JPS6211336A - デ−タ伝送制御方式 - Google Patents

デ−タ伝送制御方式

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JPS6211336A
JPS6211336A JP14913585A JP14913585A JPS6211336A JP S6211336 A JPS6211336 A JP S6211336A JP 14913585 A JP14913585 A JP 14913585A JP 14913585 A JP14913585 A JP 14913585A JP S6211336 A JPS6211336 A JP S6211336A
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token
node
transmission device
communication
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JP14913585A
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Tadashi Arakawa
荒川 忠
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] バス型通信媒体により複数の伝送装置を互いに接続して
宛先アドレス及び、該各伝送装置における送信待情報量
を示す情報を含む通信権委譲命令であるトークンにより
通信権を獲得した伝送装置のみが送信権を得るネットワ
ークシステムのデータ伝送制御方式に関するものである
「従来の技術」 近年、通信媒体である伝送路を介して多数の通信制御装
置(以下ノードと称す)を接続し、これらノード間でデ
ータ通信を行なうローカルエリアメットワークシステム
、いわゆる”LAN”が盛んである。LANにおける種
々の通信方式の中で、通信権委譲命令であるトークンを
受信したノードのみが送信権を獲得するトークンパッシ
ング方式はネットワークが高トラヒツク状態でも均等に
全ソードに通信サービスを行なうことができ、それ故伝
送効率の低下を招かないという点で特に優れたものであ
る。
尚、トークンパッシング方式のネットワークは、その物
理的形状によってトークンリング方式とトークンバス方
式に分けられる。これらのLANの標準仕様がIEEE
プロジェクト802により提案されている。
ここでは、トークンリング方式はトークン周回方向が予
め定められており、トークンの委譲光は物理的に定めら
れた隣のノードとなる。
トークンリング方式によるLANのシステム構成例を第
2図に示す0図中1は伝送路lOO〜160はLANを
構成する各ノードA、 −Gである。各ノードA−G(
100〜160)にはそれぞれ伝送情報の処理を行なう
ホス)A−G(200〜260)が接続されている。ト
ークンアクセスの基本動作は次のとおりである。
(1)送信データを有するノードは受信信号列を再生中
継しながらトークンの周回を監視し、送信データの優先
度がトークンの優先度に等しいか、より大であるときに
、トークン内のアクセス制御のTビットを書換えフレー
ムの始めであることを示し、続いてフレーム制御以下フ
レームステータスに至るビット列を送出する。
(2)フレームの宛先アドレスのノードでは、受信信号
列を再生中継しながら、宛先アドレスが自ノードアドレ
スと一致するかを調べ、一致しているとフレームをコピ
ーする。その後アドレスが認識され、またフレームがコ
ピーされたことをフレームステータスにセットして発信
元ノートに報告する。
(3)発信元ノートは受信フレームを消去する一方、既
送出フレームの先頭が一巡したことを発信元アドレスが
自ノードアドレスに一致することで確認後、トークンを
送出し、送信権を次のノードに渡す。
トークンバス方式のLANのシステム構成を第3図に示
す0図中7−ド等は第2図と同様であるので同一番号を
付した。
このように一般にバスLANでは一本の伝送路を共用し
ている為、論理的なリングを構成し、順次トークンを渡
す0例えば第2図と同様の論理リングを構成する。この
論理リングによるトークン周回図を第4図に示す、即ち
、各ノードは、トークンをもらう先行ノード、次にトー
クンを渡す下流ノードをMAC制御コマンド”who−
follow″と5et−succeSsor“の送受
により知ることができる。また新たに追加されたノート
があるかどうかをMAC制御コマンド”5olicit
−successor″を送出し、応答を監視すること
により調べ、あった場合そのノードを論理的なリングに
組み込む。
新たに追加されたノードが複数台のとき、応答が競合す
るので、それを回避するため、MAC制御コマンド”r
esolve−contention″が用いられてい
る。
そしてトークンにより送信権を獲得したノードのトーク
ン最大保有時間はLANシステムで予め決められており
、トークン最大保有時間の範囲内で送信権゛を保持し、
その後下流ノードにトークンを委譲することになる。
[発明が解決しようとする問題点] トークンパッシング方式はこの様に優れた伝送制御方式
であるが、実際にLANを利用して各ノードに機器を接
続し、運用すると、このトークンパッシング方式の特徴
である均等なトークンの周回及びトークン最大保有時間
内のトークン移譲がかえって不具合いを発生させる原因
となる。
例えば機器としてパーソナルコンピュータとホストコン
ピュータが共存するシステムでは、全ソードヘサービス
するホストコンピュータの方が頻繁に通信要求が発生す
るが、1度トークンを委譲すると他の全ノードにトーク
ンが周回する迄は再度送信権を得ることができず、その
間に送信待ち状態になる送信要求は増加しつづける。
その様な状態で再度トークンを得ても、全ての送信要求
を処理する前にトークン最大保有時間の制約により、ト
ークンを次ノードへ委譲することになってしまう。
すなわち、従来のトークパッシング制御方法では、通信
要求量の多いノートへの通信サービスの与えられる機会
は他のノートとの間で差異がなく、充分に通信要求に答
えることができず、極端な場合には処理動作を停止して
しまうこともあった。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するために、ネットワークを構成する
伝送装置は送信待の情報量を保持し、更。
に、ネットワークシステムの特定伝送装置はネットワー
クを構成する各伝送装置に保持された前記送信待情報量
を記憶更新し、特定伝送装置がトークンにより通信権を
獲得した場合には記憶している最も送信待情報量の大な
る少なくとも1つの伝送装置に対してトークンにより同
時に通信権を委譲する構成とする。
[作用] 以上の構成により、ネットワークシステム中の特定伝送
装置はネットワークを構成する各伝送装置に対する送信
待情報量を示す情報を記憶しておき、トークンにより通
信権を委譲する場合に、送信待情報量の最も多い伝送装
置に対して該トークンを委譲し、前記伝送装置はトーク
ンにより1度に複数の伝送装置が指定された場合には各
伝送装置が指定アドレスの個順に通信権を獲得し、ネッ
トワーク中の送信待情報の多い伝送装置に対して多くの
通信権獲得の機会を与えることとしている。
[第1実施例] 以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳細に説明す
る。
[ノードの構成(第1図)] 第1図は本発明の一実施例のノードのブロック図であり
、第3図に示すネットワークシステムを構成している。
第3図の説明については上述しであるため省略する。
第1図中lはLANのネットワーク伝送路、2は伝送制
御装置であるノード、3はノード2に接続される各種コ
ンピュータ機器や事務機器(以下ホストと称す)である
ノード2は伝送路1との間でデータ通信を行う送信回路
ll、及び受信回路12、受信回路12での受信データ
がトークンか否かを判別するトークン判別回路4、ノー
ドの全体制御及び送信データの加工や受信データの解読
、分解や通信動作のタイミング制御等を行なう制御部(
以下CPUと称す)5、送受信データ、CPU5の制御
手順等を蓄積するメモリ回路6、ホスト3との間のイン
タフェース回路7、各ノードに固有のアドレス番号(ノ
ードアドレス)を設定するスイッチ等で構成されるアド
レス設定部8、ネットワークの各構成ノードのアドレス
情報、送信キュー登録数等のネットワーク構成を記憶す
るネットワーク構成テーブル9、最大トークン保有時間
等を設定するタイマ回路10.宛先アドレス判別回路1
3、メモリ回路6内に格納されているホスト3よりの送
信要求フレーム数を更新記憶する送信要求待テーブル1
4より構成されている。
アドレス設定部8に設定されたアドレス値、及びネット
ワーク構成テーブル9のノード情報はCPU5により読
み出され、送受信時の宛先アドレス、送信元アドレス等
として利用される。
また、送信要求待テーブル14はスレーブノードに必ず
備えられている。
ホスト3よりの送信すべきデータは、受信回路12で自
ノード宛のトークンを受信し、送信権を獲得した時に初
めて送信回路11を介して伝送路lに送出することがで
きる。
伝送すべきデータは一旦ノード2内のメモリ回路6に蓄
えられ1通信データとしての適切なるフォーマット化(
パケット化)がなされ、ネットワーク構成テーブル9よ
りの送信先ノードアドレスを宛先アドレス値、アドレス
設定回路8の設定値を送信元アドレスとして付加した後
、伝送路1に送出する。
伝送情報の受信は伝送路1上の通信データを受信回路1
2にて受信し、宛先アドレス判別回路13で受信データ
中の宛先アドレス値を調べ、自ノード内のアドレス設定
回路8の設定値、即ち自ノード宛のデータであると判断
すると、これをCPU5に報知し、このデータを自ノー
ド内に取り込み、通信制御データの如きノード間通信デ
ータのときは自ノードで処理し、ホスト3への配送デー
タである場合にはCPU5で多少の分解、編集処理を行
なった後、接続されたホスト3へと配送する。
以上のハードウェア構成と前述トークンノぐツシングの
原理に基づき、ネットワーク内の各々のノードで、トー
クンを次々に下流ノードに受は渡していく事で一本の伝
送路を共用した通信がなされるわけである。第3図の各
ノードが全て立ち上がっている時にはトークンは第4図
に示す如くに周回する。
本実施例のネットワークシステム構成を第3図に示す構
成として以下説明を行う。
[ネットワークの伝送フレーム(第5図)】本実施例ネ
ットワークシステムで用いる伝送フレームの構成を第5
図(A)〜(D)に示す。
図中200はトークンフレーム、201は送信元アドレ
ス(以下、SAと称す)、202は送信先アドレス(以
下、DAと称す)、203はトークンフレームを表スト
ークンコード、204はトークン送信元ノードの送信要
求特数情報(以下送信キューと称す)であり、送信キュ
ー204は、トークン送信元ノード内に送信待として現
在登録されている送信要求数を示したものである。
即ち、トークン最大保有時間内に送信要求全ての処理を
行うことができず、次回のトークン受信時に処理を持ち
越した送信要求数である。250はデータ伝送フレーム
であり、205はデータフレームを表す伝送コード、2
06は伝送情報である。
また、300は特殊トークンフレームであり、207は
送信処理終了後トークンを送信元ノードに返却すること
を要求する返却要求コードである。350は回報通信に
おける特殊トークンフレームであり208は一斉回報通
信を表すグループアドレス(以下GAと称す)、209
はGA208で指定されたノード群内の当該トークンに
より通信権を委譲されるノードを示すアドレス列でアリ
、このアドレス列に従って順次指定ノードが通信権を獲
得し、送信を行う。
本実施例は以上の構成より成るネットワーク内に、伝送
路1上の全てのトークンフレーム200を受信し、トー
クンフレーム200中の送信キュー204をネットワー
ク構成テーブル9に当該トークンフレーム200の送信
ノード情報としてたえず更新し書き込む特定のノード(
以下マスクノードと称す)を1つ設ける。
従ってマスタノードはネットワークを構成する全7−ド
の各ノード毎のトークン獲得時点での送信要求待ち数を
掌握することになる。
[データ伝送制御(第6図、第7図)]以下、本実施例
のデータ伝送制御を第6図及び第7図のフローチャート
を参照して説明する。
[マスタノードのデータ伝送制御(MS6図)]第6図
はマスタノードのデータ伝送制御を示すフローチャート
である。
以下、第6図に従いマスタノードのデータ伝送制御を説
明する。。
まずス゛テップS1で受信回路が伝送路1より伝送フレ
ームを受信するのを待ち、伝送フレームを受信するとス
テップS2に進み、トークン判別回路4が受信した伝送
フレーム中の伝送コード領域(203,205)を調べ
、ここがトークンコード203か否かを調べる。トーク
ンフレームの受信の場合にはステップS3に進み、受信
フレーム中の送信キューを取り込む、そして続くステッ
プS4でネットワーク構成テーブル9のノード情報のう
ち受信したトークンフレームの5A201に対応するノ
ードの送信キューを取り込んだ送信キューに更新する。
そしてステップS5に進み、宛先アドレス判別回路13
は受信フレーム中のDA202とアドレス設定回路8に
設定された自ノードアドレス値とを比較する。そして両
値が一致しない場合、即ち自ノード宛伝送フレームでな
い場合にはステップSlに戻り、自ノード宛の伝送フレ
ームの受信に備える。
自ノード宛伝送フレームの場合にはステップS6に進み
、返却要求コー1207は付加されているか、即ち、特
殊トークンフレーム300の受信か否かを調べ、特殊ト
ークンフレーム300の受信でない場合にはステップS
7に進み、トークンの受信により送信権を獲得する。そ
してタイマ回路10の計数をスタートさせる。このタイ
マ回路lOは1メート当りのトークン最大保有時間に設
定されており、タイマ回路10に設定された所定時間経
過した場合には次ノードにトークンを送出し、送信権を
委譲しなければならない。
そして続くステップS8でホスト3又は自ノードよりの
送信すべきデータがあるか、即ち送信要求があるか否か
を調べ、送信要求があればステップS9でデータを送信
すべき伝送フレームを生成する。具体的には送信先ノー
ドに固有のノードアドレス(宛先アドレス)をDA20
2に、アドレス設定回路8により設定された自ノードア
ドレス(送信元アドレス)を5A201にそれぞれセッ
トシ、続いて伝送コード205、伝送情報206をセッ
トすることによりデータ伝送フレーム250を生成する
。そして、ステップSIOでこのデータ伝送フレーム2
50を予め定められた伝送制御手順に従い、伝送元ノー
ドに送信する。この伝送制御手順は公知であるので説明
を省略する。
そして続くステップSllでタイマ回路10の設定時間
経過したか否かを調べる。タイマ回路10は設定時間経
過するとその旨のステータス信号をCPU5に出力する
。ここ〒設定時間以内、即ちトークン保有許可時間内の
場合には再びステップS8に戻り、次の伝送データの送
信処理を実行する。
設定時間が経過した場合にはステップS12に進み、ネ
ットワーク構成テーブル9の各ノードの送信キューを調
べ、最も送信キューの大きなノードを選出する。同一送
信キューのノードが複数存在する場合には当該ノードを
全て選出する。そしてステップS13で選出したノード
の数が1つか否かを調べ、1つであればステップ314
に進み、選出したノードに対してだ第5図(C)に示す
特殊トークンフレーム300を生成して送出し、ステッ
プS1に戻る。尚、DA202にはステップS12で選
出したノードアドレスがセットされる。
ステップS13で選出ノードが2つ以上ある場合にはス
テップ315に進み、ステップS12で選出したノード
のアドレスを指定アドレス列209に全てセットする。
このセットは例えばノードアドレスの小さい順(又は大
きな順)にセットすればよい。そしてステップ516で
宛先アドレスとしてGa2O3をセットし、第5図(D
)に示す同報通信の特殊トークンフレームを生成して伝
送路1に送出してステップS1に戻る。
また、ステップS8で送信要求のない場合はステップ3
12に進み、特殊トークンフレームの送信処理を行なう
一方、ステップS6で特殊トークンフレーム300の場
合には、先にマスタノードが他のノート(スレーブノー
ド)に対して送出した特殊トークンフレーム300に対
する送信処理が終了し、マスタノードに返送されてきた
トークンであるためステップ516に進み、特殊トーク
ンフレームで指定した全ノードより特殊トークンフレー
ム300が返送されてきたか否かを調べる。これは回報
通信により1度に複数のノードに対して特殊トークン3
50を送信した場合には、該トークン350により指定
した全てのノードより特殊トークンフレーム300が返
送されるのを待つためである。従って全ノードよりの返
送が終了していない場合にはステップSlに戻り、全て
のノードよリド−クン300の返送されるのを待つ、ず
べてのノ・−ドよりトークン300の返送があればステ
ップ318に進み、論理リングにおける次にトークンを
委譲すべき下流ノードに対して通常のトークンフレーム
200を生成し、これを送信回路12を介して伝送路l
に送出し、送信権を下流ノードに委譲した後、ステップ
S1に戻る。
ステップS2でトークンフレームの受信でない場合には
ステップ520に進み、ステップ510と同様に宛先ア
ドレス判別回路13により受信フレーム中のDA202
とアドレス設定回路8に設定された自ノードアドレス値
とを比較する、そして両値が一致しない場合、即ち自ノ
ード宛伝送フレームでない場合にはステップSlに戻り
、自ノード宛の伝送フレームの受信に備える。
自ノード宛伝送フレームの場合にはステップ521に進
み、予め定められた伝送制御手順に従い、自装置宛デー
タ伝送フレーム250を自ノート内に受信し、ステップ
S22で受信した伝送情報がホスト3へ送るべき情報か
否かを調べ、ホスト3へ送るべき情報であればステップ
S23に進み、この情報を多少の分解、編集を行った後
、このノードに接続されたホスト3へ送信しステップS
Lに戻り次のデータ伝送に備える。
ホスト3に送信すべきデータでない場合、即ち、メート
間の通信データである場合にはステップS24に進み、
受信データに対応した処理を実行した後ステップS1に
戻り、次の伝送フレームの受信に備える。
この様に、本実施例においてはマスタノードは自らの送
信要求がある場合は送信を実行後にトークンを委譲する
ことになるが、委譲光は次ノードではなくネットワーク
構成テーブル9内にある各ノードの送信要求待ち数を全
て比較し、最も待ち数の多いノードを選び、そのノード
ヘト−クンを委譲する。
この特殊トークンを受信したスレーブノードは最大トー
クン保有時間すなわち1ト一クン時間内の送信権を得る
ことになる。そして送信処理を実行した後、特殊トーク
ンをマスタノード宛に返送する。この特殊トークンを受
信したマスタノードは、自らの送信は行わずに、特殊ト
ークンにより通信権を委譲したノートよりの特殊トーク
ンの返送が全て終了すると、通常のトークン委譲光すな
わち下流ノードヘト−クンを渡す。
[スレーブノードのデータ伝送制御(第7図)]次にネ
ットワークを構成する他のノード、即ちスレーブノード
のデータ伝送制御を第7図のフローチャートを参照して
説明する。
第7図において、第6図と同様処理については同一ステ
ップ番号を付してあり、同様処理部の説明は重複するの
で省略する。
スレーブノードにおいてはステップS2でトークンフレ
ーム受信の場合には直ちにステップS5に進み、ステッ
プS5で5A201が自ノードアドレスの場合には無条
件でステップS7に進み、ステップ37以下の処理にて
送信処理を実行する。
そして、送信処理が終了すると、マスタノードではステ
ップS12に進んだが、スレーブノードにおいてはステ
ップ337に進み、ホスト3より送られてきてまだ送信
されていない、メモリ回路6に格納されている送信デー
タの数(ここではデータ伝送フレームでの送出回数に換
算した数)等を記憶する送信要求待テーブル14の送信
キューを読み出し、送出すべきトークンフレームの送信
要求特数領域204に展開する。そして続くステップ3
38で受信したのが特殊トークンか否かを調べ、特殊ト
ークンでなければステップ318でトークンフレーム2
00を生成して下流ノートに゛トークンを送出する。
特殊トークンであった場合にはステップS39に進み、
受信した特殊トークンのDA202を5A201にセッ
トし、DA202にアドレス設定回路8に設定された自
ノードアドレスを格納し、特殊トークンフレーム300
として送出する。従ってこの特殊トークンフレームはマ
スタノードに返送されることになる。そして続くステッ
プS40でメモリ回路6の不図示の回報フラグをリセッ
トしてステップS1に戻る。
なお、ステップS2でトークンフレーム受信でない場合
にはマスタノードと同じステップ320以下の処理を実
行する。
ステップS5で宛先アドレスが自ノードアドレスでない
場合にはステップS30に進み、受信フレームが特殊ト
ークンフレームか否か調べる。特殊トークンフレームで
なければステップSlに戻り、特殊トークンフレームで
あればステップS31に進み、回報フラグがセットされ
ているか否かを調べ、セットされていなければステップ
S32に進み、受信トークンフレームが回報通信か否か
を調べる0回報通信でなければ他ノードへのトークンで
あるのでステップS1に戻る。
回報通信であればステップS33で受信フレーム中の指
定アドレス列209に自ノードアドレスがあるか否かを
調べる。自ノードアドレスがなければステップS1に戻
り、自ノードアドレスがあればステップ334に進む。
ステップS34では指定アドレス列の先頭が自ノートア
ドレスか否かIを調べ、自ノードアドレスであれば、ス
テップS7に進み、当該トークンにより送信権を獲得す
る。目メートアドレスでなければ回報フラグをセットし
てステップS1に戻る。
ステップS31で回報フラグがセットされている場合に
は、先に自ノードを含む複数ノードに対する通信権の委
譲が行われているためステップS36に進み、受信した
特殊トークンフレームのDA202が先に指定アドレス
列にて指定されたノードのうち自ノードの1つ前に通信
権を与えられたノードか否かを調べ、1つ前のノードで
あれば次に送信権を獲得するのは自ノードであるためス
テップS7に進み、送信権を獲得する。1つ前のノード
でなければステップ31に戻り、送信権の委譲されるの
を待つ。
この指定アドレス列209で指定されたノードのうちで
の送信権の獲得順序は、指定アドレス列209での指定
位置の順番としても、また、ノードアドレス値の大きな
順(又は小さな順)に獲得するようにしてもよい。
以上の動作により、トークンが1周するたびにその時に
最も送信要求待ち数の多いノードは、特別に1ト一クン
時間分の通信権が与えられ、送信要求の処理を促進させ
ることができる。即ち、送信要求を頻繁に発生する機器
は、他ノードに接続された送信要求の少ない機器に比べ
て、より多くの通信サービスを得ることができる。
[第2実施例] 以上の説明では、ネットワーク内に存在するマスタノー
ドは唯一の場合を説明したが、必ずしもマスタノードを
1つに限定する必要なく、ネットワーク構成テーブル9
に各ノードの送信キューを更新できるノードであればマ
スタノードとなり得る。
ネットワークシステムに複数のマスタノードが存在して
も各マスタノードが第6図の制御フローを実行すればよ
い。
但し、マスタノードが多くなると、マスタノードにおい
ても第7図に示すステップS37の処理、即ち自ノード
の送信要求待テーブル14より送信キューを読み出し、
送出トークンにセットする処理を実行する必要がある。
以上の様に制御することにより、トークン1周の間にマ
スタノードの数だけの特殊トークンによる通信権委譲が
可能となり、よりダイナミックに送信待ち数の異常増加
が防止できるとともに、1つのマスタノードに障害が発
生した場合にも、他マスタノードによる制御が行なわれ
るため、障害に強いトークン委譲制御が可能となる。
以上の説明では特殊トークンフレーム300として返却
要求コード207を付加したフレーム構成としたが、返
却要求コード207に変えてトークンコード203を特
殊トークンコードとしてもよく、トークン判別回路4に
この特殊トークンコードとトークンコード203の両コ
ードの判別機能を備えればよい。
[第3実施例] 以上の説明では特殊トークンフレームの委譲によって、
lトークン専有時間分の送信権を余分に与える制御であ
ったが、異状に送信要求待ちが増加するメートが存在す
るシステムでは、複数分のトークン専有時間与える制御
方法によって同様の効果を得ることができる0例えば、
そのようなノードに対しては、−律に2ト一クン専有時
間を与える方法である。この与えるトークン専有時間が
長い程、異状な送信要求待ちの増加は防げる。
また、この様なシステムにおいても各ノードの受ける通
信サービスを可能な限り均等にしたい場合には、与える
トークン専有時間を固定にせず。
可変にすれば良い。例えば、特殊トークンの付加情報に
て、与えるべきトークン専有時間を指定する方法である
この方法の場合、マスタノード側にノードに与えるべき
トークン専有時間を設定する手段が必要となる0例えば
、CPU5でセンス可能な様にスイッチ設定部を備え、
このスイッチ設定部で設定された値とノードの送信キュ
ーとを比較し、ノードの送信キューが多い場合には2ト
一クン専有時間、それより少ない場合には1ト一クン専
有時間とすればよい、このスイッチ設定部の設定を更に
細分化し、トークン専有時間を更に3レベル、4レベル
と拡張し、よりきめ細かく制御することも可能である。
この場合の各ノードのトークン専有時間は、タイマ回路
lOへの設定値を変えることにより容易に任意の値とす
ることができる。
[発明の効果] 以上説明した様に本発明によれば、ネットワークシステ
ムを構成する各伝送装置のうち、送信要求量の多い装置
に多くの通信権を与える伝送制御方式とすることができ
、伝送装置の送信要求量に対応して、通信権の獲得回数
を増加させることができ、伝送効率のよい通信権配分を
行なうことができる。
また送信要求量の多い装置が複数存在しても1度のトー
クン委譲でこれらの伝送装置に通信権を与えることがで
き、伝送効率のよい通信権配分を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例の伝送装置のブロック構
成図、 第2図はトークンリング方式LAN構成図、第3図はト
ークンバス方式LAN構成図、第4図は論理リングによ
るトークン周回図、第5図(A)〜(C)は本実施例伝
送フレーム構成図、 第6図は本実施例におけるマスタノードの伝送制御フロ
ーチャート、 第7図は本実施例におけるスレーブノードの伝送制御フ
ローチャートである。 図中、l・・・伝送路、2,100〜170・・・ノー
ド、3・・・ホスト、4・・・トークン判別回路、5・
・・CPU、6・・・メモリ回路、7・・・インタフェ
ース回路、8・・・アドレス設定回路、9・・・ネット
ワーク構成テーブル、10・・・タイマ回路、11・・
・送信回路、12・・・受信回路、13・・・宛先アド
レス判別回路、14・・・送信要求待テーブル、201
・・・送信元アドレス、202・・・宛先アドレス、2
03・・・トークンコード、204・・・送信要求特数
、205・・・伝送コード、207・・・返却要求コー
ド、208・・・グループアドレス、209・・・指定
アドレス列である。 特許出願人    キャノン株式会社 第2図 トークンリーり°ネ弐LAN、横践田 手続補正書(自発) 昭和61年 6月23日

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)バス型通信媒体により各々固有のアドレスを備え
    た複数の伝送装置を互いに接続して通信権委譲命令であ
    るトークンにより通信権を獲得した伝送装置のみが送信
    権を得るネットワークシステムのデータ伝送制御方式で
    あって、前記伝送装置は送信待の情報量を保持し、更に
    、ネットワークシステムの特定伝送装置はネットワーク
    を構成する各伝送装置に保持された前記送信待情報量を
    記憶更新し、前記特定伝送装置がトークンにより通信権
    を獲得した場合には記憶している最も送信待情報量の大
    なる少なくとも1つの伝送装置に対してトークンにより
    同時に通信権を委譲するとともに、前記伝送装置はトー
    クンにより1度に複数の伝送装置が指定された場合には
    各伝送装置がアドレスの値順に通信権を獲得し、ネット
    ワーク中の送信待情報の多い伝送装置に対して多くの通
    信権獲得の機会を与えることを特徴とするデータ伝送制
    御方式。
  2. (2)伝送装置は特定伝送装置によるトークンの委譲が
    あった時には送信処置終了後当該トークンを前記特定伝
    送装置に返送することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のデータ伝送制御方式。
  3. (3)伝送装置は特定伝送装置によるトークンにより複
    数の伝送装置に対して通信権の委譲があり他装置が通信
    権を獲得した場合には該他装置における送信処置終了後
    当該トークンが前記特定伝送装置に返送されたことを検
    出後他の指定された伝送装置が送信権を獲得することを
    特徴とする特許請求の範囲第2項記載のデータ伝送制御
    方式。
JP14913585A 1985-07-09 1985-07-09 デ−タ伝送制御方式 Pending JPS6211336A (ja)

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JP14913585A JPS6211336A (ja) 1985-07-09 1985-07-09 デ−タ伝送制御方式
US06/883,050 US4780871A (en) 1985-07-09 1986-07-08 Data Transmission system

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JPS6211336A true JPS6211336A (ja) 1987-01-20

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