JPS62166874A - フィルタ付きシガレット及びその製造機 - Google Patents

フィルタ付きシガレット及びその製造機

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JPS62166874A
JPS62166874A JP61005042A JP504286A JPS62166874A JP S62166874 A JPS62166874 A JP S62166874A JP 61005042 A JP61005042 A JP 61005042A JP 504286 A JP504286 A JP 504286A JP S62166874 A JPS62166874 A JP S62166874A
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filter
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cigarette
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広瀬 一郎
定芳 松浦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、フィルタ付きシガレットに係わり、特に、
吸人煙に対する空気の希釈率を可変することのできるフ
ィルタ付きシガレット、また、このシガレットの製造装
置に関する。
「従来の技術的背景とその問題点」 近年、シガレットに対する各個人の好みが多様化し、喫
味感を可変した種々の銘柄のフィルタ付きシガレットが
開発されている。例えば、このようなフィルタ付きシガ
レットの代表例としては、フィルタチップの外周面に周
方向等間隔を存して小孔を形成したものが挙げられる。
この小孔付きシガレットにおいては、喫煙時に、小孔を
通じてフィルタチップ内に空気を導入することができる
ことから、この導入空気によってフィルタチップ内を流
れる煙流が希釈され、これにより、喫煙者は適度に希釈
された軽量感のある煙草煙を吸込むことができる。
ところで、喫煙に関する軽量感の好みに関しては、上述
したように個人間に大きさ差異があるのは勿論であるが
、各個人においても、時と場合によっては喫味値を変え
て、たばこを味わいたいことがある。
しかしながら、各個人が購買するたばこは、通常、決ま
った銘柄のたばこであることから、この銘柄のたばこが
有する喫味値の程度は常に同一であり、各個人が時と場
合により、その喫味値を変えてたばこを味わうことは事
実上不可能である。
このようなことから、各銘柄のたばこであっても、その
喫味値を可変できるようなフィルタ付きシガレットが望
まれ、また、そのフィルタ付きシガレットを得るための
提案が種々になされているが、いずれも製造的にコスト
高となって量産化に不向きであり、実用には供し得ない
ものであった。
「発明の目的」 この発明は、上述した事情に基づきなされたもので、そ
の目的とするところは、製造を容易にして、尚、且つ安
価に喫味値を可変することができ、且つ、遊びの要素を
も加味することのできるフィルタ付きシガレットを提供
することにあり、また、このフィルタ付きシガレットの
製造装置を提供することにある。
「発明の概要」 この発明によれば、プラグペーパで巻回されたフィルタ
チップの一端と紙巻たばこ本体の端部とに跨がり、ペー
パを巻付けて糊付けすることにより、フィルタチップと
紙巻たばこ本体とを連結する連結リングと、フィルタチ
ップの他端部にペーパを巻付けて糊付けすることにより
形成されたチップリングと、このチップリングと連結リ
ングとの間のフィルタチップの外周面に設けられ、空気
を内部に導入可能とする空気導入手段と、チップリング
と連結リングとの間のフィルタチップの外周面に、この
外周面に対し非接着の状態でペーパを巻付けて形成され
、且つ、チップリング及び連結リングの一方に切離しリ
ング部を介して接続された中間リング部とを具備したフ
ィルタ付きシガレットが提供される。
また、この発明によれば、上述のフィルタ付きシガレッ
トを製造するため、チップペーパ巻付は部において、二
連のフィルタ付きシガレットを形成し、この後、二連フ
ィルタ付きシガレットをその中央から切断して個々にフ
ィルタチップを存するフィルタ付きシガレットを得る製
造装置において、 チップペーパ巻付は部に、一対の上記空気導入手段を何
してなる2本分の2連フイルタチツプを供給し、また、
この二連フィルタチップの両側に夫々位置するように紙
巻たばこを供給する各供給部と、更に、チップペーパ巻
付は部に、チ・ツブペーパを供給するチップペーパ供給
部とを備えてなり、 このチップペーパ供給部は、一対の切取り帯部を有した
チップペーパを切断することにより、外側に位置し、連
結リングを形成するための一対の第1帯と、これら第1
帯間に位置し、2個分のチップリングを形成する第2帯
に分断してなり、この際、第1及び第2帯の一方の帯に
上述に中間リングを形成する隣接帯部が切取り予定帯部
を介して接続しておくためのチップペーパ分断ローラと
、この後、チップペーパ分断ローラにおいて切断された
第1及び第2帯の一方に面に切取り予定帯部及び隣接帯
部を除いて糊付は面を形成するための第1糊付は部と、
また、隣接帯部に長手方向所定の間隔を存して糊付は領
域を形成するための第2糊付は部と、第1及び第2帯を
紙巻たばこ本体及び二連フィルタチップの外周面にその
一部が重なり合って巻付は可能な長さに切断してなり、
これにより、隣接帯部から得られる隣接片部を二連フィ
ルタチップの外周面に上記糊付は領域を介して非接着の
状態で巻付は可能とするための帯切断部とを具備してな
ることを特徴とする。
「発明の実施例」 以下、この発明の一実施例に係わるフィルタ付きシガレ
ットを第1図乃至第5図を参照して説明する。
第1図中1はフィルタチップである。このフィルタチッ
プ1は、セルロースアセテート、ポリプロピレン等の繊
維材料からなる棒状のフィルタ材2にプラグベーパ3を
巻付けて形成されている。
フィルタチップ1の吸口端に対し、反対側の端部には紙
巻たばこ本体5が直列に配置されており、これらフィル
タチップ1と紙巻たばこ本体5とは連結リング6により
相互に連結されている。この連結リング6は、フィルタ
チップ1の他端部から紙巻たばこ本体5に跨がり、その
一部が重なり合うようにチップペーパを巻付け、且つ、
糊付けして形成されている。また、フィルタチップ1の
吸口端にも、連結リング6との間に所定の間隔を存する
ようにして、チップペーパからなるチップリング7が連
結リング6と同様して巻付け、且つ、糊付けされている
そして、チップリング7と連結リング6との間に位置す
るフィルタチップ1の外周面には、第2図及び第3図に
示されるように空気導入手段8が設けられている。この
実施例の場合、空気導入手段8は、連結リング6に近接
したフィルタチップ1の外周面の部位、即ち、プラグベ
ーパ3に多数の小孔9を形成して構成されており、これ
ら小孔9が形成されている環状の領域は、フィルタチッ
プ1の軸線方向に所定の幅を有している。
また、チップリング7と連結リング6との間のフィルタ
チップ1の外周面には、空気導入手段8を完全に、又は
、その一部を覆うようにして、チップペーパからなる中
間リング10が巻付けられている。この中間リング10
は、互いに重なり合う部位のみが接着されているだけで
、フィルタチップ1とは非接着の状態となっている。
更に、この実施例の場合、中間リング10は、切離しリ
ング部11を介してチップリング7に接続されている。
この切離しリング部11は、フィルタチップ1の軸方向
に所定の間隔を存してなる一対のミシン目12をチップ
リング7と中間リング10との間のベーパの部位に形成
することにより構成されている。ここで、ミシン口12
の切断部分12aは、比較的長く例えばlll1ffl
乃至4ffllllに設定されており、また、非切断部
分12bは切離しを容易にするために0.8mm以下、
好ましくは、0.3mm以下で、0.05IIm以上に
設定されている。
切離しリング部11は、フィルタチップ1とは非接着の
状態で、このフィルタチップ1の外周面に巻付けられて
おり、即ち、この切離しリング部11は、中間リング1
0及びチップリング7とともにフィルタチップ1の外周
面に同時に巻付けられることになる。更に、切離しリン
グ11の端部には、第2図に示される如くつまみlla
が必要に応じて設けられている。尚、第2図中、斜線を
施した領域は糊付は面を表わしている。
上述したフィルタ付きシガー・レトによれば、第1図に
示される如く、シガレットが空気導入手段8を完全に閉
塞した状態でもって喫煙されると、煙流は、紙巻たばこ
本体5からフィルタ材2を通じて吸口端まで流れ、そし
て、この吸口端からは煙流のみが喫煙者の口内に流入す
ることになる。
従って、この場合には、喫煙者は比較的に重味のある喫
味を味わうことができる。
一方、第4図に示される如く、切離しリング部11を指
でもってはぎ取って切離すと、この切離しリング部11
を取除いた分だけ、中間リング10は、フィルタチップ
1の外周面上を摺動自在となる。従って、第5図に示さ
れるように、中間リング10をチップリング7側に移動
させれば、空気導入手段8を外部に露出させることがで
きる。
この結果、第5図の状態で、フィルタ付きシガレットの
喫煙をなすと、上述したように紙巻たばこ本体5からフ
ィルタチップ1内を通じ吸口端まで煙流が流れるのは勿
論であるが、この場合においては、空気導入手段8の各
小孔9からフィルタチップ1内に外部の空気が導入され
ることになるので、喫煙者の口内に入る煙流の口を抑え
ることができるばかりでなく、フィルタチップ1内にお
いて、煙流が空気により希釈され、喫煙者は軽量味のあ
る喫味感を味わうことができ゛る。
更に、上述した説明から既に明らかであるように、中間
リング10の軸線方向位置を1凋節して、外部に露出す
る空気導入手段8の露出面積を可変することにより、喫
煙者の口内に入る煙流の量及び空気量を任意に可変でき
るので、喫煙者は、重味のある喫味感から重味のある喫
味感まで、段階的な喫味感を味わうことができる。
尚、中間リング10は、連結リング6とチップリング7
との間に位置付けられているので、これらリング6.7
は中間リング10に対するストッパとして機能し、中間
リング10がシガレットから脱落するのを防止できる利
点をも有する。
この発明のフィルタ付きシガレットは、上述した一実施
例に限定されるものではなく、第6図乃至第8図に変形
例を夫々説明する。第6図乃至第8図のフィルタ付きシ
ガレットは、第2図のもの比べ、フィルタチップ1の構
造が異なるのみであるので、第3図の部材と同様な機能
を有する部材には同一の符号を付して、その説明は省略
し、フィルタチップ1の構造についてのみ説明する。
第3図のフィルタチップ1はいわゆるブレーンフィルタ
チップであるが、第6図のフィルタチップ1は、デュア
ルタイプのフィルタチップとなっている。つまり、この
デュアルタイプのフィルタチップ1は、吸口端側から第
1チップ部13、第2チップ部14を有してなり、第1
チツプ13はフィルタ材2を非通気性の内側プラグペー
パ3aで巻付けて形成されており、一方、第2チップ部
14はフィルタ材2a中に充填された活性炭等の添加材
15を通気性のある内側プラグペーパ3bにより巻付け
て形成されている。そして、これら1ろ、14 第1及び第2チップ←4.=4−@=は通気性のある外
側プラグベーパ3cにより巻付けられて相互に連結され
ており、これにより、デュアルタイプのフィルタチップ
1が構成されている。ここで、空気導入手段8は、いず
れも通気性を有する外側プラグベーパ3c及び内側プラ
グペーパ3bから構成されており、これらペーパ3c、
3bを通じて、第6図中破線の矢印で示すようにフィル
タチップ1内に空気を導入可能となっている。
第7図のフィルタチップ1は、いわゆるトリプルタイプ
のフィルタチップである。即ち、第7図の場合には、第
6図の第1チツプ13と同様なチップ部13a間に添加
材15を介在させた状態で、これらに第3図のプラグベ
ーパ3を巻付けて構成されている。
第8図のフィルタチップ1は、第6図の場合と同様に、
吸口端側から第1チツプ部13.第2チップ部14を直
列に配置するとともに、吸口端側の第1チップ部13の
外周面に周方向等間隔を存し、且つ、吸口端に開口する
良数の溝16を加熱成形により成形し、この後、これら
チップ13.14にプラグベーパ3を巻付けて構成され
ている。
従って、吸口端側に位置する第1チップ部13には、溝
16とプラグベーパ3とで複数の空気通路17が規定さ
れることになる。また、第8図のフィルタチップ1の場
合、空気導入手段8を構成する小孔9は上記空気通路1
5と連通ずるように形成されている。
上述したようにフィルタチップ1の構造は色々と変形可
能であり、また、第、6図に示したように空気導入手段
8の構成をも変形可能である。更に、第3図、第7図及
び第8図に示されたプラグベーパ3は非通気性を有して
いる方が好ましいが、しかしながら、多少の通気性を有
するものであっても実用上において支障が生じるもので
はない。更に、空気導入手段8の他に、連結リング6若
しくはチップリング7に外部からフィルタチップ1の内
部に空気を導入可能とする小孔を周方向に間隔を存して
形成するようにしてもよい。
次に、第9図乃至第30図を参照して、この発明の一実
施例に係わるフィルタ付きシガレットの製造装置を説明
する。
先ず、製造装置について説明する前に、第3図に示した
フィルタチップ1を得るためフィルタプラグの製造に関
し、第9図乃至第12図を参照して説明する。
第9図には、プラグベーパ3に空気導入手段8としての
多数の小孔9を形成する穿設装置22が示されている。
この穿設装置22は、例えば、プラグベーパEが積層巻
回されてなる図示しない供給ロールと、この供給ロール
から繰出されたプラグベーパEを回収する図示しない回
収ロールとの間に配設されている。即ち、穿設装置22
は、プラグペーパEに対して転接されるドラム26を備
えている。このドラム26は外周壁が導電材料で形成さ
れているとともに、その外周面には周方向に空気導入手
段8の幅、即ち小孔9の環状領域の幅に相当する間隔P
3を存し、PL及びP2の周方向幅を有する電気的な絶
縁物28が交互に埋設されている。ここで、Pl、P2
.Paの各寸法は、L−PI +P2 +2P3が2本
分のフィルタチップ1の長さに相当するように設定され
ている、ドラム26の外周面近傍には、ドラム26の周
方向に所定の間隔を存して、且つ、ドラム26上のプラ
グペーパEと対向するように複数の針状電極30が配置
されている。これら針状電極30は夫々高電圧パルス発
生器32に夫々接続されている。
一方、ドラム26の外周壁には補助電極34が設けられ
ており、この補助電極34もまた高電圧パルス発生器3
2に接続されている。従って、このような穿設装置22
によれば、プラグベーパEの走行に伴い、針状電極30
と補助電極34即ちドラム26の外周壁との間に通電す
ることにより、上述した間隔でもって、第10図に示さ
れるように、プラグペーパEに小孔9からなる空気導入
手段8を電気的に開設することができる。また、この後
、このような小孔9が形成されたプラグペーパEは上記
回収ロールに巻き取られることになる。
そして、回収ロールに回収されたプラグベーパEは、図
示しないフィルタ巻き上げ装置に供給され、このフィル
タ巻き上げ装置において長尺なフィルタ材にプラグベー
パEが巻付けられることにより、第11図に示されるよ
うな長尺なフィルタチップ棒状体を得ることができる。
この後、フィルタチップ棒状体は、第11図中に示され
る区分F毎に切断され、これにより、4本分のフィルタ
チップからなるフィルタプラグ40を得ることができる
。ここで、Fは、F−2(PI +P2 +2P3)で
ある。
尚、上述した穿設装置22においては、プラグペーパE
の幅方向全域に亙って小孔9を形成するようにしたが、
これに限らず、第12図に示されるように、上記幅方向
に所定の間隔を存して小孔9の領域を形成するようにし
てもよい。
上述のフィルタプラグ40は、第3図のフィルタチップ
1に対応するものであり、これらフィルタプラグ40は
、第13図に示される製造装置のホッパ50に多数蓄え
られている。このホッパ50からはフィルタプラグ40
が1本ずつ取出され、フィルタプラグ供給機構52を介
して後述するフィルタチップ巻付は部54に供給される
。ここで、フィルタプラグ供給機構52は、ホッパ50
から1本ずつフィルタプラグ40を受取り、このフィル
タプラグ40を第14図及び第15図に示されるように
、2分の1の長さに切断して二連フィルタチップ42を
得る切断ドラム56と、この切断ドラム56から2個の
二連フィルタチップ42の位相を第16図に示すように
ずらすための位illドラム58と、この位相ドラムか
ら二連フィルタチップ42を夫々受取り、これら二連フ
ィルタチップ42が第17図に示されるように前後に並
ぶように整列させる整列ドラム60と、この整列ドラム
60から二連フィルタチップ42を受取り、これら二連
フィルタチップ42を1本ずつチップペーパ巻付は部5
4に送出す一対の送出しドラム62とからなっている。
一方、第13図中64は紙巻たばこ本体供給部である。
この紙巻たばこ本体供給部64は、図示しないたばこ紙
巻機から第18図に示される如く、千鳥配列で送られて
くる紙巻たばこ本体5を受取る受取りドラム66と、こ
の受取りドラム66で受取った紙巻たばこ本体5を、第
19図に示すように、これら紙巻たばこ本体5間に1本
の二連フィルタチップ42が入るように所定の距離した
け離間させて並べ直す離間ドラム68とからなっている
。ここで、距離りは、L−F/2の関係を満たす長さと
なる。
そして、フィルタチップ巻付は部54は、離間ドラム6
8から2本の紙巻たばこ本体5を受取るとともに、これ
ら紙巻たばこ本体5間に整列送出しドラム62からの二
連フィルタチップ42を位置付けて受取るホッパドラム
70と、このホッパドラム70から2本の紙巻たばこ本
体5及び二連フィルタチップ42を受取るとともに、後
述するチップペーパ供給部90から供給され、且つ、所
定の糊付けがなされた所定のベーパ片を受取る移送ドラ
ム72と、この移送ドラム72を介して移送される紙巻
たばこ本体5及び二連フィルタチップ42、並びに、所
定のペーパ片を受取り、このペーパ片を紙巻たばこ本体
5及び二連フィルタチップ42の所定位置に夫々巻付け
て糊付けし、二連のフィルタ付きシガレトを得る巻付は
ドラム74とからなる。
そして、巻付はドラム74には、2連のフィルタ付きシ
ガレットを受取り、このシガレットにおける糊付は状態
を検査して不良品を検出する検査ドラム76が転接され
ている。また、二連のフィルタ付きシガレットは、検査
ドラム76から切断ドラム78に受は渡され、この切断
ドラム78において、その二連フィルタチップ42の中
央から丸ナイフ80により切断されて、はぼ完成品であ
る正規のフィルタ付きシガレットを2本得ることができ
る。更に、これらフィルタ付きシガレットは、更に、反
転・整列ドラム82を介して移送され、この移送過程に
おいて、フィルタ付きシガレットは全てその姿勢が同一
の方向に整えられて移送コンベア84により、次の工程
に移送される。
尚、上述した機構は、全て公知であるので、第13図に
おいて各部のドラムは概略的にしか図示されていない。
次に、上述したチップペーパ供給部90の構成について
説明する。
このチップペーパ供給部90は、チップペーパ92を積
層して巻回してなるロール94を備えており、一方、上
述したチップペーパ巻付は部54の移送ドラム72に転
接する回転駆動可能な吸引ローラ96を備えている。フ
ィードローラ99aとピンチローラ99bとが協働する
ことによりロール94からチップペーパ92が繰出され
、このチップペーパ92は、その走行経路を規定する復
数の案内ローラ98を介して吸引ローラ96まで導かれ
ている。吸引ローラ96の周速は、フィードローラ99
aの周速よりも速く、従って、吸引ローラ96はその周
面上においてチツブペーノく92に対し滑りながら回転
して、このチップペーパ92を引張ることになる。また
、この実施例において、チップペーパ92には、第20
図に示される如く、その走行方向に沿い互いに所定の間
隔を存して一対のミシン目12により形成された切取り
予定帯部92aが予め形成されているが、これに限らず
、ロール94から繰出されたチ・ツブベーパ92に図示
しないミシン目形成ナイフを使用して、一対の切取り予
定帯部92aを形成するようにしてもよい。
チップペーパ92の走行経路の途中には、ロール94側
に位置して分断ローラ100が配設されている。この分
断ローラ100は、第21図に最も良く詳図されている
。分断ローラ100は、受は刃ローラ102と、この受
は刃ローラ102にチップペーパ92を介して転接する
切り刃ローラ104とからなっている。
受は刃ローラ102は、支持軸106を備え、この支持
軸106には一対の軸受108を介してスリーブ110
が回転自在に取付けられている。
このスリーブ110には、3個のローラ体112が軸線
方向に配置されており、中央のローラ体112と隣接す
る外側のローラ体112との間には所定の間隙Sを存す
るようにスペーサ114が夫々介在されている。これら
3個のローラ体112は夫々ねじ116によりスリーブ
110に固定されている。尚、118はスリーブ110
を支持軸106上の所定位置に保持するストッパである
一方、切り刃ローラ104においても、受は刃ローラ1
02と同様に支持軸120を備え、この支持軸120に
は、夫々軸受122を介して一対のスリーブ124が軸
線方向に所定の間隙を存して回転自在に取付けられてい
る。これらスリーブ124の互いに対向する端部には同
径のフランジ部124aが夫々一体内に形成されており
、また、スリーブ124における反対側の端部には、そ
の一端にフランジ部124aと対向するフランジ部12
6aを有してなるリング部材126が夫々ねじ128を
介して固定されている。
そして、互いに対向するフランジ部124aと126a
との間により規定される一対の空所には、夫々スペーサ
130間に挟持されるようにして円形の切り刃132が
保持されている。ここで、スペーサ130は、フランジ
部124a、126bから径方向外側に突出することで
、チップペーパ92を介して受は刃ローラ102に転接
されている。また、切り刃132については、スペーサ
130によりも更に径方向外側に突出して、受は刃ロー
ラ102の間隙S内に夫々侵入されている。
そして、一対のスリーブ124の外側に位置する支持軸
120には押圧部材134が取付けられており、これら
抑圧スリーブ134は夫々ばね136の付勢力を受けて
、両スリーブ124を互いに接近する方向に押圧してい
る。これにより、切り刃132の外周刃先は、受は刃ロ
ーラ102における中央のロール体112の外周縁即ち
受は刃部に対し、効果的に摺り合うことになる。更に、
上述した支持軸106,120の一端は、引張りばね1
38を介して連結されており、この引張りばね138に
より、受は刃ローラ102と切り刃ローラ104とは互
いに所定の圧接力でもって圧接されている。
尚、受は刃ローラ102及び切り刃ローラ104の支持
軸106,120は、図示しない支持台により支持され
ている。
従って、上述した分断ローラ110における受は刃ロー
ラ102と切り刃ローラ104間をチップペーパ92が
通過すると、このチップペーパ92の通過とともに受は
刃ローラ102、切り刃ローラ104が夫々回転され、
これにより、チップペーパ92は、3本の帯に分断され
ることになる。即ち、チップペーパ92は、第22図に
示されるように、上述した一対の切取り予定帯部92a
を含む中央帯192aと、この中央帯192aの外側に
位置する一対の外側帯192bとに切断線Aにより分断
されることになる。ここで、第22図から明らかなよう
に、中央帯192aには、互いに近接した切取り予定帯
部92aと外側帯192bとの間に夫々所定の幅寸法を
自°した隣接帯部192Cが規定されている。
そして、チップペーパ92の走行方向でみて分断ローラ
100よりも下流側に位置するチップペーパ92の走行
経路における一対の案内ローラ98a間には、前述した
つまみllaを形成するためのオープニングローラ15
0が配置されている。このオープニングローラ150は
、ダイローラ152とカッターローラ154とからなり
、このカッターローラ154は、第23図及び第24図
に最も良く詳図されている。第23図及び第24図から
明らかなように、オープニングローラ154の外周面に
は、チップペーパ92における一対の切取り予定帯部9
2aと対応するように、周方向等間隔を存して切込み刃
156が2列設けられている。この切込み刃156は、
その断面形状が4i円形をなしており、これにより、チ
ップペーパ92がオープニングローラ150を通過する
際には、第25図に示される如く、チップペーパ92に
おける一対の切取り予定帯部92aに所定の間隔を存し
て半円形の切込み92bが夫々形成されることになる。
ここで、切込み92bの間隔は、後述する切断ローラ1
86により切断されるチップペーパ92の間隔と同様で
あって、二連フィルタチップ42及び紙巻たばこ本体5
の外周面に、その一部が重なり合う状態でチップペーパ
92のベーパ片を巻付は可能な長さに設定されている。
そして、オープニングローラ150と吸引ローラ96と
の間におけるチップペーパ92の走行経路には、糊付は
部170が配置されている。この糊付は部170におい
て、中央帯192a及び内外側帯192bの一方の面に
は、第26図中に斜線を施して示される領域に糊が付着
され、この斜線領域が糊付は面として形成される。即ち
、第26図から明らかなように、内外側帯192bにお
いては、その両側縁側を若干残した全面が糊付は面Xと
して形成されている。一方、中央帯192aにおいては
、両切取り予定帯部92a及び両隣接帯部192Cを除
き、且つ、切取り予定帯部92aとの間に若干の隙間を
残した領域Yが糊付は面として形成されている。更に、
前述した隣接帯部192cには、チップペーパ92の走
行方向に所定の間隔を存し、且つ、所定の領域のみが糊
付は而Zとして形成されている。この糊付は而Zが形成
される間隔は、第26図から明らかなように、前述した
切込み92bと同一の間隔に設定されている。
上述した糊付は面x、y、zを形成する糊付は部170
は、例えば、第27図に示される糊付はローラ172に
よって実現される。この糊付はローラ172は、回転軸
174に取付けられ、両性側帯192bの糊付は面Xと
対応する領域に対して転接する一対の外側ローラリング
(第1糊付は部)176と、これら外側ローラリング1
76間に位置して回転軸174に取付けられ、中央帯1
92の糊付は面Yに対応する領域に転接する中央ローラ
リング(第1糊付は部)178を備えている。更に、回
転軸174には、外側ローラリング176と中央ローラ
リング178との間に位置し、INつ、外側ローラリン
グ176の間に所定の間隙を存して、一対の中間ローラ
リング180が取付けられており、これら中間ローラリ
ング180の外周面には、周方向に所定の間隔を存した
段数の糊付は突起182が形成されている。これら糊付
は突起182の先端面は円弧面に形成されているととも
に、回転軸174の回転及びチップペーパ92の走行に
伴い、上記隣接帯部192cの糊付は面Zと対応する領
域に夫々転接可能となっている。一方、上述したローラ
リング176.176.178の外周面及び各糊付は突
起182の先端面は、糊供給ローラ184の外周面に対
しても転接されている。この糊供給ローラ184は糊壷
184a内の糊液中にその外周部の一部が浸漬されてお
り、これにより、糊供給ローラ184の外周面からロー
ラリング176゜176.171!lの外周面及び各糊
付は突起182の先端面に糊が移し変えられるようにな
っている。
従って、上述の糊付はローラ172と接した状態で、中
央帯192a、この中央帯192aに接続されている両
隣接帯部192c s更に、両性側帯192bが夫々糊
付はローラ172を通過することにより、これら帯又は
帯部192a 、  192c 。
192bには上記糊付は而y、z、xが夫々形成される
ことになる。
そして、吸引ローラ96の近傍には、この吸引ローラ9
6に対して転接する切断ローラ186が配置されている
。この切断ローラ186は、その外周面に周方向等間隔
を存して段数の切断刃186aが設けられている。この
切断刃186aは、第28図に詳図されており、この第
28図から明らかなように、切断刃186aの刃先には
、前述の切込み92bに対応する部1tに欠落部186
bが夫々設けられている。従って、このような切断ロー
ラ186を使用すれば、吸引ローラ96上において、吸
引ローラ96まで案内されてきたチップペーパ92、即
ち、中央帯192a 。
この中央帯192aに接続されてなる切取り予定帯部9
2a、隣接帯部192c、並びに、両性側帯192bを
その走行方向に沿い、第26図に示される所定の間隔T
で切断することができ、これにより、チップペーパ92
は、第29図に示される形状に個々に切断されることに
なる。尚、この切断の際、第26図に示されるように、
切断刃186による切断線Bと糊付は領域Zとの間には
、約0.05ma+の隙間が設けられており、また、こ
の糊付は領域Zはチップペーパ92の走行方向に約2m
m形成されている。
この後、吸引ローラ96においては、6帯192a 、
  192bを夫々切断して得られる中央ペーパ片29
2a及びこの中央ベーパ片に292aの外側に位置する
両性側ペーパ片292bを受取るが、ここで、中央ベー
パ片292aには、第29図から明らかなように、切取
り予定帯部92a及び隣接帯部192cを切断して得ら
れる切取り予定片部292d及び隣接片部292cが含
まれている。
吸引ローラ96は、中央ペーパ片292c及び両性側ベ
ーパ片292bを夫々吸引保持した状態で移送し、これ
らペーパ片292a 、  292b 。
292cを第30図に示されるように、移送ドラム72
上の上述した二連のフィルタ付きシガレットに対して位
置付ける。そして、これらペーパ片292a、292b
は、チップペーパ巻付は部54において、二連のフィル
タ付きシガレットに対し巻付けられ、そして、その糊付
は領域を介して付着されることになる。
即ち、チップペーパ巻付はドラム74において、各ベー
パ片292a 、  292bが紙巻たばこ本体5及び
二連フィルタチップ42の夫々所定の部位に巻付けて糊
付けされることにより、両紙巻たばこ本体5と二連フィ
ルタチップ42とは、両性側ベーパ片292bによって
連結され、また、二連フィルタチップ42の中央には中
央ベーパ片292aが切取りペーパ片292d及び隣接
ベーパ片292cを伴って巻付けられる。ここで、切取
りペーパ片292d及び隣接ベーパ片292Cは、二連
フィルタチップ42に対し非接着の状態で、この二連フ
ィルタチップ42に巻付けられることになる。
このようにして各ペーパ片292a 、  292bに
より巻回されて一体となった二連のフィルタ付はシガレ
ットは、第1図に示される個々のフィルタ付きシガレッ
トに切断され、そして、その姿勢が整えられた後、コン
ベア84を介して次工程に移送される。
既に上述した説明から明らかであるように、この発明の
製造装置によれば、チップペーパ供給部90において、
上述した分断ローラ100及びオープニングローラ15
0を付加するとともに、糊付はローラに関しては上述の
糊付はローラ172を変更し、また、切断ローラ186
においては、その切断刃186aに欠落部186bを設
けるだけで、他の機構、即ち、フィルタプラグ供給部5
2、紙巻たばこ供給部64及びチップペーパ巻付は部5
4の各機構に関しては、従来のものを使用することがで
きることから、この発明のフィルタ付きシガレトの製造
を容易になすことができる。
また、中間リング10となる隣接ベーパ片292cは、
切取りペーパ片292dを介して中央ベーパ片292a
に接続されていることから、この中央ベーパ片292a
とともに二連フィルタチップ42に巻付けることができ
、この中間リング10を形成するための新たな巻付は機
構を付加する必要もない。この結果、従来の製造装置を
少し手直しするだけで、この発明のフルタ付きシガレッ
トを容品に得ることができ、このフィルタ付きシガレッ
トの製造コストの増加を極力抑えることができる。
この発明は、上述した一実施例の製造装置に限られるも
のではなく、例えば、第31図に示されるフィルタ付き
シガレットの製造装置に変更してもよい。この第31図
のフィルタ付きシガレットは、中間リング10が切離し
リング部11を介して連結リング6に接続されていると
ともに、切離しリング部11を形成するためのミシン目
12aがチップペーパ92の長手方向に対し斜めに形成
されている。このような第31図のフィルタ付きシガレ
ットを得るには、第32図に夫々示されるように、チ・
ツブベーパ921こ設けられるミシン1三1をミシン目
12aに変更し、また、分断ローラ100によるチップ
ペーパ92の切断線Aの位置を変え、そして、この切断
線Aの変更に応じ、糊付は領域x、y、zをも変更すれ
ばよい。第32図に示される状態のチップペーパ92は
、前述した分断ローラ100及び糊付はローラ170を
若干変更するだけで容易に得ることができる。
尚、第31図のフィルタ付きシガレットの場合、フィル
タチップ1の空気導入手段8の配置は、中間リング10
と切離しリング部11との配置変更に応じ、この切離し
リング部11の下側に位置付けられるように変更される
のが好ましい。
更に、上述した製造方法及び製造装置の実施例において
は、いずれも第1図のフィルタ付きシガレットを得るた
め製造装置について言及したが、第6図乃至第8図のフ
ィルタ付きシガレットの場合であっても、第6図乃至第
8図に示されたフィルタチップの4本分からなるフィル
タロッドを第13図の製造装置に適用することで、同様
にして得ることができるのは勿論である。
「発明の効果」 以」二説明したように、この発明によれば、フィルタチ
ップに空気導入手段を設け、また、フィルタチップの外
周面を軸方向に摺動可能となる中間リングをチップリン
グ若しくは連結リングの一方のリングに切離しリング部
を介して接続しであるので、この切離しリング部を切取
った後、中間リングを利用することで、空気導入手段に
より導入される空気量を任意に可変できる。従って、喫
煙者は、各自でもって、そのフィルタ付きシガレットに
対する喫味感を調整することができ、また、遊びの要素
をも加味して好みに応じた喫煙を味わうことができる。
また、この発明の製造装置によれば、従来装置を多少変
更するだけで、この発明のフィルタ付きシガレットを簡
単且つ容易にして得ることができる等の優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図はこの発明の一実施例に係わるフィル
タ付きシガレットを示し、第1図はその斜視図、第2図
は第1図のシガレットにおけるフィルタチップとチップ
ペーパとの関係を示す斜視図、第3図は第1図のフィル
タ付きシガレットの一部断面図、第4図及び第5図は第
1図のシガレットの喫煙形態の変更を説明するための図
、第6図乃至第8図はフィルタチップの変形例を夫々示
す断面図、第9図乃至第30図は、第1図のシガレット
に使用されるフィルタチップの製造を説明するための図
であり、第9図はプラグペーパに小孔を形成するための
穿設装置の概略図、第10図は小孔を有するプラグベー
パの平面図、第11図はプラグベーパにより巻回されて
なる長尺なフィルタチップの棒状体を示す斜視図、第1
2図は、第10図の場合とは異なる領域に小孔が形成さ
れたプラグベーパの平面図、第13図乃至第30図は、
この発明の一実施例に係わる製造装置を説明するための
図でありs m 13図は製造装置はぼ全体の概略図、
第14図乃至第17図はフィルタチップ供給部の作用を
説明するだめの図、第18図及び第19図は紙巻たばこ
供給部の作用を説明するための図、第20図は切取り予
定帯部を有するチップペーパの平面図、第21図は分断
ローラの断面図、第22図は切断線が入れられたチップ
ペーパの平面図、第23図及び第24図はオープニング
ローラを示す図、第25図は切込みが入れられたチップ
ペーパの平面図、第26図はチップペーパの糊付管位置
を示す平面図、第27図は糊付はローラの斜視図、第2
8図は切断ローラの一部の斜視図、第29図は切断ロー
ラにより切断されるチップペーパの切断ペーパ片の形状
を示す平面図、第30図は紙巻たばこ本体及び二連フィ
ルタチップに対する巻付はペーパ片の関係を示す図、第
31図は更に別の変形例を示すフィルタ付きシガレット
の斜視図、第32図は第31図のシガレットを得るため
の第26図と同様なチップペーパの平面図である。 1・・・フィルタチップ、5・・・紙巻たばこ本体、6
・・・連結リング、7・・・チップリング、8・・・空
気導入手段、10・・・中間リング、11・・・切離し
リング部、12.12a・・・ミシン目、54・・・チ
ップペーパ巻付は部、94・・・チップペーパロール、
1oo・・・分断ローラ、150・・・オープニングロ
ーラ、172・・・糊付はローラ、186・・・切断ロ
ーラ。 第3図 W、8図 r−(T) 第14図    第15図 第17図 第18図 第19図 第23図       3私図 第26図 第27・図 第28 図 第四図 第32図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)紙巻たばこ本体と、 紙巻たばこ本体の一端に直列に配置され、プラグペーパ
    により覆われたフィルタチップと、フィルタチップの外
    周面に、紙巻たばこ本体の一端と接続された側の端部か
    ら所定の距離を存し、且つ、フィルタチップの軸線方向
    に所定幅を有して設けられ、プラグペーパを介し外部か
    らフィルタチップ内に空気を導入可能とする空気導入手
    段と、 紙巻たばこ本体とフィルタチップとの双方に跨がり、上
    記空気導入手段を覆うことなくペーパを巻付けて形成さ
    れてなり、紙巻たばこ本体とフィルタチップ相互を連結
    する連結リングと、 フィルタチップにおける紙巻たばこ本体とは反対側の端
    部に、上記空気導入手段を覆うことなくペーパを巻付け
    て固定されてなるチップリングと、チップリングと連結
    リングとの間におけるフィルタチップの外周面を、この
    外周面とは非接着の状態にしてペーパを巻き付けて形成
    されてなり、これらチップリング及び連結リングの一方
    のリングに対して切離し可能な切離しリング部を介して
    接続されてなる中間リングとを具備してなることを特徴
    とするフィルタ付きシガレット。
  2. (2)チップペーパ巻付け部において、プラグペーパに
    より巻回された2個分の二連フィルタチップの両端側に
    直列に2本の紙巻たばこ本体を配置し、一方の紙巻たば
    こ本体における二連フィルタチップ側の第1端部から二
    連フィルタチップを越えて、他方の紙巻たばこ本体にお
    ける二連フィルタチップ側の第2端部に亙りチップペー
    パを巻付け糊付けすることにより、2本の紙巻たばこ本
    体と二連フィルタチップとを連結して二連のフィルタ付
    きシガレットを形成し、シガレット切断部において、二
    連のフィルタ付きシガレットを軸線方向中央から切断し
    て個々のフィルタ付きシガレットを得るフィルタ付きシ
    ガレットの製造装置において、 上記チップペーパ巻付け部に対し、両端から夫々所定の
    間隔を存するとともに、軸線方向の所定の幅分だけ外部
    から内部に空気を導入可能な空気導入手段を有してなる
    二連フィルタチップを供給するフィルタチップ供給部と
    、 上記チップペーパ巻付け部に、二連フィルタチップの両
    端側に直列に位置するように2本の紙巻たばこ本体を供
    給する紙巻たばこ供給部と、上記チップペーパが積層し
    て巻回されたチップペーパロールを備えてなり、このチ
    ップペーパロールから繰出されたチップペーパを上記チ
    ップペーパ巻付け部までの走行経路に沿って案内すると
    ともに、このチップペーパ巻付け部に供給されるチップ
    ペーパには繰出方向に沿って延びる一対の切取り予定帯
    部が形成されているチップペーパ供給部と、 チップペーパロールとチップペーパ巻付け部との間の走
    行経路中に配置され、チップペーパを走行方向に沿い、
    上記一対の切取り予定帯部の外側若しくは内側で、これ
    ら切取り予定帯部との間に所定の間隔を存して夫々切断
    することにより、外側に位置する一対の第1帯とこれら
    第1帯間に位置する第2帯との3本の帯に分断してなり
    、且つ、第1及び第2帯における切取り予定帯部を含む
    一方の帯に、切取り予定帯部に対し他方の帯側に位置し
    て隣接し、且つ、切取り予定帯部と平行に延びる隣接帯
    部を規定してなるチップペーパ分断ローラと、 チップペーパ分断ローラとチップペーパ巻付け部との間
    の走行経路中に設けられ、第1及び第2帯の一方の面に
    上記切取り予定帯部及び隣接帯部を除き、これら帯を紙
    巻たばこ本体及び二連フィルタチップの外周面に巻付け
    て糊付けするための糊を付着する第1糊付け部と、 第1糊付け部とチップペーパ巻付け部の間の走行経路に
    配置され、チップペーパ巻付け部において、第1及び第
    2帯を紙巻たばこ本体及び二連フィルタチップの外周面
    に一部が重なり合った状態で巻付けるのに必要な長さ分
    だけ、その走行方向に所定の間隔を存して切断してなり
    、これにより、第1及び第2切断片を形成するとともに
    、これら第1及び第2切断片の一方に含まれ、切取り予
    定帯部及び隣接帯部から夫々形成される切取り予定片部
    及び隣接片部を規定してなる帯切断部と、この帯切断部
    とチップペーパ分断ローラとの間の走行経路に配置され
    、隣接帯部の一方の面に、走行方向に所定の間隔を存し
    て糊付け領域を形成してなり、この糊付け領域により、
    チップペーパ巻付け部において、上記第1及び第2切断
    片が二連フィルタチップ及び両紙巻たばこ本体の対応す
    る外周面に巻付けられたとき、上記隣接片部の互いに重
    なり合う部位を接着させるための第2糊付け部と、 チップペーパ巻付け部において、紙巻たばこ本体及び二
    連フィルタチップの外周面に第1及び第2切断片を夫々
    巻回して形成された二連のフィルタ付きシガレットを二
    連フィルタの軸線方向中央から切断して個々にフィルタ
    チップを有するフィルタ付きのシガレット完成品を得る
    シガレット切断部とを具備したことを特徴とするフィル
    タ付きシガレットの製造装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05336943A (ja) * 1992-02-25 1993-12-21 Hf & Ph F Reemtsma Gmbh & Co 換気式フィルタ煙草
JP2017532969A (ja) * 2014-11-07 2017-11-09 ブリティッシュ アメリカン タバコ (インヴェストメンツ) リミテッドBritish American Tobacco (Investments) Limited 喫煙品組立機械および喫煙品の製造方法

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JP2017532969A (ja) * 2014-11-07 2017-11-09 ブリティッシュ アメリカン タバコ (インヴェストメンツ) リミテッドBritish American Tobacco (Investments) Limited 喫煙品組立機械および喫煙品の製造方法

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