JPS62131827A - 作業車の変速操作構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔所業上の利用分野〕 本発明は走行用の静油圧式無段変速装置を、中立位置に
復帰付勢されたフートペダル等の人為変速操作具によっ
て変速操作する作業車の変速操作構造に関する。

〔従来の技術〕

前述のような作業車の変速操作構造としては、例えば、
実開昭５６−１６６９２１号公報に開示されているよう
に、人為変速操作具の一例であるフートペダルと静油圧
式無段変速装置の中立位ｍに復帰付勢された操作部とを
ロンドを介して連動連結すると共に、前記フートペダル
と摩擦式のロック機構と金連幼連結して、その摩擦保持
機能によってフートペダルを介して静油圧式無段変速装
置の操作部を設定位数に保持し定速走行を行うように構
成されているものがある。

（発明が解決しようとする問題点〕 例えば、ロータリ耕耘装置等の作業装置を牽引して対地
作業を行う場合、一つの圃場をある設定速度に保持して
作業を行った後に侶の柵場に移動するときなどには、前
記ロック機構の摩擦保持作用を一旦、解除状態としてか
らプートペダルで変速操作して移動するので、対地作業
を再開するときには再びフートペダルを設定速度位置に
踏込み、ロック機構を摩擦保持状態としなければならず
、その再操作は操縦者にとって不便なものとなっていた
。　又、前記ロック機構が摩擦保持式であるので、摩擦
部での摩耗が進行しているような場合には定速走行中に
振動等で設定位置がずれ比すすることがあった。

ここで本発明の目的は静油圧式無段変速装置を備え比作
業車において、設定速度での定速走行状態と人為変速操
作具による変速操作状態とに容易に切換可能とし、定速
走行状態での設定速度保持精度を向上させることにある
。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の特徴は冒記し之静油圧式無段変速装置を備えた
作業車の変速操作構造において、中立復帰型の人為変速
操作具の操作位置に対応して静油圧式無段変速装置の油
圧ポンプの出力を変更操作するアクチュエータを設け、
速度設定手段からの速度信号を、前記アクチュエータを
操作する制御手段に入力状態と非入力状態とに切換える
手段を設けると共に、この速度信号が入力中のみ速度信
号に対応する速度で定速走行すべく、前記人為変速操作
具に優先して前記アクチュエータを操作するように制御
手段全構成してあることにあり、その作用及び効果は次
のとおりである。

〔作　用〕

速度設定手段からの速度信号を制御手段に入力しない状
態としておけば静油圧式無段変速装置の油圧ポンプの出
力は、フートペダル等の人為変速操作具の操作位置に応
じ制御手段及びアクチュエータを介して変更操作される
ことになる。　又、速度設定手段により所望の速度を設
定し、その速度信８を制御手段に入力する状態に切換え
れば、人為変速操作具によって操作しなくても制御手段
が速度設定手段によって設定された速度を保持して定速
走行するようにアクチュエータを操作するのである。

〔発明の効果〕

従って速度設定手段で一度、所望の速度を設定してしま
えば、この速度設定手段からの速度信８を制御手段に入
力する状態と入力しない状態とに適時切換えることによ
り、所望の速度での定速走行を何回も繰返して行えるよ
うになって作業車の操縦性が向上した。　又、定速走行
時の速度保持に関して振動等により油圧ポンプ操作部の
設定位置がずれてもアクチュエータを介して制御手段に
よｈ修正されて行くので、摩擦保持式に比へて速度保持
精度が向上し次。

〔実施例〕

本発明の実施例を作業車の一例である農用トラクタにつ
いて図面に基づいて説明する。

第３図に示すように、左右一対の操向型前車輪＋１１・
＋１＋及び非操向型抜車輪（２）・（２）の夫々を駆動
可能に支持し九走行機体の後部に、ロータリー＃耘装置
等の作業装置を昇降操作可能に連結するリフトアーム（
３）、及び、前記作業装置に動力を伝動する１力取出し
軸（４）を設けて、乗用型農用トラクタを構成してある
。

エンジン（６）と、前後車輪ｆｌ）　Ｉ＋２＋に対する
副ギアートランスミッション（図示せず）との＠に、シ
リンダ型の油圧ポンプ（６）と油圧モータ（））とか（
８）をミッションケース（９）に内装した状態で設けで
ある。

次に、前記静油圧式無段変速装置（８）の構成について
述へると、第２図に示すように、エンジン（６）の分岐
動力によって駆動される油圧ポンプ（６）と副ギアトラ
ンスミッション（図示せず）に連結された油圧モータ（
７）を一対の油路（１０ａ）Ｉ（１０ｂ）で接続すると
共に、両部路（１０ａ）Ｉ（１０ｂ）に油路（１０ａ）
・（１０ｂ）内の圧力が設定圧力以下となると油路（１
０ａ）＋（１０ｂ）を開放し、設定圧力以上となると開
放を閉じて装置の中立停止範囲を設定するパイロント式
の開閉弁（１１ａ）＋（１１ｂ）を備えている。

次に、操作系について詳述すると、機体の操縦部右側下
方に設けられた人為変速操作具（１２１の７つであるフ
ートペダルの揺動軸に中立復帰機ｓｔ（図示せず）及び
ポテンショメータ（＋３）　’ｒ　ＩｆＸ　付け、この
ポテンショメータ（ｌ（６）からの信号を制御装置α蜀
に入力している。　この制御装置（＋４）はフートペダ
ル（Ｉ２ｉの踏込み操作に対応したボテンシれ几アクチ
ュエータ０５）の−例であるサーボモータを、１ｆ７記
回転軸に同じく設置されたポテンショメータ（図示せず
）からの信号により斜板角度を確認しながら操作するの
である。

又、前記制御装Ｗｔ（１４）には速度設定手段Ｑ−の一
つであるポテンショメータを用い九レバ一式の速度設定
器からの速度信号が切換スイッチＱ７）を介して入力き
れている。　この切換スイッチαηを切り状態、つまり
速度信号を制御装置（１（４）に入力しない状態とする
と、制御装［４）は前述のフートペダル（１２１からの
信号に従ってサーボモータＱ６＋を掃作する。　逆に切
換スイッチＱ′６を入り状態、つ！す速度信号を制御装
置α４）に入力する状態とすると、制御装置０４）は速
度設定器（国からの速度信号を優先させ、この速度側８
ＶＣ対応した速度で定速走行するように前記サーボモー
タ）５１を操作するのである。

以上説明した制御装置（１４）内の操作の流れを示すフ
ローチャートを第１図に示す。　切換スイッチαηが切
り状態の場合はステップ（Ｓｌ）・（Ｓ２）を通ｈステ
ップ（ｓ、）〜（Ｓ、１）ＶＣおいてフートペダルαり
の操作位置に対応した信号に基づいて速度制御が行われ
、切換スイッチ（１７）が入り状態の場合にはステップ
（Ｓ、）、（Ｓ、）　ｔ−通り、ステップ（Ｓ４）〜（
Ｓｌｌ）において速度設定器０６１からの速度信号に基
づいて速度制御が行われるのである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る作業車の変速操作構造の実施例を示
し、第１図は制御装置の操作の流れを示すフローチャー
ト、ｆｉ２図は静油圧式無段変速装置の油圧回路図、第
３図は農用トラクタの全体側面図である。 （６）・・・・・・油圧ポンプ、（８）・・・・・静油
圧式無段変速装置、（Ｉ２１・・・・・人為変速操作具
、（１４）・・・・制御手段、（１５）・・・・アクチ
ュエータ、α６）・・・・・・速度設定手段。 代理人　弁理士　　北　村　　　修 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 中立復帰型の人為変速操作具（１２）の操作位置に対応
   して静油圧式無段変速装置（８）の油圧ポンプ（６）の
   出力を変更操作するアクチュエータ（１５）を設け、速
   度設定手段（１６）からの速度信号を、前記アクチュエ
   ータ（１５）を操作する制御手段（１４）に入力状態と
   非入力状態とに切換える手段を設けると共に、この速度
   信号が入力中のみ速度信号に対応する速度で定速走行す
   べく、前記人為変速操作具（１２）に優先して前記アク
   チュエータ（１５）を操作するように制御手段（１４）
   を構成してある作業車の変速操作構造。