JPS6213065Y2 - - Google Patents

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JPS6213065Y2
JPS6213065Y2 JP8922079U JP8922079U JPS6213065Y2 JP S6213065 Y2 JPS6213065 Y2 JP S6213065Y2 JP 8922079 U JP8922079 U JP 8922079U JP 8922079 U JP8922079 U JP 8922079U JP S6213065 Y2 JPS6213065 Y2 JP S6213065Y2
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JP
Japan
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drive member
blade group
rear blade
aperture
shutter
Prior art date
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JP8922079U
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JPS567921U (ja
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Priority to US06/105,300 priority patent/US4245905A/en
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、フオーカルプレーンシヤツタの改良
に関する。
上下走行且つ分割羽根形式で、露光作動後に先
羽根群がアパーチヤの少くとも一部を覆う位置に
戻され、また後羽根群がアパーチヤを開放するセ
ツト位置に戻される時期がシヤツタの開放レリー
ズの直前に行われるフオーカルプレーンシヤツタ
において、後羽根群を、アパーチヤを開放させる
位置へ移動させる力源と、アパーチヤを閉鎖させ
る位置へ移動させる力源とを、一つのバネによつ
て兼用させるようにしたフオーカルプレーンシヤ
ツタは、同一出願人の先願に係る特願昭53−
163317号によつて提案されている。
しかしながら、その先願発明においては、相対
的に、後羽根群を、アパーチヤを開放させる位置
へ移動させる力量が、アパーチヤを閉鎖させる位
置へ移動させる力量よりも強くなる構成になつて
いる。
従つて、後者の力量を、露光制御に関係する後
羽根群の閉鎖作動のために必要な値に設定する
と、前者の力量が必然的に大きくなつて、後羽根
群をアパーチヤを開放させる位置へ移動させる運
動において、ストツパー部材に対して強い衝突現
象が生じ、シヤツタの開放レリーズの直前の動作
としては好ましくないものであつた。
本考案は、上記の欠点を除去したもので、後羽
根群を、アパーチヤを開放させる位置へ移動させ
る力源と、アパーチヤを閉鎖させる位置へ移動さ
せる力源とを一つのバネにより兼用するようにし
たフオーカルプレーンシヤツタにおいて、後羽根
群を、アパーチヤを開放させる位置へ移動させる
力量が、アパーチヤを閉鎖させる位置へ移動させ
る力量よりも弱く作用するようにして、後羽根群
をアパーチヤを開放する位置へ移動させる運動に
おける衝突現象を弱くさせるようにしたフオーカ
ルプレーンシヤツタを提供するものである。
以下本考案を、図面で示した実施例に基づいて
詳細に説明する。
第1図は、上下走行且つ分割羽根形式で、露光
作動後に先羽根群がアパーチヤの少くとも一部を
覆う位置に戻され、また後羽根群がアパーチヤを
開放するセツト位置に戻される時期がシヤツタの
開放レリーズの直前に行われるフオーカルプレー
ンシヤツタにおける後羽根群の開閉操作機構部の
みをシヤツタのセツト状態で示している。
1は軸2に枢着された後羽根駆動アームで、裏
側にピン1aを、また表側にピン1bを夫々植設
し、左旋量がストツパーピン3に制限される。な
お、ピン1aは、図示していないシヤツタプレー
トを貫通(円弧溝を介して)してその裏側に配置
されている後羽根群の羽根支持部材に連結されて
いる。また、該駆動アーム1は、ピン3に当接し
ている図示の状態で、後羽根群をアパーチヤを覆
う位置に展開させている。
4は軸5に枢着された後羽根副駆動アームで、
腕部4aを形成していると共に、ピン4b,4c
を植設し、右旋量がストツパーピン6に制限され
る。
7は該副駆動アーム4上の支軸4dに枢着され
た揺動レバーで、ピン4cとの間に掛けられたバ
ネ8により右旋性が与えられ、前記駆動アーム1
のピン1bと係合し得るフツク7aと腕部7b及
びカム面7cとを形成している。
9は駆動バネで、軸2に巻装され、一端が駆動
アーム1のピン1bに掛けられ、他端が副駆動ア
ーム4のピン4bに掛けられている。
10は軸11に枢着されバネ12により右旋性
が与えられている係止レバーで、腕部10aと、
副駆動アーム4の腕部4aと係合し得る曲げ10
bとを形成している。
13は軸14に枢着されバネ15により左旋性
が与えられている閉鎖レリーズレバーで、曲げ1
3aと、前記揺動レバー7の腕部7bを押動し得
る曲げ13bとを形成している。
次に動作を説明する。
先ず、第2図により、駆動バネ9の作用につい
て説明しておく。
駆動アーム1の軸2の中心点をO、該アーム1
と揺動レバー7との作用点をM、バネ9と副駆動
アーム4との作用点をNとし、またOM=R1
ON=R2、∠MON=Θとし、更にバネ9のトルク
をTとし、駆動アーム1を左旋させようとするM
点の反力をP1、副駆動アーム4を右旋させようと
するN点の反力をP2とすると、各反力P1,P2は P1=T/R P2/CosΘ=T/R P2=T・CosΘ/R として表わされる。
そして、反力P2がP1よりも大きければ、バネ9
は、揺動レバー7を介した駆動アーム1と副駆動
アーム4の一体物に対して右旋駆動力として作用
する。
即ち、 P2−P1=T・CosΘ/R−T/R =T(R・CosΘ−R)/R・R
>O として表わされ、R1・CosΘ−R2>Oの時P2>P1
となる。
従つて、第1図の実線状態と二点鎖線状態を見
るに、CosΘはほゞ一定であり、R2が長くなるに
つれてR1も長くなるので、少くともR2をR1より
も短かく設定してある。
そこで、レリーズ操作が行われると、図示して
いない周知の自動絞り機構が作動し、またミラー
機構の作動後に、制御部材が釈放されて運動を開
始する。制御部材は、その運動で、最終的にはシ
ヤツタの開放レリーズを行うが、その前に腕部1
0aを押動して、係止レバー10をバネ12の張
力に抗して左旋させ、曲げ10bを腕部4aから
外させる。この結果、副駆動アーム4は、上述の
バネ9の反力P2−P1の弱い作用力により揺動レバ
ー7を介して駆動アーム1を牽引し、ピン6に制
限される二点鎖線位置まで右旋して、後羽根群を
アパーチヤを開放する如く積み重ねられるセツト
位置へ移行させる。
そして、シヤツタの開放レリーズ後、公知の手
段により露光時間が経過すると、曲げ13aが押
動されて、閉鎖レリーズレバー13がバネ15の
張力に抗して右旋され、曲げ13bが腕部7bを
押動して揺動レバー7をバネ8の張力に抗して左
旋させ、フツク7aをピン1bから外させる。
従つて、駆動アーム1は、バネ9の反力P1の強
い作用力でピン3に制限される実線位置まで左旋
し、後羽根群を展開させてアパーチヤを閉鎖させ
る。
シヤツタのセツト時には、副駆動アーム4が左
旋させられ、その過程で、揺動レバー7がカム面
7cで駆動アーム1のピン1bに係接して揺動運
動し、フツク7aが該ピン1bに係合することに
より実線のシヤツタセツト状態となる。なお、こ
のセツト動作においては、後羽根群は動かされ
ず、アパーチヤを閉鎖している展開状態に保持さ
れている。
実施例では、揺動レバーを副駆動アーム上に枢
着しているが、駆動アーム上に枢着配置すること
も可能である。
以上の如く、後羽根群がセツト位置へ移行され
る時期が、シヤツタの開放レリーズの直前に行わ
れるフオーカルプレーンシヤツタにおいて、本考
案によると、後羽根群を、アパーチヤを開放する
セツト位置へ移行させる力源と、アパーチヤを閉
鎖する閉鎖作動時の力源とを、一つのバネにより
兼用させると共に、前者動作時の力量が小さくな
るように作用させているので、その動作時の衝突
現象は弱く、その後に行われるシヤツタの開放作
動に対して悪影響を及ぼさないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示した説明図、第
2図は駆動力作用の説明図である。 1……駆動アーム、4……副駆動アーム、7…
…揺動レバー、9……バネ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上下走行且つ分割羽根形式で、露光作動後に先
    羽根群がアパーチヤの少くとも一部を覆う位置に
    戻され、また後羽根群がアパーチヤを開放するセ
    ツト位置に戻される時期がシヤツタの開放リレー
    ズの直前に行われるフオーカルプレーンシヤツタ
    において、 前記後羽根群の開閉操作機構が、 後羽根群に直接的に作用する駆動部材と、 後羽根群に間接的に作用し前記駆動部材の回動
    軸とは別の軸に枢着された副駆動部材と、 前記駆動部材或は副駆動部材の一方に枢着され
    て、他方と係脱する揺動部材と、 前記駆動部材の軸部を介して両端が該駆動部材
    と前記副駆動部材とに作用し、該軸部から見て該
    副駆動部材に対する作用点が、駆動部材と副駆動
    部材の前記揺動部材を介した連結点よりも近い位
    置に置かれている一つのバネと、 前記駆動部材の後羽根群を閉鎖させた状態以後
    の回動を制限する閉鎖方向制限部材と、 前記副駆動部材を、前記揺動部材を介した前記
    駆動部材との連結状態において後羽根群が閉鎖し
    ている状態で係止する係止部材と、 前記揺動部材を介した前記駆動部材との連結状
    態で、前記副駆動部材の後羽根群を開放させた状
    態以後の回動を制限する開放方向制限部材と からなり、 露光作動後の状態で後羽根群をアパーチヤを閉
    鎖させている位置にある前記駆動部材に対して、
    シヤツタのセツト操作で、前記副駆動部材を、緊
    張位置へ変位させて前記係止部材に係止させると
    共に、前記揺動部材を介して連結させ、 シヤツタの開放レリーズの直前に前記係止部材
    を前記副駆動部材に対する係止を解除する方向に
    変位させ、該副駆動部材と前記駆動部材を前記揺
    動部材を介して一体的に且つ該副駆動部材が前記
    開放方向制限部材に制限される位置まで運動させ
    て後羽根群をアパーチヤを開放する位置へ移動さ
    せ、 シヤツタの閉鎖レリーズの信号で前記揺動部材
    を制御して該揺動部材を非枢着側の前記駆動部材
    或は前記副駆動部材から離脱させ、該駆動部材の
    みを前記閉鎖方向制限部材に制限される位置まで
    運動させて後羽根群をアパーチヤを開放する位置
    へ移動させる、 ようにしたことを特徴とするフオーカルプレーン
    シヤツタ。
JP8922079U 1978-12-27 1979-06-29 Expired JPS6213065Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8922079U JPS6213065Y2 (ja) 1979-06-29 1979-06-29
US06/105,300 US4245905A (en) 1978-12-27 1979-12-19 Blade actuating device for focal plane shutters

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8922079U JPS6213065Y2 (ja) 1979-06-29 1979-06-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS567921U JPS567921U (ja) 1981-01-23
JPS6213065Y2 true JPS6213065Y2 (ja) 1987-04-04

Family

ID=29322382

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8922079U Expired JPS6213065Y2 (ja) 1978-12-27 1979-06-29

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JP (1) JPS6213065Y2 (ja)

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JPS567921U (ja) 1981-01-23

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