JPS6150106B2 - - Google Patents

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JPS6150106B2
JPS6150106B2 JP14430277A JP14430277A JPS6150106B2 JP S6150106 B2 JPS6150106 B2 JP S6150106B2 JP 14430277 A JP14430277 A JP 14430277A JP 14430277 A JP14430277 A JP 14430277A JP S6150106 B2 JPS6150106 B2 JP S6150106B2
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JP
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resin
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JP14430277A
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Yutaka Inoe
Tadashi Watanabe
Seigo Iwase
Hideo Kono
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Kansai Paint Co Ltd
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Kansai Paint Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、塗装時における塗液のタレおよび流
れがなく、かつ加熱硬化時にワキなどが発生しな
い、所謂、塗装作業性がすぐれ、しかも平滑性の
すぐれた塗膜が得られる熱硬化型水性ハイソリツ
ド塗料の塗装方法に関するものである。 近時、公害防止および省資源などの点から水系
塗料の開発が多数行なわれており、その一例とし
て、遊離のカルボキシル基を有するアクリル系樹
脂、ポリエーテルポリオール樹脂およびアミノプ
ラスト樹脂を主成分とする水系組成物がすでに知
られている。すなわち、この水系組成物は、ポリ
エーテルポリオール中で遊離のカルボキシル基を
有するアクリル系樹脂用モノマーを重合するか、
またはポリエーテルポリオールと該アクリル樹脂
とを単に混合したものに、アミノプラスト樹脂を
併用してなるものである。本発明者等はかかる水
系組成物の塗装作業性と塗面仕上がり性について
検討を行なつた結果、ポリエーテルポリオール中
でアクリル樹脂用モノマーを重合せしめたものは
塗装作業性が悪く、特に塗装時における不揮発分
が70重量%以上になると、吹付け塗装した場合微
粒化が悪く、平滑な塗面を得ることが困難にな
り、塗面がユズ肌になり、また硬化塗膜にワキな
どが発生し好ましくなかつた。また、ポリエーテ
ルポリオールと該アクリル樹脂とを単に混合させ
てなるものは、一般に、塗装時の不揮発分を60重
量%以下にして塗装されており、乾燥膜厚が15μ
以上になるように塗装すると、被塗物に塗着した
塗液が流れたり、タレたりして塗面状態が劣化す
るので塗装作業性の点で実用的に不十分であるこ
とが判明した。 これまで、水系塗料の塗装は、塗膜の仕上がり
外観(タレ、ワキの解消)の点から塗装時におけ
る不揮発分を60重量%以下にして行なわれてお
り、かかる方法によると1回の塗装膜厚(乾燥
時)がせいぜい5〜6μ程度であり、15μ以上の
膜厚を得るためには数回以上塗り重ねる必要があ
り、塗装工程が煩雑になつている。 つまり、これまで、1回の塗装で15μ以上の乾
燥塗膜が得られ、しかも塗装作業性のすぐれた、
所謂、高濃度水性塗料の塗装方法が確立されてい
ないのが現状であり、本発明者らはこの点に着目
し、鋭意研究を行なつた結果、本発明を完成せし
めたのである。 すなわち、本発明は、酸価20〜100および水酸
基価20〜200の水酸基含有多価カルボン酸樹脂100
重量部に対して水溶性アミノ樹脂5〜70重量部を
加えてなる混合物100重量部あたりに、一般式 H(−OCH2CH2)−oO−R−O(−CH2CH2O)−oH 〔ただし、Rは
【式】または
【式】 nは2〜10の整数である。〕 で示されるポリエーテルポリオールを20〜200重
量部および水を配合してなる混合物を主成分とす
る水性塗料を、不揮発分70重量%以上、粘度300
〜3000センチポイズに調整して塗装することを特
徴とする熱硬化型水性ハイソリツド塗料の塗装方
法に関するものである。 本発明の特徴は、水酸基含有多価カルボン酸樹
脂とポリエーテルポリオールの両者は各々別々に
製造したものを混合し、かつ、水酸基含有多価カ
ルボン酸樹脂として特定の水酸基価および酸価を
有するものを使用し、しかも、上記両成分ならび
に水溶性アミノ樹脂の併用割合を特定範囲とし、
さらに、塗装時における不揮発分および粘度も特
定範囲にしたところにあり、これらの理由は下記
の記載から明らかにする。 本発明で使用する水酸基含有多価カルボン酸樹
脂は、酸価20〜100および水酸基価20〜200を有す
るものであつて、代表的なものとしてたとえば、
つぎのようなものをあげることができる。 (1) (メタ)アクリル酸、マレイン酸、フマル
酸、イタコン酸などのカルボキシル基含有重合
性不飽和単量体、(メタ)アクリル酸ヒドロキ
シアルキル(アルキル基の炭素数は2〜4で、
たとえば、(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキ
シエチル、−2−ヒドロキシプロピル、−2−ヒ
ドロキシブチルなど)のような水酸基含有重合
性不飽和単量体およびこれらと共重合可能な重
合性単量体とを共重合せしめて得られる。好ま
しくは数平均分子量5000〜40000のアクリル樹
脂またはビニル樹脂。 (2) エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブタンジオール、
ペンタンジオール、2・2−ジメチルプロパン
ジオール、グリセリン、トリメチロールプロパ
ン、ペンタエリスリトールなどの多価アルコー
ルおよび必要に応じて併用する一価アルコール
または分子中に1個のグリシジル基を有するモ
ノエポキシ化合物「たとえば、カージユラE
(商品名、シエル化学(株)製)」をアルコール成分
とし、無水フタル酸、イソフタル酸、テトラヒ
ドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル
酸、無水マレイン酸、無水コハク酸、アジピン
酸、セバチン酸、無水トリメリツト酸、無水ピ
ロメリツト酸などの多塩基酸、および必要に応
じて併用する安息香酸やt−ブチル安息香酸な
どの一塩基酸を酸成分として、上記アルコール
成分および上記酸成分とを縮合してなるオイル
フリーアルキド樹脂、または上記アルコール成
分および上記酸成分に加えてヒマシ油、脱水ヒ
マシ油、桐油、サフラワー油、大豆油、アマニ
油、トール油、ヤシ油など、およびそれらの脂
肪酸のうちの1種または2種以上の混合物であ
る油成分を上記、酸成分およびアルコール成分
に加えて、三者を反応させて得られる油変性ア
ルキド樹脂であつて、数平均分子量が、好まし
くは500〜10000のもの。 (3) アクリル樹脂またはビニル樹脂をアルキド樹
脂にグラフト化したグラフト共重合物であつ
て、好ましくは数平均分子量5000〜20000のも
ので、例えば重合性不飽和基を有するアルキド
樹脂にビニルモノマーおよび/またはアクリル
モノマーを反応させて得たグラフト共重合体。
その他酸価20〜100、水酸基価20〜200のフエノ
ール樹脂やエポキシ樹脂等も使用可能である。 これらの水酸基含有多価カルボン酸樹脂の酸価
が20より小さくなると水溶化が不十分となり、水
酸基価が20より小さくなると塗膜の硬化性が不十
分であり、また酸価が100、水酸基価が200を越え
ると塗膜の耐水性、耐薬品性が低下するのでいず
れも好ましくない。 これらの水酸基含有多価カルボン酸樹脂に塩基
性物質を添加してカルボキシル基の50%以上を中
和して水溶性とする。ここで用いられる塩基性物
質としては、アンモニア、メチルアミン、エチル
アミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、トリ
メチルアミン、トリエチルアミン、ジメチルエタ
ノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノ
ールアミンなどがある。 本発明で使用するポリエーテルポリオールは、
一般式 H(−OCH2CH2)−oO−R−O(−CH2CH2O)−oH 〔ただし、Rは
【式】または
【式】 nは2〜10(好ましくは4〜8)の整数であ
る。〕 で示されるものであつて、式中nが2より小さく
なると水溶化が不十分であり、10より大きくなる
と塗膜の耐水性が劣化するので好ましくない。 このポリエーテルポリオールを使用することに
よつて、塗装時の不揮発分を70重量%以上にする
と例えばスプレー塗装による霧化が極めて良好と
なり、かつ塗着した塗料の流動性が改良されたの
である。 なお、本発明において、上記のポリエーテルポ
リオールと水酸基含有多価カルボン酸樹脂は、
別々に製造したものを使用する必要があり、たと
えば水酸基含有多価カルボン酸樹脂をポリエーテ
ルポリオール中で製造(重合または縮合反応)し
たものを使用すると、両者の一部がグラフト反応
するために塗装作業性が低下し、被塗物に塗着し
た塗液が流れたり、タレを生ずるので好ましくな
い。 本発明で用いられる水溶性アミノ樹脂として
は、種々の構造のものがあるが、たとえばジ−、
トリ−、テトラー、ペンター、ヘキサンメチロー
ルメラミンおよびそれらのメチルエーテル化物、
尿素−ホルムアルデヒド縮合物、尿素−メラミン
共縮合物などがあげることができる。 本発明における上記各成分の割合は、水酸基含
有多価カルボン酸樹脂100重量部に対して水溶性
アミノ樹脂5〜70重量部を加えてなる混合物100
重量部あたりポリエーテルポリオールを20〜200
重量部(好ましくは30〜100重量部)配合するも
のであつて、水溶性アミノ樹脂の割合がこの範囲
からはずれると耐水性、耐薬品性、耐溶剤性など
が低下し、また、ポリエーテルポリオールの配合
量が上記の20重量部より少なくなると塗装作業性
が低下し、200重量部より多くなると塗膜の硬化
性が劣り、耐溶剤性が不十分となるので好ましく
ない。 本発明で使用する水性塗料には顔料10〜
300PHR、溶剤を固形分に対し20重量%以内で配
合することができ、溶剤としては、たとえば、メ
チル−、エチル−、イソプロピル−、ブチル−ア
ルコールなどのアルコール系溶剤;メチルセロソ
ルブ、セロソルブ、ブチルセロソルブ、メチルカ
ルビトール、カルビトール、ブチルカルビトール
などのエーテルアルコール系溶剤;メチルセロソ
ルブアセテート、セロソルブアセテートなどのエ
ステル系溶剤;アセトンなどのケトン系溶剤な
ど、水と自由に混和し得る溶剤が用いられる。 本発明における塗装方法は、塗装時において、
水性塗料の不揮発分を70重量%以上(好ましくは
75〜90重量%)であつて、粘度を300〜3000セン
チポイズに調整してから塗装する必要がある。 ここで、水性塗料の不揮発分とは水酸基含有多
価カルボン酸樹脂、水溶性アミノ樹脂、ポリエー
テルポリオール、顔料などであり、不揮発分が70
重量%より低くなると塗装作業性が低下するので
好ましくなく、また、塗装時の粘度が300センチ
ポイズより低くなると塗着した塗液が流れたり、
タレが生じ、3000センチポイズより高くなると塗
料の流動性が低下するのでいずれも好ましくな
い。これらの不揮発分ならびに粘度の調整は希釈
剤として使用する水、有機溶剤などで容易に行な
える。 特に、本発明で使用する水性塗料は、従来の水
系塗料に比べて、加温による粘度低下が著しいの
で、約1000〜3000センチポイズの該水性塗料を40
〜80℃(好ましくは50〜70℃)に加温して、その
ときの粘度を200〜1000センチポイズに調整した
ものを塗装すると(不揮発分は75〜90重量%の範
囲が好ましい)、塗料の流動性がよくなるので容
易に塗装でき、しかも被塗物に塗着した塗液は常
温にもどつて粘度が上昇しタレにくくなつて平滑
性のすぐれた塗膜が得られるのである。 本発明による塗装はエアースプレー、エアレス
スプレー、カーテンフローコーター、静電塗装
機、などが適用できる。 上記から明らかなごとく、本発明によつて、ハ
イソリツド型水性塗料によるすぐれた塗装作業性
および塗面状態が得られる塗装作業性が確立され
たのである。すなわち、本発明の塗装方法によれ
ば、被塗物に塗着した塗液がタレたり、流れたり
することがなく、しかも厚膜に塗装しても加熱硬
化時に気泡の残留(ワキ)の発生も認められない
平滑性、耐久性のすぐれた塗膜が得られるのであ
る。また、塗装後焼付までの放置時間を長くする
必要がないので塗装工程が簡略化されるのであ
る。 以下本発明を実施例により説明するが、これら
はあくまでも本発明の一態様を例示するものであ
つて本発明はこれらのみに限定されるものではな
い。以下、部および%はことわりのない限りすべ
て重量に基づくものである。 実施例 1 ネオペンチルグリコール 26部 トリメチロールプロパン 20 アジピン酸 40 無水トリメリツト酸 14 を200〜230℃で5時間反応させた後、無水フタル
酸11部を添加してさらに160℃で1時間反応せし
めて、分子量7000、酸価88及び水酸基価62のオイ
ルフリーアルキド樹脂Aを得た。樹脂A100部に
セロソルブ20部、10.5部のジエチルアミンを加え
て樹脂中のすべてのカルボキシル基を中和した。 このワニスの固形分100部に対して、水溶性メ
ラミン樹脂、スミマールHM−100(83%ブチル
セロソルブ溶液)〔住友化学工業(株)製〕40部、チ
タン白JR−600E〔帝国化工(株)製商品名〕50部お
よび で示されるポリエーテルポリオール50部を配合し
てペブルミルで7時間混練した後水を加えてB型
粘度計で2000センチポイズに調整して中塗塗装し
た鉄板に乾燥膜厚が25μになるように静電塗装し
た(塗装時の不揮発分は80%)ところ塗装作業性
がすぐれており、150℃で30分間の加熱処理によ
り、ハジキ、ワキなどの欠陥のない光沢、平滑性
にすぐれた耐水性、耐薬品性、耐候性などの塗膜
性能の良好な被膜を得ることができた。 実施例 2 1・6−ヘキサンジオール 27部 カージユラE 22 トリメチロールプロパン 12 無水フタル酸 30 無水トリメリツト酸 11 を200〜230℃で5時間反応させて、分子量800、
酸価32、水酸基価181のアルキド樹脂Bを得た。
上記樹脂B100部にブチルカルビトール20部、ジ
メチルアミノエタノール5.1部を加えて樹脂中の
すべてのカルボキシル基を中和した。 このワニスの固形分9.0部に対し、実施例1で
用いたポリエーテルポリオール50部、スミマール
HM100 25部およびチタン白JR−600E30部を配
合し、ボールミルで8時間混練した後、水/イソ
プロピルアルコール=3/1からなるシンナーで
希釈して粘度を1000センチポイズに調整し(不揮
発分は76%であつた)、実施例1と同様な鉄板に
乾燥膜厚が20μになるようにスプレー塗装し、加
熱処理したところハジキ、ワキなどの欠陥のない
光沢、平滑性、塗膜性能にすぐれた被膜が得られ
た。 実施例 3 ネオペンチルグリコール 31部 トリメチロールプロパン 7 無水フタル酸 24 テトラヒドロ無水フタル酸 17 無水トリメリツト酸 5 トール油脂肪酸 15 を200〜230℃で5時間反応させた後、無水フタル
酸8部を添加し、さらに130℃で1時間反応させ
て分子量5600、酸価45、水酸基価32のアルキド樹
脂Cを得た。上記樹脂C100部にメチルカルビト
ール10部、6.7部のジエタノールアミンを加えて
樹脂中のカルボキシル基の8割を中和した。 このワニス固形分100部に対し で示されるポリエーテルポリオール100部、スミ
マールHM100 50部、チタン白JR−600E80部、
沈降性硫酸バリウム20部、Neo Spectra Beads
AG〔Columbia Carbon Co.製商品名〕1部を配
合しボールミルで8時間混練した後、水で希釈し
て3000センチポイズに調整し(不揮発分83%)、
鉄板上にエアレススプレーで乾燥膜厚が25μにな
るように塗装したところ塗装作業性にすぐれてお
り、140℃で30分間加熱処理したところハジキ、
ワキなどの欠陥のない光沢、平滑性、塗膜性能の
すぐれた、しかもノンサンド層間付着性の著しく
改良された塗膜が得られた。 実施例 4 スチレン 30部 アクリル酸n−ブチル 38 メタクリル酸−2−ヒドロキシエチル 25 アクリル酸 7 アゾビスイソブチロニトリル 3 を120℃に加熱した20部のブチルセロソルブ中に
滴下し、7時間かけて重合せしめ、酸価54、水酸
基価107、分子量20000のアクリル樹脂D(83%ブ
チルセロソルブ溶液)を得た。この溶液120部
に、7.8部のトリエチルアミンを加えて樹脂中の
カルボキシル基の8割を中和し、水20部を加えて
固形分71%の水性分散液を得た。 この水性分散液の固形分100部に対し、 で示されるポリエーテルポリオール100部、スミ
マールHM100 15部及びアルミ顔料8部を配合し
てデイスパーで1時間分散した後水を加えて粘度
2000センチポイズに調整して(不揮発分78%)、
鉄板にスプレーで乾燥膜厚が25μになるように塗
装し、150℃で30分間の加熱処理によりハジキ、
ワキなどの欠陥のない光沢、メタリツク感および
平滑性にすぐれた塗膜性能の良好な被膜を得るこ
とができた。 実施例 5 実施例3で得たアルキド樹脂C100部を133部の
メチルセロソルブに溶解せしめ、120℃に加熱し
ながら スチレン 18部 メタクリル酸メチル 12 アクリル酸i−ブチル 24 メタクリル酸−2−エチルヘキシル 82 アクリル酸−2−ヒドロキシエチル 4 アクリル酸 10 過安息香酸t−ブチル 3 の混合物を滴下し、7時間かけてグラフト重合せ
しめて得た分子量12000、酸価61、水酸基価25の
アクリルグラフトアルキド樹脂F(70%メチルセ
ロソルブ溶液)の溶液100部あたり7.7部のトリエ
チルアミンを添加して樹脂中のすべてのカルボキ
シル基を中和した。 このワニスの固形分100部に対し、スミマール
HM−100 60部、チタン白JR−600Eを80部及び
マビコエローXL0(着色顔料)〔チタン工業(株)製
商品名〕20部を混合しペブルミルで5時間混練し
た後 で示されるポリエーテルポリオール70部を加え
て、さらに水で希釈して1500センチポイズに調整
して(不揮発分76%)、スプレー乾燥膜厚が25μ
になるように塗装し加熱処理したところハジキ、
ワキなど欠陥のない光沢、平滑性、塗膜性能のす
ぐれた被膜が得られた。 実施例 6 実施例1、3および4において粘度調整した水
性塗料を、50℃、70℃に各々加温したところ約
500〜800センチポイズの粘度に低下した。これを
エアスプレーで鉄板に乾燥膜厚が35μになるよう
に塗装し、加熱乾燥せしめたところ、ハジキ、ワ
キ、タレなどが発生しない、平滑性および塗膜性
能などのすぐれた塗膜が得られた。 比較例 1 実施例4において、アクリル樹脂のモノマーを
ポリエーテルポリオール中で重合させた以外はす
べて同じ条件で塗料化し、塗装すると、塗装作業
性が低下し、被塗物に塗着した塗液が流れ、加熱
乾燥させた塗膜中にはタレが生じ、ワキも発生し
ていた。 比較例 2 実施例4における水性塗料の不揮発分を65重量
%になるまで水で希釈したものを(粘度は800セ
ンチポイズであつた)、実施例4と同様にしたと
ころ被塗物に塗着した塗料が流れ、しかも乾燥塗
膜中にはワキが発生していた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 酸価20〜100および水酸基価20〜200の水酸基
    含有多価カルボン酸樹脂100重量部に対して水溶
    性アミノ樹脂5〜70重量部を加えてなる混合物
    100重量部あたりに、一般式 H(−OCH2CH2)−oO−R−O(−CH2CH2O)−oH 〔ただし、Rは 【式】または 【式】 nは2〜10の整数である。〕 で示されるポリエーテルポリオールを20〜200重
    量部および水を配合してなる混合物を主成分とす
    る水性塗料、不揮発分70重量%以上、粘度300〜
    3000センチポイズに調整して塗装することを特徴
    とする熱硬化型水性ハイソリツド塗料の塗装方
    法。
JP14430277A 1977-12-01 1977-12-01 Coating of thermosetting aqueous high-solid conting compound Granted JPS5477633A (en)

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