JPS62138146A - 家畜用固形ビタミンの製法 - Google Patents

家畜用固形ビタミンの製法

Info

Publication number
JPS62138146A
JPS62138146A JP60277368A JP27736885A JPS62138146A JP S62138146 A JPS62138146 A JP S62138146A JP 60277368 A JP60277368 A JP 60277368A JP 27736885 A JP27736885 A JP 27736885A JP S62138146 A JPS62138146 A JP S62138146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vitamins
added
vitamin
solution
livestock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60277368A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Okamoto
岡本 正美
Junko Deguchi
出口 淳子
Toshiko Urano
浦野 ▲と▼志子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TIGER YAKUHIN KOGYO KK
Original Assignee
TIGER YAKUHIN KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TIGER YAKUHIN KOGYO KK filed Critical TIGER YAKUHIN KOGYO KK
Priority to JP60277368A priority Critical patent/JPS62138146A/ja
Publication of JPS62138146A publication Critical patent/JPS62138146A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fodder In General (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、家畜用固形ビタミンの製法に係るものである
(従来技術) 従来、ビタミンの中でも油溶性ビタミンであるビタミン
A、ビタミンD3.  ビタミンE等は家畜の生体内で
は合成できないから、飼料の形で摂取させるか或は、人
為的に補給する等外部から摂取させていた。このため、
ビタミンA、ビタミンD3. ビタミンEの三種の油溶
物質を適量配合し、界面活性剤等により可溶化し、消化
管内で吸収し易い吸溶性として家畜に投与していた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前記三種混合ビタミンは、家畜に投与す
ると、次のような問題点があった。
問題1゜ 油溶物質を可溶化するための界面活性剤は、油脂量の3
〜4倍の量を必要とするが、前記界面活性剤は味が苦く
、家畜の嗜好性に反して不評であった。そのため、必要
量には達しない少量を飼料中に添加することになるが、
この場合は、その飼料全体を食べないこともある。
問題2゜ 牛、馬に対し、強制的に経口投与を行なうことは、頭数
が多い場合、時間が掛り、また肉体的にも相当な重労働
にもなる。
問題3゜ 豚の場合は、強制的経口投与が困難なので、飼料に混ぜ
るか、飲水に溶かして与えるが、前記したとおり飼料に
添加すると、飼料全体を食べない場合もあり又、飲水に
添加するときは、一度に全部の飲水を飲まないと、残液
は汚物等で汚染されるから、ビタミンの酸化分解を早め
、必要量を確実に摂取させることはできない。
問題4゜ ビタミンAは非常に酸化され易く、空気との接触により
著しく酸化分解され、特に開封後の残液は、未開封のも
のより経時的変化は大きく、6ケ月で約20〜30%の
含料低下を来たし、未開封のものでも液体の場合12ケ
月で30%程度の低下を来たす。
問題5゜ ビタミンA−ビタミンD311ビタミンEの三種混合ビ
タミン(脂溶性)は、水溶性にしである。そのため、消
化管内での吸収も良く、速効的であるという特徴を持つ
が、前記の如く家畜の嗜好が良くないことに起因する投
与上の問題点並びに、保存上における経時的変化による
含量の低下等の欠点があった。
(問題を解決するための手段) 本発明は、前記欠点を改善したもので、ビタミンを可溶
化剤に加えた後好適には85℃±1℃の範囲で加温して
、全体が透明になるまで溶解させるa工程と、ゼラチン
・寒天束・水の所望量を混和し加温しながら溶解させて
賦形物質をうるb工程と、ab工程で得られたものを適
当量ずつ混合し、注入器具により弾性ゴム状袋に注入し
て所望形状の固形ビタミンとするC工程をもつ家畜用固
形ビタミンの製法を必須要件とするものである。
(実施例) 仁゛′。
それぞれ植物油に溶解されたビタミンA(パルミチン酸
レチノール)、ビタミンD3  (コレカルシフェロー
ル)、ビタミンE(酢酸d1−α−トコフェロール)を
、家畜の消化器管内で吸収され易い水溶性とするためと
、混合する他の後記物質(固形基剤、賦形物質)との混
和性を良好にする目的で行なう工程。
水には溶解しない油溶物質を、アルコールおよびその他
の溶剤を使用せず、界面活性剤(以下「可溶化剤」とい
う)を第三物質として添加して可溶化する方法は既に周
知であるが、互いに溶は合わない二つの物質と、この第
三物質との間には、可溶化するための特別な規定はない
。あくまでも油溶物質の使用目的、油溶物質の性状、油
溶物質の総量に対して適切な可溶化剤を選択し決定しな
ければならない0本発明ビタミンは、最終的には固形剤
であるが、家畜の消化器内での適当な温度と水分により
、容易に可溶化する必要がある。
その目的に従い相溶性のよい非イオン性の界面活性剤を
選択し、少量で可溶化できる組成を決定した。可溶化剤
の種類、量並びに、組成比率は下記のとおりである。
イ、可溶化剤の量 可溶化剤の量=油溶物質X O,211?口、可溶化剤
の種類と組成 ■ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル   
          13.52 $■ポリオキシエチ
レンヒマシ油油導導 体2B84  g ■シヨ糖脂肪酸エステル     59.83 g(例
1) 全量200g 油溶物質  15.5gの場合 可溶化剤の量= 15.5g Xo、297 =  4
.8 g可溶化剤の組成 ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル    
                 0.822gポリ
オキシエチレンヒマシ油誘導体1235gシヨ糖脂肪酸
エステル     −±μ違計   4.6g (工程) 容器に油溶物質であるバルミチン酸レチノール(ビタミ
ンA)、カルシフェロール(ビタミンD3)、及び酢酸
d1−α−トコフェロール(ビタミンE)を含量に対応
した量を秤量し、更に可溶化剤のポリオキシエチレンソ
ルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油
誘導体およびショ糖脂肪酸エステルを順次秤量し、これ
を加えた後加温し、全体が透明になるまで溶解する。こ
のときの温度は85℃±1℃が最良である。
口、  /    る 家畜ビタミンを摂取し易いように全体を固形化すること
および、ビタミンが空気との接触によって起る酸化分解
を防ぎ、安定性をよくするためにビタミンを封入するこ
とならびに、木ビタミンの成形を保つ糖の目的を持った
賦形的固形基剤を造る工程である。
組成は次のとおりである。
ゼラチン     10% 寒天束      5z 水          51.25% 上記組成に対応する量を秤り、静かに混和し、加温しな
がら溶解する。
ハ、   /       る   。
本発明ビタミンの成形の安定性を保つためと、家畜の食
好性をよくするために加える賦形物質を造る工程である
前記油溶物質を溶解する工程と賦形物質を造る工程とで
得られた量に対して、この工程により全量とするため、
製造量の最終調整目的を兼ねている。
本工程で決定された量に対応する組成割合にしたがい秤
量し混合する。
組成及び割合 脱脂粉乳       13.8$ 糖  蜜         62.9%大豆粕末   
    23.0$ 着香フレーバ     0.3$ 計100.00% 配合する原料は、目的により変更または追加することも
できる。
例えば、不足し易いアミノ酸等の添加により栄養補給の
目的を付加し、又他のビタミン等を加え、綜合ビタミン
としての効果を付加することもできる。更に原料の中で
は糖蜜をブドウ糖或いは果糖に、大豆粒末をグルテンフ
ィード或いは他の穀類の粉末に変更し、家畜の好みに合
った組成にすることもできる。
二、混合工程 各々の工程で造られた物質を混合し、充填し、滅菌する
工程で最終工程とする。
イ王程で造られた油溶物質の濱解液を85℃に加温し、
ロ工程で造られた固形基剤のなかに加え、泡力咄ないよ
うに、静かに、素早く混合する。このときの固形基剤の
温度は、83℃±1”Cとし、加える物質の温度よりも
2〜3℃低い方が適切な相溶液を得ることができる。こ
の段階で、油溶物質と水溶物質が、可溶化剤を第三物質
として相溶し、0/Wエマルジヨンを形成する。この液
に第三工程で配合された賦形物質を加え、速やかに混和
してペースト状とする。
ペースト状に混和された物質の一定量を手動または自動
的押出機により薄い弾性ゴムで作られた袋状の容器の中
に注入し、口を輪ゴムまたは金具にて密封する。充填す
る量は、家畜が採食し易いようにし、しかも−回で完全
に食する量が必要で、その量は家畜の種類により異なる
が、10〜50gが適切である。充填拳密封するとき、
空気を完全に排除することが重要である。
本工程は、固形剤として一定の成形を保つことと、ビタ
ミンを完全に封入して安定性を保つと同時に、家畜が食
べ易にようにすることを目的にしているので、成形する
形は球状、棒状等家畜の種類により決定することができ
る。
成形を保つための容器は、弾性ゴム性とは限らないが、
注入する物質の量を自由に調整できることと、使用時に
内容物を取出す場合、−個所に小さな切り目を入れ、押
し出すだけで容易に取出すことができるので、弾性ゴム
製の袋の方が使い易く、経済的でもある。
充填したのち、直ちに流通蒸気にて83〜85℃の一時
間滅菌する。滅菌終了後、水の中に入れ、冷却した後容
器に入れて包装し、製品とする(効果) 前記の方法により一般畜産農業の人々に、使い易く安定
性(品質)の良いビタミンを供給することができる。と
、同時に他のビタミンを加えることにより綜合ビタミン
として、またアミノ酸等を加えて栄養改善補強の効果を
付加することもできる。
容器に封入したうえ、固形としているため空気との接触
が全くないので、酸素による酸化分解が極めて少ない安
定性が良い。
家畜に適した一定量を固形化し、−頭毎に与えるので投
与方法も簡単で、しかも必要量を完全に与えることがで
き、無駄がない。
家畜が好んで食べるように調整することができる。
家畜が水晶を好まず、食べない場合でも水晶のみを残し
、飼料は食べるので全体的な影響は無い。
一個が独立し、一定量が封入固形化してあり、使用時に
一個づつ開いて与えるので、使用残が無いため安定で然
も衛生的である。
特許出願人タイガー薬品工業株式会社 外1名 手続補正書(的) 昭和61年2月1日 同 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 1、事件の表示 昭和60年 特許願 第277368号2、発明の名称 事件との関係 特許出願人 住 所  埼玉県大里郡花園町黒田14.58番地1名
 称   タイガー薬品工業株式会社代表者  新 井
     清 4、代 理 人          外1名8 補正の
内容 (1)  明細書第9頁14行目「成形を保つ糖の」を
1成形を保つ等の」と補正する。
(2)  明細書簡13頁10行目[家畜が食べ易Gこ
了を「家畜が食べ易い」と補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ビタミンを可溶化剤に加えた後好適には85℃±1℃の
    範囲で加温して、全体が透明になるまで溶解させるa工
    程と、ゼラチン・寒天末・水の所望量を混和し加温しな
    がら溶解させて賦形物質をうるb工程と、ab工程で得
    られたものを適当量ずつ混合し、注入器具により弾性ゴ
    ム状袋に注入して所望形状の固形ビタミンとするc工程
    をもつ家畜用固形ビタミンの製法。
JP60277368A 1985-12-10 1985-12-10 家畜用固形ビタミンの製法 Pending JPS62138146A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60277368A JPS62138146A (ja) 1985-12-10 1985-12-10 家畜用固形ビタミンの製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60277368A JPS62138146A (ja) 1985-12-10 1985-12-10 家畜用固形ビタミンの製法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62138146A true JPS62138146A (ja) 1987-06-20

Family

ID=17582550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60277368A Pending JPS62138146A (ja) 1985-12-10 1985-12-10 家畜用固形ビタミンの製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62138146A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001008640A (ja) * 1999-06-29 2001-01-16 Kyodo Shiryo Kk ゲル状配合飼料及びその給与方法
WO2002076442A1 (fr) * 2001-03-27 2002-10-03 Santen Pharmaceutical Co., Ltd. Preparation liquide aqueuse stable

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001008640A (ja) * 1999-06-29 2001-01-16 Kyodo Shiryo Kk ゲル状配合飼料及びその給与方法
WO2002076442A1 (fr) * 2001-03-27 2002-10-03 Santen Pharmaceutical Co., Ltd. Preparation liquide aqueuse stable

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2519670C2 (ru) Способ изготовления жевательных лекарственных форм для доставки лекарственных средств и продукты
TWI405587B (zh) 藥服用粒狀膠凍飲料及其製造方法
KR101067266B1 (ko) 영양 조성물
KR100836446B1 (ko) 짜먹는 젤리 형태의 한방 조성물의 제조방법
JPH05506458A (ja) ビタミンe含有栄養補給剤
JP2009524576A (ja) ナノサイズカロテノイド・シクロデキストリン複合体
WO2006022187A1 (ja) コエンザイムq10含有組成物
EP0324762A1 (en) A granulate containing gamma linolenic acid, eicosapentaenoic acid and/or docosahexaenoic acid, the method for its manufacturing, its use in edible products, and a tablet containing it
WO2005041945A1 (ja) 還元型補酵素q含有組成物
DE60103176T2 (de) Nahrungsmittel oder nahrungsergänzungsmittel mit hohem energiewert, verfahren zu dessen herstellung und seine verwendungen
JP4309481B2 (ja) ゼリー状経口医薬組成物
JP2005002005A (ja) コエンザイムq10含有組成物
JP5106948B2 (ja) ペット用経口投与補助剤組成物
AU2004261113B2 (en) Masticatable capsule and process for producing the same
AU2002337517B2 (en) Tablet delivery system
JPS62138146A (ja) 家畜用固形ビタミンの製法
AU2002337517A1 (en) Tablet delivery system
JP2016086705A (ja) 天然物由来成分を基材とするナノ粒子
US20050100593A1 (en) Capsule film composition and gelatin capsule
JPH01275522A (ja) 体臭の経口消臭剤
JP3278427B2 (ja) カプセル剤の製造方法
JPH08503926A (ja) バルク緩下剤としての無糖ドライミックスセルロースエーテル組成物
JP2006096690A (ja) コラーゲン含有製剤の製造方法
TR201716763A2 (tr) Stabilitesi İyileştirilmiş Kolekalsıferol (Vitamin D3) İçeren Sprey Formülasyonu
US11224574B1 (en) Gel-inducible composition for pet administration assistance