JPS6168463A - ケテン−s,s−アセタ−ル誘導体、その製法ならびに該誘導体を含有する医薬 - Google Patents

ケテン−s,s−アセタ−ル誘導体、その製法ならびに該誘導体を含有する医薬

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JPS6168463A
JPS6168463A JP18933384A JP18933384A JPS6168463A JP S6168463 A JPS6168463 A JP S6168463A JP 18933384 A JP18933384 A JP 18933384A JP 18933384 A JP18933384 A JP 18933384A JP S6168463 A JPS6168463 A JP S6168463A
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正昭 工藤
Kuniaki Yanaka
谷中 国昭
Shuji Kato
加藤 周治
Keisuke Nakayama
圭介 中山
Matazaemon Uchida
内田 又左衛門
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式(I): (式中、Rはハロゲン原子で置換されることもあるアル
キル基、アルコキシカルボニルアルキル基またはアルキ
ルチオアルキル基を示し。
R1はアルケニル基、アルキニル基またはアルキル基を
示し、且つこれらはハロゲン原子で置換されることもあ
り。
RおよびRけ同一もしくは異なるアルキル基を示す。)
で表わされるケテン−8,S−アセタール誘導体および
その製法ならびに該化合物を有効成分として含有する肝
疾患治療剤に関するものである。
本発明における一般式(I)で表わされる化合物は1例
えば肝機能賦活作用を有するので1人間または動物の肝
機能賦活剤、肝疾患治療剤として有用である。
一般式(Dで表わされる化合物および一般式(1)中に
含まれる式(Ib)、 (Ic)、 (1,)、 (I
f)等の化合物は例えば次の図式的に示す反応経路A−
E法に従って合成することができる。
A法: (上記式中 ui、 R2,n*およびVは前記と同じ
意味を有する。) すなわち、一般式(1)で表わされる化合物は。
一般式(II)で表わされる化合物と、一般式(1)で
表わされる化合物とを不活性溶媒中で塩基の存在下に反
応させることにより得ることができる。
B法: (Ib) (IC) (上記式中・R1は前記と同じ意味を有し。
R&は少くとも二重結合部分にハロゲン原子を有するハ
ロアルケニル基金示し、 Rtはハロゲン原子を有することもあるアルキニル基を
示し。
R3およびR4は前記と同じ意味を有する0)すなわち
、一般式(Ic)で表わされる化合物は、不活性溶媒中
、塩基の存在下で一般式(几)で表わされる化合物を脱
ハロゲン化水素反応させることにより得ることができる
C法: (IV)        (I[I) (V) (V)          (M) (上記式中、R1,R1,R1およびR4は前記と同じ
意味を有し、 Mはアルカリ金Rまたはアンモニウムを示し。
Xはハロゲン原子を示す0) すなわち、一般式(I)で表わされる化合物は。
一般式(III)および(Pi)で表わされる化合物を
不活性溶媒中で反応させ、得られる一般式(V)で表わ
される化合物を単離し、もしくは単離せずに一般式(V
l)で表わされる化合物と反応させることにより得るこ
とができる@ D法: (Id) (1,) (上記式中 nlは前記と同じ意味を有し。
R2cはハロアルキル基を示し。
R2dはハロゲン原子で置換されることもあるアルケニ
ル基を示し、 R3・R4は前記と同じ意味を有する。
すなわち、一般式(1,)で表わされる化合物は一般式
(Id)で表わされる化合物全不活性溶媒中、塩基の存
在下で脱ハロゲン化水素反応させることKより得ること
ができる。塩基の使用量は。
一般式(Id)で表わされる化合物と当モル程度である
ことが好ましいO E法: (IV)        (VID Oり (MID           (fiり(If) (上記式中、Rは前記と同じ意味全盲し。
Reはアルケニル基またはアルキニル基を示し、且つこ
れらは、ハロゲン原子で置換される°こともちゃ。
R、R、MおよびXは前記と同じ意味を有する。)すな
わち、一般式(If)で表わされる化合物は。
一般式(Vl)と(■)で表わされる化合物を不活性溶
媒中で反応させ、得られた一般式(4)で表わサレる化
合物を単離し、もしくは単離せずに。
一般式(III)で表わされる化合物と反応させること
により得ることができる。
これらの反応で用いる不活性な溶媒としては。
この種の反応を著しく阻害しないものであればよく1例
えばアセトン、メチルエチルケトン。
シクロヘキサノy等のケトン類、メタノール。
エタノール、グロバノール、グリコール等のアルコール
類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、
ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルアセトアミド、ヘキサメチルホスホロアミド、テトラ
メチレンスルホン等の非プロトン極性溶媒等を挙げるこ
とができる。
これらの溶媒は単独でまたは混合物として使用すること
ができるし、また水との混合溶媒系としても使用するこ
とができる。
この反応で使用することのできる塩基としては1例えば
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム。
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の無機塩基。
ピリジン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジエ
チルアニリン、1,8−ジアザビフクロ−[5,4,O
]−7−ウンデセン等の有機塩基を挙げることができる
本発明の反応は、溶媒の沸点以下で反応させるのが好ま
しいが、特に室温付近から50℃ぐらいの温度から適宜
に定められた温度で反応を進行させるのが好ましい。但
し、E法の一般式(IV)と(M:、)で表わされる化
合物を反応させて一般式(■)で表わされる化合物を得
る反応は20℃以下で行うのがのぞましい。
各反応経路中の化合物の反応は等モル反応であるが、ど
ちらか一方をやや過剰に加えてもよい。
反応終了後1反応生成物を常法処理すれば目的物を採取
することができる。
一般式(I)で表わされる化合物の代表例を第1表に示
す。
ここで出発原料として用いる一般式(VI)および(n
)で表わされる化合物は、各々次の反応経路により合成
することができる。
全盲する0) (上記式中、 R”、 R3,R’、 XおよびMは前
記と同じ意味全盲する。) 上記一般式(1)で表わされる化合物は瀉血動物に対す
る毒性が低い。
一般式(I)で表わされる化合物はとシわけ肝臓疾患治
療剤として有用である。例えば四塩化炭素等種々の薬物
を健康な被験動物に投与して動物に肝障害を実験的に生
じさせうろことが知られている。
一般式(1)で表わされる化合物は、実験的につくられ
た種々病態モデルの肝障害をもった被験動物に対して経
口的にまたは非経口的に(例えば、注射)投与すること
Kよシ顕著な肝機能の低下抑制或は改善効果をもたらす
ことが判明した0 従って、一般式(1)で表わされる化合物は肝臓疾患の
治療若しくは予防のための人間及び動物用医薬として有
用である。すなわち、種々の原因によって生ずる人間や
動物の急性若しくは慢性の肝臓戻患例えば脂肪肝、アル
コール性肝炎、肝炎、中毒性肝障害、うっ血肝、胆汁う
つ原性肝障害あるいはそれらの終末像である肝硬変の治
療剤として使用することができる。一般式(I)で表わ
される化合物はそのままの状態で肝臓疾患治療剤となシ
得るしま九展薬上の慣例に従って製薬的に許容し得る希
釈剤及び(または)他の薬理作用物質との混合物として
組成することもできるし、また投薬量単位形に組成する
こともよい。医薬として採シうる形態には次の形態が含
まれる二散剤、顆粒、錠剤、糖衣錠、カプセル、ビル、
懸濁剤、液剤、乳剤、アンプル、注射液、等長波および
座薬など。
本発明化合物を医薬に調製する場合、一般式(I)で表
わされる化合物を製薬上許容し得る希釈剤との混合物の
形で含有する態様を包含する。
ここで希釈剤とは、一般式(1)で表わされる化合物以
外の素材を意味し、固体、半固体、液体あるいは摂取し
得るカプセルであってもよく、種々のものが挙げられる
:例えば賦形剤、増量剤、結合剤、湿潤化剤、崩壊剤、
界面活性剤、滑沢剤、分散剤、緩衝剤、矯味剤、矯臭剤
、色素、香料、保存剤、溶解補助剤、溶剤、被覆剤、糖
衣剤などである。しかしながらこれらに限定されるもの
ではない。又これらは1種又はそれ以上の混合物として
使用される。このような製薬上許容し得る希釈剤は他の
薬理作用物質との混合物として使用される場合もある。
本発明化合物による医薬は、既知のいかなる方法で製造
してもよい。例えば、活性成分を希釈剤と混合して、例
えば顆粒とし、次いでその組成物を成形して、例えば錠
剤とする。非経口投与剤は無菌とすべきである。又必要
な場合には血液と等張とすべきである。
本発明においては、上記一般式(1)で表わされる化合
吻状それ自体肝臓疾患治療剤となり得るので、組成物中
に活性成分としては一般にCLO1〜100チ(重量)
含まれる。
投薬量単位の製剤とする場合、当該製剤を形成する個々
の製剤部分は互に異なった形態にあってもよいし、同じ
でちってもよく、例えば次の形態がしばしば採用される
:錠剤、顆粒、ピル、散剤、糖衣錠、カプセル、アンプ
ルなど。
本発明による肝臓疾患治療剤は肝臓疾患の治療のために
人間及び動物に、その分野で通常の方法によって適用さ
れ得る。それは経口的に又は非経口的に投与される。経
口的投与は舌下投与を包含する。非経口的投与は注射(
例えば皮下、筋肉、静脈注射、点滴を含む)による投与
を包含する。゛ 本発明の医薬の投与量は、対象が動物であるか、人間で
あるか、感受性差、年令、性別、体重、投与方法、投与
の時期、間隔、病状、体調医薬製剤の性質、調剤の種類
、有効成分の種類など種々の原因によって変動する。
従って下記に示す薬量の最下量よシ少ない量で十分な場
合もあり、またある場合には、下記の上限薬量を超えて
投与する必要の生ずることもある。
なお大量投与の場合、1日数回に分けて投与するのが好
ましい。
動物を対象として有効結果を得るためには、活性成分と
して経口的投与の場合体重IKf当シ当日1日1〜50
0■、好ましくは0.1〜251M1の範囲、非経口的
投与の場合、体重1匂当り1日に0.01〜25C1y
、好ましくはr:L1〜25qの範囲、が有利である。
人間を対象とする場合の有効結果を得るための薬量は、
動物での有効薬量から感受性差並びに安全性等を考慮し
て、例えば次の薬量範囲が有利である。経口的投与の場
合、体重1Kg当り1日にα5〜250yy、好ましく
はcL5〜501Ni1非経口的投与の場合、体重IK
f当シ、1日にα01〜11001s+、好ましくはα
1〜25M9である。
次に本発明化合物の合成例を示す。
合成例1: イソプロビル 2−イノグロボキシカルボニルー6−エ
チルチオ−3−〔(イ)−2′−クロロビニルコチオア
クリレート 2(C■−2−クロロビニルチオコチオカルボニル)マ
ロ/酸ジイソプロピルエステル&4tをアセトン25 
meに溶解し、攪拌しつつ冷却し10℃でヨウ化エチル
五3fを添加する。同温度で50%KOH水溶液4,1
?を滴下し反応させる。反応後、内容物に水20ゴを加
え、酢酸エチルで抽出する。酢酸エチル層を水洗し乾燥
(無水硫酸マグネシウムを使用)後、減圧下で溶媒を留
去すると粗製の目的物が油状で得られる。これをシリカ
ゲルを用いるカラムクロマログ2フイーに付し精製する
。収量5.4F(収率20、         TMS 77係)。nD=1.5378 o NMRδcDc!
!4ppm:1.30(12H,d)、 1.51 (
6H,t)、 2.82 (2H,q)。
5.0 (2H,m) 、 6.22 (IH,d、 
J=6.4Hz) 、 483(IH,d、 J=&4
Hz)。
合成例2: エチル 2−エトキシカルボニ/l/ −3−! チル
チオ−3−〔(イ)−2−クロロビニルコチオアクリレ
ート 100−の三ツロフラスコにマロン酸ジエチル4.8f
、二硫化炭素2.4fを取シ、攪拌する。
これを冷却し、10℃で45 % KOH水溶液a6り
を滴下し反応させてジテオレート水溶液を調製する。別
の容器に調製した塩化ビニIJデ/2.92のジメチル
スルホキシド溶液72−に、このジテオレート水溶液を
10℃で滴下し反応させる。滴下後20℃付近で30分
間攪拌を続けてからヨウ化エチル4.62を滴下し反応
させる。反応終結後50分間攪拌を続けた後、氷水20
Wtを添加し、酢酸エチル/n−ヘキ丈ンの1=1の混
合溶媒で抽出し常法によシ後処理を行い油状の粗製物を
得る。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィーによ
シ精製する。収量2.5?(収率3&5%) o n 
D = t 5538゜合成例3: エチル 2−エトキシカルボニル−3−エチニルチオ−
3−エチルチオアクリレートエチル 2−エトキシカル
ボニル−6−エチルチオ−6−〔■−2−クロロビニル
〕チオアクリバレー) 4.8 Pをジメチルスルホキ
シド20ゴに溶解し、これに50チ水酸化カリウム水溶
液&22を加え40〜50℃で1時間攪拌し反応させる
。反応終了後室温まで冷却し、氷水50WLtを加え攪
拌すると油状物が分離する。これを酢酸エテル/n−ヘ
キサy(1:1)で抽出し有機層を分液後、よく水洗し
乾燥してから溶媒を留去すれば油状の目的物が得られる
。収量1.6?25        TMS (収率57.5 %)。nDl、5494゜NMRδC
DC/、 ppm;1.3 (12H,t)、 XO4
(2H,q)、A2B(IH,s)。
屯26 (2H,q ) 、 4.29 (2H,q 
)。
合成例4: イソプロピル 2−イソプロピルオキシカルボニル−3
−エチニルチオ−5−n−フロビルチオアクリレート イノプロピル 2−イソプロピルオキシカルボニル−3
−n−プロピルチオ−3−〔■−2−ブロモビニル〕チ
オアクリレ−)25 f、ジメテルスルホギシド50−
の溶液に596水酸化カリウム水溶液&7Fを室温で滴
下し反応させる。
滴下終了後、1時間攪拌し、実施例3と同様に処理する
とα7Fの油状物が得られる。
NMR’5DC1sδppm: 1.0 (5H,t)
、 1.3 (12N、d、−d)。
1.6 (2H,t)、 2.9 (2H,t) 。
!L2 (IH,s)、 !L1 (2H,m)。
合成例5: イソプロピル 2−イソプロピルオキシカルボニル−3
−n−プロピルチオ−5−(2,2−ジブロモエテル)
チオアクリレート マロン酸ジイソプロピル6.2f、二硫化炭素z62.
ジメチルスルホキシド20−から成る混合物を10℃ま
で冷却し、攪拌する。これに45チ水酸化カリウム水溶
液&6fを滴下し30分間攪拌するとジチオレート水溶
液が得られる。ヨウ化n−プロピル&1fiジメチルス
ルホキシド5−に溶かしたものを、このジテオレート溶
液に滴下し反応させる。滴下終了後30分間攪拌してか
ら、1,1.2−)リプロモエタンa8Fを添加し、7
0℃まで徐々に加温する。同温度で1時間攪拌後室塩ま
で放冷し、内容物を50−の氷水中に注入し、酢酸エチ
ルで抽出する。水洗、乾燥後溶媒を留去すると粗製の油
状物が得られ、これをカラムクロマトグラフィーに付し
精製する。収量5.6f(収率25        T
MS 329 % ) o n D  1.5426゜NMR
a cDct、 ppm : t 5(18H,d−d
) 、 A5 (IH,m) 、五9 (2H,d。
J=&3Hz) 、 5.2 (2H,m) 、 S6
 (IH,t、 J −& 3 H2)。
合成例6: イソプロピル 2−イソプロピルオキシカルボニル−5
−n−プロピルチオ−3−+:@−2−ブロモビニル〕
チオアクリレート イノプロピル 2−イソプロピルオキシカルボニル−5
−n−プロピルチオ−5−(2,2−ジブロモエチル)
チオアクリレート&6t、テトラヒドロフラ/20d、
1,8−ジアザビシクロ−(5,4,0)−7−ウンデ
セン21j’の混合物を室温で1時間攪拌し反応させる
。反応終了後、減圧下にテトラヒドロ7う/を留去し、
残渣に水を加え酢酸エチルで抽出する。酢酸エチル層を
希塩酸、水で洗浄してから乾燥後溶媒を留去すると粗製
の目的物が得られる。これをシリカゲルカラムクロマト
グラフィーに付し精製する。油状物の収量z32(収率
49.2%)。
TMS NMRδCDCz、ppm : to (3I(、t)
 、 1.s (12H。
d−d) 、 1.6 (2H,t) 、 2.8 (
2H,t)、 !t1 (2H,m)。
45 (IH,d、 J=142Hz)、 7.1 (
IH,d、 J=14.2Hz)。
以下に製剤の実施例を示す。この実施例中の部はすべて
重量部である。配合成分の種類および割合は種々変化さ
せることができる。
実施例1 化合物22          10部重質酸化マグネ
シウム      10部乳糖           
   80部を均一に混合して粉末又は細粒状として散
剤とする。
実施例2 化合物26          10部合成ケイ酸アル
ミニウム     10部リン酸水素カルシウム   
    5部乳糖              75部
を用いて、実施例1に準じて散剤とする。
実施例3 化合物3            50部澱粉    
          10部乳糖          
     15部結晶セルロース         2
0部ポリビニルアルコール       5部水   
                   30部を均一
に混合捏和後、破砕造粒して乾燥し篩別して顆粒剤とす
る。
実施例4 実施例3で得られた顆粒剤99部にステアリン酸カルシ
ウム1部を混合し、圧縮成形して直径10瓢の錠剤とす
る。
実施例5 化合物6           95部ポリビニルアル
コール       5部水            
           30部を用いて実施例6と同様
にして顆粒剤とする。
得られた顆粒の90部に結晶セルロース10部を加えて
圧縮成形して、直径8mの錠剤とする。
更にこの錠剤に適当量のシロップゼラチン、沈降性炭酸
カルシウムの混合懸濁液及び色素を使用して糖衣錠とす
る。
実施例6 化合物12          05部非イオン界面活
性剤       2−5部生理食塩水       
    97部を加温混合後滅菌して注射剤とする。
実施例7 実施例1で得た散剤を市販のカプセル容器に充填してカ
プセルとする。
以下に生物試験例を示す。
試験例1.四塩化炭素肝障害抑制効果 試験方法 供試化合物をオリーブ油に溶解または懸濁させてマウス
(6退会dd系8)に250η/Kfの割合で経口投与
し、その6時間後に四塩化炭素をαosy/11の割合
で経口投与し1.四塩化炭素投与24時間後に層殺し、
肉眼観察によって肝障害の程度を調べた。
一方層殺時採血し、遠沈によって血漿を得、血漿プルタ
ミックービルビツクトランスアミナーゼ(GP T)活
性をライトマノ−フランケル(Rei tman −F
rankel )法に従って測定し、活性をカーメン単
位(K、 U、)で表わした。肝障害指数は次の通シで
ある。
肝障害指数  肝の症状 0    健全肝 2    わずかに影響のあるもの 4    明らかに障害を認めるもの 6    激しい障害 1群5頭のマウスを使用したがその平均値を示す。結果
を第2表に示す。
、  第2表 四塩化炭素肝障害に対する作用第2表に
示すように、本発明化合物は四塩化炭素単独投与群にく
らべ、肝障害指数およびp −()F Tを改善し、肝
障害抑制効果を有することが判る。
特許出願人  日本農薬株式会社 手続補正力 昭J4159年 11月  78 2 発明の名称 ケテン−S、S−アセタール誘導体、
その”&ならびに該誘導体を含有する医薬 3谷11圧する者 1Jr件との関係 特許出願人 5、補正命令の日向 °     (自発) 7、補正の内容 fil  明細書第29頁下から47行のr 1.31
 (6H。
t)Jをr 1.31 (3H,t ) Jと補正する
(2)  同第31真下から第6行のr 1.3 (1
2H,t)Jをr 1.3 (9H,t ) Jと補正
する。
(3)  同第33頁下から第3行ないし第6行の1’
−L3(18H,d−d ) = 5.6 (IH,t
 、 J = 6.3Hz)、 Jをrl、0 (3H
,t)、 1.3 (12H,d) 、 1.6(2H
,m ) 、 Z9 (2H,t) 、3.9 (2H
,d 。
J = 6.3H2) 、 5.1 (2H,m )、
、 5.7 (IH。
t、J=&3Hz)。」と補正する。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1はハロゲン原子で置換されることもある
    アルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基またはア
    ルキルチオアルキル基を示し、 R^2はアルケニル基、アルキニル基またはアルキル基
    を示し、且つこれらの基はハロゲン原子で置換されるこ
    ともあり、 R^3およびR^4は同一もしくは異なるアルキル基を
    示す。)で表わされるケテン−S,S−アセタール誘導
    体。
  2. (2)一般式( I ): (2)一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1はハロゲン原子で置換されることもある
    アルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基またはア
    ルキルチオアルキル基を示し、 R^2はアルケニル基、アルキニル基またはアルキル基
    を示し、且つこれらの基はハロゲン原子で置換されるこ
    ともあり、 R^3およびR^4は同一もしくは異なるアルキル基を
    示す。)で表わされるケテン−S,S−アセタール誘導
    体を有効成分として含有することを特徴とする肝疾患治
    療剤。
  3. (3)一般式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^2はアルケニル基、アルキニル基またはア
    ルキル基を示し、且つこれらの基はハロゲン原子で置換
    されることもあり、 R^3およびR^4は同一もしくは異なるアルキル基を
    示す。)で表わされる化合物と一般式 (III): R^1X(III) (式中、R^1はハロゲン原子で置換されることもある
    アルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基またはア
    ルキルチオアルキル基を示し、 Xはハロゲン原子を示す。)で表わされる 化合物とを塩基の存在下で反応させることを特徴とする
    一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1、R^2、R^3およびR^4は前記と
    同じ意味を有する。)で表わされるケテン−S,S−ア
    セタール誘導体の製造方法。
  4. (4)一般式( I _b): ▲数式、化学式、表等があります▼( I _b) (式中、R^1はハロゲン原子で置換されることもある
    アルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基またはア
    ルキルチオアルキル基を示し、 R^2_aは少くとも二重結合部分にハロゲン原子を有
    するハロアルケニル基を示し、 R^3およびR^4は同一もしくは異なるアルキル基を
    示す。)で表わされる化合物を塩基の存在下で脱ハロゲ
    ン化水素反応させることを特徴とする一般式( I _c
    ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I _c) (式中、R^1、R^3およびR^4は前記と同じ意味
    を有し、 R^2_bはハロゲン原子を有することもあるアルキニ
    ル基を示す。)で表わされるケテン−S,S−アセター
    ル誘導体の製造方法。
  5. (5)一般式(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、R^3、R^4は同一もしくは異なるアルキル
    基を示し、 Mはアルカリ金属またはアンモニウム基を 示す。)で表わされる化合物と一般式(III):R^1
    X(III) (式中、R^1はハロゲン原子で置換されることもある
    アルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基またはア
    ルキルチオアルキル基を示し、 Xはハロゲン原子を示す。)で表わされる 化合物とを反応させ、得られた一般式(V):▲数式、
    化学式、表等があります▼(V) (式中、R^1、R^3、R^4およびMは前記と同じ
    意味を有する。)で表わされる化合物を単離し、もしく
    は単離せずに一般式(VI): R^2X(VI) (式中、R^2はアルケニル基、アルキニル基またはア
    ルキル基を示し、且つこれらの基は、ハロゲン原子で置
    換されることもあり、 Xはハロゲン原子を示す。)で表わされる 化合物と反応させることを特徴とする一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1、R^2、R^3およびR^4は前記と
    同じ意味を有する。)で表わされるケテン−S,S−ア
    セタール誘導体の製造方法。
  6. (6)一般式( I _d): ▲数式、化学式、表等があります▼( I _d) (式中、R^1はハロゲン原子で置換されることもある
    アルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基またはア
    ルキルチオアルキル基を示し、 R^2_cはハロアルキル基を示し、 R^3およびR^4は同一もしくは異なるアルキル基を
    示す。)で表わされる化合物を塩基の存在下で脱ハロゲ
    ン化水素反応させることを特徴とする一般式( I _e
    ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I e) (式中、R^1、R^3およびR^4は前記と同じ意味
    を有し、 R^2_dはハロゲン原子で置換されることもあるアル
    ケニル基を示す。)で表わされるケテン−S,S−アセ
    タール誘導体の製造方法。
  7. (7)一般式(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、R^3、R^4は同一もしくは異なるアルキル
    基を示し、 Mはアルカリ金属またはアンモニウム基を 示す。)で表わされる化合物を一般式(VII):R^2
    _eX(VII) (式中、R^2_eは各々ハロゲン原子で置換されるこ
    ともあるアルケニル基、アルキニル基を示し、 Xはハロゲン原子を示す。)で表わされる 化合物と反応させて得られる一般式(VIII):▲数式、
    化学式、表等があります▼(VIII) (式中、R^2_e、R^3、R^4およびMは前記と
    同じ意味を有する。)で表わされる化合物を単離しもし
    くは単離せずに一般式(III): R^1X(III) (式中、R^1はハロゲン原子で置換されることもある
    アルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基またはア
    ルキルチオアルキル基を示し、 Xはハロゲン原子を示す。)で表わされる 化合物と反応させることを特徴とする一般式( I _f
    ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I _f) (式中、R^1、R^2_e、R^3およびR^4は前
    記と同じ意味を有する。)で表わされるケテン−S,S
    −アセタール誘導体の製造方法。
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