JPS6181287A - 独立タンクの支持方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は船舶に搭載される独立タンクの支持方法に関す
る。

従来の技術 通常、ＬＰＧ船、ＬＮＧ船、その他各種のケミカル船に
は独立タンクが設けら１ている。従来、第８図に示すよ
うに、独立タンク（１）は耐圧断熱材（２）を介して支
持台（３〕により船体床板（４）上に直接支持さ１てお
り、この支持方法によると、タンク自重、荷液重量等の
すべての荷重は支持台（３）により支持さｊるため、こ
の部分のタンク底板（１ａ）には太きな曲げ応力（第４
図の一点鎖線にて示す）が発生し、更に、溶接止端部の
影響によって応力集中２起す。従って従来、タンク底板
は全面に亘って又ハ局部的に増厚さ打ていた。

発明が解決しようとする問題点 士Ｐの支持方法によると、タンク底板を全面的に又は部
分的に増厚しなけ１ばならず、船体重量の増加又は工作
時数の増加を招き、非常に不経済であった。

問題を解決するための手段 上記問題を解決するため、本発明の独立タンクの支持方
法は、独立クンクを船体床板上に固定さまた支持台上に
、断熱材を介して支持する際に、タンク底板と断熱材と
の間に鋼板を挿入するようにした支持方法である。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図及び第２図に基づき説
明すると、独立タンク０］）を、船体床板（船倉床板）
０２上に固定さｊた支持台０３上に、耐圧断熱材ａカを
介して支持する際に、タンク底板（ｌｌａ）と断熱材０
４との間に複数枚（本実施例では２枚）の鋼板０篩を挿
入するようにしたものである。

なお、上ｉ１ｇＡ板０→は、溶接を行なわず、用に挿入
するだけである。

マタ、０８は断熱材α４の保持枠であり、０ηはタンク
内構材である。

この時のタンク底板（ｌｌａ）及び鋼板α０の曲げモー
メントによる応力状態を示すと、第２図のようになり、
例えば鋼板ａＱの板厚をタンク底板（ｌｌａ）のそねと
同一にす１ば、タンク底板（ｌｌａ）に生じる応力は、
ＩＡとなる。勿論、鋼板０自を増やせばその分店力が減
少する。このように、鋼板（至）を挿入することにより
、従来と同様の補強の効果が得らｎる。

発明の効果 上記本発明の支持方法によ１ば、独立タンクを船体床板
上に固定さまた支持台上に、断熱材を介して支持する際
に、タンク底板と断熱材との間に鋼板を挿入するように
したので、支持台からの反力によって生じるタンク底板
に作用する曲げモーメントが鋼板によって減じら灯るた
め、従来のようにタンク底板を全面的に又は局部的に増
厚する必要がなくなり、従って船体重量の軽減又は工作
時数を減らすことができる。更に、タンク内荷重はタン
ク内構材な通して４５°方向に分散すると考えら釘るの
で、挿入さまた鋼板によりタンク荷重を効果的に断熱材
に伝えることが可能となり、断熱材自身の寸法軽減化を
図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の一実施例を示すもので、第
１図は要部側面図、第２図は応力状態を示す図、第８図
は従来例の要部側面図、第４図は同応力状態を示す図で
ある。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、独立タンクを船体床板上に固定された支持台上に、
   断熱材を介して支持する際に、タンク底板と断熱材との
   間に鋼板を挿入することを特徴とする独立タンクの支持
   方法。