JPS62133279A - 開口部用金物の取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ＡＬＣパネル等の板状体を用いて建築−ハＭ
Ｘ鴎ル働虐斗又酩王１Ｆ閂ロ蝋ル染１汁ム舟招を使用さ
れる開口部用金物の取付構造に関するものである。

（従来技術） 一般にＡＬ（３Ａネル等の板状Ａ？ネルを多数用いて形
成された建築物の壁面は、採光、換気、設備配管等の必
要によシ開ロ部が設けられる。

従来、このような開口部は、通常山形鋼を井桁型に組ん
で窓枠取付用の開口部枠を形成し、鉄骨の柱または梁に
溶接することにより風圧力等の外力を山形鋼によシ柱ま
たは梁に伝えていた。上記の従来の開口部の形成方法を
第８図、第９図及び第１０図の例を用いて説明する。

開口部用金物として等連山形鋼を用い、開口部ａに隣接
する２枚の・ξネルｂの開口部側に面する長辺小口面ｂ
ｌに、等連山形鋼の片方のフランジＣ１が長Ａネルｂの
室内側表面と接するようにしてたて材Ｃを位置させ、た
て材Ｃの両端を梁鉄骨ｄ或いは定規アングルｅに溶接に
より固着する。次に開口部ａの上下に位置する小パネル
ｆの開口部側に面する短辺小口面ｆｌに、別の等連山形
鋼の片方のフランジが小パネルｆの室内側表面と接する
ようにしてよと材ｇを位置させ、よこ材ｇの両端を前記
たて材Ｃのフランジに溶接により固着する。

従って、開口部ａに加わる風圧力は全てたて材Ｃ及びよ
こ材ｇを介して梁鉄骨ｄに伝わり、これら等透出形鋼の
剛性すなわち断面を大きくする必要があるとともに鋼材
の使用量も多くなシ費用がかさむ原因となっている。ま
た、だて材Ｃは定規アングルｅに、よこ材ｇはたて材Ｃ
にそれぞれ溶接しなければならず、多大な手間を要する
ものであった。

さらに開口部を構成するパネルｂ及び小、ｅネルｆとた
て材Ｃとは接合関係になく、これらの部材の曲げ弾性係
数が異なっているため、強風時や地震時において、これ
らの部材が外力によシ曲げ変形した時に相互の変形量が
異なシ、これらの間に隙間が生じて漏水の原因となる等
の欠点があった。

（発明の目的） 本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、開口
部用金物の取付の際、溶接部分を減らし施工手間を軽減
するとともに、風圧等により・ξネルの目地部に隙間が
生じに＜＜、漏水の心配のない開口部を形成できる取付
構造を提供することを目的とする。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、前記目的を （１）梁間にまたがって支持されている開口部左右のノ
にネルの長辺小口面に形成された溝に嵌合かつアンカー
用係止具で固定されている補強鋼材に開口部用金物の支
持鋼材両端を固着することからなることを特徴とする開
口部用金物の取付構造。

（２）柱間にまたがって支持されている開口部上下のパ
ネルの長辺小口面に形成された溝に嵌合かつアンカー用
係止具で固定されている補強鋼材に開口部用金物の支持
鋼材両端を固着することからなることを特徴とする開口
部用金物の取付構造を提案することによシ達成しようと
するものである。

（実施例） 以下、本発明による実施例を添付した図面に基づいて詳
細に説明する。

第１図は、補強鋼材を取付けた・セネルの斜視図、第２
図は第１図で示した・ぞネルの端部の取付断面＋１ 開口部を形成した壁面の正面図、縦断面図及び横断面図
、第６図及び第７図は第２の発明に従い開口部を形成し
た壁面の正面図及び横断面図である。

次に、第３図、第４図及び第５図に示すように第１の発
明、すなわちパネルが縦積みの場合を述べるが、第２の
発明、すなわちパネルが横積みの場合にも第６図及び第
７図の如く同様の方法で実施できる。

パネル１の開口部に接する側の長辺小口面２に補強鋼材
４を嵌め込む溝３を、・クネル製造現場もしくは施工現
場で、カンナあるいはノコ刃等の工具を用いて形成する
。第１図のようにパネルの端部形状が本実の凹溝を利用
すると、必要寸法の溝を形成する手間が軽減される。溝
の位置はパネル版厚のセンターに位置することが望マ１
．いが、多少面外にずれても構わない。次に溝３に補強
鋼材４を嵌め込む。補強鋼゛材４は第１図に示すように
・ぐネル１枚につき上下２本からなるものでも２本をつ
ないで１本の長いものであっても構わない。

前者の場合、開口の縦寸法に合わせて２本の補強鋼材の
位置を調整すれば補強鋼材の長さを変えなくとも自在に
対応できるというメリットがあるとともに、・ソネルの
曲げ変形に対し追従し易いため実験結果でも高い面外強
度性能を示している。

この場合、補強鋼材４をセットする位置は、開口部上下
の小ノξネル５の開口部側の短辺小口面に補強鋼材４の
長さ方向のセンターが位置するようにセットする。補強
鋼材４のメン・々−は大きすぎるとパネルの無筋部分１
ａが狭くなシ欠は易く、また小さすぎると鋼材の剛性が
低下し、十分な強度が得られない。従って、補強鋼材４
の寸法としては、版厚１００のＡＬＯノネルを用いる場
合中２５〜４５％、厚さ３〜６％程度が適切である。補
強鋼材４を溝３にセット後、釘、ビス、プラグ型アンカ
ー、ネイル型アンカー等のアンカー用係止具６にて固定
する。アンカー用係止具の長さは、強度上及び施工性よ
シ５０〜１００％程度が適切である。

寸だ、アンカー用係止具の取付間隔は負担する風圧力に
応じて変化させることが可能であるが、通常正圧１５０
Ａｙ／ｍ３程度の風圧力までは、補強鋼材４の両端２カ
所に１００〜４００％糧度の間隔で固定すれば十分な強
度が得られる。アンカーのしかたは、補強鋼材４の所定
の位置の穴に打ち込むのが望ましい。そして、この補強
鋼材４を取付けた／ｅネル１を開口部の両隣に建込み取
付後、開口上下の小、ｏネル５の建込位置に合わせて、
小パネル５及び開口部サツシに加わる外力を負担する開
口部用金物の支持鋼材７を開口の上下にそれぞれセット
シ、両端を前記補強鋼材４に溶接固着する。又、小・ぞ
ネル５は、この支持鋼材７を利用して取付られる。

なお、小パネル５の取付方法、パネル１の取付方法は、
公知の各種の方法、例えば当山願人が先に考案した実開
５８−８５００８、実開６０−４２８１１等により取付
ければよく、またこれに限るものではない。

（発明の効果） 本発明の開口部の取付構造を用いることにより、開口部
用金物を取シ付ける際、使用鋼材量ならびに断面寸法を
減らすことができ、同時に規格化できるものでアシ、ま
た鉄骨梁あるいは下地金物に溶接固着する必要がないた
め、溶接作業を減らし、施工手間を軽減することができ
る。さらに、開口部に加わる風圧は、補強鋼材及び・ぞ
ネルにより　一体に負担するだめ、従来のように補強鋼
材と・ξネルの間に隙間が生ずる心配がなく、従って漏
水の恐れがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は補強鋼材を取り付けたパネルの斜視図、第２図
は補強鋼材を取り付けだ／ｅネルの端部断面図、第３図
、第４図及び第５図は、第１発明の取付構造を用いて開
口部を形成した壁面の正面図、縦断面図及び横断面図、
第６図及び第７図は第２発明を用いて開口部を形成した
壁面の正面図及び横断面図、第８図、第９図及び第１０
図は従来の開口部構造の説明図である。 １・・・・ｑネル、２・・・・ぐネル長辺小口面、３・
・・溝、４・・・補強鋼材、５・・・小パネル、６・・
・アンカー用係止具、７・・・支持鋼材、８・・・梁、
９・・・柱特許出願人　旭化成工業株式会社 第１図 す 第２図 第３図　　　第４図 第５図 第６図 第７図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）梁間にまたがつて支持されている開口部左右のパ
   ネルの長辺小口面に形成された溝に嵌合かつアンカー用
   係止具で固定されている補強鋼材に開口部用金物の支持
   鋼材両端を固着することからなることを特徴とする開口
   部用金物の取付構造
2. （２）柱間にまたがつて支持されている開口部上下のパ
   ネル長辺小口面に形成された溝に嵌合かつアンカー用係
   止具で固定されている補強鋼材に開口部用金物の支持鋼
   材両端を固着することからなることを特徴とする開口部
   用金物の取付構造。