JPS6213608A - 廃棄物処理場における遮水シ−トの敷設方法 - Google Patents
廃棄物処理場における遮水シ−トの敷設方法Info
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- JPS6213608A JPS6213608A JP60151202A JP15120285A JPS6213608A JP S6213608 A JPS6213608 A JP S6213608A JP 60151202 A JP60151202 A JP 60151202A JP 15120285 A JP15120285 A JP 15120285A JP S6213608 A JPS6213608 A JP S6213608A
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Landscapes
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
- Revetment (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は廃棄物処理場において浸出水の防止のために
設けられる遮水シートの敷設方法に関する。
設けられる遮水シートの敷設方法に関する。
(従来技術)
周知のように、廃棄物の最終処分としての埋立て処理は
、山間部や内陸部などに凹所を開削して行なわれている
。
、山間部や内陸部などに凹所を開削して行なわれている
。
この種の処理場では、通常廃棄物からの浸出水を放置し
ておくと、地盤や地下水の汚染など2次公害の原因とな
るため、浸出水の漏水を防止するために、凹所の全面を
覆うように合成樹脂製の遮水シートが敷設される。
ておくと、地盤や地下水の汚染など2次公害の原因とな
るため、浸出水の漏水を防止するために、凹所の全面を
覆うように合成樹脂製の遮水シートが敷設される。
遮水シートの敷設は、例えばこれを捲回した状態で処理
場の建設現場まで運び、凹所内でこれを展開すれば簡単
にできそうに思われるが、大規模な処理場では、凹所を
覆うシートも大面積となり、一枚の疎水シートでこれを
まかなうことが困難になる。
場の建設現場まで運び、凹所内でこれを展開すれば簡単
にできそうに思われるが、大規模な処理場では、凹所を
覆うシートも大面積となり、一枚の疎水シートでこれを
まかなうことが困難になる。
そのため、例えば特開昭56−69119号公報に見ら
れるように、遮水シートの端部にジッパ−構造で相互に
嵌合するコネクタを設けておぎ、処理場の建設現場で複
数枚を繋ぎ合せることで敷設する方法も提案されている
。
れるように、遮水シートの端部にジッパ−構造で相互に
嵌合するコネクタを設けておぎ、処理場の建設現場で複
数枚を繋ぎ合せることで敷設する方法も提案されている
。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記公報に開示された方法にも以下に示
す問題があった。
す問題があった。
すなわち、例えば処理場の建設現場の地下水位が高い場
合や、比較的深く開削した場合などには、凹所内に地下
水が侵入する。
合や、比較的深く開削した場合などには、凹所内に地下
水が侵入する。
この場合、上記公報の方法では、コネクタ部の上方を羽
部で覆って、羽部とシートとを熱シールすることで止水
性を確保しているため、コネクタ同士を繋ぐことはでき
ても、止水性を確保することができなかった。
部で覆って、羽部とシートとを熱シールすることで止水
性を確保しているため、コネクタ同士を繋ぐことはでき
ても、止水性を確保することができなかった。
この発明は上述した問題点に鑑みてなされたものであっ
て、その目的とするところは、廃棄物処理場内に地下水
が侵入した状態で施工でき、しかも十分な止水性が得ら
れる遮水シートの敷設方法を提供することにある。
て、その目的とするところは、廃棄物処理場内に地下水
が侵入した状態で施工でき、しかも十分な止水性が得ら
れる遮水シートの敷設方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
凹状に開削された廃棄物処理場の全面を覆う遮水シート
の敷設方法において、該進水シートを複数に分割すると
ともに、それぞの端部に二叉状の分岐部を設け、且つ該
分岐部の端縁にはこれに沿って延びる連結用のコネクタ
をそれぞれ取付け、これらの遮水シートを該開削部内に
該分岐部が対向し且つ該コネクタが近接した状態に配置
し、該コネクタを相互に嵌合させて該分岐部を連結する
とともに、隣接する分岐部で画成した連結部内にグラウ
トを注入することを特徴とする。
の敷設方法において、該進水シートを複数に分割すると
ともに、それぞの端部に二叉状の分岐部を設け、且つ該
分岐部の端縁にはこれに沿って延びる連結用のコネクタ
をそれぞれ取付け、これらの遮水シートを該開削部内に
該分岐部が対向し且つ該コネクタが近接した状態に配置
し、該コネクタを相互に嵌合させて該分岐部を連結する
とともに、隣接する分岐部で画成した連結部内にグラウ
トを注入することを特徴とする。
(作 用)
遮水シートの分岐部が対向し、且つコネクタが近接した
状態に配置する際には、遮水シートは地下水中を自重で
もって沈下する。
状態に配置する際には、遮水シートは地下水中を自重で
もって沈下する。
また、隣接する二叉状の分岐部を繋げた連結部内に注入
されたグラウトは、コネクタの嵌合部分まで浸透し、こ
れが硬化することでコネクタの嵌合を固定するとともに
、遮水シートの連結部分の止水性を確保する。
されたグラウトは、コネクタの嵌合部分まで浸透し、こ
れが硬化することでコネクタの嵌合を固定するとともに
、遮水シートの連結部分の止水性を確保する。
(実 施 例)
以下、この発明の好適な実施例について添附図面を参照
にして詳細に説明する。
にして詳細に説明する。
第1図から第3図は、この発明に係る廃棄物処理場にお
ける遮水シートの敷設方法の一実施例を示している。
ける遮水シートの敷設方法の一実施例を示している。
同図に示す敷設方法には、第1図に示す如く、地下水位
(W、L)が比較的地表(G)に近いところにある個所
に処理場を建設する場合に適用したものであって、廃棄
物が埋立てられる処理場を凹状に開削すると、開口開削
部10内には地下水が侵入した状態となる。
(W、L)が比較的地表(G)に近いところにある個所
に処理場を建設する場合に適用したものであって、廃棄
物が埋立てられる処理場を凹状に開削すると、開口開削
部10内には地下水が侵入した状態となる。
開削部10が形成されると、この四周の地表面と、法面
および底面とに亘って比較的柔軟な合成樹脂製などの遮
水シート12が敷設される。
および底面とに亘って比較的柔軟な合成樹脂製などの遮
水シート12が敷設される。
敷設に先立ち、この実施例では、遮水シート12は、第
2図(・B)の点線で示す如く、はぼ等しい大きさに分
割して2枚(12a、12b)とし、各シート12a、
12bの一端には、第3図に示すように、それぞれ二叉
状の分岐部14.14が一体的に且つ、端部の全長に亘
って形成される。
2図(・B)の点線で示す如く、はぼ等しい大きさに分
割して2枚(12a、12b)とし、各シート12a、
12bの一端には、第3図に示すように、それぞれ二叉
状の分岐部14.14が一体的に且つ、端部の全長に亘
って形成される。
各分岐部14.14の先端には、ジッパ−構造の連結用
コネクタ16.16が固着され、コネクタ16は合成樹
脂で形成した凸条16aと凹条溝16bとからなり、こ
れらが分岐部14.14の全長に亘って取着されている
。
コネクタ16.16が固着され、コネクタ16は合成樹
脂で形成した凸条16aと凹条溝16bとからなり、こ
れらが分岐部14.14の全長に亘って取着されている
。
遮水シート12の設置は、各シート12a、12bを捲
回しておき、これを地表(G)の所定位置にセットし、
それぞれを開削部10の中心側に向けて捲き戻していけ
ば、シート12a、12bはその自重でもって地下水中
を沈下し、分岐部14.14が開削部10のほぼ中心で
対向し、連結用コネクタ16.16の凸条16aと凹条
溝16bが近接した状態に設置される。
回しておき、これを地表(G)の所定位置にセットし、
それぞれを開削部10の中心側に向けて捲き戻していけ
ば、シート12a、12bはその自重でもって地下水中
を沈下し、分岐部14.14が開削部10のほぼ中心で
対向し、連結用コネクタ16.16の凸条16aと凹条
溝16bが近接した状態に設置される。
しかる後、連結用コネクタ16の凸条16aと凹条溝1
6bとを一端側で嵌合させ、他端側から凸条16aを凹
条溝16b内に引き込むようにして適宜手段で引っ張る
と、これらがジッパ−構造のため、凸条16aと凹条溝
16bの嵌合状態が全長に亘って完成する。
6bとを一端側で嵌合させ、他端側から凸条16aを凹
条溝16b内に引き込むようにして適宜手段で引っ張る
と、これらがジッパ−構造のため、凸条16aと凹条溝
16bの嵌合状態が全長に亘って完成する。
二叉状の分岐部14.14の2個のコネクタ16.16
の嵌合が行なわれると、隣接する分岐部14.14間が
連結され、これにより連結部18が画成される。
の嵌合が行なわれると、隣接する分岐部14.14間が
連結され、これにより連結部18が画成される。
連結部18が完成すると、その内部にグラウト20の注
入が一端側から行なわれ、他端側にグラウト20が到達
すると敷設が終了する。
入が一端側から行なわれ、他端側にグラウト20が到達
すると敷設が終了する。
ここで用いられるグラウト20としては、例えば水とセ
メントを適宜比率で混練したものにウレタン樹脂などの
混和剤を添加したものなどが用いられる。
メントを適宜比率で混練したものにウレタン樹脂などの
混和剤を添加したものなどが用いられる。
注入されたグラウト20は、時間の経過とともに硬化し
、遮水シート12aと12bとの連結部分の止水性を確
保するとともに、コネクタ16゜16の嵌合部分にも浸
透し、嵌合部を固定してその機械的強度を補強する。
、遮水シート12aと12bとの連結部分の止水性を確
保するとともに、コネクタ16゜16の嵌合部分にも浸
透し、嵌合部を固定してその機械的強度を補強する。
なお、遮水シート12aの分割数は、上記実施例のもの
に限られず、処理場の規模と施工性とを考慮して適宜に
分割すればよい。
に限られず、処理場の規模と施工性とを考慮して適宜に
分割すればよい。
また、遮水シート12の分岐部14の形成手段も、上述
した如き一体的に形成するだけでなく、□ 別
に製作した帯状の遮水シートを固着することで形成して
もよい。
した如き一体的に形成するだけでなく、□ 別
に製作した帯状の遮水シートを固着することで形成して
もよい。
さらに、連結用のコネクタ16の形状も、上記したもの
だけでなく、ジッパ−機構であれば他の構造であっても
よい。
だけでなく、ジッパ−機構であれば他の構造であっても
よい。
(発明の効果)
以上、実施例で詳細に説明したように、本発明に係る廃
棄物処理場における疎水シートの敷設方法によれば、地
下水が侵入した状態でも比較的簡単に施工でき、高い止
水性が確保されるため2次公害の発生を確実に防止でき
るなどの効果が得られる。
棄物処理場における疎水シートの敷設方法によれば、地
下水が侵入した状態でも比較的簡単に施工でき、高い止
水性が確保されるため2次公害の発生を確実に防止でき
るなどの効果が得られる。
第1図から第3図は、本発明方法の一実施例を示してお
り、第1図と第2図は工程の概略を示す説明図、第3図
は連結部分の拡大断面図である。 10・・・・・・開口開削部 12・・・・・・遮水
シート14・・・・・・分岐部 16・・・・・
・コネクタ18・・・・・・連結部 20・・・
・・・グラウト第1図 第2図 第3図
り、第1図と第2図は工程の概略を示す説明図、第3図
は連結部分の拡大断面図である。 10・・・・・・開口開削部 12・・・・・・遮水
シート14・・・・・・分岐部 16・・・・・
・コネクタ18・・・・・・連結部 20・・・
・・・グラウト第1図 第2図 第3図
Claims (1)
- 凹状に開削された廃棄物処理場の全面を覆う遮水シート
の敷設方法において、該遮水シートを複数に分割すると
ともに、それぞれの端部に二叉状の分岐部を設け、且つ
該分岐部の端縁にはこれに沿つて延びる連結用のコネク
タをそれぞれ取付け、これらの遮水シートを該開削部内
に該分岐部が対向し且つ該コネクタが近接した状態に配
置し、該コネクタを相互に嵌合させて該分岐部を連結し
た後に、隣接する分岐部で画成した連結部内にグラウト
を注入することを特徴とする廃棄物処理場における遮水
シートの敷設方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60151202A JPS6213608A (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 廃棄物処理場における遮水シ−トの敷設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60151202A JPS6213608A (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 廃棄物処理場における遮水シ−トの敷設方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6213608A true JPS6213608A (ja) | 1987-01-22 |
JPH051847B2 JPH051847B2 (ja) | 1993-01-11 |
Family
ID=15513472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60151202A Granted JPS6213608A (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 廃棄物処理場における遮水シ−トの敷設方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6213608A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0368485A (ja) * | 1989-08-08 | 1991-03-25 | Kajima Corp | 廃棄物処分場 |
CN102127904A (zh) * | 2011-01-31 | 2011-07-20 | 上海交通大学 | 模块式网状铺垫及其防冲刷方法 |
US10702301B2 (en) | 2015-06-16 | 2020-07-07 | Quancheng LIU | Circumcision apparatus |
-
1985
- 1985-07-11 JP JP60151202A patent/JPS6213608A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0368485A (ja) * | 1989-08-08 | 1991-03-25 | Kajima Corp | 廃棄物処分場 |
JPH0567351B2 (ja) * | 1989-08-08 | 1993-09-24 | Kajima Construction Corp | |
CN102127904A (zh) * | 2011-01-31 | 2011-07-20 | 上海交通大学 | 模块式网状铺垫及其防冲刷方法 |
US10702301B2 (en) | 2015-06-16 | 2020-07-07 | Quancheng LIU | Circumcision apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH051847B2 (ja) | 1993-01-11 |
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