JPS6158431A - 無停電電源装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はインバータを複数台並列に接続した無停電電源
装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

第３図は従来の無停を電源装置のブロック図ではインバ
ータの出力母線、１３．２３はインバータ１１゜２１の
出力を入切するしゃ断器、４は並列母線である。

以下第３図を用いて従来の無停を電源装置の動作を説明
する。

インバータ１１は出力母線校の電圧を一定にすべく電圧
制御回路（図示していない）によって制御されている。

またインバータ２１も同様に出力母線２２の電圧を一定
にすべくインバータ１１とは別の電圧制御回路（図示し
ていない）Ｋよって制御されている。

インバータ１１の出力はしゃ断器１３を通って並列母線
４に供給され、インバータ２１の出力も同様にしゃ断器
２３を通して並列母線４に供給されている。

仮にインバータ１１が故障すると、しゃ断器１３を瞬時
に開として並列母線４から解列するとともにインバータ
１１を停止し、健全なインバータ２１によって給電を継
続する様構成されている。

ところが健全なインバータ２１に対しては急激な負荷急
変となり、インバータ２１の出力電圧は一時的に低下し
負荷（図示していない）に悪影響を及ばずことになる。

又インバータの故障状態が重度又は軽微なものにかかわ
らず同一な切り離し方法をとっていたので並列母線４の
電圧変動は必ず発生した。

〔発明の目的〕

本発明の目的はインバータの故障が軽微であるときは負
荷に悪影響を及ぼさないで故障したインハーメを解列で
きる無停ｉｔ源装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は複数台並列接続されたインバータのうち１台に
故障発生したとき、並列母線の出力電圧変動を小さくす
るため故障発生したインハーメの電圧を下げる、故障し
たインバータの位相を遅らせる、又は前記二つの作用を
同時に行わしめて故障したインハーメの負荷を残９のイ
ンバータに徐々に移行させた′後に故障したインバータ
を解列する方法をとる。

〔発明の実施例〕 第１図は本発明による無停電電源装置の一実施例をブロ
ック図で示したものである。図において、４．１１〜１
３　、２１〜２３は第３図と同様の部分であり、１５゜
謳は各々インバータ１１　、２１の出力電圧を電圧制御
信号に変換する変換器、１６　、２６はインバータ１１
゜２１の故障検出回路、１７．２７は故障検出回路１６
　、２６の信号をトリガとして徐々に変化する信号を出
力する積分器、１８　、２８はインバータ１１　、２１
の電圧制御回路である。

以下第１図を参照して本発明による無停電電源装置の一
実施例の動作を説明する。

インバータ１１　、２１は出力母線１２　、２２の電圧
を変換器１５　、２５により電圧制御信号に変換し電圧
制御回路１８　、２８によ〕定電圧となる線制御されて
いる。

また積分器１７　、２７はインバータが正常に動作して
匹るとき（故障検出回路１６　、２６が動作していない
とき）は出力が零である。

仮にインバータ１１に故障が発生したら、故障検出回路
１６により故障検出し積分器１７に信号を出す、積分器
１７は故障検出回路１６の信号をトリガとし徐々に変化
する信号を電圧制御回路１８に出力する。

電圧制御回路１８は、積分器１７０出力に応じてインバ
ータＨの出力電圧を下げる様動作する。

インハーメ１１の出力電圧が徐々に下がるにっれインハ
ーメ２１との負荷バランスがくずれ、インハーメＨの負
荷はほとんどインバータ２１へ移行される。負荷への電
力供給が健全なインバータ２１により行なわれたのちし
ゃ断器１３を開とし故障したインバータ１１を並列母線
より切り離し停止させる。

故障発生したインバータ１１の出力電圧を徐々に下げる
ため負荷の移行も徐々に行なわれ、健全なインバータ２
１の出力電圧変動はきわめて小さく押えられる。したが
って電圧変動の小さい電力を供給できるので負荷への悪
影響がなくなる。

この様にして故障したインバータの負荷を健全なインハ
ーメへ徐々に移行することによシ並列母線の電圧変動を
極力少なくすることが出来、安定した電力を供給する無
停電電源装置を提供できる。

第２因は本発明による無停電電源装置の他の実施例をブ
ロック図で示したものである。図において、４．１１〜
１８　、２１〜２８は第１図と同様の部分であシ、１９
　、２９はインバータ１１　、２１の出力位相を変化さ
せる位相制御回路である。以下第２図を用いて本発明に
よる無停電電源装置の実施例を説明する。

動作の大要は第１図による発明の実施例と同様であるが
、第２図の回路では積分回路１７　、２７の出力信号を
電圧制御回路１８　、２８へ入力していたが、本図では
積分回路１７　、２７の出力は位相制御回路１９゜２９
へ入力するところが大きな違いである。

位相制御回路１９　、２９は通常、運転中は制御動作せ
ず積分回路１７　、２７よりの制御信号が入力されると
きのみ動作する様構成されている。

仮にインバータ１１に故障が発生したら故障検出回路１
６によシ故障検出し積分器１７に信号を出す。

積分器１７は故障検出回路１６の信号をトリガとし徐々
に変化する信号を位相制御回路１９へ出力する。

位相制御回路１９は積分器１７の出力に応じてインバー
タＨの位相をインバータ２１の位相に対し遅れる様動作
する。インハーメ１１の位相が徐々に遅れるにつれイン
バータ１１の負荷はインバータ２１へｓ行される。

負荷への電力供給が健全なインバータ２１によシ行なわ
れたのち、しゃ断器１３を開とし、故障したインバータ
Ｕを並列母線よシ切シ離し停止させる。

故障したインバータＨの出力位相が徐々に遅れるため、
インバータ１１よシインバータ２１への負荷の移行も徐
々に行なわれ、健全なインバータ２１の出力電圧変動は
きわめて小さく押えられる。この様にして第２図の実施
例も第１図の実施例と同様並列母線の電圧変動を極力少
なくすることができ、安定した電力を供給する無停ｉｔ
電源装置提供できる。

本発明は前述の実施例のみに限定するものではなく、例
えば故障発生したインバータの電圧および位相を同時に
低下または遅らせる様にしても同様の効果を得ることが
出来る。

また本発明の実施例は２台並列接続システムであるが、
３台以上の並列システムにおいても同様である。なお本
発明の実施例では故陣時における動作として説明したが
、手動又は自動にて並列解列する場合も同様に実施でき
ることはいうまでもない。

〔発明の効果〕

以上説明のように、本発明によれば、故障したインバー
タの負荷を健全側インバータに移行させた後に故障した
インバータを並列運転から解列するようにしたので、並
列母線の電圧変動を極力少なくすることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明による無停を電源装置のそれぞ
れ異る実施例を示すブロック図、第３図は従来の無停電
ｎ源装置のブロック図である。 １１．２Ｙ・・・インバータ、１２．２２・・・出力母
線、１３．２３・・・しゃ断器、４・・並列母線、１５
．２５・・・変換器、１６．２６・・・故障検出回路、
１７．２７・・・積分回路、１８．２８・・・電圧制御
回路、１９．２’）・・・位相制御回路。 （７３１７）　　代理人　弁理士剤　近　恵　佑　（ほ
か１名）第１図 侑　２　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 出力電圧、又は出力位相を個々に制御できるインバータ
   を複数台並列接続した無停電電源装置において、並列運
   転中のインバータのうち１台を解列する際に、解列に先
   立つて、解列するインバータの出力電を徐々に下げ負荷
   を残りのインバータに徐々に移行させる手段、或は解列
   するインバータの出力位相を徐々に遅らせ負荷を残りの
   インバータに徐々に移行させる手段を具備した無停電電
   源装置。