JPS62152565A - ドクタ−装置 - Google Patents

ドクタ−装置

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Publication number
JPS62152565A
JPS62152565A JP29682685A JP29682685A JPS62152565A JP S62152565 A JPS62152565 A JP S62152565A JP 29682685 A JP29682685 A JP 29682685A JP 29682685 A JP29682685 A JP 29682685A JP S62152565 A JPS62152565 A JP S62152565A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curvature
radius
coating
diameter
thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29682685A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyoshi Chino
直義 千野
Yasuto Hiraki
靖人 平木
Tsunehiko Sato
佐藤 恒彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP29682685A priority Critical patent/JPS62152565A/ja
Publication of JPS62152565A publication Critical patent/JPS62152565A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、紙、プラスチック等の支持体表面に塗布した
塗布液の一部をかきおとすことによりこの塗布液の厚さ
を規制するドクター装置に関するものである。
(従来技術) 支持体上の塗布液厚さを規制する膜厚規制手段としては
、従来バックアップロールを有するドクターブレード、
あるいはロンドブレード(平滑なロンドもしくは細いワ
イヤーを巻回したワイヤーロンドが用いられる)、さら
にはエアナイフやナイフコータ等が知られている。
しかしながら上記バックアップロールを有するドクター
ブレードによっては、バックアップロールとブレード間
のクリアランスにより塗布厚の規制量が定まり、このク
リアランスはロールの軸ぶれおよびロールの真円度によ
り変化するため、支持体上の薄膜の厚さを非常に薄くか
つ均一にするのは困難である。また、ロッドブレードあ
るいはワイヤーロッドはロッドとして直径の大きいもの
を用いるとビード現象により塗膜上にスジが形成されや
すい。このようなすしができないようにするためにはロ
ッドを細くすればよいが、細いロッドは自重による反り
が大きく、また加工精度が悪くなるため細いロッドを用
いて均一な薄膜を形成することは困難である。とくに塗
膜を極薄にする場合は塗布液と接する膜厚規制手段の曲
率半径を小さくする必要があるためロッドを細くしなけ
ればならないが、上述したような事情からロッドの細さ
には限界があり、したがって極薄の塗膜を形成すること
が困難である。
また、上記エアナイフやナイフコータにおいても、ナイ
フ部の先端に引っかかった異物により塗膜上にすし、す
り傷が形成されやすい。
(発明の目的) 本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、支持体
上に塗布された塗布液を均一かつ高速で計量し、一様な
膜厚を有するとともにすじやすり傷のない薄膜を形成し
得る新規なドクターブレード装置を提供することを目的
とするものである。
(発明の構成) 本発明のドクターブレード装置は、多数枚のドクターブ
レードを、その先端が同一円筒面上に位置するように回
転軸の回りに配するとともに上記先端の曲率半径を上記
円筒面の曲率半径よりも小さく形成したもので、上記回
転軸を回転させることにより対象物の塗布液をドクター
ブレードの先端でかきおとすようにしたことを特徴とす
るものである。ここで上記回転軸の回転方向は対象物と
接触するブレードが対象物の走行方向とは逆方向に回転
するような方向とすることが望ましく少なくとも1枚の
ドクターブレードが常時対象物に接触するように形成す
る。
(発明の効果) 本発明のドクター装置によれば、バックアップロールを
有さないので従来のドクターブレードで問題となってい
た、ロールとブレードとのクリアランスの変化により生
じる塗膜の段むらを防止することができるとともに、ブ
レードを回転させてブレードとウェブの間に挾まった塵
埃等を除去することにより、塗膜上のすじ、すり傷等の
発生を防止することができる。これによりウェブ上に均
一な厚みで、すじ、すり傷のない薄膜を形成することが
できる。
さらにドクターブレードの先端の曲率半径を小さくする
だけでロッドブレードにおいてロッドの半径を小さくし
たのと同様の効果が生じるから、自重によって反り等の
問題が生じる細い径のロッドを使用しなくても、極薄の
塗膜をウェブ上に形成することができる。
(実 施 態 様) 以下本発明の実施態様について図面を用いて説明する。
第1図は本発明の一実施態様のドクターブレード装置の
断面図を示すものである。この装置は、直径D1の円柱
状部材1に8個の板状突起2が形成され、その突起2の
先端が直径D2の円筒面上に位置するように形成されて
なるものである。この板状突起2は厚ざtが0.3〜2
0InIR程度、高さLが0.5〜100M程度に形成
されており、その先端は曲率半径Rが0.5〜30rm
程度となるようにR形状に加工されてなる。また、円柱
状部材1の直径D1は20〜200M程度に形成されて
おり、上記円筒の径D2はDt+21により定まるので
20〜400、程度となるがD2/2が板状突起の曲率
半径Rよりも大きく形成されていなければならない。
上記装置の製作にあたっては、円柱状部材1と板状突起
を別個に加工した後、この両者を組み込みあるいは溶接
等の手段によって結合してもよいし、直径D2の丸棒を
削り出すことにより所定の形状に形成してもよい。
また材質については摩耗しにくく、傷等がつきにくいも
のが望ましく、例えば超硬合金やセラミック等が望まし
い。
さらに、板状突起の先端は滑らかであることが望ましく
、例えば表面あらさRaが10μm以下であることが望
ましい。
なお、上記板状突起2は必ずしも8個である必要はなく
、6個程度以上であればよい。
第2図は、第1図の装置を用いてウェブに塗布された塗
布液をかき落とし、均一な厚みを有する薄膜を形成する
様子を示すものである。
すなわちウェブ3を矢印六方向に走行させ、そのウェブ
3の一方の面にファウンテンコート塗布ヘッド4により
塗布液5を塗布し、この後第1図に示す装置6により塗
布液の一部をかき落とすことにより均一かつ所望の厚み
を有する薄膜を形成する様子を示すものである。ここで
ドクター装置6は下方からウェブ3を押し上げ得る位置
に配されており、板状突起2が塗膜と接触する位置でウ
ェア走行方向とは逆方向(矢印b)に回転するように形
成されている。なお、このシステムにおいては、装置に
よりかき落とされた塗布液がパケット7に集められ排出
されるようになっており、排出された塗布液は再利用に
供される。この場合、装置6をパケット7の液中に浸す
ようにしてもよいし、あるいは板状突起2の先端に付着
した塵埃を除去するためにこの先端をブラシ等で洗浄し
ながら回転させるようにしてもよい。
ウェア3上のqt5液の一部は回転する板状突起2の先
端のR形状部分により1回もしくは2回かき落とされ、
ドクター装@6通過後のウェブ3には均一な厚みの塗膜
が形成される。ざらに、上述したようにこの板状突起2
は塗布液と接触する部分でウェブ走行方向とは逆方向に
回転しており、ウェブ3と板状突起2の間に異物が入り
込んでも突起2の回転により直ちに除去されるので、塗
膜上に異物による長いすじゃすり傷が生じるおそれがな
い。
また、板状突起2の先端は曲率半径Rが小さいR形状に
加工されているので多量の塗布液をかき落とすことがで
き、これにより薄い塗膜を形成することができる。
以下実施例によりさらに詳細に説明する。
実  施  例1 直径D1が50mのステンレス系の丸棒に高さLが5 
mtn厚さtが3 mttrの板状のドクター刃2を8
板組み込んだ。
ドクター刃2の材質は炭化タングステン−コバルト系の
超硬合金であり、ドクター刃2の先端は表面アラサRa
=−3,0μmに仕上げである。ドクター刃2の巾は1
.5mである。
このドクター刃2を第2図に示すようにウェブに押しつ
け、このドクター刃2がウェア面に常に1〜2枚当るよ
うに配置した。このとき、ドクター刃2をその先端の曲
率半径Rが1M、3m、5履、 IOIM、 20#I
11.301Xl11となるものに順次交換して、塗布
厚規制を行ない、そのとき形成された塗液の塗布量及び
塗膜表面に形成されたすし、すり傷の程度を検査した。
なお、支持体(ウェブ)は巾1.6m、厚さ 100μ
mのポリエチレンテレフタレートにより形成され、また
塗液はゼラチン(濃度2%)、アニオン系界面活性剤(
濃度0.05%)を水に溶解せしめたものである。塗液
の支持体の塗布はファウンテンコートヘッドを用いて行
ない、その塗布量は支持体に対して25cc/mの割合
である。なお、塗布速度は1507rL/分、塗布部テ
ンションは15Kg/TrL、塗布中は1.4m塗布時
間は10分間である。
その結果を表1に示す。
上記人工で、ブレードの回転方向が「逆」とあるのはド
クター刃が塗膜と接触する位置で支持体走行方向と逆方
向に回転することを意味し、「正」とあるのは支持体走
行方向と同一方向に回転することを意味する。また、す
し、すり傷の有無の状態を示す欄で、rOJはすし、す
り傷の発生が認められないもの、「△」は一部に小さい
すし、すり傷の認められるもの、「×」は長いすじ、す
り傷が多数党められ実用上支障をきたすものを表わす。
人工から明らかなように、ドクター刃の回転を停止した
場合には多数のすし、すり傷が形成され、またドクター
刃を正回転させた場合には若干のすし、すり傷が形成さ
れる。これに対しドクター刃を逆回転させた場合にはす
じ、すり傷の発生は認められず、またこの場合にドクタ
ー刃の先端の曲率半径を変えることで塗布液の塗布品を
所望の値に設定することができ、これにより塗膜の厚み
を所定の値とすることができる。
実  施  例2 実施例1における支持体の厚さを15μmに、塗布液を
、トルエンとメチルエチルケトンを1:1の重量比で混
合してなる溶剤に濃度2%のニトロセルロースを混合し
た下塗液に、塗布部テンションを20Ky/mに変更し
、その他の条件は実施例1と同様にして膜厚規制を行な
い、この後塗膜表面の検査を行なった。なお、ドクター
刃の先端の曲率半径Rは3#l111に設定した。
その結果、膜厚規制後のウェアの塗布畿は3 cc/況
となり、膜厚規制後の塗膜表面にはすじ、すり傷、むら
等は認められず、表面状態は極めて良好であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施態様のドクター8置を示す断面
図、第2図は第1図のドクター装置を用いて膜厚規制を
行なう様子を示す概略図である。 1・・・円柱状部材     2・・・板状突起3・・
・ウェブ(支持体)  4・・・塗布ヘッド5・・・塗
 布 液     6・・・ドクター装置7・・・パケ
ット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転軸の回りに多数枚のドクターブレードを、該ドクタ
    ーブレードの先端が前記回転軸と同軸の一円筒面上に位
    置するように固定してなり、該ドクターブレードの先端
    が前記円筒面の曲率半径より小さい曲率半径を有する曲
    面状に形成されてなることを特徴とするドクター装置。
JP29682685A 1985-12-26 1985-12-26 ドクタ−装置 Pending JPS62152565A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29682685A JPS62152565A (ja) 1985-12-26 1985-12-26 ドクタ−装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29682685A JPS62152565A (ja) 1985-12-26 1985-12-26 ドクタ−装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62152565A true JPS62152565A (ja) 1987-07-07

Family

ID=17838656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29682685A Pending JPS62152565A (ja) 1985-12-26 1985-12-26 ドクタ−装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010089090A (ja) * 1999-01-14 2010-04-22 Nok Kluber Kk 被覆層成形方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010089090A (ja) * 1999-01-14 2010-04-22 Nok Kluber Kk 被覆層成形方法
JP4502073B2 (ja) * 1999-01-14 2010-07-14 Nokクリューバー株式会社 被覆層成形方法

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