関
節炎、肺気腫、角膜潰瘍などの治療1こ都合よく用いる
ことができる。
発明の詳細 な説明は、式: C式中、R1は水素、ハロゲン、ニトロ、アミノ、低級
アルキル、低級アルコキシ、トリフルオロメチルまたは
ヒドロキシ;R2はハロゲン、低級アルキル、低級アル
コキシ、アミン、ニトロまたはトリフルオロメチルを意
味する〕 で示される新規化合物およびその医薬上許容される塩を
提供するものである。本発明は、さらに。
該化合物および医薬上許容される担体からなることを特
徴とするコラゲナーゼ/エラスターゼ抑制剤組成物を提
供するものである。また、本発明は、エラスターゼ右よ
びコラゲナーゼによってコラーゲンまたはエラスチン含
有組織が分解される病状lこ罹患している哺乳類lこ、
該エラスターゼ/コラゲナーゼ誘因コラーゲン分解を抑
制するに有効な量の式(1): (:式中、R,は水素、ハロゲン、ニトロ、アミノ、低
級アルキル低級アルコキシ、トリフルオロメチルまたは
ヒドロキシ、R2はハロゲン、低級アルキル、低級アル
コキシ、アミン、ニトロまたはトリフルオロメチルを意
味する〕 で示されるエラスターゼ/コラゲナーゼ抑制剤またはそ
の医41詐容され六市ヰ乃なすスこぶ、h)久なる該哺
乳類における哺乳類のコラゲナーゼ/エラスターゼ抑制
方法を開示するものである。
本明細書で用いられる「低級アルキル」なる語は炭素数
1〜約6個の直鎖および分枝鎖炭化水素基を含む。「低
級アルコキシ」なる語は、炭化水素の部分が炭素数1〜
約6個である基を意味する。
本明細書で用いられる「ハロゲン」なる語は、フッ素、
塩素および臭素からなる基を意味する。
医薬上許容される塩とは、例えば、塩酸、臭化水素酸、
硫酸、硝酸、リン酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスル
ホン酸などの医薬上許容される有機酸および無機酸の塩
、アルカリ金属カルボキシレートおよびアンモニアまた
は塩基性アミンに由宋する医薬上許容されるカチオンの
カルボキシレートを含む。
本発明の化合物は、米国特許第4 、275 、065
号+こ開示の三環式メンイオンジデヒドロ化合物と適当
な求核試剤を反応させることによって最も都合よく製造
される。
末端チアゾール環の環開裂を含む本反応は次式に示すと
おりである: 〔式中、K およびに2は前記と同じ〕反応は、例えば
、塩化メチレンなどの適当な有機溶媒中、例えば、室温
〜還流条件下の温度範囲(こて行なわれる。
「医薬上許容される担体」なる語は、広義Iこは動物飼
料も含む製薬用として固体、経口投与単位に処方するた
めlこ通常広く用いられる物質を意味し、また、単位用
量または複数回用量のいずれかの形態であっても、直接
または投与前(こ再生して経口および注射用懸濁液およ
び溶液1こ処方するためlこ用いられるものも含む。
本発明lこよれば投与用[1こ処方するため、式■の化
合物を例えば、錠剤、カプセルなどの経口投与形に配合
することが可能である。これは、該化トリノ、でんぷん
、ゼラチン、トラガカント、メチルセルロース、ナトリ
ウムカルボキシメチルセルロース、低融点ワックス、カ
カオバターなどの公知の担体とを組み合せることfこよ
り行なわれる。
希釈剤、フレーバー剤、安定剤、滑沢剤、懸濁剤、結合
剤、錠剤崩壊剤などを使用してもよい。該活性成分は他
の担体を用いてもしくは他の担体を用いずにカプセル化
できる。該化合物は、また、非経口的に注射でき、この
場合には、該化合物は、例えば、該溶液を等張1こする
に充分な生理食塩水またはグルコースなど他の溶質を含
有する滅菌溶液の形態にて使用される。全ての場合にお
いて、固体および液体いずれの組成物中であっても活性
成分の比率は、少なくとも、経口または非経口投与1こ
よってコラゲナーゼ抑制作用を与えるに充分なものであ
る。
本発明の方法の実施において、該組成物は、好ましくは
、経口または注射によって、単独または医薬上有効な担
体とともに、種々の投与形態にて、温血動物lこ投与す
ることができる。
投与用量は、用いられる個々の組成物、投与経路、表わ
れた症状の程度および治療される個々の患者により異な
る。治療は、通常、該化合物の最適用量より少ない用量
で開始する。その後、当該状況下にて最適効%iC達す
るまで用量を増加させる。一般lこ、本発明の化合物は
、通常、いかなる有害なまたは好ましくない副作用も引
き起こすことす<、所望の効果をもたらす濃度水孕(こ
て投与するのか最も望ましい。大型の動物(体重約70
kg )に注射する場合lこは、該用量は約25m9〜
約50m?であり、経口投与では、該用量は、約50η
〜約200■、好ましくは、約50η〜1001119
(いずれも−日当りの単一単位用量として)であり、所
望により、その用量にて一日のうち数回の都合のよい供
用量に分割して投与してもよい。
エラスターゼおよびコラゲナーゼを抑制する本発明の化
合物の活性は、培養にて正常ヒト白血球または正常ヒト
繊維芽細胞tこよって産生じたコラゲナーゼを用いた酵
素検定並びにヒト白面法エラスターゼを用いた酵素検定
(こて試験することによって測定される。
実施例 つぎに実施例を挙げて本発明をさらlこ詳しく説明する
実施例I N−(((5−クロロ−2−ベンゾチアゾリル)チオ〕
フェニルアセチル〕−L−システィンA、α−(5−ク
ロロベンゾチアゾール−2−イルチオ)ベンゼン酢酸 5−クロロ−2−メルカプトベンゾチアゾール50.0
g(0,248モル)およびα−ブロモフエニル酢酸5
3.0g(0,248モル)をアセトン1.51中に溶
解し、該溶液を氷酢酸5ornlの存在下fこて4時間
加熱する。該溶液を濃縮して少看(約200m/)とし
、残留固体90gを集める。得られた塩を水111こ懸
濁し、該混合物を室温Iこて一夜攪拌する。固体を集め
、アセトニ) IJル2.5jから再結晶し、表記化合
物64g(収率85%)を得る。融点190〜192℃ 元素分析、CHcjNo2s2として、計算値<96)
 : C,53,64:H,3,00:N、4.17実
測値(%): C,53,83:H,3,13:N、4
.13B、  5−クロロ−2−フェニルチアゾロ〔2
,3−b」ベンゾチアゾリルレ−3(2H)−オンメン
イオンジデヒドロ誘導体 前記A、の化合物31g(o、092モル)を塩化メチ
レン3.5j中lこ懸濁し、該混合物を無水酢酸25−
の存在下fこで加熱し穏やかlこ還流させる。
該固体は徐々に溶解し、溶液は赤色を帯びる。−夜加熱
後、該溶液を沖過し、濃縮して200m1lこする。残
留する橙色固体29.5g(定量的収率)を集める。融
点215〜216℃ C,N−M(5−クロロ−2−ベンゾチアゾリル)チオ
〕フェニルアセチル〕−L−システィン前記B、の化合
物6.36g(0,02モル)、L−(−)−システィ
ン2.4 g (0,02モル)およびトリエチルアミ
ン2.5g(0,025モル)を塩化メチレン800−
中1こ懸濁し、該混合物を56時間加熱する。不溶物を
ρ過後、r液を希塩酸溶液で洗浄し、ついで、無水硫酸
マグネシウムで乾燥する。溶媒除去後、残留する油状残
渣をエーテルでトリチュレートし、固体を集める。該エ
ーテル溶液を放置し、さら(こ固体を得る。固体を合し
、アセトニトリルから再結晶して、表記化合物1.5g
(収率17%)を得る。融点155〜158℃元素分析
、Cl3F■15CIN203S3として、計算値(%
) : C,49,25:l゛[,3,44:N、6.
38実測値(%):C,49,36:H,3,45;N
、6.0実施例2 N−(((5−クロロ−2−ベンゾチアゾリル)チオ〕
−フェニルアセチル)−L−システィンは、エイ・セラ
ーズおよびジェイ・ジェイ・レイノルズ、バイオケミカ
ル・ジャーナル(A、5ellersand J、 J
、 Reynolds、 Biochem、J、 ) 
、 167 。
353〜360 (1977)に記載された方法1こ基
つきin  v首ro 検定fこてコラゲナーゼの抑制
を試験する。
細胞培養にて、正常ヒト白血球または正常ヒト皮膚繊維
芽細胞1こよって産生されたコラゲナーゼをコラーゲン
セファロース4Bカラムに吸着させて精製する。検定f
こ用いる@lこ、チモーゲンをトリプシンで活性化し、
一方、次tこトリプシンは、過剰の大豆トリプシン抑制
剤で不活性化する。
該検定法1こ従い、コラーゲン(0,01%酢酸1−当
り14C−アセチル化コラーゲン2mg)、25μ! 
:  0.15M トリス/ 0. O15M CaC
l!2 (P’−■7.4)25μ/:  l−リス緩
衝液(0,05Mトリス/ o、 O05MCa Cz
 2、pH7,4)  中コラゲナーゼ75μlおよび
トリス緩衝液中コラゲナーゼ抑制剤25μjを含有する
総指約150μlの溶液を含む微沿遠心分離チューブを
調製する。試料および対照を酵素の活性により1〜5時
間35℃1こてインキュベートする。反応終了時に、該
チューブをベックマン微m遠心分離機(こかけて遠沈さ
せる。ついで、それぞれのチューブから25μlずつを
とりシンチレーション・カウンターlこて検定する。天
然のコラーゲンは、これらの条件下で不溶性細繊維を形
成するので、上清lこおいて検出された放射能はコラー
ゲン水解物の測定値である。
−組の実験fこおいて、実施例1の化合物は、該検定に
て試験され、そのコラーゲン抑制作用が測定される。第
一の実験において、コラーゲンエ(コラーゲンの最も優
勢な形態であり、皮膚1こ存在する)を基質として用い
た。第二の実験ではコラーゲン■(軟骨Eこ存在する)
を基質としで用いた。
その結果を以下に示す: 実験番号         IC5o(lL〜1)2 
           12.5 結果は、試験化合物かコラゲナーゼの強力な抑制剤であ
ることを示し、その抑制作用は、異なるコラーゲン基質
を用いて試験した場合でも有意な差を示さない。
実施例3 N−[:[:(5−クロロ−2−ペンゾチアソリル)チ
オ〕−フェニルアセチル〕−L−システィンについては
、以下のごと〈実施されるin  vitr。
検定lこてヒトエラスターゼ抑制を試験する:粗エラス
ターゼ製剤は、ヒト白血球顆粒〔アール・ジエイ・パー
クおよびジエイ・トラビス、バイオケミストリー(Ro
J、 Baryk and J、Travis。
Biochemistry ) 、 15 (4) 、
 837 (1976)の方法(こ従って調製〕を均二
化し、遠心分離し、pH8,0(こて冷0.05M)リ
ス−HC/10.05MNaC/iこ対して上清を透析
すること1こよって調製する。
このエラスターゼ製剤を二種類の検定法(こ用いてエラ
スターゼ抑制を試験する。
方法1 該エラスターゼi剤400μl、スクシニル−L−アラ
ニル−L−アラニル−L−アラニル−P−二トロアニリ
ド(酵素基質)、緩衝液207μjおよび試験を行なう
種々の指のエラスターゼ抑制剤を37℃にて19時間イ
ンキュベートする。該氷解物は、高速液体クロマトグラ
フィー(HPLC)を使用するか、吸光度測定法によっ
て、4101mの波長にて遊離ρP−ニトロアニリンを
測定する。
この方法において、実施例1の化合物は2.1μg/−
のIC5oを示した。
方法2 この方法において用いる基質はエラスチン−フンゴーレ
ッド複合体である。この基質はエラスターゼEこよって
加水分解されてコンゴーレッドを遊離し、これをHPL
Clこよって定量する。また、該検定系は、緩衝液およ
び実施例1の化合物20μgを含有するか、もしくは含
有しない。接糸を37℃1こて18時間インキュベート
する。標票試料は、ブタ膵臓エラスターゼによってエラ
スチン−コンゴーレッド複合体の完全な加水1分解を示
す。
サンプル量      コンゴーレッドの相対的遊離標
準            1.0 抑制剤なし         0.104実施例1の化
合物      o、oo。
これらの検定の結果は、実施例1の化合物がヒト白血球
エラスターゼの酵素活性(こ強い抑制作用を及ぼすこと
を示している。
代理 人弁理士青山 葆 外2名 A 61 K  31/425    ACKAED

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は水素、ハロゲン、ニトロ、アミノ、低
    級アルキル、低級アルコキシ、トリフルオロメチルまた
    はヒドロキシ;R_2はハロゲン、低級アルキル、低級
    アルコキシ、アミノ、ニトロまたはトリフルオロメチル
    を意味する〕 で示される化合物またはその医薬上許容される塩。
  2. (2)N−〔〔(5−クロロ−2−ベンゾチアゾリル)
    チオ〕フェニルアセチル〕−L−システインである前記
    第(1)項の化合物。
  3. (3)前記第(1)項の化合物および医薬上許容される
    担体からなることを特徴とする哺乳類コラゲナーゼ/エ
    ラスターゼ抑制剤組成物。
  4. (4)N−〔〔(5−クロロ−2−ベンゾチアゾリル)
    チオ〕フェニルアセチル〕−L−システインおよび医薬
    上許容される担体からなることを特徴とする前記第(3
    )項の組成物。
  5. (5)エラスターゼ/コラゲナーゼによつてコラーゲン
    またはエラスチン含有組織が分解される病状に罹患して
    いる哺乳類に、該エラスターゼ/コラゲナーゼ誘因コラ
    ーゲン分解を抑制するに有効な量の式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は水素、ハロゲン、ニトロ、アミノ、低
    級アルキル、低級アルコキシ、トリフルオロメチルまた
    はヒドロキシ;R_2はハロゲン、低級アルキル、低級
    アルコキシ、アミノ、ニトロまたはトリフルオロメチル
    を意味する〕 で示されるエラスターゼ/コラゲナーゼ抑制剤またはそ
    の医薬上許容される塩を投与することからなる該哺乳類
    における哺乳類のエラスターゼ/コラゲナーゼ抑制方法
  6. (6)抑制剤がN−〔〔(5−クロロ−2−ベンゾチア
    ゾリル)チオ〕フェニルアセチル〕−L−システインで
    ある前記第(5)項の方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1299944C (zh) * 2001-05-15 2007-02-14 本田技研工业株式会社 生产车体板的分开维修部件的方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1299944C (zh) * 2001-05-15 2007-02-14 本田技研工业株式会社 生产车体板的分开维修部件的方法

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