JPS6212244A

JPS6212244A - 電話装置

Info

Publication number: JPS6212244A
Application number: JP15157185A
Authority: JP
Inventors: Toshihide Komuro; 小室　敏秀; Eiji Omori; 英二大森
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1985-07-10
Filing date: 1985-07-10
Publication date: 1987-01-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、音声ダイヤル機能を備えた交換局と組合せ使
用する電話機とから成る電話装置に関するものである。

従来の技術従来この種の音声ダイヤル機能付電話装置としては、交
換機側に音声識別器を備えておき、電話機からの肉声音
声による電話番号等を識別し、識別した電話番号に対応
する被呼者の電話機を呼び出すことを想定している。

発明が解決しようとする問題点しかしながら、上記従来の装置では音声ダイヤル時に（
１）電話機と交換局（中央局、市外局）との間の損失に
より音声品質が低下して誤動作する。

（ＩＩ）音声識別器が音声の個人差、男女の性差、標準
語以外の地域差等による違いを全てカバーするのが難し
い問題点があった。

本発明は上記従来例の欠点を除去し、短時間で正しいダ
イヤル音声を送れて、しかも誤りの少ない識別が行える
電話機を提供することを目的とするものである。

問題点を解決するための手段本発明は上記目的を達成するために、電話機側に発呼者
のダイヤル音声を識別する音声識別器と、識別したダイ
ヤル番号に対音する音声を標準音で発生する音声発生器
と、前記音声発生器の出力を交換局に送出するように構
成したものである。

作用本発明は上記のように構成したので、音声ダイヤル時の
電話機から交換局への音声伝達は標準音声によって行わ
れるので、極めて信頼性の高い音声ダイヤルが行える効
果を有する。

実施例第１図は本発明の一実施例の構成を示す図であり、同図
において、（１）は電話機側ユニットを示しており、１
は電話機のペースセット、２は′送受器（ハンドセント
）、３は送話用マイク、４は受話用レシーバ、５はハイ
ブリッド回路（ＨＹＢ）、６はフックスイッチ（Ｆ８）
、７はダイヤル発信器、８はダイヤルスイッチ（ＤＳ）
、９は入出力端子、１０は第１の音声識別器、１１は音
声発生器、１２は制御器、１３けダイヤル番号や略称名
のメモＩＪ−１１４はダイヤル番号や略称名等を表示す
るディスプレー（表示器）、１５は音声ダイヤル切替の
ための音声ダイヤルボタン、１６は送話出力の切替器、
１７はダイヤル発信器と音声発生器の出力を切替える切
替器、１８は接続スイッチ（ＳＷ）、３１は音声ダイヤ
ルのセンドボタン（ＳＤ）、３２はクリアボタン（ＣＲ
）、（ｎ）は電話交換局側ユニットを示しており、２０
は入出力端子、２１は電話加入間の接続を行う交換スイ
ッチ、２２はダイヤル受信器であり、ダイヤルパルス信
号（ＤＰ）又１ｄ３ｘ４多周波ダイヤル信号（ＭＦ）の
受信を行う。２３は電話交換機を制御するマーカ（Ｍ）
、２４はダイヤル開始ＯＫを示すダイヤル発信器（ＤＴ
）、２５はビジートーン発信器（ＢＴ）、２６は呼出ベ
ル発信器（ＢＥＬ）、２７は音声ダイヤル用の第２の音
声識別器、２８は番号変換器、４１．４２は電話加入者
ライン、４０は被呼電話機（Ｓｕｂ）である。

次に、本発明の電話機および電話交換局の動作について
説明する。

（１）ダイヤルによる接続動作電話ｍ側ユニノ）　（１）においてペースセット１のハ
ンドセット２を持上げるとフック上げとなり、フックス
イッチ（ｐ８）ｉＺ動作し、フック上げ情報を制御器１
２に与える。制御器１２は接続スイッチ１８をＯＮとす
る。電話交換局側ユニソ）　（Ｉｔ）のマーカ２３は電
話機のフック上げを検知して、上記電話機側ユニット（
１）へダイヤルトーン発信器２４よりダイヤルトーン（
ＤＴ）を送出する。電話機側ユニツ）　（ＩＩ）は上記
ダイヤルトーン（ＤＴ）を入出力端子２０、電話加入者
ライン４１、電話機の入出力端子９、接続スィッチ１８
ハイブリツト回路（ＨＹＢ）５を介して受話用レシーバ
−４に与える。次に、ダイヤル発信器７で被呼電話番号
をダイヤルすると一つは制御器１２を介してメモリー１
３に蓄積されると共にディスプレー１４にその番号を表
示する。他方はダイヤルスイッチ（ＤＳ）８を介して電
話交換局側ユニツ）　（ｆｉ）のダイヤル受信器２２に
受信され、マーカ２３により交換スイッチ２１を制御し
て被呼電話機４０の電話加入者ライン４２をつかみ、呼
出ベル発信器（ＢＢＬ）２６からベル信号を送出する。

もし、被呼電話機４０が話中のときにはマーカ２３はビ
ジートーン発信器（ＢＴ）２５からビジートーンを電話
機側ユニット（Ｉ）へ送出する。電話機側ユニソ）　（
＋ｊ側でハンドセット２を戻せばフックスイソチロのＯ
ＦＦが制御器１２に知らされ、接続スイッチ１８をＯＦ
Ｆにする。

次にハンドセット２を上げて再呼ボタン１９で動作情報
を与えると制御器１２はメモリー１３から最終のダイヤ
ルを読出し、この情報でダイヤル発信器７を駆動して前
記ビジーであった被呼電話機４０の番号を発信して再呼
するように構成されている。

（２）音声ダイヤルによる接続動作音声ダイヤルボタン１５を押して、ハンドセット２を持
上げた場合には制御器１２は音声識別器１０．切替器１
６により、送話マイク３を音声識別器１０に切替えて送
話用マイク３からの入力音声の識別を行わせる。この時
、制御器１２は切替器１７をダイヤル発信器７側から音
声発生器１１の側に切替えて音声ダイヤルの準備をする
。こ＼で、送話用マイク３から呼出したい電話者、例え
ば、会社（カイシャ）、学校（ガラコラ）、自宅（ジタ
ク）、人の名前（ナカムラ）等メモリー符号を送出する
。音声識別器１０は上記の入力音声を識別して制御器１
２に上記の種別に従って異なる符号を送出する。制御器
１２はメモリー１３をサーチして、上記の該当名の有無
を検査し、該当するものがなければ、音声発生器１１に
データを送って該当名のないことを音声またはトーン信
号で知らせる。次に、照合が得られた場合には上記の音
声識別結果をディスプレー（表示器）１４に表示する。

これと同時に音声識別結果を音声でコールバンクする。

もし、音声識別結果に誤りがあればクリアボタン３２を
押して識別結果を消去させる。

コールバックが正しかった場合は送出スイッチ３１を押
してダイヤルスイッチ８をＯＮとして電話交換局にアク
セスし、電話交換局からのダイヤルトーンを待って音声
発生器１１を起動して上記受信した音声と同一の内容の
音声を音声ダイヤルとして発生させ、これを電話交換局
側ユニノ）　（ｎ）へ向けて送出する。上記ダイヤルト
ーンの検出のために電話機側ユニソ）　（１）にダイヤ
ルトーン受信器を設ける方法、また、一般にフック上げ
したときダイヤルトーンの送出される時間をタイミン時
間として設けて、その時間経過後に音声ダイヤルを送出
する方法がある。

この音声ダイヤルは電話加入者ライン４１を介して電話
交換局側ユニｙ　ト（ｉｆ）の入出力端子２０に到達し
、音声識別器２７により入力音声が識別されて、その結
果を番号変換器２８に出力する。番号変換器２８は入出
力端子２０と音声識別器２７のデータにより被呼電話機
４０の電話番号を読出し、これをマーカ２３に送出する
。マーカ２３は交換スイッチ２１を駆動し、従来の電話
接続手続きに従って被呼電話機４０の加入者ライン４１
に呼出ベル信号を呼出ベル発信器２６から送出して呼出
して通話を行わせる。

音声ダイヤルを送る場合に、音声送出前に前身って音声
ダイヤルであることを知らせる信号を音声ダイヤルの送
出るイノチの起動時に電話交換局側ユニノ）（［１）へ
向けて送出して、音声識別器２７の準備を行わせると共
に、このトーン信号のレベルによって音声識別器２７へ
の入力レベルを揃えるようにすれば、その動作をより確
実にできる。また、複数のトーンを送って加入者ライン
の伝送特性、特に周波数特性を補正することも音声識別
器の初期段階においては必要である。

また、電話機側においては音声識別器１０の認識結果を
音声発生器１１により、送受器２の受話用レシーバ−４
にコールバックする。こ−で、番号が誤っていた場合に
はクリアーボタン３２により取消すか、音声により取消
す言葉、例えば、「クリアー」を送って取消させる。

正しく音声が認識された場合には音声ダイヤルのセンド
ボタン３１を押す。センドボタンを押す代りに、例えば
発信命令として「ゴオ（ＧＯ）Ｊという。音声識別器１
０はこの結果を制御器１２へ送出して音声発生器１１を
起動するようにしてもよい。また、メモリー１３で照合
した結果を文字としてディスプレー表示器１４に表示す
るようにすれば、より正しい確認ができる。

上記は被呼者の電話番号を用いず、その略称を用いた例
について説明しているが、電話番号を読み上げて、それ
をメモリー１３に蓄積させ、その結果をコールバンクや
ディスプレーの表示で確認して、音声発生器１１により
電話交換局（ＩＩ）に順次送出するようにしてもよい。

また、従来のように、＃米等の記号や数字だけでなく、
アルファベットやその他の文字を用いる等により、種々
の応用的使用ができるようにしてもよい。

発明の効果本発明は上記実施例の説明から明らかなように、発呼者
の発声音声を電話機の音声識別器により音声番号等とし
て識別し、音声発生器により標準音声として交換局側に
送出し、交換局側で音声識別し、その結果により交換接
続するように構成したので、発呼者の音声のくせ、男女
の差、或いは電話機と交換局の間の伝送損失のバラツキ
等に関係のない高信頼度の音声ダイヤルをすることが出
来る利点がある。

【図面の簡単な説明】

図面と本発明の一実施例における電話装置の構成を示す
ブロック図である。２・・・送受器、４・・・受話用レシーバ、１０・・・
音声識別器、１１・・・音声発生器、２１・・・交換ス
イッチ、２７・・・音声識別器、■・・・電話機ユニッ
ト、■・・・交換局ユニット。

Claims

【特許請求の範囲】

電話機と交換局を備え、前記電話機では発呼者の音声を
識別する第１の音声識別器と、前記識別した結果により
標準音声を発生する音声発生器と、前記音声発生器の出
力を音声ダイヤルとして交換局に向けて送出する送出手
段とを備えると共に、前記交換局では電話機側からの音
声ダイヤルを受信して第２の音声識別器により音声識別
し、被呼電話機との交換接続を行うようにした電話装置
。