JPS62123135A - 単環炭化水素類の分離方法 - Google Patents

単環炭化水素類の分離方法

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JPS62123135A
JPS62123135A JP26228885A JP26228885A JPS62123135A JP S62123135 A JPS62123135 A JP S62123135A JP 26228885 A JP26228885 A JP 26228885A JP 26228885 A JP26228885 A JP 26228885A JP S62123135 A JPS62123135 A JP S62123135A
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hydrocarbons
monocyclic hydrocarbon
mixture
monocyclic hydrocarbons
hydrocarbon
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JP26228885A
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Yoshihide Mori
森 美秀
Osamu Moriya
修 守谷
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〈産業上の′利用分野〉 本発明は抽出蒸留法によって単環炭化水素類を分離する
際に使用する抽出蒸留用の選択ン容剤に関するものであ
る。 不飽和単環炭化水素は種々の工業薬品原料中間体として
有用な化合物である。例えば、シクロヘキセンはアジピ
ン酸、リジン、シクロヘキサノール、シクロヘキサノン
等の工業薬品原料及び溶媒として有用な物質である。又
、シクロペンテンはシクロペンタノール、シクロペンタ
ノン、セパシン酸等の工業薬品原料として有用な物質で
ある。 (従来の技術〉 芳香族単環炭化水素の部分水素添加反応又は飽和単環炭
化水素の部分脱水素反応によって不飽和単環炭化水素が
得られる事はすでに知られている。 芳香族単環炭化水素の部分水素添加反応によって不飽和
単環炭化水素を得る方法として、特公昭60−2112
6号公報、特開昭57−130926号公報、特公昭5
6−22850号公報等にベンゼンの部分水素添加反応
によってシクロヘキセンが得られ、副生成物としてシク
ロヘキサンが生成する事が示されている。又エチレン生
産量の4〜5重量%をしめる副生成物であるシクロペン
タジェンの部分水素添加反応によってシクロペンテンが
得られ、副生成物としてシクロペンクンが生成する事も
知られている。 飽和単環炭化水素の部分脱水素反応によって不飽和単環
炭化水素を得る方法として、工業化学雑誌74巻11号
2401P〜2402P(1971年)および特開昭6
0−100530号公報等にシクロヘキサンの部分脱水
素反応によってシクロヘキセンが得られ、副生成物とし
てベンゼンが生成する事が示されている。 また米国特許第4187156号、特公昭49−411
92号公報および特公昭48−35063号公報にはベ
ンゼンの電解還元法によってシクロヘキセンが得られ、
副生成物としてシクロヘキサジエンが生成する事が示さ
れている。シクロへキサジエンは部分水素添加反応によ
ってシクロヘキサンとシクロヘキセンになる事はすでに
知られている。 石油学会誌VOL、25、No、3.1422〜149
P(1982年)、および特開昭51−62253号公
報にはシクロへキシルベンゼンの接触分解によりシクロ
ヘキセンが得られ、副生成物としてベンゼンが生成する
事が示されている。 これらの各反応によって得られた生成物は飽和単環炭化
水素、不飽和単環炭化水素および芳香族単環炭化水素と
からなる混合物として得られるが、これらの混合物を次
の目的に活用するとか、未反応の原料を再び反応に供す
るためには、それぞれを分離する必要がある。 しかし、これらの混合物を蒸留により分離する場合、不
飽和単環炭化水素、芳香族単環炭化水素、飽和単環炭化
水素の沸点が余りにも接近している。例えば、ベンゼン
、シクロヘキサン、シクロヘキセンの沸点はそれぞれ8
0.1°C180,8℃、83.3℃であり、シクロペ
ンクジエン、シクロペンテン、シクロペンクンの沸点は
それぞれ41’C144℃、49℃である。またベンゼ
ンとシクロヘキサン、ベンゼンとシクロヘキセンの様に
共沸混合物を生成する場合もある。 以上の問題点を解決するため従来から不飽和単環炭化水
素、芳香族$L環環化化水素飽和単環炭化水素の上記混
合物を抽出蒸留法で分離精製する方法を確立する試みが
なされている。例えば特開昭57−149234号公報
には溶剤としてペンテンニトリルが提案されている。 また特開昭51−127043号公報、特開昭52−5
733号公報、特開昭52−144649号公報、特開
昭52−144650号公報、特開昭58−16452
4号公報、特開昭58−164525号公報および特開
昭58−172323号公報にはそれぞれ溶剤としてジ
メチルスルホキシド、N−メチルピロリドン、ジメチル
ホルムアミド、γ −ブチロラクトン、ジメチルアセト
アミド、スルホラン等のスルホン化合物、アジポニトリ
ル等の脂肪族ジニトリル化合物が提案されている。また
芳香族単環炭化水素を含存した単環炭化水素混合物を抽
出蒸留法によって分離する溶剤として、特開昭49−8
6331号公報には上記以外にN−フルキル−ε−プロ
ラクタム、γ −バレロラクトンおよび ε−カプロラ
クトン等が提案されている。 〈発明が解決しようとする問題点) 工業的に抽出蒸留法で単環炭化水素混合物を分離する場
合、従来の溶剤では分離効率が悪いため、多量の溶剤を
使用し、還流比を大きくする必要がある。その結果設備
の大型化、分離のエネルギーコストが大きい等の欠点を
有している。特に不飽和単環炭化水素と飽和単環炭化水
素、例えばシクロヘキセンとシクロヘキサンとの分離効
率が従来の溶剤では悪く、工業的実施にあたってはさら
に分離効率の良い溶剤が求められている。 分離効率の評価指標としての選択性と溶解性において、
従来の溶剤は一般的に選択性が良い溶剤は溶解性が悪く
、又溶解性が良い溶剤は選択性が悪い。 本発明はこれら従来法の欠点を克服し、より選択性及び
溶解性に優れた溶剤を使用して小胞相承17炭化水素、
芳香族単環炭化水素、飽和単環炭化水素の混合物を抽出
茎留法で分離精製することにある。 く問題点を解決するための手段〉 本発明者等は単環炭化水素混合物の抽出蒸留法による分
離精製について鋭意研究した結果、リン酸トリエステル
が従来の溶剤にくらべて分離効率が優れていることを見
い出し本発明を完成させるに至った。 すなわち本発明は飽和単環炭化水素、不飽和単環炭化水
素および芳香族iii ljQ炭化水素のうら少くとも
2種の単環炭化水素からなる混合物から抽出法留によっ
て飽和単環炭化水素まは不飽和単環炭化水素を分離する
方法において、抽出溶剤としてリンti +・リエステ
ルを使用することを特徴とする11″Lrt炭化水素類
の分^1方法に関する。 本発明に用いられる芳香族単環炭化水素としては、ヘン
ゼン、トルエン、0−キルへm−キンレン、P〜キンレ
ン、エチルヘンゼン、ノエチルヘンゼン、イソプロビル
ヘンゼン、1−リメチルヘンゼンなどがあげられる。 飽和単環炭化水素としては、シクロペンタン、シクロヘ
キサン、メチルンクロヘキサン、1.2−ジメチルシク
ロヘキサン、1.3−ジメチルシクロヘキサン、1.4
−ジメチルシクロヘキサン、シクロオクタン、シクロデ
カン、シクロドデカン、メチルシクロペンクン、エチル
シクロヘキセン、ジメチルシクロヘキサン、エチルシク
ロペンテンなどがあげられ、不飽和11
【原炭化水素と
してシよ、シクロペンテン、シクロヘキセン、メチルツ
クし】ヘキセン、ジメチルシクロヘキセン、シクロオク
テン、シクロデセン、シクロドデセン、エチルシクロヘ
キセン、メチルシクロペンクン、エチルシクロペンテン
、シクロペンタジェン、シクロへキサジエン、メチルシ
クロヘキサジエン、シクロへブタジェン、シクロオクタ
ジエン、シクロデカジエン、シクロドデカジエンなどが
あげられる。 本発明に用いられる飽和単環炭化水素、不飽和単環炭化
水素は芳香族単環炭化水素の部分水素添加反応、電解還
元反応、また芳香族単環炭化水素、不飽和単環炭化水素
は飽和単環炭化水素の部分脱水素反応等で生成するが、
本発明方法を適用するにあたってこれらi原炭化水素の
製造方法はなんら限定されるものではない。 上記各種反応方法によって得られた芳香族単環炭化水素
、飽和単環炭化水素、不飽和単環炭化水素を含有した混
合物は反応器から取り出したまま本発明の方法を適用し
てもよいし、また場合によっては蒸留、抽出、分液、晶
析、ろ通算公知の別な分離操作によって容易に分離可能
な触媒、高沸点成分、低沸点成分を分離した後本発明の
方法を適用してもよい、また場合によっては本発明に示
した溶剤を用いて液々抽出操作により飽和単環炭化水素
もしくは芳香族i原炭化水素の一部を分、::11した
後に本発明の方法を適用してもよく、これら]r■処理
の有無及び前処理方法については特に限定されない。 本発明方法を実施するに当り、芳香族屯1ス炭化水素、
飽和単環炭化水素、小胞f1し4’L li:l ji
i化水素よりなる混合物の組合せは特に限定されるもの
ではない。通常、沸点差、比揮発度が大きく共沸関係の
無い場合には本発明に示された溶剤を用いなくても通常
の蒸留方法で容易に分離が可能である。しかし、沸へ差
がいちじるしく小さく、比揮発度が1に近くて分離が極
めて困難かつ通常の蒸留方法では不経済で工業的には雫
ましくないか、もしくは不可能な場合、例えば芳香族単
環炭化水素、飽和単環炭化水素、不飽和単環炭化水素と
してベンゼン、シクロヘキサン、シクロヘキセンまたは
トルエン、メチルシクロヘキサン、メチルシクロヘキセ
ンまたはシクロペンクン、シクロペンテン、シクロペン
タジェン等を含む混合物を分離しようとする場合には本
発明に示されたリン酸トリエステルは優れた分離効果を
有している。 本発明において用いられるリン酸トリエステルとしては
リン酸トリメチル、リン酸トリエヂル、リン酸トリブチ
ル、リン酸トリフェニルなどがあげられ、特にリン酸ト
リメチルが好ましい。 溶剤としてリン酸トリエステルは単独で用いても十分な
効果が得られるが、2種以上のリン酸トリエステルの混
合物として用いてもよい。 また、リン酸トリエステルを他の極性溶剤との7R合物
で用いることは何ら問題ないぼかりか、N−メチルピロ
リドン、ジメチルアセ1−アミド、フタル酸ジメチル、
ジエチレングリコール七ツメチルエーテル、ジエチレン
グリコールモノエチルエーテルのうち少なくとも1種と
リン酸トリメチルとの混合物を使用した場合にはリン酸
トリメチルを単独で用いるのに比較してさらにすぐれた
分離効果を有している。 本発明において使用する〆8剤の間が少ない場合には、
目的とする単環炭化水素の分離効率が悪くなり、使用す
る溶剤の星があまりにも多い場合には分離効率が良くな
る以上に装置が大きくなり、また溶剤の回収費用が多く
なるため工業的には好ましくない。 通常使用する溶剤の量は分離する単環炭化水素混合物に
対してモル比で0.5〜IO倍程度、好ましくは1〜5
倍程度である。 抽出蒸留操作方法としては通常行なわれる回分法あるい
は連袂法のいずれでもよく、蒸−留を行なう装置は特別
なものである必要はない。また、抽出蒸留を実施する場
合の操作圧力は常圧、加圧、減圧のいずれでもよく、エ
ネルギーの有効利用をはかるために多重効用システム゛
を採用する場合には減圧系を徂あわせる事が望ましい。 〈実施例〉 以下実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発
明はこれら実施例により何ら制限を受けるものではない
。 ここで炭化水素Aの炭化水素Bに対する比揮発度α、は
次の通りである。 Y (B) /X (B) ただし、Y (A) 、Y (B)は気液平衡時におけ
る気相中の炭化水素Aと炭化水素Bの合計に対する炭化
水素A及び炭化水素Bのモル分率を表わし、X (A)
 、X (B)は気液平衡時における液相中の炭化水素
Aと炭化水素Bの合計に対する炭化水素A及び炭化水素
Bのモル分率を表わす。 なお、実施例中口分率は重量%である。また分析はガス
クロマトグラフィーによって実施した。 実施例1〜7 本発明の溶剤の優れた選択性をf11認するため、攪拌
付き気液平衡測定試験装置に2種類の4i環原炭水素混
合物と溶剤を単環炭化水素混合物の総モル数に対する溶
剤のモル数の比(/8剤のモル数/各華環炭化水素のモ
ル数の合計)が1.8になる様に仕込み、気液が十分に
平衡にたつした後、気相及び液相の組成を分析した。分
析値より2種類の、a原炭化水素混合物間の比揮発度α
Al+を求めて表1に示した。 比較例1〜3 攪拌付気液平衡測定試験装置に2種類の単環炭化水素混
合物と溶剤を単環炭化水素混合物の総モル数に対する溶
剤のモル数の比(溶剤のモル数/各$i炭化水素のモル
数のの合計)が1.8になる様に、もしくはまったく溶
剤を添加しない様に仕込み、気液が十分に平衡にたつし
た後に、気相及び液相の組成を分析した。分析値より2
種類の単環炭化水素混合物間の比揮発度α、Bを求めて
表1に示した。 実施例8 長さ4.5mの第11留塔に充填物としてステンレス製
のディクソンパツキン’c L?、 充填長さ2.7m
充填した充填塔を用いて抽出蒸留を常圧、連続法にて実
施した。 充填最上部より1.5m下の位置からヘンゼン48.5
%、シクロヘキセン42.0%、シクロヘキサン9.5
%混合物を600 g/l−1r供給し、一方充填最上
部より0.2m下の位置から溶剤としてリン酸トリメチ
ル2200 g/Hrを供給し、還流比10で連続運転
を行なったところ、塔頂部から純度97゜3%のシクロ
ヘキサン57.3g/Hrが得られた。 第14留塔の底部から得られた混合物を長さ4mの第2
奈留塔(充填物として第1蒸留塔と同じステンレス製の
ディクソンパツキンを総充填長さ2,2m充填)の充填
最上部より1.3m下の位置から供給し、一方充填最上
部より0.2m下の位ばから溶剤としてリン酸トリメチ
ルを1800 g / Hr供給し、還流比5で連続運
転を行なつところ、塔頂部カラKi度98 、 1%の
シクロヘキセン252g / Hrが得られた。 比較例4 実施例日と同一の装置を用い、溶剤としてジメチルスル
ホキンドを用いた以外は、実施例8と同一の液供給遣、
塔頂留出量及び還流比にて抽出蒸留を行なったところ第
1茎留塔の塔頂部から得られたシクロヘキサンの純度は
91.6%であり、第2茫留塔の塔頂部から得られたシ
クロヘキセンの純度は9110%であった。 実施例9〜16 本発明の混合溶剤の優れた選択性を確認するため、攪拌
付き気液平衡測定試験装置に2種類の単環炭化水素混合
物とリン酸トリメチルを含む混合溶剤を単環炭化水素混
合物の総モル数に対する混合溶剤のモル数の比(各溶剤
のモル数の合計/各単環炭化水素のモル数の合計ンが1
.8になる様に仕込み、気液が十分に平衡にたつした後
、気相及び液相の組成を分析した。 分析値より2種類の単環炭化水素間の比揮発度α^Bを
求めて表2に示した。 比較例5〜6 攪拌付き気液平衡測定試験装置に2種類の単環炭化水素
混合物と溶剤を単環炭化水素混合物の聡モル数に対する
溶剤のモル数の比(溶剤のモル数/各単環炭化水素のモ
ル数の合計)が1.8になる様に、もしくはまったく溶
剤を添加しない様に仕込み、気液が十分に平衡にたつし
た後に、気相及び液相の組成を分析した。分析値より2
種類の単環炭化水素間の比揮発度α□を求めて表2に示
した。 実施例17 長さ4.5mの第1蒸留塔に充填物としてステンレス製
のディクソンパツキンを総充填長さ2,7m充填した充
填塔を用い抽出蒸留を常圧、連続法にて実施した。 充填最上部より1.5m下の位置よりヘンゼン48.5
%、シクロヘキセン42.0%、シクロヘキサン9.5
%混合物を600g/Hr供給し、一方充填最上部より
0.3m丁の位置より溶剤としてリン酸トリメチル65
%、N−メチルピロリドン35%混合物を2400 g
 / Hr供給し、ぶ流化8で連続運転を行なったとこ
ろ、塔頂部より純度98.2%のシクロヘキサン57.
3g/Hrが得られた。 第1蒸留塔の底部より得られた混合物を長さ4.0mの
第2蒸留塔(充填物として第1蒸留塔と同じステンレス
製のディクソンパツキンを聡充填長さ2.2m充@)の
充填最上部より1..3m下の位置より供給し、一方充
填最上部より0.2m下の位置より溶剤としてリン酸ト
リメチル65%とN−メチルピロリドン35%との混合
物を18 Q Og / Hr供給し、還流比5で連続
運転を行なったところ、塔頂部より純度98.8%のシ
クロヘキセン252 g / Hrが得られた。 実施例18 長さ4.OmのT発塔に充填物としてステンレス製のデ
ィクソンパノキンヲ総充Iai サ2.2m充填した蒸
留塔を用い抽出蒸留を常圧、連続法にて実施した。 充填最上部より1.3m下の位置よりヘンゼン50%、
シクロヘキセン50%を昆合物を600 g / )l
 r供給し、一方充填最上部より0.2m下の位置より
溶剤としてリン酸トリメチル55%とリン酸トリエチル
45%との混合物を1900 g / Hr供給し、還
流比3で連続運転を行なったところ塔頂部より純度98
.0%のシクロヘキセン300 g / Hrが得られ
た。 〈発明の効果) 本発明の方法によれば、従来公知の溶剤を使用する場合
に比較して不飽和単環炭化水素、飽和単環炭化水素およ
び芳香族単環炭化水素混合物の分離を、特に不飽和!I
iIg炭化水素と飽和単環炭化水素との分離を、効率よ
く行なうことができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)飽和単環炭化水素、不飽和単環炭化水素および芳
    香族単環炭化水素のうち少くとも2種の単環炭化水素か
    らなる混合物から抽出蒸留によって飽和単環炭化水素ま
    たは不飽和単環炭化水素を分離する方法において、抽出
    溶剤としてリン酸トリエステルを使用することを特徴と
    する単環炭化水素類の分離方法。
  2. (2)リン酸トリエステルがリン酸トリメチルである特
    許請求の範囲第1項記載の単環炭化水素類の分離方法。
  3. (3)抽出溶剤がN−メチルピロリドン、フタル酸ジメ
    チル、ジメチルアセトアミド、ジエチレングリコールモ
    ノメチルエーテルおよびジエチレングリコールモノエチ
    ルエーテルのうち少なくとも1種とリン酸トリメチルと
    の混合物である特許請求の範囲第1項記載の単環炭化水
    素類の分離方法。
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