JPS6198509A - セラミツクグリ−ンシ−トの打抜き加工方法 - Google Patents
セラミツクグリ−ンシ−トの打抜き加工方法Info
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- JPS6198509A JPS6198509A JP21823584A JP21823584A JPS6198509A JP S6198509 A JPS6198509 A JP S6198509A JP 21823584 A JP21823584 A JP 21823584A JP 21823584 A JP21823584 A JP 21823584A JP S6198509 A JPS6198509 A JP S6198509A
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- Japan
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- ceramic green
- green sheet
- punching
- hole
- punched
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明はセラミックグリーンシートの打抜き加工方法に
係り、特に、高精度で且つ高密度のスルーホールの打抜
きを志向したセラミックグリーンシートの打抜き加工方
法に関するものである。
係り、特に、高精度で且つ高密度のスルーホールの打抜
きを志向したセラミックグリーンシートの打抜き加工方
法に関するものである。
従来から行なわれているセラミックグリーンシートの打
抜き加工方法と、その問題点を図面を用いて説明する。
抜き加工方法と、その問題点を図面を用いて説明する。
第6図は、従来の、セラミックグリーンシートの打抜き
加工方法によって打抜かれたスルーホールの、スルーホ
ールピッチとたるみ量との関係の一例を示すスルーホー
ルピッチ−たるみ量線図である。
加工方法によって打抜かれたスルーホールの、スルーホ
ールピッチとたるみ量との関係の一例を示すスルーホー
ルピッチ−たるみ量線図である。
従来のセラミックグリーンシートの打抜き加工方法は、
たとえば特開昭55−91617号公報に示されている
ように、冷却マニホルドで冷却されるソレノイドによっ
て選択的に伸びたり引込んだりするパンチ素子によって
、基板支持体上に載置された常温のセラミックグリーン
シートにスルーホールを打抜くものである。
たとえば特開昭55−91617号公報に示されている
ように、冷却マニホルドで冷却されるソレノイドによっ
て選択的に伸びたり引込んだりするパンチ素子によって
、基板支持体上に載置された常温のセラミックグリーン
シートにスルーホールを打抜くものである。
このような方法によって、セラミックグリーンシートの
120mX120mの領域全域にわたシ、0、4〜1.
2 tttmのスルーホールピッチで0.15mφの穴
明けを行なった場合、第6図に示すように、スルーホー
ルピッチ1.0 m以下ではセラミックグリーンシート
にたるみが発生する。このように、小さいスルーホール
ピッチで多数の穴明けを行なうと、セラミックグリーン
シートにたるみが発生し、穴位置精度が低下するという
問題点が生じている。このような、たるみの発生の原因
は、セラミックグリーンシートが引張シによって変形し
やすい性質によるものと考えられる。
120mX120mの領域全域にわたシ、0、4〜1.
2 tttmのスルーホールピッチで0.15mφの穴
明けを行なった場合、第6図に示すように、スルーホー
ルピッチ1.0 m以下ではセラミックグリーンシート
にたるみが発生する。このように、小さいスルーホール
ピッチで多数の穴明けを行なうと、セラミックグリーン
シートにたるみが発生し、穴位置精度が低下するという
問題点が生じている。このような、たるみの発生の原因
は、セラミックグリーンシートが引張シによって変形し
やすい性質によるものと考えられる。
しかし、セラミックグリーンシートに微細な穴を高密度
で打抜くことは新しい課題であシ、その解決策として公
知のものはないというのが現状である。
で打抜くことは新しい課題であシ、その解決策として公
知のものはないというのが現状である。
本発明は、上記した従来技術の問題点を解決して、高精
度で且つ高密度のスルーホールを打抜くことができる、
セラミックグリーンシートの打抜き加工方法の提供を、
その目的とするものである。
度で且つ高密度のスルーホールを打抜くことができる、
セラミックグリーンシートの打抜き加工方法の提供を、
その目的とするものである。
本発明に係るセラミックグリーンシートの打抜き加工方
法の一成は、ポンチを下降させて、このポンチの刃先に
より、ダイ上に載置されたセラミックグリーンシートに
スルーホールを打抜くようにしたセラミックグリーンシ
ートの打抜き加工方法において、セラミックグリーンシ
ートの、せん断強さに対する引張強さの比が0.64以
上で、且つ該セラミックグリーンシートに含まれる可塑
剤の凝固点以上の温度範囲で、該セラミックグリーンシ
ートにスルーホールを打抜くようにしたものである。
法の一成は、ポンチを下降させて、このポンチの刃先に
より、ダイ上に載置されたセラミックグリーンシートに
スルーホールを打抜くようにしたセラミックグリーンシ
ートの打抜き加工方法において、セラミックグリーンシ
ートの、せん断強さに対する引張強さの比が0.64以
上で、且つ該セラミックグリーンシートに含まれる可塑
剤の凝固点以上の温度範囲で、該セラミックグリーンシ
ートにスルーホールを打抜くようにしたものである。
実施例の説明に入るまえに、本発明に係る基本的事項を
、図面を用いて説明する。
、図面を用いて説明する。
第2図は、セラミックグリーンシートの常温における力
学的特性図、第3図は、第2図に係るセラミックグリー
ンシートにスルーホールを打抜いたときの、該スルーホ
ール周囲の変形領域図、第4図は、第2図に係るセラミ
ックグリーンシートにスルーホールを打抜いたときの、
半径方向最大応力/限界内圧−スルーホールピッチ線図
である。
学的特性図、第3図は、第2図に係るセラミックグリー
ンシートにスルーホールを打抜いたときの、該スルーホ
ール周囲の変形領域図、第4図は、第2図に係るセラミ
ックグリーンシートにスルーホールを打抜いたときの、
半径方向最大応力/限界内圧−スルーホールピッチ線図
である。
セラミックグリーンシートの常温における力学的特性は
、第2図に示すようになっており、引張り変形に対する
変形抵抗が非常に小さく、圧縮変形に対する変形抵抗が
非常に大きく、せん断変形に対する変形抵抗はその中間
である。
、第2図に示すようになっており、引張り変形に対する
変形抵抗が非常に小さく、圧縮変形に対する変形抵抗が
非常に大きく、せん断変形に対する変形抵抗はその中間
である。
一方、セラミックグリーンシートを完全塑性体として解
析するならば、スルーホールの打抜きにおいては、第3
図に示すように、打抜いた穴5の周囲に変形領域6が生
ずる。すなわち、すでに穴1.2.3.4があけられて
いるセラミックグリーンシートに穴5を打抜く時、この
穴5の周囲には内圧に相当する圧力Pが作用し、この圧
力Pによって紋穴5の周囲が変形させられ、変形領域6
を生ずる。この変形領域6が、すでに打抜かれている穴
2,4に達すると該セラミックグリーンシートの変形が
増大し、たるみを生じ、ピッチ精度が損なわれる。
析するならば、スルーホールの打抜きにおいては、第3
図に示すように、打抜いた穴5の周囲に変形領域6が生
ずる。すなわち、すでに穴1.2.3.4があけられて
いるセラミックグリーンシートに穴5を打抜く時、この
穴5の周囲には内圧に相当する圧力Pが作用し、この圧
力Pによって紋穴5の周囲が変形させられ、変形領域6
を生ずる。この変形領域6が、すでに打抜かれている穴
2,4に達すると該セラミックグリーンシートの変形が
増大し、たるみを生じ、ピッチ精度が損なわれる。
ところで、セラミックグリーンシートは、ポンチの押込
み初期から、せん断変形しており、穴の半径方向に発生
する最大応力σF81.は次式で表される関数である。
み初期から、せん断変形しており、穴の半径方向に発生
する最大応力σF81.は次式で表される関数である。
σ21.!=f(kg) ・・・・・・・
・・(1)ここで、ks:せん断降伏応カ 一方、変形領域6が、すでに打抜かれた穴の穴縁に達す
る圧力、すなわち限界内圧P6.は次式で表わされる。
・・(1)ここで、ks:せん断降伏応カ 一方、変形領域6が、すでに打抜かれた穴の穴縁に達す
る圧力、すなわち限界内圧P6.は次式で表わされる。
Per=f(kt+a+d) −・−−−−−
・(2)ここで、kT :引張り降伏応力 a ニスルーホールピッチ d ニスルーホール直径 したがって、σrmtヨがP atよりも大きくなった
とき、セラミックグリーンシートにたるみを生じ、ピッ
チ精罠が悪くなる。
・(2)ここで、kT :引張り降伏応力 a ニスルーホールピッチ d ニスルーホール直径 したがって、σrmtヨがP atよりも大きくなった
とき、セラミックグリーンシートにたるみを生じ、ピッ
チ精罠が悪くなる。
いま、d=0.15mmのスルーホールを打抜いたとき
の、半径方向最大応力σ1..Xと限J内圧P atと
の比を、スルーホールピッチとの関係で求めると、第4
図のようになり、111II以下のスルーホールピッチ
ではσ4.!がPoより大きくなっていることが判る。
の、半径方向最大応力σ1..Xと限J内圧P atと
の比を、スルーホールピッチとの関係で求めると、第4
図のようになり、111II以下のスルーホールピッチ
ではσ4.!がPoより大きくなっていることが判る。
この原因は、第2図に示したように、セラミックグリー
ンシートが、せん断に対して強く引張りに対して弱いこ
とに起因している。
ンシートが、せん断に対して強く引張りに対して弱いこ
とに起因している。
上述した解析結果を考慮すれば、セラミックグリーンシ
ートにIW以下のスルーホールピッチでスルーホールを
精度よく打抜くためには、該セラミックグリーンシート
のせん断強さに対する引張シ強さの比を大きくすれば良
いことがわかる。セラミックグリーンシートの引張り特
性は、セラミック粒子を囲んでいる有機バインダに大き
く左右され、低温状態では前記有機バインダが硬化する
ために引張りに対して強くなると考えられる。これに対
して、せん断変形は、セラミック粒子間の位置ずれによ
って進行するため各粒子間の摩擦力に影響し、引張り変
形はど温度の影響を受けないことが考えられた。
ートにIW以下のスルーホールピッチでスルーホールを
精度よく打抜くためには、該セラミックグリーンシート
のせん断強さに対する引張シ強さの比を大きくすれば良
いことがわかる。セラミックグリーンシートの引張り特
性は、セラミック粒子を囲んでいる有機バインダに大き
く左右され、低温状態では前記有機バインダが硬化する
ために引張りに対して強くなると考えられる。これに対
して、せん断変形は、セラミック粒子間の位置ずれによ
って進行するため各粒子間の摩擦力に影響し、引張り変
形はど温度の影響を受けないことが考えられた。
以上ノことから、スルーホールの打抜き時に、セラミッ
クグリーンシートを冷却して引張り強さとせん断強さの
比(強度比)を大きくすることにより、打抜き時の引張
り変形を小さくしてたるみを防止し、該グリーンシート
に高精度で且つ高密度のスルーホールを打抜くことがで
きるようにしたものである。
クグリーンシートを冷却して引張り強さとせん断強さの
比(強度比)を大きくすることにより、打抜き時の引張
り変形を小さくしてたるみを防止し、該グリーンシート
に高精度で且つ高密度のスルーホールを打抜くことがで
きるようにしたものである。
本発明は、上述した基本的事項に基づいてなされたもの
で1、以下、実施例によって、図面を用いて説明する。
で1、以下、実施例によって、図面を用いて説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係るセラミックグリ−/
シートの打抜き加工方法を実施する強度比、グリーンシ
ート温度の範囲を求めるための、グリーンシート温度−
強度比、たるみ量線図、第5図は、第1図に係ふ実施例
に供せられるセラ、ミンクグリーンシートの、グリーン
シート温度−引張り強さ、せん断強さ線図である。
シートの打抜き加工方法を実施する強度比、グリーンシ
ート温度の範囲を求めるための、グリーンシート温度−
強度比、たるみ量線図、第5図は、第1図に係ふ実施例
に供せられるセラ、ミンクグリーンシートの、グリーン
シート温度−引張り強さ、せん断強さ線図である。
この実施例に供せられるセラミックグリーンシートを説
明する。このセラミックグリーンシートは、セラミック
粉末としてアルミナを使用し、このアルミナ90部に対
して焼結助剤10部tll&加し、これに有機バインダ
としてPVB (ポリビニルブチラール)を6部、可塑
剤としてBPBG(ブチルフタルブチルグリコレート)
を2.7部、および溶剤を加えて混合してスラリーとし
たものを、ドクターブレード法によって厚さ0.25m
mに成形したものである。
明する。このセラミックグリーンシートは、セラミック
粉末としてアルミナを使用し、このアルミナ90部に対
して焼結助剤10部tll&加し、これに有機バインダ
としてPVB (ポリビニルブチラール)を6部、可塑
剤としてBPBG(ブチルフタルブチルグリコレート)
を2.7部、および溶剤を加えて混合してスラリーとし
たものを、ドクターブレード法によって厚さ0.25m
mに成形したものである。
まず、このセラミックグリーンシートを使用して、引張
り強さ、せん断強さを求めるために、引張り試験、せん
断試験を行なった。引張り試験は、幅10m、チャック
間距離80mの条件で行ない、せん断試験は、24II
Iφのポンチでクリアランス30μm(両側)の条件で
行なった。ひずみ速度は、両試験とも0.001111
C”とした。
り強さ、せん断強さを求めるために、引張り試験、せん
断試験を行なった。引張り試験は、幅10m、チャック
間距離80mの条件で行ない、せん断試験は、24II
Iφのポンチでクリアランス30μm(両側)の条件で
行なった。ひずみ速度は、両試験とも0.001111
C”とした。
上記した試験方法により、グリーンシート温度−20C
〜40Gの温度で行なった引張り強さ。
〜40Gの温度で行なった引張り強さ。
せん断強さは、第5図に示すようになシ、引張シ強さ、
ぜん断強さとも、温度の低下にともなって大きくなって
いる。しかし、引張り強さの方が、せん断強さよシも温
度変化の影響を大きく受けていることがわかる。これを
強度比=引張り強さ/せん断強さで表わすと、第1図に
示す強度比曲線のようになシ、温度の低下とともに強度
比が大きくなる。
ぜん断強さとも、温度の低下にともなって大きくなって
いる。しかし、引張り強さの方が、せん断強さよシも温
度変化の影響を大きく受けていることがわかる。これを
強度比=引張り強さ/せん断強さで表わすと、第1図に
示す強度比曲線のようになシ、温度の低下とともに強度
比が大きくなる。
次に、前記セラミックグリーンシートに、グリーンシー
ト温度−20C〜40Cの温度で、スル−ホールを打抜
いた結果を、第1図を用いて説明する。
ト温度−20C〜40Cの温度で、スル−ホールを打抜
いた結果を、第1図を用いて説明する。
穴直径0−18+wφのダイ8上に前記セラミックグリ
ーンシート7を載置し、ポンチ9を下降させて、直径0
.15 waφのスルーホール10をスルーホールピッ
チ0.5samで打抜き、そのときのたるみ量を測定し
た。たわみ量曲線は、第1図に示すようになシ、グリー
ンシート温度が約OC以下では、たるみが発生しない。
ーンシート7を載置し、ポンチ9を下降させて、直径0
.15 waφのスルーホール10をスルーホールピッ
チ0.5samで打抜き、そのときのたるみ量を測定し
た。たわみ量曲線は、第1図に示すようになシ、グリー
ンシート温度が約OC以下では、たるみが発生しない。
これは強度比0.64に相当する。すなわち、強度比が
0.64以上(第1図中の■の範囲)であれば、たるみ
を生ずることなく高精度のスルーホール10を打抜くこ
とができる。
0.64以上(第1図中の■の範囲)であれば、たるみ
を生ずることなく高精度のスルーホール10を打抜くこ
とができる。
ただし、前記セラミックグリーンシート7の可塑剤BP
BGの凝固点は一35C’であシ、この温度以下になる
とセラミックグリーンシート7に割れが生じて打抜くこ
とができないので、このセラミックグリーンシート70
打抜き加工温度は、−35C〜orが適切である。
BGの凝固点は一35C’であシ、この温度以下になる
とセラミックグリーンシート7に割れが生じて打抜くこ
とができないので、このセラミックグリーンシート70
打抜き加工温度は、−35C〜orが適切である。
打抜き加工後、セラミックグリーンシート7を常温に戻
せに弾性、接着性など種々の特性を回復し、その後の回
路基板製造工程に何ら影響を及ぼすことなく、従来と同
様の方法によ多回路基板を製造することができる。
せに弾性、接着性など種々の特性を回復し、その後の回
路基板製造工程に何ら影響を及ぼすことなく、従来と同
様の方法によ多回路基板を製造することができる。
具体例を説明する。
セラミックグリーンシートを一10Cに冷却し、その1
20ti+X120mの領域に、直径0.15mのスル
ーホールをスルーホールピッチO,% 5 mで打抜い
たところ、たるみを生ずることなく、また位置ずれのな
い、高精度のスルーホールを打抜きゝ 加工
することができた。
20ti+X120mの領域に、直径0.15mのスル
ーホールをスルーホールピッチO,% 5 mで打抜い
たところ、たるみを生ずることなく、また位置ずれのな
い、高精度のスルーホールを打抜きゝ 加工
することができた。
以上説明した実施例によれば、従来、スルーホールピッ
チが1m以下になるとたるみを生じて打抜き加工ができ
なかったが、本実施例によれば、スルーホールピッチを
0.5mにしても、高精度のスルーホールを打抜き加工
をすることができるという効果がある。また、スルーホ
ールピッチを1籠から0.5mm、すなわち1/2に縮
小することができるため、回路基板の面積を1/4に小
さくすることができる。そして、配線距離も1/2にな
ることにより、演算速度が2倍に速くなるという利点が
ある。
チが1m以下になるとたるみを生じて打抜き加工ができ
なかったが、本実施例によれば、スルーホールピッチを
0.5mにしても、高精度のスルーホールを打抜き加工
をすることができるという効果がある。また、スルーホ
ールピッチを1籠から0.5mm、すなわち1/2に縮
小することができるため、回路基板の面積を1/4に小
さくすることができる。そして、配線距離も1/2にな
ることにより、演算速度が2倍に速くなるという利点が
ある。
なお、本実施例は、0.15wφのスルーホールをスル
ーホールピッチ0.5■で打抜く場合について説明した
が、スルーホールの直径が0.15+wφよりも小さけ
れば、たるみ量はさらに小さくなり、またスルーホール
ピッチが0.5mよりも大きければ、この場合も、たる
み量がさらに小さくなる。
ーホールピッチ0.5■で打抜く場合について説明した
が、スルーホールの直径が0.15+wφよりも小さけ
れば、たるみ量はさらに小さくなり、またスルーホール
ピッチが0.5mよりも大きければ、この場合も、たる
み量がさらに小さくなる。
スルーホールピッチが0.5日以下(実用されるのう
は0.4 wm程度まで)におけるた軸み量は、0.5
mのものとほぼ同程度である。このことから、本実施例
に、供した、アルミナを使用するセラミックグリーンシ
ート7は、強度比が0.64以上(温度OC以下)で可
塑剤BPBdの凝固点(温度−35C)以上の温度範囲
、すなわち−35C〜OCで打抜き加工を行なえば、た
るみを生ずることなくスルーホールを打抜くことができ
る。
mのものとほぼ同程度である。このことから、本実施例
に、供した、アルミナを使用するセラミックグリーンシ
ート7は、強度比が0.64以上(温度OC以下)で可
塑剤BPBdの凝固点(温度−35C)以上の温度範囲
、すなわち−35C〜OCで打抜き加工を行なえば、た
るみを生ずることなくスルーホールを打抜くことができ
る。
さらに、本実施例は、アルミナを使用したセラミックグ
リーンシートにスルーホールを打抜く場合について説明
したが、この種のセラミックグリーンシートに限らず、
ムライトなどを使用したセラミックグリーンシートにつ
いても同様に、強度比が0.64以上で且つ該セラミッ
クグリーンシートに含まれる可塑剤の凝固点以上の温度
範囲で打抜くようにすれば、たるみを生ずることなくス
ルーホールを打抜くことができる。
リーンシートにスルーホールを打抜く場合について説明
したが、この種のセラミックグリーンシートに限らず、
ムライトなどを使用したセラミックグリーンシートにつ
いても同様に、強度比が0.64以上で且つ該セラミッ
クグリーンシートに含まれる可塑剤の凝固点以上の温度
範囲で打抜くようにすれば、たるみを生ずることなくス
ルーホールを打抜くことができる。
以上詳細に説明したように本発明によれば、高精度で且
つ高密度のスルーホールを打抜くことができる、セラミ
ックグリーンシートの打抜き加工方法を提供することが
できる。
つ高密度のスルーホールを打抜くことができる、セラミ
ックグリーンシートの打抜き加工方法を提供することが
できる。
第1図は、本発明の一実施例に係るセラミックグリーン
シートの打抜き加工方法を実施する強度比、グリーンシ
ート温度の範囲を求めるための、う グリーンシート温度−強度比、たへみ量線図、第2図は
、セラミックグリーンシートの常温における力学的特性
図、第3図は、第2図に係るセラミックグリーンシート
にスルーホールを打抜いたときの、該スルーホール周囲
の変形領域図、第4図は、第2因に係るセラミックグリ
ーンシートにスルーホールを打抜いたときの、半径方向
最大応力/限界内圧−スルーホールピッチ線図、第5図
は第1図に係る実施例に供せられるセラミックグリーン
シートのグリーンシート温度−引張シ強さ。 せん断強さ線図、第6図は、従来の、セラミックグリー
ンシートの打抜き加工方法によって打抜かれたスルーホ
ールの、スルーホールピッチとたるみ量との関係の一例
を示すスルーホールピッチ−たるみ量線図である。 7・・・セラミックグリーンシート、8・・・ダイ、9
・・・惨 1 m グリーンレート1記度(’C) 寮2の pj’み (、%) 盛3 凶 t。 察4幻 スルーホールビ”t’)−C#L飄〕 第りの ゲリーンシート盈度(ec)
シートの打抜き加工方法を実施する強度比、グリーンシ
ート温度の範囲を求めるための、う グリーンシート温度−強度比、たへみ量線図、第2図は
、セラミックグリーンシートの常温における力学的特性
図、第3図は、第2図に係るセラミックグリーンシート
にスルーホールを打抜いたときの、該スルーホール周囲
の変形領域図、第4図は、第2因に係るセラミックグリ
ーンシートにスルーホールを打抜いたときの、半径方向
最大応力/限界内圧−スルーホールピッチ線図、第5図
は第1図に係る実施例に供せられるセラミックグリーン
シートのグリーンシート温度−引張シ強さ。 せん断強さ線図、第6図は、従来の、セラミックグリー
ンシートの打抜き加工方法によって打抜かれたスルーホ
ールの、スルーホールピッチとたるみ量との関係の一例
を示すスルーホールピッチ−たるみ量線図である。 7・・・セラミックグリーンシート、8・・・ダイ、9
・・・惨 1 m グリーンレート1記度(’C) 寮2の pj’み (、%) 盛3 凶 t。 察4幻 スルーホールビ”t’)−C#L飄〕 第りの ゲリーンシート盈度(ec)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ポンチを下降させて、このポンチの刃先により、ダ
イ上に載置されたセラミックグリーンシートにスルーホ
ールを打抜くようにしたセラミックグリーンシートの打
抜き加工方法において、セラミックグリーンシートの、
せん断強さに対する引張強さの比が0.64以上で、且
つ該セラミックグリーンシートに含まれる可塑剤の凝固
点以上の温度範囲で、該セラミックグリーンシートにス
ルーホールを打抜くようにしたことを特徴とするセラミ
ックグリーンシートの打抜き加工方法。 2、セラミックグリーンシートを、有機バインダとして
PVBを含有し、可塑剤としてBPBGを含有するセラ
ミックグリーンシートとし、該セラミックグリーンシー
トを−35℃−0℃の温度範囲に維持して、該セラミッ
クグリーンシートにスルーホールを打抜くようにしたも
のである特許請求の範囲第1項記載のセラミックグリー
ンシートの打抜き加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21823584A JPS6198509A (ja) | 1984-10-19 | 1984-10-19 | セラミツクグリ−ンシ−トの打抜き加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21823584A JPS6198509A (ja) | 1984-10-19 | 1984-10-19 | セラミツクグリ−ンシ−トの打抜き加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6198509A true JPS6198509A (ja) | 1986-05-16 |
Family
ID=16716718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21823584A Pending JPS6198509A (ja) | 1984-10-19 | 1984-10-19 | セラミツクグリ−ンシ−トの打抜き加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6198509A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002158136A (ja) * | 2000-11-20 | 2002-05-31 | Murata Mfg Co Ltd | セラミックグリーンシートおよびその設計方法、ならびに積層セラミック電子部品 |
-
1984
- 1984-10-19 JP JP21823584A patent/JPS6198509A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002158136A (ja) * | 2000-11-20 | 2002-05-31 | Murata Mfg Co Ltd | セラミックグリーンシートおよびその設計方法、ならびに積層セラミック電子部品 |
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