JPS6213633A - 鉄骨耐火被覆工法 - Google Patents
鉄骨耐火被覆工法Info
- Publication number
- JPS6213633A JPS6213633A JP15137085A JP15137085A JPS6213633A JP S6213633 A JPS6213633 A JP S6213633A JP 15137085 A JP15137085 A JP 15137085A JP 15137085 A JP15137085 A JP 15137085A JP S6213633 A JPS6213633 A JP S6213633A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fireproof
- joints
- steel
- steel frame
- fireproof coating
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は鉄骨構造物の鉄骨柱や梁等の鉄骨の耐火被覆
、特に鉄骨耐火被覆工法に関するものである。
、特に鉄骨耐火被覆工法に関するものである。
従来の技術
従来、鉄骨構造物の鉄骨柱を成形板で耐火被覆を行った
り或は耐火間仕切を構成する場合等に必ず目地部分がで
きる。その結果、耐火試験を行うと、加熱による収縮に
よって目地部が開いて弱点部分となり、全体の耐火性能
力(目地部の無い場合に比べて低下する。従って一所要
の耐火性能を満足するために、成形板の厚さを厚くして
目地部を耐火接着剤で接着したり、成形板を2層貼りと
して上貼シと下貼シの目地部が重ならない様な方法が採
られている。
り或は耐火間仕切を構成する場合等に必ず目地部分がで
きる。その結果、耐火試験を行うと、加熱による収縮に
よって目地部が開いて弱点部分となり、全体の耐火性能
力(目地部の無い場合に比べて低下する。従って一所要
の耐火性能を満足するために、成形板の厚さを厚くして
目地部を耐火接着剤で接着したり、成形板を2層貼りと
して上貼シと下貼シの目地部が重ならない様な方法が採
られている。
発明が解決しようとする問題点
然し乍ら、この様な従来の鉄骨耐火被覆工法では、耐火
性能を満足する成形板の板厚が目地部の無い場合に比べ
て厚くなるために材料を余計に必要として不経済であり
、また2層貼9とした場合は貼付の手間が倍以上か\る
ことになり、費用が相当高くなる等の問題がみられる0
従って、この発明の目的はこの様な従来における問題点
を解決するために、工期の短縮と施工管理の簡略化およ
び材料の節約を計象るように、成形板で被覆したり耐火
間仕切を構成するに際して目地部分や他の必要個所に下
貼材を所定の間隔を置いて取付けて目地部分の耐火性能
を目地開きが生じても低下させることがなく、また成形
板と鉄骨との間に隙間を設けて鉄骨に直接熱が伝わらな
いようにして耐火性能を高めることを特徴とした鉄骨耐
火被覆工法を提供することにある。
性能を満足する成形板の板厚が目地部の無い場合に比べ
て厚くなるために材料を余計に必要として不経済であり
、また2層貼9とした場合は貼付の手間が倍以上か\る
ことになり、費用が相当高くなる等の問題がみられる0
従って、この発明の目的はこの様な従来における問題点
を解決するために、工期の短縮と施工管理の簡略化およ
び材料の節約を計象るように、成形板で被覆したり耐火
間仕切を構成するに際して目地部分や他の必要個所に下
貼材を所定の間隔を置いて取付けて目地部分の耐火性能
を目地開きが生じても低下させることがなく、また成形
板と鉄骨との間に隙間を設けて鉄骨に直接熱が伝わらな
いようにして耐火性能を高めることを特徴とした鉄骨耐
火被覆工法を提供することにある。
問題点を解決するための手段
この発明に依れば、鉄骨耐火被覆工法は、鉄骨構造物の
鉄骨柱や梁を成形板で覆って耐火被覆したり耐火間仕切
を構成するに際して、成形板の目地部分や他の必要な部
分に耐火性の下貼材を所定の間隔を置いて取付けて目地
部分や鉄骨柱等の耐火性能を高めるようにしたことを特
徴としている。
鉄骨柱や梁を成形板で覆って耐火被覆したり耐火間仕切
を構成するに際して、成形板の目地部分や他の必要な部
分に耐火性の下貼材を所定の間隔を置いて取付けて目地
部分や鉄骨柱等の耐火性能を高めるようにしたことを特
徴としている。
この発明の他の目的や利点および特長は以下の添付図面
に沿っての詳細な説明から明らかになろう。
に沿っての詳細な説明から明らかになろう。
実施例
図面の第1,2図にはこの発明の鉄骨耐火被覆工法の一
実施例が示されており、図示の実施例はH形鉄骨10に
耐火被覆を施工する場合で、鉄骨10を囲んで下貼材1
2が所定の間隔を置いて鉄骨10に接着剤、ビン、クリ
ップ、スタットボルト等の適宜な手段によって取付けら
れる。次いで、表面材または成形板14が、目地部が下
貼材12の上に位置するように接着剤、ビス1タンカー
、釘、かすがい等の適宜な手段によって下貼材12に固
着される。使用される下貼材12や成形板14は石こう
ボードやケイ酸カルシウムや他の適宜な耐火材を用いる
ことができる。
実施例が示されており、図示の実施例はH形鉄骨10に
耐火被覆を施工する場合で、鉄骨10を囲んで下貼材1
2が所定の間隔を置いて鉄骨10に接着剤、ビン、クリ
ップ、スタットボルト等の適宜な手段によって取付けら
れる。次いで、表面材または成形板14が、目地部が下
貼材12の上に位置するように接着剤、ビス1タンカー
、釘、かすがい等の適宜な手段によって下貼材12に固
着される。使用される下貼材12や成形板14は石こう
ボードやケイ酸カルシウムや他の適宜な耐火材を用いる
ことができる。
また、図示の実施例では下貼材12は成形板140目地
部分に設けられているが、必要に応じて他の一般部分に
も設けて部分的な下貼シとして鉄骨10と成形板14と
の間に隙間を設けて鉄骨10に直接熱が伝わシ難い様に
することもできる。
部分に設けられているが、必要に応じて他の一般部分に
も設けて部分的な下貼シとして鉄骨10と成形板14と
の間に隙間を設けて鉄骨10に直接熱が伝わシ難い様に
することもできる。
発明の効果
この様に、この発明においては石こうボードの様な耐火
材の下貼材を、成形板の目地部分や他の必要な部分に所
定の間隔を置いて先ず鉄骨に取付け、次いでその上に適
宜な耐火材の表面材や仕上材、成形板を固着するだけの
簡単な操作によって有効な耐火被覆を施すことができる
。
材の下貼材を、成形板の目地部分や他の必要な部分に所
定の間隔を置いて先ず鉄骨に取付け、次いでその上に適
宜な耐火材の表面材や仕上材、成形板を固着するだけの
簡単な操作によって有効な耐火被覆を施すことができる
。
従って、この発明においては、鉄骨構造耐火被覆の弱点
部分となる目地部分に部分的に下貼りすることにより加
熱中に加熱収縮によって表面材や成形板の目地部分が開
いても下貼材が熱を遮断するために目地が開くことによ
る温度上昇を防ぐことができ、また−股部分においても
表面材や成形板の裏面が直接に鉄骨やスタッド等の構造
材料に触れずに隙間を残して空気層ができるので、構造
材料の温度上昇が抑えられ、従来工法に比べて耐火被覆
の厚さを薄くすることができる。
部分となる目地部分に部分的に下貼りすることにより加
熱中に加熱収縮によって表面材や成形板の目地部分が開
いても下貼材が熱を遮断するために目地が開くことによ
る温度上昇を防ぐことができ、また−股部分においても
表面材や成形板の裏面が直接に鉄骨やスタッド等の構造
材料に触れずに隙間を残して空気層ができるので、構造
材料の温度上昇が抑えられ、従来工法に比べて耐火被覆
の厚さを薄くすることができる。
斯様に、この発明の鉄骨耐火被覆工法によシ耐火性能が
大幅に向上するために従来の1層貼フに比べて耐火被覆
の厚さを減らすことができ、材料使用量が少なくて済み
、また従来の2層貼りに比べても耐火被覆の厚さを減ら
すことができ、更に部分的な下貼シであるので下貼材の
数が少なくて済み、しかも下貼材の取扱いが簡単容易で
熟練を要さず、施工の手間が軽減され一材料および施工
費用の大幅な引下げができ、工期を短縮でき、使用材料
が少なくなることから耐火被覆総重量の低下にもつなが
シ、十分な耐火性能を有した鉄骨耐火被覆を得ることが
できる等の効果を奏することができる。
大幅に向上するために従来の1層貼フに比べて耐火被覆
の厚さを減らすことができ、材料使用量が少なくて済み
、また従来の2層貼りに比べても耐火被覆の厚さを減ら
すことができ、更に部分的な下貼シであるので下貼材の
数が少なくて済み、しかも下貼材の取扱いが簡単容易で
熟練を要さず、施工の手間が軽減され一材料および施工
費用の大幅な引下げができ、工期を短縮でき、使用材料
が少なくなることから耐火被覆総重量の低下にもつなが
シ、十分な耐火性能を有した鉄骨耐火被覆を得ることが
できる等の効果を奏することができる。
第1図および第2図はこの発明の工法により耐火被覆が
施される鉄骨構造の斜視図および断面図である。図中、
10:鉄骨、12:下貼材、14:成形板。
施される鉄骨構造の斜視図および断面図である。図中、
10:鉄骨、12:下貼材、14:成形板。
Claims (1)
- 鉄骨構造物の鉄骨柱や梁を成形板で覆つて耐火被覆した
り耐火間仕切を構成するに際して、成形板の目地部分や
他の必要な部分に耐火性の下貼材を所定の間隔を置いて
取付けて目地部分や鉄骨柱等の耐火性能を高めるように
したことを特徴とする鉄骨耐火被覆工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60151370A JPH0791870B2 (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 鉄骨耐火被覆工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60151370A JPH0791870B2 (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 鉄骨耐火被覆工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6213633A true JPS6213633A (ja) | 1987-01-22 |
JPH0791870B2 JPH0791870B2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=15517068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60151370A Expired - Lifetime JPH0791870B2 (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 鉄骨耐火被覆工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0791870B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02296946A (ja) * | 1989-05-11 | 1990-12-07 | Nippon Steel Chem Co Ltd | 鉄骨の免振耐火被覆工法 |
JP2010138612A (ja) * | 2008-12-11 | 2010-06-24 | Sekisui Chem Co Ltd | 鉄骨被覆構造 |
JP2019218853A (ja) * | 2018-06-19 | 2019-12-26 | ケイミュー株式会社 | 耐火構造 |
JP2021011816A (ja) * | 2020-10-29 | 2021-02-04 | Jfeスチール株式会社 | 鉄骨柱の乾式耐火構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5020367A (ja) * | 1973-06-22 | 1975-03-04 |
-
1985
- 1985-07-11 JP JP60151370A patent/JPH0791870B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5020367A (ja) * | 1973-06-22 | 1975-03-04 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02296946A (ja) * | 1989-05-11 | 1990-12-07 | Nippon Steel Chem Co Ltd | 鉄骨の免振耐火被覆工法 |
JP2010138612A (ja) * | 2008-12-11 | 2010-06-24 | Sekisui Chem Co Ltd | 鉄骨被覆構造 |
JP2019218853A (ja) * | 2018-06-19 | 2019-12-26 | ケイミュー株式会社 | 耐火構造 |
JP2021011816A (ja) * | 2020-10-29 | 2021-02-04 | Jfeスチール株式会社 | 鉄骨柱の乾式耐火構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0791870B2 (ja) | 1995-10-09 |
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