JPS6211795Y2 - - Google Patents

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JPS6211795Y2
JPS6211795Y2 JP26283U JP26283U JPS6211795Y2 JP S6211795 Y2 JPS6211795 Y2 JP S6211795Y2 JP 26283 U JP26283 U JP 26283U JP 26283 U JP26283 U JP 26283U JP S6211795 Y2 JPS6211795 Y2 JP S6211795Y2
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JP
Japan
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hole
base
binding device
panel
binding
Prior art date
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JP26283U
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JPS59106866U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は梯子状結束具に関し、予め穿孔したパ
ネルの孔に差込みスナツプ結合した後電線等の結
束を反復して使用する上記結束具に関する。
本願考案に関連して先に本出願人の出願した梯
子状結束帯紐の考案は実公昭56−4616号で開示さ
れている。この考案はブロツクと一体にブロツク
から長さ方向に延出する、可撓性の梯子状帯片と
からなつていて、該帯片は電線等を抱持してブロ
ツクの他端近くにある隆起部の貫通孔を通つて他
端にある一対の把持片間で梯子状帯片の横材が選
択的に把持される構成になつている。この梯子状
結束帯紐はブロツクにねじを通してブロツクをパ
ネル上に予め穿孔した孔にねじ止めするか、ブロ
ツク裏面に予め施された接着糊でブロツクをパネ
ルに取付けて、電線等の結束を反復して行なうこ
とができる。この場合ブロツクをパネルにねじ止
めして固定するのは、ねじ止め現場で体験するよ
うにねじの螺装が煩雑であり、時には止めねじを
落したりする思わぬ失策もあるので作業の能率は
必ずしも満足されないことがある。又取付けられ
るブロツクの大さも18×25m乃至25×35mmという
小型のものであるので、取付ねじもブロツクの上
面隆起部等による制限もあり、各ブロツクに付複
数個つけることが無理で、己むを得ず1個となら
ざるを得ない。そのためブロツクを取付ける時、
又は取付けた後にねじを中心としてブロツクが回
動することがあつて、電線結束上不具合が生ずる
ことがある。又ブロツク裏面に接着剤を施したも
のは取付けが簡単であるが接着剤によりよくパネ
ルにブロツクが接合して固定する反面、経時的に
接合力が弱化してブロツクが外れることがある。
特に高温の部署では一般に接着剤の接着が劣るこ
とがあり、そのため熱帯向けには不向きである。
本考案は前記開示した考案の結束帯紐において
主としてその固定取付について改良したものであ
つて、その要点を図面について述べれば、弾性材
の支持基盤1と、該基盤の一端に枢着3され一対
の側棒4,4a間に多数の平行段5のある梯子状
可撓性ベルト2よりなつて、前記基盤の表面6に
は、その他端に前記ベルトの平行段の間で前記段
と選択的に係合する先端外向のストツパー7と、
前記ストツパーの内方に近接して設けられた前記
ベルトを案内して結束を保持する貫通孔9のある
隆起部8が具けられてある結束具であつて、特徴
とするところは前記基盤の裏面10に被取付板に
予め穿孔せる少くとも一個の孔に差込みうるよう
ほぼ中央に矢尻状の弾性差込脚11と、長さ方向
両端に突片12,13が一体に形成されている構
造の梯子状結束具である。この結束具は被取付板
20、即ちパネルに予め穿孔した孔21へ前記弾
性差込脚を差込んで取付けるもので、脚11と突
片12又は13との間隔に見合う間隔でパネルに
第二の孔22を穿孔しておけば、取付の時突片の
一方12が第二の孔に嵌つて梯子状結束具をパネ
ルに対して回動しないように取付けることができ
る。
以下図面について更に詳細に説明する。前記可
撓性ベルト2は基端の断面瓠状棒14の両端が基
盤1の表面6で一対の鞍状片15,15aで蔽わ
れて3の位置で枢支されている。又梯子状部16
の先部17は貫通孔9への差込縁となつて、係止
時に縁先は基盤と反対方向に反るようになつてい
る。又貫通孔9の天井は結束を解く時ベルト2を
ストツパーより外し易いよう外向に発散した構造
になつている。次に差込脚11は下向中央柱18
の下端から対称的で上向発散状に一対の弾性翼1
9,19が形成されて側方よりみて矢尻状、又は
碇状になつている。柱18の巾は差込まれる孔2
1の径に適合する長さで、翼19の外先端縁24
は孔に差込まれる時孔21の弧に具合う弧状を呈
している。翼の基盤に向いた内端25は平面にな
つていて、該平面の内縁から外向に係止鉤26が
突設されている。尚鉤26の係止段の間隔、即ち
面25から鉤の折れ目までの間隔はパネルの厚み
にほぼ等しく、又鉤の巾は翼の巾以内になつてい
る。前記一方の突片12は差込まれる第二の孔2
2の径に見合う長さを有し、その下端27はパネ
ルの孔22に差込まれた時係合を保ち得るよう断
面、矩形に形成され、突片13の下端は、パネル
面になじみ得るよう弧状になつている。一般に孔
21,22を同径とすると柱18と、突片12の
下端27の長さを同長にできる。
本考案結束具は基盤1上に電線、ケーブル等P
を配してベルト2でケーブルを抱持しつつケーブ
ルを貫通孔9を通して梯子の段5の一つをストツ
パー7に掛けることによつてケーブルの結束が完
了する。結束を解く時は差込縁17を拘束力に抗
して外方に引けば段5とストツパ7との係合が外
れて、ケーブルを緩めて、解ける。この結束具は
ケーブルを結束したまま、又は結束前に予め穿孔
したパネルの孔21に弾性差込脚11を差込んで
止める。差込脚は前記の構造であるので孔21に
嵌込む時に翼19,19は柱18に向けて弾性変
形し孔を過ぎると復元し、その際係止鉤26がパ
ネルに係着する。従つて結束具は鉤26と面25
の間でパネル20に確実に支持される。この時突
片12,13はパネル表面に圧接するので基盤1
は第7及び8図のように上向凹状に弾性変形し、
それによりベルトだけによるケーブルへの抱持力
を更に助勢する。更に一方の突片12がパネル2
0の第二の孔22に嵌ると突片12の長さが孔2
2の径に見合つていることで突片が孔22内で遊
動せず、これにより結束具がパネルに対して回動
しない。この場合も突片12の要部はパネル上に
残るので、基盤は凹状の弾性変形を保ち、ケーブ
ルへの抱持力の助勢を続ける。
本考案梯子状結束具は以上の如く比較的簡単な
構造であつて予め穿孔したパネルの孔に矢尻状差
込脚を単に差込むことによつてパネルに固定し、
その状態で従来又は前例の梯子状結束帯紐のよう
にしてケーブル類を抱持結束する。その際パネル
に当接の基盤の突片により突片間で基盤が上向凹
状に彎曲するので基盤表面自体が梯子状可撓性ベ
ルトの抱持結束を助勢すると共にケーブルに対す
る密着面が増加して結束効果を挙げる。更に一方
の突片がパネルの第二の孔に嵌込むことによつて
結束具は完全にパネルに対して回動せず、確実に
その位置を保つ。以上の如く甚だ簡単な構造で予
め穿孔したパネルの孔に単に差込脚を差込む丈で
あるので、パネルへの取付が極めて楽で失敗がな
い。その上、翼の弾性復元によつて翼の鉤の係止
片の一部がパネル上に突出しつつパネルの孔縁を
把持するので結束具はパネルより外れることがな
く、何れの箇所においても確実にその位置を保ち
続け乍らケーブルを把持する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案結束具の使用状態の斜視図、第
2図は可撓性ベルトの平面図、第3図は基盤のみ
の立面図、第4図は矢尻状差込脚の拡大立面図、
第5図は同側面図、第6図は差込脚を孔に差込ん
だ場合の断面図、第7図と第8図はパネルに取付
けた場合の使用状態を示す側面図である。 1……支持基盤、2……可撓性ベルト、4,4
a……側棒、5……平行段、6……基盤表面、7
……ストツパ、8……隆起部、9……貫通孔、1
0……基盤裏面、11……弾性差込脚、12,1
3……突片、20……被取付板、21,22……
孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 弾性材の支持基盤1と、該基盤の一端に枢着
    3された一対の側棒4,4a間に多数の平行段
    5のある梯子状可撓性ベルト2よりなり、前記
    基盤の表面6にはその他端に前記ベルトの平行
    段の間で前記段と選択的に係合する先端外向の
    ストツパ7と、前記ストツパの内方に近接して
    設けられた前記ベルトを案内して結束を保持す
    る貫通孔9のある隆起部8が備えられた結束具
    において、前記基盤の裏面10には被取付板2
    0に予め穿孔せる少くとも一個の孔21に差込
    みうるようほぼ中央に矢尻状の弾性差込脚11
    と、長さ方向両端に突片12,13が一体に形
    成されていることを特徴とした梯子状結束具。 (2) 前記突片の一方12は被取付板に前記差込脚
    と該突片との間隔に具合う間隔で穿孔した第二
    孔22に嵌合うようになつていることを特徴と
    した実用新案登録請求の範囲第1項に記載の結
    束具。 (3) 前記弾性差込脚は基盤のほぼ中央から下向に
    立設せる柱18の下端から基盤裏面に向け対称
    的発散状に一対の弾性翼19,19が形成され
    てなる実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
    結束具。
JP26283U 1983-01-07 1983-01-07 梯子状結束具 Granted JPS59106866U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26283U JPS59106866U (ja) 1983-01-07 1983-01-07 梯子状結束具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26283U JPS59106866U (ja) 1983-01-07 1983-01-07 梯子状結束具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59106866U JPS59106866U (ja) 1984-07-18
JPS6211795Y2 true JPS6211795Y2 (ja) 1987-03-20

Family

ID=30132023

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JP26283U Granted JPS59106866U (ja) 1983-01-07 1983-01-07 梯子状結束具

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JPS59106866U (ja) 1984-07-18

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