JPS6212600Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6212600Y2
JPS6212600Y2 JP14084382U JP14084382U JPS6212600Y2 JP S6212600 Y2 JPS6212600 Y2 JP S6212600Y2 JP 14084382 U JP14084382 U JP 14084382U JP 14084382 U JP14084382 U JP 14084382U JP S6212600 Y2 JPS6212600 Y2 JP S6212600Y2
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JP
Japan
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impression cylinder
coating layer
silicone resin
printing
resin coating
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Expired
Application number
JP14084382U
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English (en)
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JPS5946244U (ja
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Landscapes

  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)
  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 従来グラビア印刷方式を用いて印刷や樹脂のコ
ーテイング等を行なうことは広く行なわれてい
る。この場合に被印刷物は版胴と圧胴の間を通過
することにより印刷や樹脂のコーテイング等が行
なわれる。このようなグラビア印刷方式により印
刷や樹脂のコーテイングを行なう場合に印刷イン
キやコーテイングする樹脂が紙等の被印刷物中に
浸透し裏面にまで達して圧胴に付着したり、ある
いは印刷版胴の端部からインキや樹脂が回り込ん
で圧胴に付着したりしてこれが被印刷物の裏面に
付着するいわゆるブロツキング等のトラブル発生
の原因となることがある。このようなトラブルを
防止するために、従来圧胴の表面をシリコン樹脂
被覆層としたものが知られている。第1図はこの
ような従来公知のシリコン樹脂被覆層1を有した
グラビア印刷用圧胴2の平面説明図であり、図中
において斜線を施した部分がシリコン樹脂被覆層
となつている。この場合のシリコン樹脂被覆層の
厚さは約7mm程度でその硬度は50〜60度程度であ
る。
このようなシリコン樹脂被覆層を有した圧胴を
用いれば、シリコン樹脂がインキや樹脂等を付着
させにくい性質を有しているために前記の如きト
ラブルは防止される。しかしながらこの場合には
シリコン樹脂が衝撃に弱い性質であるために種々
の問題点が生ずる。すなわち表面のシリコン樹脂
にキズが形成されるとその部分で印圧が不足する
結果となり被印刷物へのインキの転移量が変化し
てしまい、特に樹脂のコーテイングを行なう場合
には樹脂のコーテイングむらの発生となり製品の
品質低下をまねくこととなる。またキズをそのま
まにしておくとその部分からキズの範囲が更に拡
大してしまうこともある。そのために従来のシリ
コン樹脂被覆層を有する圧胴を用いた場合には10
万m〜20万m位の印刷を行つた後で研磨を行なう
必要があり耐刷力の点で問題となつていた。
本考案は以上の如き従来の圧胴に見られた問題
点を解決するためになされたものであり、第1図
に示す如きシリコン樹脂被覆層が脆いのは特に両
端部4近傍であることを見出し、この部分をアク
リロニトリル・ブタジエン共重合体(NBR)に
よる被覆層とすることにより前記問題点が解決す
ることを見出して本考案を完成させたものであ
る。第2図は本考案の圧胴の平面説明図であり、
圧胴3の表面部の斜線を施した部分がシリコン樹
脂被覆層1となつていることは従来と同様である
が、その表面の両端部をアクリロニトリル・ブタ
ジエン共重合体(NBR)による被覆層4として
ある点において異なつている。NBR被覆層の幅
(第2図のa又はb)は10mm〜15mm程度であれば
よく、厚さは3mm〜5mm程度でよく、また硬度は
70〜80度程度のものでよい。
また本考案の圧胴を作成する方法としては圧胴
にアクリロニトリル・ブタジエン共重合体
(NBR)の被覆層を従来法の如く形成させた後に
両端部を10〜15mm(第2図のa又はb)残して
NBR被覆層を必要な幅に応じて厚さ5〜7mm程
度除去し、その部分に液状のシリコン樹脂を被覆
させてから、表面を研磨する方法を採用すること
ができる。
従来通りのNBRを被覆させる方法をとり、中
心部を除去した後に液状シリコン樹脂を流しこむ
のであるから第2図のc,dの範囲がNBR被覆
層として残ることになる。
本考案のグラビア印刷用圧胴は以上の如き構成
であるので、従来のシリコン樹脂被覆層を表面に
有する圧胴と同等の機能を保持したままで更にそ
の耐用強度が増加する。このため従来のシリコン
樹脂被覆層を表面に有する圧胴は10万m〜20万m
の印刷で端部が不良となつてしまい研磨に出す必
要があつたが本考案の圧胴によれば200万m以上
の印刷を行なつてもまだ現状を維持しており、更
に継続して印刷を行なうことができ、また樹脂の
コーテイングの場合でも同様の結果を得られた。
また、従来のシリコン樹脂被覆層を有する圧胴
によれば版胴の長さの長いものを用いて幅のせま
い被印刷物に印刷や樹脂のコーテイングを行なう
際に片側に寄せて印刷等を行なう場合には、バラ
ンスがとれず、片圧となるため、特に強力な圧力
を必要とされることに起因して、圧胴端部のカツ
ト部の変形が著るしくなるものであつたため特に
問題であつたが、本考案の圧胴によりこのような
問題点も著るしく改善された。
更に本考案の圧胴によれば、研磨の頻度を少な
くすることができるために作業能率の向上や研磨
に要する費用の削減をもはかることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシリコン樹脂被覆層を有する圧
胴の平面説明図、第2図は本考案の圧胴の平面説
明図をそれぞれ示す。 1……シリコン樹脂被覆層、2,3……圧胴、
4……NBRによる被覆層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表面がシリコン樹脂被覆層となつているグラビ
    ア印刷用圧胴における表面の両端部をアクリロニ
    トリル・ブタジエン共重合体(NBR)による被
    覆層としたことを特徴とするグラビア印刷用圧
    胴。
JP14084382U 1982-09-17 1982-09-17 グラビア印刷用圧胴 Granted JPS5946244U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14084382U JPS5946244U (ja) 1982-09-17 1982-09-17 グラビア印刷用圧胴

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14084382U JPS5946244U (ja) 1982-09-17 1982-09-17 グラビア印刷用圧胴

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5946244U JPS5946244U (ja) 1984-03-27
JPS6212600Y2 true JPS6212600Y2 (ja) 1987-04-01

Family

ID=30315196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14084382U Granted JPS5946244U (ja) 1982-09-17 1982-09-17 グラビア印刷用圧胴

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JP (1) JPS5946244U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5946244U (ja) 1984-03-27

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