JPS6134221Y2 - - Google Patents

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JPS6134221Y2
JPS6134221Y2 JP4572981U JP4572981U JPS6134221Y2 JP S6134221 Y2 JPS6134221 Y2 JP S6134221Y2 JP 4572981 U JP4572981 U JP 4572981U JP 4572981 U JP4572981 U JP 4572981U JP S6134221 Y2 JPS6134221 Y2 JP S6134221Y2
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cab
motor
switch
mechanical stopper
hydraulic cylinder
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JP4572981U
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  • Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、トラツクのキヤブテイルト制御装置
に関するものである。
近年のキヤブオーバトラツクでは、キヤブをテ
イルトさせることでエンジンの点検、整備性を向
上させている。又、トラツクが大型化すると、こ
れにともなつてキヤブも大きくなつてその重量が
増加するので、大きなテイルト操作力を必要とす
る。従つて、近年では、フレームとキヤブを油圧
シリンダ等で代表される液圧アクチユエータを介
して連結し、前記アクチユエータに液圧を供給す
るポンプを電動又は空圧モータ等で駆動させるこ
とにより、スイツチ操作、レバー操作等でキヤブ
を軽快に常態位置から傾倒位置へとテイルトアツ
プさせ、あるいは、傾倒位置から常態位置へとテ
イルトダウンできるようにしたキヤブテイルト装
置が種々提案され、実用化されつつある。
又、テイルトアツプしているキヤブの自然落下
を防止してエンジンの点検、整備作業の安全性を
向上させるためには、キヤブが所定の傾倒位置ま
でテイルトアツプされた時に自動的に係合作動し
てキヤブの降下を機械的に阻止するオートマチツ
クタイプのメカニカルストツパを設けることが有
効である。又、テイルトアツプ時におけるオーバ
ーテイルトを予防するには、前記メカニカルスト
ツパの作動に同期してモータを停止させるストツ
プスイツチを設ければ良い。
ところが、このようにメカニカルストツパに連
動したストツプスイツチを設けた場合は、該スイ
ツチの制御機構を簡略化できるにも拘らずストツ
パの係合と同期してモータが停止してしまうた
め、ストツパに充分な遊びを確保することができ
なくなる。従つて、必らずしもメカニカルストツ
パが完全に作動できない場合が生じると共に、液
圧アクチユエータ又は切替弁等の内部に僅かなリ
ークが生じてキヤブが万一降下した時は、メカニ
カルストツパに喰い付きを生じてしまうので該ス
トツパの解除操作ができなくなつてしまうおそれ
がある。
本考案は上記に鑑みてなされたものであつて、
キヤブが常態位置に係合保持されている時はモー
タを運転不能にしてモータ及びポンプ等の過負荷
を予防することはもちろんのこと、メカニカルス
トツパが係合作動した時を起点として所定時間経
過後にモータを停止させるタイマを設けることに
より、格別な注意力を必要とすることなくメカニ
カルストツパに所要の遊びを与えて該ストツパの
係合を確実化させると共に、キヤブの自然落下等
にともなうストツパの喰い付きを予防することを
目的とするものである。
以下に本考案を図示された実施例について説明
する。
第1図乃至第3図において、荷台1を支持する
フレーム2の前部にはキヤブ3をテイルト可能に
搭載し、このキヤブ3とフレーム2とを液圧アク
チユエータとしての油圧シリンダ4を介して結合
することにより、油圧シリンダ4を伸長作動させ
ればキヤブ3が常態位置から傾倒位置へとテイル
トアツプされ、油圧シリンダ4を短縮作動させる
とキヤブ3が傾倒位置から常態の位置へとテイル
トダウンされるように構成している。又、前記キ
ヤブ3の後端部とフレーム2に固定したリヤアー
チ5とをリリースレバー6によつて解放操作され
るキヤブロツク機構7を介して係脱可能に結合し
ている。8はフレーム2に固定したヒンジブラケ
ツト、9はキヤブ3に固定したブラケツト10と
前記ヒンジブラケツト8とを枢支連結するヒンジ
アーム、11はキヤブ3の前部荷重を支持するス
プリング、12はスプリング11に並列に結合さ
れたシヨツクアブソーバであり、前記キヤブロツ
ク機構7とリヤアーチ5との間に介装されたスプ
リング(図示省略)と前記スプリング11とでキ
ヤブ3を常態位置に案定よくフローテイング支持
できるように構成している。
ここに、前記油圧シリンダ4に作動用の油圧を
供給するポンプ13を駆動するためのモータ14
と電源とを、第1図に示すようにリレー15の接
点15aとヒユーズ16とを介して接続してい
る。そしてリレー15の信号コイル15bの電源
側端子と電源とをキヤブロツク機構7が解放状態
にある時に閉成作動するキヤブロツクスイツチ1
7と、後述するメカニカルストツパが係合作動し
てキヤブ3が所定の傾倒位置に係合保持されてい
る時にのみ開成作動するストツプスイツチ18と
の直列回路を介して接続すると共に、リレー15
の信号コイル15bの接地端子と接地間を手動で
開閉操作される操作スイツチ19を介して接続す
ることにより、これらのすべてのスイツチ17,
18,19がともに閉じている時にリレー15が
作動してモータ14が運転されるようにしてい
る。又前記信号コイル15bと操作スイツチ19
との直列回路にコンデンサ20を並列に接続して
タイマAを構成することにより、キヤブロツクス
イツチ17又はストツプスイツチ18の少なくと
も一方が開かれた後も、操作スイツチ19が閉じ
られてさえいればコンデンサ20の放電時間だけ
は信号コイル15bが励磁されてリレー15を作
動し続けるように構成している。
一方、前記したストツプスイツチ18は、例え
ば第3図に示すようにメカニカルストツパ21と
対をなして組付けられている。
即ち、キヤブ3に固定したブラケツト10にロ
ツド22を枢着し、このロツド22の先端を前記
油圧シリンダ4の外周面に摺接保持させることに
より、油圧シリンダ4の伸長にともなつてキヤブ
3が所定の傾倒位置までテイルトアツプされる
と、前記ロツド22の先端が油圧シリンダ4の周
面から外れてその端面に自動的に落ち込むように
している。そして、このロツド22の先端と油圧
シリンダ4の端面に固定したフランジ23との衝
接作用により、キヤブ3の降下、つまり、油圧シ
リンダ4の短縮を機械的に阻止するメカニカルス
トツパ21を構成している。
又、前記ブラケツト10にはストツプスイツチ
18を取り付けており、このスイツチ18の可動
部材18aと対向するレバー24を前記ロツド2
2に固定することにより、ロツド22がシリンダ
4の端面に落ち込んでメカニカルストツパ21が
係合作動すると、レバー24がストツプスイツチ
18の可動部材18aを押し込んでこのスイツチ
18を開成作動させるようにしている。25はロ
ツド22を落ち込み方向に回動付勢させるスプリ
ング、26はスプリング25に抗してロツド22
を回動させてメカニカルストツパ21を解放作動
させるリリースハンドル、27は油圧シリンダ4
とポンプ13との間に介装した切替弁、28は操
作スイツチ19を収容したスイツチボツクスであ
る。
上記の構成において、キヤブ3がキヤブロツク
機構7での常態位置に係合保持されている時は、
キヤブロツクスイツチ17が開いているので操作
スイツチ19を閉成操作しようともリレー15が
作動せず、モータ14は運転されない。リリース
レバー6をロツク位置からリリース位置に操作し
てキヤブロツク機構7を解放作動させると、キヤ
ブロツクスイツチ17が閉成作動する。又、この
時はメカニカルストツパ21が作動していないの
でストツプスイツチ18は閉成している。従つ
て、キヤブロツク機構7を解放作動させた後に操
作スイツチ19を閉成操作すると、リレー15の
信号コイル15bに電流が流れてその接点15a
が閉じるので、モータ14が運転される。尚、こ
の時、切替弁27を上げ位置に操作すると、キヤ
ブ3がテイルトアツプされ、又、下げ位置に操作
するとキヤブ3がテイルトダウンされるが、この
ようにしてキヤブ3が降下するとキヤブロツク機
構7が自動的に係合作動してキヤブロツクスイツ
チ17を開成させるので、切替弁26の誤操作時
にもモータ14が過負荷運転されることがない。
上記のようにして切替弁26を上げ位置に操作
して操作スイツチ19を閉成させることでキヤブ
3がテイルトアツプされると、これにともなつて
メカニカルストツパ21を構成するロツド22が
油圧シリンダ4の外周面上を次第に端部へと移動
する。そして、キヤブ3が所定の傾倒位置までテ
イルトアツプされると、ロツド22の先端が油圧
シリンダ4の外周面かられてスプリング25の張
力でフランジ23上に落ち込み、キヤブ3の降下
を機械的に阻止する。
又、このようなメカニカルストツパ21の係合
作動に同期してレバー24を介して可動部材18
aが押込操作されるので、ストツプスイツチ18
が開成作動する。従つて、メカニカルストツパ2
1の係合作動に同期して操作スイツチ19が電源
から切り離されるが、タイマAの作動中はリレー
15が作動し続ける。
即ち、ストツプスイツチ18が開成作動する
と、この時を起点としてコンデンサ20の電荷が
リレー15の信号コイル15b及び操作スイツチ
19を介して放電されるので、操作スイツチ19
を閉成し続けていればストツプスイツチ18の開
成後もコンデンンサ20の放電時間だけはリレー
15が作動し続ける。このために、メカニカルス
トツパ21の作動から所定時間が経過した後にモ
ータ14が停止してキヤブ3のテイルトアツプを
停止するので、ロツド22のフランジ23との間
には所要の遊びが確保される。
従つて、ロツド22の落ち込み量を充分に大き
くしてメカニカルストツパ21の係合案定性を向
上できると共に、テイルトアツプ中に油圧シリン
ダ4等にリークが生じてキヤブ3が僅かに降下し
ようともメカニカルストツパ21の喰い付きを予
防できるので、メカニカルストツパ21の解除操
作を容易化できる。
又キヤブ3をテイルトダウンさせる時は、リリ
ースハンドル26を操作してメカニカルストツパ
21を解除作動させる。すると、ストツプスイツ
チ18が閉成復帰するので、この状態で操作スイ
ツチ19を閉成操作すればモータ14が運転され
る。そして、キヤブ3が常態の位置まで戻されて
キヤブロツク機構7が係合作動すると、キヤブロ
ツクスイツチ17が開くので、例えば操作スイツ
チ19を閉成し続けていようとも所定時間後には
前記したテイルトアツプ時と同様にモータ14が
停止する。
上記実施例では、キヤブロツクスイツチ17と
ストツプスイツチ18との直列回路を操作スイツ
チ19と電源との間に介装したものであるが、第
4図に示すようにリレー15の信号コイル15b
を操作スイツチ19及びトランジスタ29を介し
て電源に接続すると共に、前記トランジスタ29
をキヤブロツクスイツチ17、ストツプスイツチ
18及びタイマAでオン・オフ制御するようにし
ても良い。又、第5図に示す実施例のように、ス
トツプスイツチ18が開かれた時にのみ遅延作動
するタイマAを構成すれば、キヤブロツクスイツ
チ17の開成時におけるモータ停止の応答性を損
なうことなく所期の目的を達成できる。尚、第5
図に示すように、ストツプスイツチ18とコンデ
ンサ20とでオン・オフされる第1のトランジス
タ30の出力を第2のトランジスタ31で増巾し
たうえで、このトランジスタ31で制御されるリ
レー32で前記リレー15の信号コイル15bの
通電回路をオン・オフさせようにした場合は、コ
ンデンサ20の容量を充分に小さくできる利点が
ある。33はモータ14の過熱運転を防止るため
のサーマルリレー、34は警報ブザーである。
尚、上記実施例では、モータ14を電動モータ
で構成したものであるが、これを空圧モータで構
成する場合はリレー15に代えて電磁弁を使用す
れば良い。又、実施例では、操作スイツチ19と
切替弁26とを併用してキヤブ3をテイルト作動
させるようにしたものであるが、上げ操作スイツ
チと下げ操作スイツチとを設けてこれらのスイツ
チで切替弁を自動的に切替作動させるようにして
も良く、かつ、メカニカルストツパ21の具体構
造も実施例に限定されるものではない。更に、実
施例では、オートロツク型式のキヤブロツク機構
を採用してキヤブロツクスイツチをテイルトダウ
ン時のストツプスイツチとしても作用させるよう
にしたものであるが、キヤブロツク機構の構成は
任意である。
以上説明たように本考案によれば、キヤブがテ
イルトアツプしてメカニカルストツパが係合作動
した時を起点として所定時間経過するまではモー
タを運転してポンプを駆動し続けるようにしたも
のであるから、メカニカルストツパに必ず所定の
遊びを確保することができる。このために、メカ
ニカルストツパが確実に係合作動してその係合安
定性を向上できると共に、予測される範囲内のリ
ークによるキヤブの自然落下が生じようともメカ
ニカルストツパが喰い付くおそれがないのでその
解除操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す電気回路
図、第2図は本考案を備えたトラツクの一部の側
面図、第3図は油圧シリンダとメカニカルストツ
パとの取付部分を示す側面図、第4図は本考案の
第2実施例を示す電気回路図、第5図は本考案の
第3実施例を示す電気回路図である。 2……フレーム、3……キヤブ、4……油圧シ
リンダ、7……キヤブロツク機構、13……ポン
プ、14……モータ、15……リレー、17……
キヤブロツクスイツチ、18……ストツプスイツ
チ、19……操作スイツチ、20……コンデン
サ、21……メカニカルストツパ、26……リリ
ースハンドル、27……切替弁、A……タイマ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレームに搭載したキヤブをテイルト作動させ
    る液圧アクチユエータと、該アクチユエータに液
    圧を供給するポンプを駆動するモータと、キヤブ
    が所定の傾倒位置までテイルトアツプされた時に
    自動的に係合作動してキヤブの降下を機械的に阻
    止するメカニカルストツパと、キヤブを常態位置
    に係合保持させるキヤブロツク機構と、該機構が
    解放されている時にのみ前記モータを運転可能に
    するキヤブロツクスイツチと、前記モータの運転
    を操作する操作スイツチと、前記メカニカルスト
    ツパの係合作動に同期して動作を開始して所定時
    間経過後に前記モータを停止させるタイマとを備
    えてなるトラツクのキヤブテイルト制御装置。
JP4572981U 1981-03-31 1981-03-31 Expired JPS6134221Y2 (ja)

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JP4572981U JPS6134221Y2 (ja) 1981-03-31 1981-03-31

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JPS57157579U JPS57157579U (ja) 1982-10-04
JPS6134221Y2 true JPS6134221Y2 (ja) 1986-10-06

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