JPS6133566A - 宅配システムの取次店用端末装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の技術分野〉 この発明は、宅配システムの荷物取次店に設置されてセ
ンターコンピュータと結ばれる端末装置に関する。

〈発明の背景〉 従来の宅配システムでは、一般に次のような方法で集荷
および発送手配を行っている。

顧客（送り主）が荷物を近くの取次店に持って行き、送
り先の住所・氏名・電話番号などを荷札票に記入する。

取次店員は、その荷物の大きさ・重さを計測し、料金表
から運賃を算出し、顧客からその料金を受けとる。

取次店側では、顧客から荷物を預った場合に、該当地域
の集荷場に荷物がある旨を連絡する。この連絡により、
上記の取次店に集荷トラックを立ち寄らせるように手配
がなされる。この集荷トラックである地域内の多数の取
次店から集荷場に荷物を集める。

集荷場において、集めら・れた荷物を仕向先毎に分類し
、この段階で各荷物の情報をコンピュータに登録してい
る。コンピュータに登録された情報は、配送トラックの
手配、荷物が送り先に届くまでの管理、売上げ情報の集
計などに役立てられる。

以上のような従来方法では次のような問題があった。

取次店から集荷場に荷物を集めた時点で荷物情報をコン
ピュータに入力しているが、これは、顧客が取次店に荷
物を持ち込んだ荷物情報の発生時点より相当に遅れてい
る。どの地区へどれだけの大きさのトラン、りを何台手
配して何時に発送するか、このような発送手配をいかに
適切に行うかがコストダウンの重要な要因である。適切
で効率的な発送手配を行うには、運ぶべき荷物の情報収
集が早ければ早いほど良い。しかし従来は、情報発生時
点から情報収集（コンピュータへの入力）までに非常に
時間がかかつている。

また、取次店では専門の係員を置いているわけではない
ので、料金まちがいなどを生じやすい。

また取次店から焦荷場への電話連絡を忘れてしまい、そ
の荷物の集荷が１８遅れることもある。なお、荷物の有
無に関係なく全取次店を集荷トラックで回る方法もある
が、集荷トラックの運用効率が低下する。

また荷物の行先不明などの事故が起ったとき、従来の方
法では荷物の流れをトレースしにくく、原因究明に時間
がかかる。

〈発明の目的〉 この発明の目的は、預り荷物が発生した時点でその荷物
情報をセンターコンピュータに登録でき、発送手配の最
適化を可能にするとともに、料金計算や預り証の発行の
手数を軽減することができるようにした宅配システムの
取次店用端末装置を提供することにある。

〈発明の構成と効果〉 上記の目的を達成する本発明の端末装置は、公衆電話回
線を介してセンターコンピュータと交（１するための通
信手段と、キーボードと、表示器と。

プリンタと、上記キーボードで入力された預り荷物の大
きさ７重量、送り先などの荷物情報を上記表示器に表示
するとともに上記センターコンピュータに伝送する制御
手段と、上記荷物情報に対応して上記センタニコレビュ
ータから送られてくる上記類り荷物の運賃、配達予定日
、伝票番号などの情報を受信し、この受信情報および上
記荷物情報に基づいて上記プリンタによって荷物預り証
を発行する手段とを備えることを特徴とする。

この構成によれば、顧客が荷物を取次店に持ってきた時
点で、その荷物情報がセンターコンピュータに登録され
るので、前述した発送手配が非常にやりやすく、効率的
なトラック運用が可能になる。また料金計算などの面倒
がなくなるので、取次店での手数が軽減され、かつ誤り
も少くなる。

さらに、コンピュータの５！＋、Ｓ情報に基づいて、荷
物の流れをその発生当初からトレースすることができる
。

〈発明の実施例〉 第１図は本発明の一実施例による端末装置の外観図であ
り、第２図はその構成を示すブロック図である。

この端末装置は網制御装置（ＮＣＵ）１０を介して公衆
電話回線Ｉ２に接続されるもので、通常の電話器として
使用するための送受話器１４と、ダイヤル入力や荷物情
報を入力するためのキーボード１６と、センターコンピ
ュータとの間でデータ伝送を行うためのモデム（変復調
装置）１８゜通信用バッファメモリ２０と、キーボード
１６による入力情報やセンターコンピュータからの受信
情報あるいは操作手順などを表示するための表示器２２
と、荷物預り証を発行するためのプリンタ２４と、得意
先に発行される顧客カードからその磁気記録データを読
み取るためのカードリーダ２６と２以上の各部を統括的
に制御するＣＰＵ（マイクロプロセッサ）２８とを備え
ている。

次に、上記端末装置の使用手順とその動作を第３図のフ
ローチャートに従って説明する。

顧客が荷物を取次店に持ち込んだならば、荷札系に送り
先・氏名・電話番号などを記入してもらうとともに、取
次店員は荷物の大きさ・重量を計測する。その後、本端
末装置後操作する。

顧客が顧客カードを持った得意先である場合、そのカー
ドをカードリーダ２６に挿入し、それに記録された顧客
番号を読み取らせる（ステップ３０１．３０２）。次に
キーボード１６により、送り先地区コード、荷物の個数
、大きさ２重量を順次入力する（ステップ３０３，３０
４，３０５゜３０６）。次に、荷物に運送保険をかける
のであれば、キーボード１６で保険コードを入力する（
ステップ３０７，３０８）。これら荷物情報は通信用バ
、ソファメモリ２０に記憶される。

上記荷物情報の入力が完了したら、キーボード１６で［
発信」のコマンドを入力する（ステップ３０９）。する
と、公衆電話回線１２を介してセンターコンピュータに
自動ダイヤリングによって架電され１本端末装置とセン
ターコンピュータを結ぶデータ通信路が確立される。こ
の通信路により、バッファメモリ２０内の上記荷物情報
がセンターコンピユー　タに送信される。

センターコンピュータでは受信した荷物情報を分析し、
その荷物に対する伝票番号、運賃、配達予定日、それに
上記保険をかける場合の保険料といった情報を作成し、
それを端末装置に送信する。

端末装置はステップ３１０でそれを受信し、次のステッ
プ３１１で、先の荷物情報と上記受信情報とに基づいて
、第４図に例示するようなフォーマットの荷物預り証を
プリンタ２４で印字する。これを顧客に渡すとともに、
取次店にも控をとる。

なお、−センターコンピュータに登録された上貫己荷物
情報は、発送手配処理の入力データとなる。

また、前述のように顧客カードから読み取った顧客番号
′も荷物情報の一部としてセンターコンピュータに伝送
される。センターコンピュータでは、各顧客番号毎にそ
の売掛管理、請求書の発行処理などを行う。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による端末装置の外観図、第
２図は同上装置の構成を示すブロック図、第３図は同上
装置の動作を示すフローチャート、第４図は荷物預り証
の印字フォーマットの一例を示す図である。 １０・・・網制御装置、１２・・・公衆電話回線、１４
・・・送受話器、１６・・・キーボード、１８・・・モ
デム、２０・・・通信用バッファメモリ、２２・・・表
示器２４・・・プリンタ、２６・・・カードリーダ、２
８・・・ＰＵｅ 特許出願人　　　　立石電機株式会社 代理人　　弁理士　岩倉哲二（他１名）第１図 〔

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）宅配システムの取次店に設置される装置であつて
   、公衆電話回線を介してセンターコンピユータと交信す
   るための通信手段と、キーボードと、表示器と、プリン
   タと、上記キーボードで入力された預り荷物の大きさ、
   重量、送り先などの荷物情報を上記表示器に表示すると
   ともに上記センターコンピユータに伝送する制御手段と
   、上記荷物情報に対応して上記センターコンピユータか
   ら送られてくる上記預り荷物の運賃、配達予定日、伝票
   番号などの情報を受信し、この受信情報および上記荷物
   情報に基づいて上記プリンタにより荷物預り証を発行す
   る制御手段とを備えた宅配システムの取次店用端末装置
   。