JPS6213881Y2 - - Google Patents

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JPS6213881Y2
JPS6213881Y2 JP5150481U JP5150481U JPS6213881Y2 JP S6213881 Y2 JPS6213881 Y2 JP S6213881Y2 JP 5150481 U JP5150481 U JP 5150481U JP 5150481 U JP5150481 U JP 5150481U JP S6213881 Y2 JPS6213881 Y2 JP S6213881Y2
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JP
Japan
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cargo
belt conveyor
luggage compartment
belt
partition
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JP5150481U
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JPS57163436U (ja
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  • Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は貨物自動車の荷物室構造に関するもの
である。
第1図に示すように、貨物自動車の荷物室Aの
側面に開閉扉(例えば引き戸)Bを設け、例えば
ビール、ジユース等の壜類を所定量収納した箱等
の定型積荷Cを多数積込んで運搬する特殊配送車
においては、作業員が外から積荷Cを順次積卸し
できるよう荷物室Aの床上にローラが設けられて
おり、簡単に積荷を押し込んだり引き出したりで
きるようになつているのが普通である。
ところが上記のように床上にローラを装備した
従来のものでは、積荷がローラ上に積上げられた
ままで走行すると、該積荷が車体の振動や加減速
等により移動し、極めて不安定となるので、ロー
ラを上、下動させる機構を設け、荷物の積卸し時
はローラを床面上に上げ、積荷が完了するとロー
ラを床面下に下降させ積荷が床上に載置された状
態となるようにしているのが普通であり、該ロー
ラの上、下昇降機構が複雑で非常に高価となる欠
点を有している。
本考案は上記のような従来の欠点に対処し、極
めて簡単で安価なる構造において、荷物の積卸し
は従来同様楽に行うことができ、且つ走行中も積
荷の安定性を保ち得る装置を提供することを目的
とするもので、以下本考案を第2図以下の実施例
につき説明する。
第2図は本考案にかかる荷物室Aの横断平面略
図であり、両側面に開閉扉Bを設けたものの例を
示しており、第3図に示すようにローラコンベア
1にエンドレスのベルト2を巻きつけたベルトコ
ンベアDを荷物室Aの床面上に複数個並列に設置
している。上記ベルトコンベアDの幅は定型積荷
Cの幅にほぼ合致し、その長さは荷物室Aの幅内
で定型積荷Cを複数個(第3図示では3個)並べ
て載せ得る程度の長さとし、ベルト2の厚味は積
荷の大きさ及び重さ等により適宜選定する。
各ベルトコンベアD間には第4図示のように該
ベルトコンベアDの高さよりやや高い仕切り3が
床面Eに固着され、且つベルトコンベアDの両端
部に対向する位置には前記仕切り3とほぼ同じ高
さを有する立ち上り部材4が床面Eに固着され、
第5図示のように積荷CをベルトコンベアD上に
一杯に積込んだ状態において積荷Cの側面下部附
近及び端面下部附近が前記仕切り3及び立ち上り
部材4に近接して対向し、積荷Cのベルトコンベ
アDと直交する方向(図示実施例では車両前後方
向)及びベルトコンベアDの方向(図示実施例で
は車両幅方向)の動きを規制し得るようになつて
いる。
尚立ち上り部材4は、地上から積荷Cを積卸し
する際、大きな障害にならない程度の高さとする
ことが必要である。
ベルトコンベアDのローラコンベア1は第4図
に示すように仕切り3に固着したチヤンネル部材
3′にほぼ等間隔をもつて支持されるが、第6図
に示すように各積荷のつき合せ面が位置する部分
bは他の部分の間隔aより大なる間隔a+αをも
つよう構成され、積荷Cをイ図の鎖線示の如く積
込み押し込むと、それより前方のベルトはさきに
積込まれた積荷Cにて抑えられているので、第6
図ロに示すようにローラ間隔の広い部分bでベル
ト2は下方にたわみ、これによりあとの積荷をす
き間なく容易に積込むことができると共に、ベル
ト2の全体的なテンシヨンを確保し得るようにな
つている。
又、上記構成においてベルトコンベアD上に積
荷を満載した場合は上記仕切り3と立ち上り部材
4にて積荷の移動を抑えることができるが、満載
にならないときは上記立ち上り部材4で積荷の移
動を抑えることはできない。
そこで本考案では第7図に示すように仕切り3
に突出部5及び操作部6を有する軸部材7よりな
るストツパ部材8を回転可能に取付け、操作部6
をもつて軸部材7を回転させることにより突出部
5が途中まで積込まれた積荷の端面に対向する位
置に突出し、一方の立ち上り部材4と該ストツパ
部材8の突出部5にて積荷の移動を抑え得るよう
になつている。
該ストツパ部材8が不要なときは第7図示の如
く突出部5が上方を向いた位置に保持されるよう
になつている。
更に又、積荷Cを2段或は3段と多段に積重ね
てベルトコンベアD上に積込むような場合は上記
仕切り3、立ち上り部材4、ストツパ部材8等に
よる積荷Cの下部の抑えのみでは不安定である。
そこで本考案では第8図示のように荷物室Aの
天井面Fにパイプ材等よりなる吊下式の棚9を設
け、該棚9の下面が積荷Cの上面に近接対向する
よう構成することにより、定型積荷以外の荷物を
該棚9上に積込み得ると共に、該棚9が定型積荷
の傾きを抑え得るようにしている。上記棚9を上
下可動式に構成することもでき、このようにする
と積荷Cの高さが変つても常に棚9の下面を積荷
上面に近接対向した位置に調節し積荷の傾斜を的
確に防止することができる。
尚図示実施例では荷物室Aの両側に開閉扉Bを
設け積荷を側方から積卸しする型式のものに本考
案を適用した例を示しているが、後部に開閉扉を
設け積荷を後部から積卸しする型式のものにも適
用可能であり、その場合はベルトコンベアDは車
体前後方向に向けて複数並列に設けられる。又例
えば荷物室Aの前半分は側方から、後半分は後方
から積卸しできるよう側部と後部に開閉扉を設け
たものにも本考案は適用可能であり、この場合ベ
ルトコンベアDは荷物室の前半分は車体幅方向
に、後半分は車体前後方向にそれぞれ向けて設け
ることは言うまでもない。
以上のように本考案によれば、従来のローラに
代えベルトコンベアを用いたことにより、ベルト
介在分だけ摩擦抵抗が増大し積荷を適当な力で押
せば容易に移動し積卸し作業に支障を与えるよう
なことはないが、積荷自体の慣性等でオーバラン
するようなことはなく、又走行中の振動或は加減
速によつても容易には移動せず、仕切り及び立ち
上り部材等の積荷移動抑止機構との組合せによ
り、積荷はベルトコンベア上に積込まれたままで
安定した運搬を行なうことができるものである。
又ベルトコンベアは、積荷のつき合せ面が位置
する部分だけローラ間隔を大きくとり、該部にお
いてベルトがたわむよう構成しているので、その
たわみにより積荷をすき間なく容易に積込むこと
ができ荷台スペースの有効活用及び積荷作業の容
易化をはかり得ると共に、ベルトの伸びを吸収で
き、特にテンシヨンプーリ等の張力附与機構を設
ける必要はなく、全体的に構成の簡易化及びコス
トの著しい低廉化をはかることができるものであ
る。
更に又仕切り上に設けたストツパ部材及び天井
面に設けた棚等によつても積荷の移動を抑止し得
る等、実用上多大の効果をもたらし得るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
附図は本考案の一実施例を示すもので、第1図
イ,ロは全体外観側面図及び平面図、第2図は荷
物室内のベルトコンベアのレイアウト例を示す平
面略図、第3図はベルトコンベア単体の斜視説明
図、第4図は荷物室内の一側端部を示す斜視図、
第5図は荷物室内一側端部の断面図、第6図はベ
ルトコンベアの詳細を示す側面図でイ図は積込
時、ロ図は積込完了時をそれぞれ示す。第7図は
ストツパ部材の斜視説明図、第8図は棚の一側を
示す斜視説明図である。 A……荷物室、B……開閉扉、C……定型積
荷、D……ベルトコンベア、E……床面、F……
天井面、1……ローラコンベア、2……ベルト、
3……仕切り、4……立ち上り部材、8……スト
ツパ部材、9……棚。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 荷物室の側面又は後面若しくはその双方に開
    閉扉にて開閉される積卸し口を有する貨物自動
    車において、該荷物室の床上にローラコンベア
    にエンドレスベルトを巻きつけたベルトコンベ
    アを積卸し口から奥に向けて複数個並列に設け
    ると共に、該各ベルトコンベア上に積込まれた
    積荷の移動を抑止する部材を荷物室内に設け、
    且つ上記ベルトコンベアは各積荷のつき合せ面
    が位置する個所にローラコンベアの間隔を広く
    しエンドレスベルトが下方にたわみ易くした部
    分が設けられていることを特徴とする貨物自動
    車の荷物室構造。 (2) 積荷の移動を抑止する部材は、各ベルトコン
    ベア間及び各ベルトコンベアの端部に対向する
    位置に、ベルトコンベア上に積込まれた積荷の
    側面及び端面の下方部に近接対向するよう荷物
    室床面にそれぞれ設けられた仕切り及び立ち上
    り部材であることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の貨物自動車の荷物室構
    造。 (3) 積荷の移動を抑止する部材は、各ベルトコン
    ベア間及び各ベルトコンベアの端部に対向する
    位置に積荷の側面及び端面の下方部に近接対向
    するよう荷物室床面に設けられた仕切り及び立
    ち上り部材と、ベルトコンベアの途中部におい
    て積荷の端面に対向する位置に突出し得るよう
    上記仕切りに回動操作可能に取付けられたスト
    ツパ部材と、荷物室の天井面に取付けられ下面
    がベルトコンベア上に積込まれた積荷の上面に
    近接対向する棚であることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載の貨物自動車の
    荷物室構造。
JP5150481U 1981-04-10 1981-04-10 Expired JPS6213881Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5150481U JPS6213881Y2 (ja) 1981-04-10 1981-04-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5150481U JPS6213881Y2 (ja) 1981-04-10 1981-04-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57163436U JPS57163436U (ja) 1982-10-15
JPS6213881Y2 true JPS6213881Y2 (ja) 1987-04-09

Family

ID=29848225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5150481U Expired JPS6213881Y2 (ja) 1981-04-10 1981-04-10

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JP (1) JPS6213881Y2 (ja)

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JPS57163436U (ja) 1982-10-15

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