JPS6133151A - 4−アミノ−ブタン酸誘導体及びその製造法 - Google Patents

4−アミノ−ブタン酸誘導体及びその製造法

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JPS6133151A
JPS6133151A JP12235785A JP12235785A JPS6133151A JP S6133151 A JPS6133151 A JP S6133151A JP 12235785 A JP12235785 A JP 12235785A JP 12235785 A JP12235785 A JP 12235785A JP S6133151 A JPS6133151 A JP S6133151A
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methyl
amino
production method
phenyl
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マルセル デカンプ
ワルター フエアシユトラエテン
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Sanofi SA
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、4−アミノ−ブタン酸誘導体及びその製法並
びにその用途に関する。
本発明の4−アミノ−ブタン酸誘導体は、次の一般式で
表わされる。
(I)           (I’ )上記一般式(
I)及び(I′)において、Mは、リチウム、ナトリウ
ム又はカリウム等のアルカリ金属原子を示し、 Rは保護されたアミノ基を示し、 R1は、化学反応を起こし易い基を示し、R2は、水素
原子;炭素数1〜6の分校又は直談のアルキル基、例え
ばメチル基、エチル基、n −プロピル基、イソプロピ
ル基、n−ブチル基、イソブチル基、ターシャリ−・ブ
チル基、1−メチル−プロピル基、n−ペンチル基、n
−ヘキシル基等:メチルオキシエチル基等の低級メチル
オキシアルキル基:メチルチオメチル基等の低級メチル
チオアルキル基;メチルアミノエチル基、エチルアミノ
エチル基、イソプロピルアミノエチル基、ターシャリ−
・ブチルアミノエチル基等の低級(低級アルキル)アミ
ノアルキル基;ジメチルアミノエチル基、ジエチルアミ
ノエチル基、ジ−n−プルピルアミノエチル基、ジ−n
−ブチルアミノエチル基等の低級ジ(低級アルキル)ア
ミノアルキル基:又はヒト0キシエチル基、1−ヒト0
キシエチル基等の低級ヒドロキシアルキル基を示すか、
或いはR2は、一般式 %式% Gy −0−A’ −又は R−A’ −又は Ra5A’− で表わされる基を示し、該第において、Cyは、芳香族
炭化水素基もしくは脂環式炭化水素基又は1つの酸素も
しくは硫黄原子又は1つ又は2つの窒素原子を有する複
素環式基を示し、該Cy基は、ヒドロキシ基、低級アル
キル基、低級アルコキシ基、トリフルオロメチル基、ニ
トロ基及びハロゲン原子から選ばれた基でモノ−、ジー
又はトリ置換されていてもよく、 Aは、−重結合又は炭素数1〜5の分校又は直鎖のフル
キレン基を示し、 A′は、炭素数1〜5の分校又は直鎖のアルキレン基を
示し、 R3はS−保護基を示す。
本明細書において、下記の用語は、それぞれ次の意味を
有する。
「保護されたアミノ基」は、フタルイミド基;プロトン
により保護されたアミノ基;又はホルミル基、アセチル
基、プロピオニル基等のアルキルカルボニル基、ターシ
ャリー−ブトキシカルボニル基等のアルコキシカルボニ
ル基、メトキシアセチル基又はメトキシプロピオニル基
等のアルコキシアルキルカルボニル基、2.2.2−ト
リクロロエトキシカルボニル基等の置換アルコキシカル
ボニル基、ベンジルオキシカルボニル基等のアラルキル
オキシカルボニル基、p−ニトロベンジルオキシカルボ
ニル基等の置換アラルキルオキシカルボニル基、トリチ
ル基、メトキシトリチル基、又は、p−トルエンスルホ
ニル基等のアリールスルホニル基等のアミノ基を保護す
るための容易に脱離可能な基により保護されたアミノ基
を指す。
特に上記ターシャリーープトキシ力ルボニル(BQC)
基により保護されたアミノ基が好ましい。
「低級アルキル基」は、炭・素数4以下の飽和脂肪族炭
化水素基、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル
基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、タ
ーシャリー−ブチル基等を指す。
「低級アルコキシ基」は、上記低級アルキル基で置換さ
れたヒドロキシ基を指す。
「化学反応を起こし易い基」は、上記低級アルキル基、
ベンジル−基、キシリル基等の置換もしくは非置換アラ
ルキル基等の容易に脱離し得るエステル化基を指す。
「芳香族炭化水素基もしくは脂環式炭化水素基」は、フ
ェニル基、ナフチル基又は炭素数3〜7のシクロアルキ
ル基、例えばシクロプロピル基、シクロブチル基、シク
ロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基を
指す。
「複素環基」は、フリル基、ベンゾフリル基、チ(低級
アルキル)−ピペラジニル基、インドリル基又は1日−
イミダゾリル基を意味する。
「S−保護基」は、メルカプト基を保護するための容易
にl2Iliシ得る基であって、例えば、ベンジル基の
如きアラルキル基、p−ニトロベンジル基の如き置換ア
ラルキル基、2.2.2−トリクロロ−エトキシカルボ
ニル基の如き置換アルコキシカルボニル基、ベンジルチ
オメチル基の如きアラルキルチオアルキル基、p−メト
キシベンジルオキシカルボニル基の如き置換アラルキル
オキシカルボニル基、γ−ピコリル基の如きピコリル基
、エチルカルバモイル基の如きアルキルカルバモイル基
、メトキシメチルカルバモイル基の如きアルコキシアル
キルカルバモイル サミトメチル基の如iアルカンカルボキサミドアルキル
基、ジフェニルメチル基の如きジアリールアルキル基、
ジヒドロピラニル基又はテトラヒドロフラニル基の如き
含酸素複素環式基又はトリチル基を指す。
上記定義を考慮すると、 基Cy−A−は、より詳しくは、フェニル基、4−ヒド
ロキシフェニル基の如きヒドロキシフェニル基、メチル
フェニル基、モノーフルオo−、モノクロロー又はモノ
ブロモ−フェニル基、ジ−フルオロ−、ジクロロ−又は
ジブロモ−フェニル基、モノ−メトキシ−、ジメトキシ
−又はトリメトキシ−フェニル基、トリフルオロメチル
フェニル基、ニトロフェニル基、ベンジル基、フェネチ
ル基、シクロヘキシル基、シクロヘキシルメチル基、ピ
コリル基、ピペリジノメチル基、3−インドリル−メチ
ル基の如きインドリルメチル基又は1日−イミダゾール
−4−イル−メチル基の如きIH−イミダゾリルメチル
基を示す。
また、基cy−0−A’は、より詳しくは、フェノキシ
エチル基又はフェノキシ−n−プロピル基を指す。
また、基R−A’−は、より詳しくは、N−保1!ー4
ーアミノーブチル基を指す。
更に、基RsSA’−は、より詳しくは、S−保護メル
カプトメチル基を示す。 、代表的な本発明化合物は一
般式(1)又は(工′)において、Rが上記意味を有し
、特に−NHBOCであり、R1が上記意味を有し、特
にメチル基又はエチル基を示し、Mが上記意味を有し、
特にナトリウムを示し、R2がメチル基、エチル基、n
−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブ
チル基、フェニル基、p−ヒドロキシフェニル基、ベン
ジル基、シクロヘキシル基、シクロヘキシルメチル基、
3−インドリル−メチル基又は1H−イミダゾール−4
−イル−メチル基を示す化合物である。
一般式(I)又は(工′)の化合物中、R1R1及びM
が上記と同一の意味を有し、R2がイソブチル基である
化合物は、好ましい本発明化合物であり、特に、メチル
 (48)−3−オキソ−4−N−BOC−アミノ−6
−メチル−ヘプタノエート、エチル (48)−3−オ
キソ−4−N−BOO−アミノ−6−メチル−ヘプタノ
エート、n−プロピル (48)−3−オキソ−4−N
−BOC−アミノ−6−メチル−ヘプタノエート、イソ
プロピル (48)−3−オキソ−4−N−BOC−ア
ミノ−6−メチル−ヘプタノエート、n−ブチル (4
S) −3−オキ’/−4−N−BOC−アミノ−6−
メチル−ヘプタノエート、イソブチル (48)−3−
オキソ−4−N−BOC−アミノ−6−メチル−ヘプタ
ノエート、ターシャリー−ブチル (48)−3−オキ
ソ−4・−N −B OC−アミノ−6−メチル−ヘプ
タノエート及びベンジル (4S)−3−オキソ−4−
N−BOC−アミノ−6−メチル−ヘプタノエートが好
ましい。
本発明化合物は、特に一般式 %式%() (式中、R及びR2は、上記に同じである。)で表わさ
れる(38.4s>二3−ヒドロキシー4−アミノーブ
タン酸誘導体、特に(38,48)−3−ヒドロキシ−
4−アミノ−6−メチル−ヘプタン酸、即ちスタチン(
statine )の合成のための中間体として特に有
用である。
単純化するために、以下で用いる本発明化合物の命名法
は一般式(I)のβ−ケト型に基くもの・とする。
4−アミノ−ブタン酸誘導体、特にスタチンから誘導さ
れるペプチドは、公知であり、これらは、レニンをアン
ジオテンシンへと変換する酸素を阻害するように作用し
、抗高血圧症剤として有用である。ペプスタチン(pe
pstatin )類似の2等化合物は、例えば、米国
特許第4485099号又は欧州特許出願第10496
4号に記載されている。
この種ペプチド類を合成するためには、一般式(a)の
*i誘導体より詳しくはスタチンを、官能基が化学変化
を起こし易い基により保護されている化合物か′ら容易
に得る方法の開発が必要である。このような化合物とし
ては、スタチンの場合、(38,48)−3−ヒドロキ
シ−4−N−BOC−アミノ−6−メチル−ヘプタン酸
のアルキルエステル、例えばメチルエステル(Bull
、 Soc。
C旧t  France  、No、7−8.  pL
  230−23 2(1983))又はエチルエステ
ル(LiebigsAnn、Ches、、1975. 
p2245)が挙げられる。
上記後者の文献には、エチル 3−ヒドロキシ−4−N
−BOC−アミノ−6−メチル−ヘプタノエートの2つ
のジアステレオマー、即ち(3S。
48)異性体及び(38,48)異性体の混合物の製法
が記載されている。該製法は、エチル(48)−3−オ
キソ−4−N−BOC−アミノ−6−メチル−ヘプタノ
エートを中間体の1つとして使用するものである。しか
し、こうして得られた異性体混合物の分離は行なわれて
いない。
上記製法によると、エチル (48)−3−オキソ−4
−N−BOC−アミノ−6−メチル−ヘプタノエートは
、マロン酸モノエチル(ethylacid  ■al
onate)のマグネシウム エルレートとN−BOC
−L−ロイシン イミダゾリドとをエーテル中で縮合さ
せることにより製造される。こうして得られたエチル 
ヘプタノエート誘導体は、油状物であり、数週間を経て
初めて結晶化するものであった。しかも、分別結晶化法
により精製された後の収率は、36.6%と低いもので
あった。
次いで上記エチル ヘプタノエート誘導体の水素添加を
行ない、エチル (38,48及び3R。
48)−3−ヒドロキシ−4−N−,80G−アミノ−
6−メチル−ヘプタノエートなる混合物を得る。上記N
−BOC−L−ロイシンに対する収率は、32.5%で
あった。
同様に、上記と類似の製法が、Eur、J、  Hed
Chet、1978.13.No、5.第429−43
4頁に記載されている。この方法によれば、エチル (
4R)−又は(48)−3−オキソ−4−N−BOC−
アミノ−ペンタノエートを水素添加して、(38,48
及び3R,48)−3−ヒドロキシ−4−N−BOC−
アミノ−ペンタノエートなる未分離、未精製の混合物を
得ているが、その収率は、(+)−BOC−D−アラニ
ン又は(−)−BOC−1−アラニンに対し50%を越
えない。
本発明によれば、一般式(I)又は(工′)で表わされ
るアルカリ金属塩は、対応するN−保護−(38,48
:3R,48) −3−ヒドロキシ−4−アミノ−ブタ
ン酸誘導体のエステルの混合物、より詳しくは、対応す
るN−保護−(3S。
4S:3R,48)−3−ヒドロキシ−4−アミノ−6
−メチル−ヘプタン酸低級アルキルエステル混合物の製
造用中間体として有用であることが見出された。上記ア
ルカリ金属塩を用いることにより、上記混合物を高純度
で且つ従来法に−比し高い収率なもって製造することが
できる。またこうして得られる混合物は、個々のジアス
テレオマーに容易に分離することができ、かくして所。
望の(38,48)異性体を純粋な形で製造することが
できる。
例えば、3−ヒドロキシ−4−アミノ−6−メチル−ヘ
プタン酸低級アルキルエステルの異性体混合物は、Rが
800−N)(−であり、R2がイソブチル基である一
般式(I)又は(工′)の化合物から製造でき、N−B
OC−L−ロイシンに対し55%以上の収率を達成する
ことができる。
上記3−ヒドロキシ−4−N−BOC−7ミノ一6−メ
チルーヘブタン酸低級アルキルエステルの(38,48
)異性体の中でも、3−ヒドロキシ−4−N−BOC−
アミノ−6−メチル−ヘプタン酸メチルエステルの(3
8,48)異性体は、有用な結晶形態であり、従って、
該異性体を与える一般式(I)又は(工′)の化合物、
即ちRがBOC−NH−基であり、R1がメチル基であ
り、R2がイソブチル基であり、Mがナトリウムである
一般式(I)又は(工′)の化合物は、本発明の好まし
い化合物である。
本発明の4−アミノ−ブタン酸誘導体は、一般式 〔式中、R及びR2は上記に同じ。〕 で表わされるN−保護−イミダゾリドから以下の如くし
て製造される。
まず、上記一般式(I[)のイミダゾリドと一般式 〔式中、R1は上記に同じ。〕 で表わされるマロン酸モノエステルのマグネシウム エ
ルレートとを、室温にてテトラヒドロフラン等のエーテ
ル中、必要ならばジメチルスルホキシド又はN、N−ジ
メチルホルムアミドの如き非プロトン性溶媒の存在下に
反応させて錯体を得、これを塩酸等の強酸の存在下加水
分解させることにより、一般式 %式%() 〔式中、R4P+及びR2は前記に同じ。〕で表わされ
るN−保護−(48)−3−オキソ−4−アミノ−ブタ
ン酸エステル誘導体を得る。
上記エーテルと非プロトン性溶媒との混合物は、R1が
メチル基であり、R2がイソブチル基である一般式(I
V)の化合物、より詳しくは、メチル(48)−3−オ
キソ−4−アミノ−6−メチル−ヘプタノエートを製造
するのに特に適している。この場合、テトラヒドロフラ
ンとジメチルスルホキシドとの混合物を用いると、所望
の化合物は純粋な形で60%以上の収率をもって得られ
るので特に好ましい。尚、テトラヒドロフラン単独を使
用すると、収率は25〜30%程度である。
次いで、一般式のブタン酸エステル誘導体とアルカリ金
属水酸化物とを水性媒体中20’C以下の温度で反応さ
せ、得られる塩を反応混合物から分離することにより一
般式(I)又は(工′)の化合物が製造される。
上記一般式(IF)の化合物は、一般式? R2−CH−C−OH(V) 〔式中、R及びR2は上記に同じ。〕 で表わされるN−保護アミノ酸とN、N−チオニルシイ
ミタソールとからBull、 Soc、  ChitF
rance  1964、第945〜951頁に記載の
方法と同様にして得ることができる。
上記一般式(V)の化合物は、公知であるか、又は、対
応するし一アミノ酸のアミノ基及び必要に応じてメルカ
プト基を慣用的な方法に従い保護することにより製造で
きる。該アミノ酸は、公知の天然物であるか、又はその
類似化合物であり、該アミノ酸及びその製法は、ベルギ
ー特許第833640号又は第845187号に記載さ
れてしする。
こうして得られる本発明のアルカリ金属塩は、塩酸等の
強酸で酸性化することにより、対応するN−保護−(4
8)−3−オキソ−4−アミノ−ブタン酸誘導体のエス
テルを生成させる。
従って、本発明のアルカリ金属塩を中間体として単離す
ることにより、上記方法で粗生成物の形態で得られる一
般式(mV)のN−保護−(4S)=3−オキソ−4−
アミノ−ブタン酸誘導体のエステルを精製する方法が提
供される。
従って、本発明は、一般式(I)又は(工′)のブタン
酸誘導体を用いて対応する粗製のN−保護−(48)−
3−オキソ−4−アミノ−ブタン酸誘導体のエステルを
精製する方法を提供する。
該方法は、アルカリ金属水酸化物を用いて、上記対応す
るN−保護−(48) −3−オキソ−4−アミノ−ブ
タン酸誘導体のエステルのアルカリ金属塩を生成させ、
こうして得られる塩を単離し、次いで強酸で酸性化する
ことによりN−保護−(48) −3−オキソ−4−ア
ミノ−ブタン酸誘導体のエステルを生成させるものであ
る。
この対応するアルカリ金属塩による精製法によれば、N
−保護−(48)−3−オキソ−4−アミノ−ブタン酸
誘導体のエステルが高収率で得られる。(48)−3−
オキソ−4−アミノ−6−メチル−へブタン酸低級アル
キルエステルの場合、N−保護−し−ロイシンに対し6
0%以上の高収率が得られた。従って、アルカリ金属塩
を生成させる中間工程を用いる、一般式(IV)の化合
物の精製法は、従来法である分別結晶化法に比し、多大
の利点を有するものである。
こうして精製されたN−保護−(48)−3−オキソ−
4−アミノ−ブタン酸誘導体のエステルを、次いで、例
えば接触還元法等により還元することにより、ジアステ
レオマー混合物の形態にあるN−保護−(3S、4S:
3R,4S)−3−ヒドロキシ−4−アミノ−ブタン酸
誘導体のエステルが、好ましくない副生物を混入するこ
となく、製造される。
この段階で、上記2つのジアステレオマーの分離は、例
えばクロマトグラフィー等により行なえ、実質上定量的
な収率で得ることができる。
更に、N−保護−(38,48;3R,48)−3−ヒ
ドロキシ−4−アミノ−ブタン酸誘導体のエステルの製
造は、一般式(I)又は(工′)の塩から直接、例えば
接触水素化等によりこれら化合物を還元することにより
行えることも見出された。従って、1つの工程、即ちN
−保護−(4S)−3−オキソ−4−アミノ−ブタン酸
誘導体のエステルをそのアルカリ金属塩から生成させる
工程を省略することも可能である。
従って、本発明は、一般式(I)又は(工′)のブタン
酸誘導体を用いて、対応するN−保m−(4S)−3−
ヒドロキシ−4−アミノ−ブタン酸誘導体のエステルの
(38,48)ジアステレオマーと(3R,48)ジア
ステレオマーとの混合物を製造する方法をも提供するも
のであり、該方法は、一般式(I)又は(工′)の化合
物を、例えば接触水素化等により還元してジアステレオ
マー混合物の形態にあるN−保護−(38,48及び3
R,48)−3−ヒドロキシ−4−アミノ−ブタンal
l!導体のエステルを得、次いで、上記ジアステレオマ
ーを例えばクロマトグラフィーにより分離するものであ
る。
この別法を用いた場合の収率は、N−保護−(48)−
3−オキソ−4−アミノ−ブタン酸誘導体のエステルを
そのアルカリ金属塩の中間的生成により精製し、これを
還元した場合と同様であり、N−保護−低級アルキル 
(48)−3−オキソ−4−アミノ−6−メチルーヘプ
リタノエートの場合、90%以上である。
以上より明らかな通り、N−保護−3−ヒドロキシ−4
−アミノ−ブタン酸誘導体のエステルを製造するに際し
、本発明のアルカリ金属塩を用いて工業的実施を行なえ
ば、多大の利点が生じることが判る。
以下、実施例を挙げるが、本発明はこれに限定されるも
のではない。
製造例 A)  N、N−チオニルジイミダゾール撹拌機及び乾
燥管で閉じた滴下漏斗を備えた1Qフラスコに、テトラ
ヒドロフラン150曽に溶解させたイミダゾール13.
60 (0,2モル)を入れた。撹拌下、チオニルクロ
ライド6gを5011111のテトラヒドロフランに溶
解させた溶液を添加した。直ちにイミダゾール塩酸塩の
沈澱が始まった。20分間撹拌の後、沈澱を濾過し、テ
トラヒドロフラン50−で洗浄した。
こうして、N、N−チオニルジイミダゾールの清澄溶液
を得、これをそのまま次の操作に用いた。
B)  N−BOC−L−ロイシン イミダゾリド撹拌
機及び滴下漏斗を備えた1Q−フラスコに、上記溶液を
入れ、N−BOC−L−ロイシン11.50 (0,0
5モル)をテトラヒドロフラン20舗に溶解させた溶液
を滴下した。
撹拌を20分間続け、生成した無水亜硫酸を減圧(約2
011H1))下吸引により除去した。こうして、N−
BOC−L−ロイシン イミダゾリドのわずかに濁った
溶液を得た。これは、粗製のまま使用した。
C) マロン酸モノメチルエステル 撹拌機及び滴下漏斗を備えた4Qフラスコに、マロン酸
ジメチル660a (5モル)を入れ、次いで8時間を
要し、水酸化カリウム281Qをメタノール2Qに溶解
させた20℃の溶液を添加した。室温下、15〜16時
間撹拌後、マロン酸モノメチルのカリウム塩の沈澱を枦
取し、エチルエーテルで注意深く洗浄した。
該沈澱を水750−に溶解させ、氷/メタノール混合物
で冷却しつつ、希塩酸でpH2〜3に酸性化した。次い
で、エチルエーテルで3回抽出し、エーテル層を乾燥し
、蒸発乾固させた。こうして、粗製のマロン酸モノメチ
ル156gを得た。収率26%。
80〜85℃で5X10−2 トルにて蒸留することに
より、精製生成物135Qを得た。収率23%。
(n)23−1.4300 N、M、R(核磁気共鳴):標品と一致プロトメトリッ
ク滴定(Protosatrlc titration
 ):97.17% マロン酸ジエチルを出発物質とする以外は上記と同様に
して、マロン酸モノエチルエステルを得た。
D) マロン酸モノメチルのマグネシウム エ、ル−ト 撹拌機、凝縮器及び滴下漏斗を備えた2Qフラスコに、
マグネシウム4.8a (0,2モル)、四塩化炭素0
.2−及びメタノール10或を順次入れ、撹拌下、マロ
ン酸モノメチル23.50を5011112のメタノー
ルに溶解させた溶液の10m1を添加した。
反応が直ちに始まり、反応の激しさが幾分低下した時点
で、上記マロン酸モノメチルの溶液の残部を、緩かな還
流が持続されるように、添加した。
この操作終了後、反応混合物を水浴上で8時間加熱し、
次いでテトラヒドロフラン20〇四を添加した。水浴上
での加熱を12時間維持した。溶媒を、まず大気圧下で
、次いで約20 gaugの圧力下で留去する。蒸発乾
固後、ベンゼンを添加し、混合物を、まず大気圧下で、
次いで減圧下で蒸留した。最後に、テトラヒドロフラン
1001Gを添加し、こうしてマロン酸モノメチルのマ
グネシウムエルレートの懸濁液を得た。
マロン酸モノエチルを出発物質として用いる以外は上記
と同様にして、マロン酸モノエチルのマグネシウム エ
ルレートを得た。
実施fs1 メチル (48)−3−オキソ−4−N−800−アミ
ノ−6〜メチル−ヘプタノエート・ナトリウム塩の製造 イミダゾール13.61;l及びN−BOC−L−ロイ
シン11.5gを用い、上記製造例日に記載の方法に従
い、N−800−L−ロイシン イミダゾリドを製造し
た。同様に、マロン酸モノメチル24.7aを用い、前
記製造例りに記載の方法に従い、マロン酸モノメチルの
マグネシウム エルレートを製造した。
上記イミダゾリド溶液を上記マグネシウム エルレート
のテトラヒドロフラン懸濁液に添加し、ジメチルスルホ
キシド130w*を添加した。混合物はm澄となり、完
全な溶解状態となった。室温下4時間撹拌後、反応混合
物を1M−塩酸で中性となし、室温下、撹拌を30分開
時続して加水分解を完了させた。
得られた混合物をデカントし、エチルエーテルで3回抽
出した。エーテル層を水、重炭酸ナトリウム水溶液及び
水で順次洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥した。これを
蒸発乾固して、メチル(48)−3−オキソ−4−N−
800−アミノ−6−メチル−ヘプタノエート12.2
Gを得た。
収率86%。
上記粗製のメチル ヘプタノエート誘導体をヘキサン6
0111I2及び水20IQに溶解し、この不均一系混
合物を撹拌し、20℃以下の温度で30%水酸化ナトリ
ウム溶液10−を添加した。目的ナトリウム塩の沈澱が
約5分後に始まった。完全に沈澱させるべく、撹拌を1
5分間行なった。
得られた沈澱を枦取し、氷水及びエチルエーテルで洗浄
した。乾燥して、 メチル (48)−3−オキソ−4
−N−BOC−アミノ−6−メチル−ヘプタノエートの
ナトリウム1i9.50を得た。これは、エチルエーテ
ルに対し若干可溶性(5liahtly 5olubl
e)を示す。
収率:N−BOC−L−ロイシンに対し6−2%。
融点:187℃(分解) 元素分析((+ A H2t NOs Naとして)C
(%)    H(X)   N(%)計算値(%) 
 54.36 7.82 4.53実渕値($)  5
4.22 7.90 4.70酸塩基測定(Acido
basic  determination ) :1
00.6% (α)25−−1.79° (c−Lメタノール)NM
R及びTLC(薄層クロマトグラフィー):標品と一致 上記方法と同様にして、下記化合物を得た。
0 メチル (48)−3−オキソ−4−N−BOC−
アミノ−5−フェニル−ペンタノエート・ナトリウム塩 融点195〜197℃ 0 メチル (48) −3−オキソ−4−、N −B
OC−アミノ−5−シクロへキシル−ペンタノエート・
ナトリウム塩 融点120〜122℃ ロ メチル (48)−3−オキソ−4−N−BOC−
アミノ−4−フェニル−ブチレート・ナトリウム塩 融点182〜184℃ 0 メチル (48)−3−オキソ−4−N−BOC−
アミノ−5−メチル−ヘキサノエート・ナトリウム塩 水に可溶(soluble ) Oメチル (48)−3−オキソ−4−N −BOC−
アミノーオタノエート・ナトリウム塩融点200〜20
2℃ 0 メチル (48)−3−オキソ−4−N−BOC−
アミノ−ペンタノエート・ナトリウム塩〔α)”−−1
0,0° (c−1、メタノール)0 メチル (48
)−3−オキソ−4−N−BOC−アミノ−へキサノエ
ート・ナトリウム塩0 メチル (48)−3−オキソ
−4−N−BOC−アミノ−4−シクロへキシル−ブチ
レート・ナトリウム塩 0 メチル (4S)−3−オキソ−4−N−BOC−
アミノ−5−(4−ヒドロキシ−フェニル)−ペンタノ
エート・ナトリウム塩 0 メチル (48)−3−オキソ−4−N−BOC−
アミノ−5−(IH−イミダゾール−4−イル)−ペン
タノエート・ナトリウム塩実施例2 エチル (48)−3−オキソ−4−N−BOC−アミ
ノ−6−メチル−ヘプタノエート・ナトリウム塩の製造 前記製造例Bの方法に従いイミダゾール77g及び無水
N−BOC−L−ロイシン65.5゜(0,28モル)
を用いて製造したN−BOC−L−ロイシン イミダゾ
リドと、前記製造例りに従いマロン酸モノメチル151
Qから製造したマロン酸モノメチルのマグネシウム エ
ルレートどの混合物を、2Qフラスコ中で撹拌した。次
いで、該懸濁液に1M塩酸を添加し、中性とした。室温
にて30分間撹拌し、加水分解を完了した。デカント後
、該エーテル層をエチルエーテルで3回抽出し、水、重
炭酸ナトリウム水溶液及び水で順次洗浄した。硫酸ナト
リウム上で乾燥後、蒸発乾固して、粗製のエチル (4
S)−3−オキソ−4−N−BOC−アミノ−6−メチ
ル−ヘプタノエートを得た。この粗製のエチル ヘプタ
ノエート誘導体をエチルエーテル6〇四及び、水601
1Qに添加し、得られる不均一混合物を撹拌し、20℃
以下の温度で30%水酸化ナトリウム溶液30mを添加
した。
撹拌を15〜20分間続け、生成した沈澱を枦取し、氷
水及びエチルエーテルで洗浄した。乾燥後、エチル (
48)−3−オキソ−4−N−BOC−アミノ−6−メ
チル−ヘプタノエート・ナトリウム塩56.50を得た
収率: N−BOC−L−ロイシンに対し62.2%。
融点:180℃(分解) 以下に、本発明化合物の使用方法を示す。
実施例エ メチル (4S)−3−オキソ−4−N−BOC−アミ
ノ−6−メチル−ヘプタノエートの製造前記製造例Bの
方法に従い、イミダゾール136Q及びN−BOC−L
−ロイシン115gを用いてN−BOC−L−ロイシン
 イミダゾリドを得た。同様に、前記製造例りの方法に
従い、マロン酸モノメチル236Qからマロン酸モノメ
チルのマグネシウム エルレートを得た。
上記イミダゾリド溶液を、上記マグネシウムエルレート
のテトラヒドロフラン懸濁液に添加し、ジメチルスルホ
キシド1.3Qを添加した。混合物はmsとなり、完全
に溶解した。空温下4時間撹拌俵、1M塩酸を添加して
中性とした。室温下30分間撹拌し、加水分解を完了し
た。デカント後、該エーテル層をエチルエーテルで3回
抽出し、水、重炭酸ナトリウム水溶液及び水で順次洗浄
した。
硫酸ナトリウム上で乾燥後、蒸発乾固して、粗製のメチ
ル (48)−3−オキソ−4−N−BOC−アミノ−
6−メチル−ヘプタノエート129Qを得た。収率89
%。
該粗製のメチルヘプタノエート誘導体をイソプロピルエ
ーテル20011112、ヘキサン200wtJ及び水
1001110に添加し、撹拌下、20℃以下の温度で
30%水酸化ナトリウム溶液50舗を添加した。
15分間撹拌後、生成したメチル (48)−3−オキ
ソ−4−N−BOC−アミノ−6−メチル−ヘプタノエ
ート・ナトリウム塩の沈゛澱を枦取し、ヘキサンで洗浄
した。この沈澱を水/ヘキサン混合物に添加し、1M塩
酸でpH2〜3に調整した。
ヘキサンで2回抽出し、有機層を10%重炭酸ナトリウ
ム溶液で洗浄し、乾燥後蒸発乾固して、メチル (48
)−3−オキソ−4−N−BOC−アミノ−6−メチル
−ヘプタノエート86.20を油状物として得た。
収率:N−BOC−1−0イシンに対し62%(α)D
−−55,1° (c−1、メタノール)NMR及びT
LC:標品と一致 上記と同様にして下記化合物を得た。収率は、対応する
N−BOC−L−アミノ酸に対する収率である。
0 メチル (48)−3−オキソ−4−N−BOC−
アミノ−5−フェニル−ペンタノエート収率:51%、
融点85〜86℃(ヘキサン)〔α);:5−−6(1
,4° (C−1、メタノール)0 メチル (48)
 −3−オキソ−4−N−BoC−アミノ−5−シクロ
へキシル−ペンタノエート 収率ニア6%、油状物 〔α)25−−34.3° (c−1、メタノール)0
 メチル (48)−3−オキソ−4−N−8OC−ア
ミノ−4−フェニル−ブチレート収率:52%、融点9
7〜98℃(トルエン)(α) 25−+ 77° (
C−Lメタノール)Oメチル (48)−3−オキソ−
4−N−8OC−アミノ−5−メチル−ヘキサノエート
収率ニア5%、油状物 〔α)25=−43,4° (C−1、メタノール)0
 メチル (48)−3−オキソ−4−N−8OC−ア
ミノ−オクタノエート 収率:59%、融点47〜48℃(n−ペンタン)(α
)”−45,7° (C−1、メタノール)0 メチル
 (48)−3−オキソ−4−N−8OC−アミノーベ
ンタノエート 収率ニア5% 〔α)2’=−52,6° (c−1、メタノール)O
メチル (48)−3−オキソ−4−N−BoC−アミ
ノ−5−(3−インドリル)−ペンタノエート 収率ニア4% 〔α〕。−−34,1’  (C−1、メタノール)実
施例■ メチル (48)−3−オキソ−4−N−80C−アミ
ノ−6−メチル−ヘプタノエートの製造前記製造例りで
マロン酸モノメチル23.5゜から製造されたマロン酸
モノメチルのマグネシウム エルレートの懸濁液に、室
温下、撹拌しながら、前記製造例Bで、N−BOC−L
−0イシン11.5Gから製造されたイミダゾリド溶液
を添加した。
得られた懸濁液に、無水ジメチルスルホキシド3001
112を撹拌下添加し、完全に溶解させる。室温で4時
間撹拌し、20℃にて1M塩酸を添加して1)85〜6
とし加水分解を行なう。30分間撹拌し、加水分解を完
了させる。デカント後、有機層をヘキサンで3回抽出し
、水、重炭酸ナトリウム水溶液及び水で順次洗浄し、硫
酸ナトリウム上で乾燥後、蒸発乾固して、粗製のメチル
 (4S)−3−オキソ−4−N−BOC−アミノ−6
ニメチル一ヘプタノエート26gを得る。収率90%。
上記粗製のメチル ヘプタノエート誘導体をイソプロピ
ルエーテル10012、ヘキサン2001i2及び水1
0011Qに添加し、20℃以下の温度で30%水酸化
ナトリウム溶液50mを撹拌下添加した。更に15分間
撹拌後、メチル (4S)−3−オキソ−4−N−BO
C−アミノ−6−メチル−ヘプタノエート・ナトリウム
塩の沈澱を枦取し、ヘキサンで洗浄した。この沈澱を水
/ヘキサン混合物に添加し、塩酸をpH2〜3となるま
で添加した。ヘキサンで2回抽出後、有amを10%重
炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、乾燥及び蒸発して、メチ
ル (48)−3−オキソ−4−N−BOC−アミノ−
6−メチル−ヘプタノエート18gを油状物として得た
。これは放置するこ゛とにより固化した。
収率:N−BOC−L−ロイシンに対し63%融点=3
2〜34℃(ペンタン、約−30℃)〔α)”−55,
1° (c−1,メタノール)NMR及びTLC:ll
l!品と一致 ジメチルスルホキシドに代えてN、N−ジメチルホルム
アミドを用いる以外は上記と同様にして、メチル (4
8)−3−オキソ−4−N−BOC−アミノ−6−メチ
ル−ヘプタノエートを収率53%で得た。
実施例■ メチル (48)−3−オキソ−4−N−BOC−アミ
ノー6−メチル−ヘプタノエートの製造実施例1で得た
メチル (48)−3−オキソ−4−N−BOC−アミ
ノ−6−メチル−ヘプタノエート・ナトリウム塩9.5
0を水に溶解させ、1M塩酸を添加して、pH2〜3と
した、。これをヘキサンで2回抽出し、有機層を10%
重炭酸ナトリウム溶液で洗浄した。乾燥後、蒸発乾固し
て、純粋なメチル (48)−3−オキソ−4−N−B
OC−アミノ−6−メチル−へブタノエート8.59を
得た。収率は、上記ナトリウム塩に対し96%であり、
N−BOC−L−ロイシンに対し60%であった。
実施例1で@造したエチル (48)−3−オキソ−4
−N−BOC−アミノ−6−メチル−ヘプタノエートの
ナトリウム塩56.50を用いる以外は上記と同様にし
て、エチル (48)−3−オキソ−4−N−BOC−
アミノ−6−メチル−ヘプタノエート47.4aを得た
。収率は、上記ナトリウム塩に対し90%であり; N
−BOC−L−ロイシンに対し56%であった。
実施例■ メチル (48) −3−ヒドロキシ−4−N−BOC
−アミノ−6−メチル−ヘプタノエートの製造 無水メタノール400WtJに、実施例工の方法に従い
対応するナトリウム塩より得た精製メチル(48)−3
−オキソ−4−N−BOC−アミノ−6−メチル−へブ
タノエート86.2aを溶解させた。ラネーニッケル6
Qを添加し、7koの圧力下的20℃にて水素添加を7
2時間行なった。
次いで、反応混合物を枦遇し、蒸発乾固し、メチル 3
−ヒドロキシ−4−N−BOC−アミノ−6−メチル−
ヘプタノエートの(38,48)及び<3R,48)の
2つのジアステレオマーの混合物81.7gを油状物と
して得た。収率は、N−BOC−L−ロイシンに対し5
8.2%であり、上記原料の3−オキソ誘導体に対し9
4%であった。
該油状物を、シリカゲルカラム(直径901111高さ
500wn)上で酢酸エチル/ヘキサン(10:90)
混合物を展開溶剤として用いクロマトグラフィーにより
分離した。異なる留分を蒸発させ、上記2つのジアステ
レオマーを得た。これは、放置すると結晶化した。
a)  (38,48)異性体 収量:30.8Q 収率:3−オキソ体に対し37% 融点:59℃ NMR:標品に一致 b)  (3R,4S)異性体 収量:48.IQ 収率:3−オキソ体に対し58.8% 融点:63.5℃ NMR:標品に一致 実施例V メチル (38,48)−3−ヒト0キシ−4−N−B
OC−アミノ−6−メチル−ヘプタノエートの製造 メタノール1501mgに、メチル (48)−3−オ
キソ−4−N−BOC−アミノ−6−メチル−ヘプタノ
エート・ナトリウム塩6gを溶解させた。ラネーニッケ
ル1Qを添加し、7kgの圧力下水素添加を24時間行
なった。酢酸を添加して、アルカリを中和し、反応混合
物を濾過した。蒸発管、反応混合物をヘキサンに添加し
、無機塩を除去した。ヘキサンを留去して、粗製のメチ
ル 3−ヒドロキシ−4−N−BOC−アミノ−6−メ
チル−ヘプタノエートの(38,48)及び(3R,4
8)ジアステレオマーの混合物5.30を得た。収率は
、上記ナトリウム塩に対し91%であり、N−BOC−
L−oイシンに対し56.4%であった。上記粗製の混
合物を、シリカカラム(直径901転高さ500mg+
)上で酢酸エチル/ヘキサン(10:90)混合物を用
いクロマトグラフィーにより分離した。異なる留分を蒸
発し、2つのジアステレオマーを得た。これは放置する
と結晶化した。
El>  (38,48)異性体 収量:1.730 収率:上記ナトリウム塩に対し30% 融点:59℃ T、L、C:標品に一致 b)   (3R,4S)異性体 収量:3.2Q 収率:55% 融点二63℃ 〔α)  −−21,85’(C−1、メタノール)◎ 上記と同様にして下記化合物を得た。収率は、対応する
(48)−3−オキソ−4−N−BOC−7ミノ誘導体
に対する収率である。
0メチル (38,48)−3−ヒドロキシ−4−N−
BOC−アミノ−5−フェニル−ペンタノエート 収率:20%、融点:96〜97℃(n−ペンタン) 0メチル (3R,48)−3−ヒドロキシ−4−N−
BOC−アミノ−5−フェニル−ペンタノエート 収率:30%、融点=130〜131℃(n−ペンタン
) 0メチル (38,48)−3−ヒドロキシ−4−N−
BOC−アミノ−5−シクロへキシル−ペンタノエート 収率:15%、融点二65〜66℃(n−ペンタン) (α)j5−−32.8冒c−1、メタノール)0メチ
ル (3R,48)−3−ヒドロキシ−4−N−BOC
−アミノ−5−シクロへキシル−ペンタノエート 収率:22%、融点二81〜82℃(n−ペンタン) 0メチル (38,48)−3−ヒドロキシ−4−N−
BOC−アミノ−4−フェニル−ブチレート 収率:12%、融点=94〜95℃(ジイソプロピルエ
ーテル) 0メチル (3R,48)−3−ヒドロキシ−4−N−
BOC−アミノ−4−フェニル−ブチレート 収率:45%、融点:94〜95℃(ジイソプロピルエ
ーテル) 〔α)j5−+1.8冒c−1、メタノール)0メチル
 (38,48)−3−ヒドロキシ−4−N−BOC−
アミノ−5−メチル−ヘキサノエート 収率:22%、融点=58〜59℃(n−ペンタン) 〔α)、−−43,85’  (C−1、メタノール)
Oメチル (3R,48)−3−ヒドロキシ−4−N−
BOC−アミノ−5−メチル−ヘキサノエート 収率:44%、融点=64〜65℃(n−ペンタン) 〔α〕討=+11.25° (C=1、メタノール)0
メチル (38,48)−3−ヒドロキシ−4−N−B
OC−アミノ−オクタノエート収率:35%、融点:5
4〜55℃(n−ベン欠ン) α)、−−15,4° (c−1、メタノール)0メチ
ル (3R,48)−3−ヒドロキシ−4−N−BOC
−アミノ−オクタノエート収率:38%、融点ニア8〜
79℃(n−ペンタン) 実施例■ エチル (38,48)−3−ヒドロキシ−4−N−B
OC−アミノ−6−メチル−ヘプタノエートの製造 無水メタノール80111i2に、実施例■の方法に従
い対応するナトリウム塩より得た精製エチル(48)−
3−tキ’/−4−N−BOC−7ミ/−6−メチル−
へブタノエート8.3Qを溶解させた。ラネーニッケル
約1gを添加後、混合物を7kQの圧力下48時間水素
添加した。次いで、反応混合物を濾過し、蒸発乾固して
、エチル 3−ヒドロキシ−4−N−BOC−アミノ−
6−メチル−ヘプタノエートの(38,48)及び(3
R248)ジアステレオマー混合物を油状物として収率
90%で得た。該油状物をシリカゲル(直径90g(高
さ5001m)上で酢酸エチル/ヘキサン(10:90
)混合物を用いてクロマトグラフィーにより分離した。
異なる留分を蒸発し、上記2つのジアステレオマーを油
状物として得た。
a”)  (3S、4S)異性体 収量:3.30 収率:エチル (48)−3−オキソ−4−N−BOC
−アミノ−6−メチル−ヘプタノエートに対し40% NMR及びTLC:標品に一致 b)   (3R,48)異性体 収量:4.1g 収率:エチル (48)−3−オキソ−4−N−BOC
−アミノ−6−メチル−ヘプタノエートに対し50% 〔α)25−−14.7° (c−1、メタノール)N
MR及びTLG:標品に一致 (以 上) 手続補正書(自利 昭和60年8月28日 特許庁長官  宇 賀 道 部 殿 昭和60年特許願第122357号 2 発明の名称 4−アミノ−ブタン酸誘導体 及びその製造法 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 サ  )  フ  イ 4  代  理  人 大阪市東区平野町2の10 沢の鶴ビル自  発 6 補正により増加する発明の数 (2)7 補正の対
象 明細書中「特許請求の範囲」の項 補正の内容 1 明細書の「特許請求の範囲」の項を別紙の通り訂正
する。
(以 上) 特許請求の範囲 ■ 一般式 C式中、 Mは、アルカリ金属原子を示し、 Rは保護されたアミン基を示し、 R1は、化学反応を起こし易い基を示し、R2は、水素
原子、炭素数1〜6の分校又は直鎖のアルキル基、低級
メチルオキシアルキル基、低級メチルチオアルキル基、
低級(低級アルキル)アミノアルキル基、低級ジ(低級
アルキル)アミノアルキル基又は低級ヒドロキシアルキ
ル基を示すが、或いはR2は、下記一般式 %式% で表わされる基を示す。該第において、cyは、芳香族
炭化水素基もしくは脂環式炭化水素基又は1つの酸素も
しくは硫黄原子又は1つ又は2つの窒素原子を有する複
素環式基を示し、該Cy基は、ヒドロキシ基、低級アル
キル基、低級アルコキシ基、トリフルオロメチル基、ニ
トロ基及びハロゲン原子から選ばれた基で七ノー、ジー
又はトリ置換されていてもよく、 Aは、−重結合又は炭素数1〜5の分校又は直鎖のアル
キレン基を示し、 A′は、炭素数1〜5の分校又は直鎖のアルキレン基を
示し、 R3はS−保護基を示す。〕 で表わされる4−アミノ−ブタン酸誘導体。
■ R2が、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イ
ンプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、ターシャ
リ−・ブチル基、1−メチル−プロピル基、n−ペンチ
ル基、n−ヘキシル基、メトキシエチル基、メチルチオ
エチル基、メチルアミノエチル基、■チルアミノエチル
基、インプロピルアミノエヂノに基、ターシャリ−・ブ
チルアミノエチル基、ジメチルアミノエチル基、ジエチ
ルアミノエチル基、ジ−n−プルピルアミノエチル基、
ジ−n−ブチルアミノエチル基、。
ヒドロキシメチル基、1−ヒドロキシ−エチル基、フェ
ニル基、ヒドロキシフェニル基、メチルフェニル基、モ
ノフルオロ−、モノクロローもしくはモノブロモ−フェ
ニル基、ジフルオロ−、ジクロロ−もしくはジブロモフ
ェニル基、モノメトキシ−、ジメトキシ−もしくはトリ
メトキシ−フェニル基、トリフルオロメチルフェニル基
、ニトロフェニル基、ベンジル基、フェネチル基、シク
ロヘキシル基、シクロヘキシルメチル基、ピコリル基、
ピペリジノメチル基、インドリルメチル基、1H−イミ
ダゾリルメチル基、フェノキシエチル基、フェノキシ−
n −プロピル基、N−保i!−4−アミノーブチル基
又はS−保護メルカプトメチル基である特許請求の範囲
第1項に記載の化合物。
■ R2が、メチル基である特許請求の範囲第1項又は
第2項に記載の化合物。
■ R2が、エチル基である特許請求の範囲第1項又は
第2項に記載の化合物。
■ R2がvn−プロピル基である特許請求の範囲第1
項又は第2項に記載の化合物。
■ R2が、イソプロピル基である特許請求の範囲第1
項又は第2項に記載の化合物。
■ R2が、n−ブチル基である特許請求の範囲第1項
又は第2項に記載の化合物。
■ R2が、イソブチル基である特許請求の範囲第1項
又は第2項に記載の化合物。
■ R2が、1−メチル−プロピル基である特許請求の
範囲第1項又は第2項に記載の化合物。
[株] R2が、フェニル基である特許請求の範囲第1
項又は第2項に記載の化合物。
■ R2が、ベンジル基である特許請求の範囲第1項又
は第2項に記載の化合物。
@ R2が、4−ヒドロキシ−フェニル基である特許請
求の範囲第1項又は第2項に記載の化合物。
[相] R2が、シクロヘキシル基である特許請求の範
囲第1項又は第2項に記載の化合物。
[相] R2が、シクロヘキシルメチル基である特許請
求の範囲第1項又は第2項に記載の化合物。
■ R2が、3−インドリル−メチル基である特許請求
の範囲第1項又は第2項に記載の化合物。
[相] R2が、1H−イミダゾール−4−イル−メチ
ル基である特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の化
合物。
ORが、ターシャリ一−ブチルオキシカルボニルアミノ
基である特許請求の範囲vli1項乃至第16項のいず
れかに記載の化合物。
[相] R1が、メチル基、エチル基、n−プロピル基
、イソプルピル基、n−ブチル基、イソブチル基、ター
シャリーーブチル基、ベンジル基又はキシリル基である
特許請求の範囲第1項乃至第16項のいずれかに記載の
化合物。
@ Mが、ナトリウムである特許請求の範囲第1項乃至
第16項のいずれかに記載の化合物。
[相] 一般式 〔式中、 Mは、アルカリ金属原子を示し、 Rは保護されたアミノ基を示し、 R1は、化学反応を起こし易い基を示し、R2は、水素
原子、炭素数1〜6の分校又は直鎖のアルキル基、低級
メチルオキシアルキル基、低級メチルチオアルキル基、
低級(低級アルキル)アミノアルキル基、低級ジ(低級
アルキル)アミノアルキル基又は低級ヒドロキシアルキ
ル基を示すか、或いはR2は、下記一般式 %式% R−A’ −又はR35A’ − で表わされる基を示す。該第において、Cyは、芳香族
炭化水素基もしくは脂環式炭化水素基又は1つの酸素も
しくは硫黄原子又は1つ又は2つの窒素原子を有する複
素環式基を示し、該Cy基は、ヒドロキシ基、低級アル
キル基、低級アルコキシ基、トリフルオロメチル基、ニ
トロ基及びハロゲン原子から選ばれた基でモノ−、シー
又はトリ置換されていてもよく、 Aは、−重結合又は炭素数1〜5の分校又は直鎖のアル
キレン基を示し、 A′は、炭素数1〜5の分校又は直鎖のアルキレン基を
示し、 R3はS−保護基を示す。〕 で表わされる4−アミノ−ブタン酸誘導体の製造法であ
って、一般式 %式% 〔式中、R4P+及びR2は上記と同一の意味を有する
。〕 で表わされるN−保1[−(4S)−3−オキソ−4−
アミノ−ブタン酸誘導体のエステルとアルカリ金属水酸
化物とを、水性媒体中、20℃以下の温度で反応させ、
得られた塩を反応混合物から分離することを特徴とする
製造法。
■ R2が、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イ
ソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、ターシャ
リ−・ブチル基、1−メチループロピル基、n−ペンチ
ル基、n−ヘキシル基、メトキシエチル基、メチルチオ
エチル基、メチルアミノエチル基、エチルアミノエチル
基、イソプロピルアミノエチル基、ターシャリ−、ブチ
ルアミノエチル基、ジメチルアミノエチル基、ジエチル
アミノエチル基、ジ−n−プルピルアミノエチル基、ジ
−n−ブチルアミノエチル基、ヒドロキシメチル基、1
−ヒドロキシ−エチル基、フェニル基、ヒドロキシフェ
ニル基、メチルフェニル基、モノフルオロ−、モノクロ
ローもしくはモノブロモ−フェニル基、ジフルオロ−、
ジクロロ−もしくはジブロモ−フェニル基、モノメトキ
シ−、ジメトキシ−もしくはトリメ。
トキシーフェニル基、トリフルオロメチルフェニル基、
ニトロフェニル基、ベンジル基、フェネチル基、シクロ
ヘキシル基、シクロヘキシルメチル基、ピコリル基、ピ
ペリジノメチル基、インドリルメチル基、1日−イミダ
ゾリルメチプロピル基、N−保護−4−アミノ−ブチル
基又はS−保護メルカプトメチル基である特許請求の範
囲第20項に記載の製造法。
[相] R2゛が、メチル基である特許請求の範囲第2
0項に記載の製造法。
[相] R2が、エチル基である特許請求の範囲第20
項に記載の製造法。
@ R2が、n−プロピル基である特許請求の範囲第2
0項に記載の製造法。
■ R2が、イソプロピル基である特許請求の範囲第2
0項に記載の製造法。
[相] R2が、n−ブチル基である特許請求の範囲第
20項に記載の製造法。
fibR2が、イソブチル基である特許請求の範囲第2
0項に記載の製造法。
[相] R2が、1−メチル−プロピル基である特許請
求の範囲第20項に記載の製造法。
@ R2が、フェニル基である特許請求の範囲第20項
に記載の製造法。
@ R2が、ベンジル基である特許請求の範囲第20項
に記載の製造法。
OR2が、4−ヒドロキシ−フェニル基である特許請求
の範囲第20項に記載の製造法。
OR2が、シクロヘキシル基である特許請求の範囲第2
0項に記載の製造法。
OR2が、シクロヘキシルメチル基である特許請求の範
囲第20項に記載の製造法。
OR2が、3−インドリル−メチル基である特許請求の
範囲第20項に記載の製造法。
OR2が、1日−イミダゾール−4−イル−メチル基で
ある特許請求の範囲第20項に記載の製造法。
ORが、ターシャリー−ブチルオキシカルボニルアミノ
基である特許請求の範囲第20項乃至第35項のいずれ
かに記載の製造法。
0 R1が、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イ
ンプルピル基、n−ブチル基、イソブチル基、ターシャ
リーーブチル基、ベンジル基又はキシリル基である特許
請求の範囲第20項乃至第35項のいずれかに記載の製
造法。
OMが、ナトリウムである特許請求の範囲第20項乃至
第35項のいずれかに記載の製造法。
〇 一般式 〔式中、 Mは、アルカリ金属原子を示し、 Rは保護されたアミノ基を示し、 R1は、化学反応を起こし易い基を示し、R2は、水素
原子、炭素数1〜6の分校又は直鎖のアルキル基、低級
メチルオキシアルキル基、低級メチルチオアルキル基、
低級(低級アルキル)アミノアルキル基、低級ジ(低級
アルキル)アミノアルキル基又は低級ヒドロキシアルキ
ル基を示すか、或いはR2は、下記一般式 %式% R−A’ −又はR35A’ − で表わされる基を示す。該第において、Cyは、芳香族
炭化水素基もしくは脂環式炭化水素基又は1つの酸素も
しくは硫黄原子又は1つ又は2つの窒素原子を有する複
素環式基を示し、該Cy基は、ヒドロキシ基、低級アル
キル基、低級アルコキシ基、トリフルオロメチル基、ニ
トロ基及びハロゲン原子から選ばれた基でモノ−、ジー
又はトリ置換されていてもよく、 Aは、−重結合又は炭素数1〜5の分校又は直鎖のアル
キレン基を示し、 A′は、炭素数1〜5の分枝又は直鎖のアルキレン基を
示し、 R3はS−保護基を示す。〕 で表わされる4−アミノ−ブタン酸誘導体の製造法であ
って、一般式 〔式中、R及びR2は上記に同じ。〕 で表わされるN−保護−イミダゾリドと、一般式 〔式中、R1は上記に同じ。〕 で表わされるマロン酸モノエステルのマグネシウム エ
ルレートとを、エーテル溶媒中必要に応じ非プロトン性
溶媒の存在下に反応させて錯体を得、これを強酸の存在
下で加水分解することにより一般式 %式% 〔式中、R,R+及びR2は上記に同じ。〕で表わされ
るN−保護=(48)−3−オキソ−4−アミノ−ブタ
ン酸誘導体のエステルを得、次いで該エステルとアルカ
リ金属水酸化物とを水性媒体中、20℃以下の温度で反
応させ、こうして生成した塩を反応混合物から分離する
ことを特徴とする上記4−アミノ−ブタン酸誘導体の製
造法。
OR2が、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソ
プロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、ターシャリ
−・ブチル基、1−メチル−プロピル基、n−ペンチル
基、n−ヘキシル基、メトキシエチル基、メチルチオエ
チル基、メチルアミノエチル基、エチルアミノエチル基
、イソプロピルアミノエチル基、ターシャリ−・ブチル
アミノエチル基、ジメチルアミノエチル基、ジエチルア
ミノエチル基、ジ−n−プルピルアミノエチル基、ジ−
n−ブチルアミノエチル基、ヒドロキシメチル基、1−
ヒドロキシ−エチル基、フェニル基、ヒドロキシフェニ
ル基、メチルフェニル基、モノフルオロ−、モノクロロ
ーもしくはモノブロモ−フェニル基、ジフルオロ−、ジ
クロロ−もしくはジブロモ−フェニル基、モノメトキシ
−、ジメトキシ−もしくはトリメトキシ−フェニル基、
トリフルオロメチルフェニル基、ニトロフェニル基、ベ
ンジル基、フェネチル基、シクロヘキシル基、シクロヘ
キシルメチル基、ピコリル基、ピペリジノメチル基、イ
ンドリルメチル基、IH−イミダゾリルメチル基、フェ
ノキシエチル基、フェノキシ−n−プロピル基、N−保
護−4−アミノ−ブチル基又はS−保護メルカプトメチ
ル基である特許請求の範囲第39項に記載の製造法。
OR2が、メチル基である特許請求の範囲第39項に記
載の製造法。
QR2が、エチル基である特許請求の範囲第39項に記
載の製造法。
Q  R2が、n−プロピル基である特許請求の範囲第
39項に記載の製造法。
OR2が、イソプロピル基である特許請求の範囲第39
項に記載の製造法。
◎ R2が、n−ブチル基である特許請求の範囲第39
項に記載の製造法。
Q  R2が、イソブチル基である特許請求の範囲第3
9項に記載の製造法。
OR2が、1−メチル−プロピル基である特許請求の範
囲第39項に記載の製造法。
OR2が、フェニル基である特許請求の範囲第39項に
記載の製造法。
OR2が、ベンジル基である特許請求の範囲第QR2が
、4−ヒドロキシ−フェニル基である特許請求の範囲第
39項に記載の製造法。
QR2が、シクロヘキシル基である特許請求の範囲第3
9項に記載の製造法。
OR2が、シクロヘキシルメチル基である特許請求の範
囲第39項に記載の製造法。
QR2が、3−インドリル−メチル基である特許請求の
範囲第39項に記載の製造法。
Q  R2が、1H−イミダゾール−4−イル−メチル
基である特許請求の範囲第39項に記載の製造法。
6Rが、ターシャリーープチルオキシ力ルポニルアミノ
基である特許請求の範囲第39項乃至第54項のいずれ
かに記載の製造法。
Q  R+が、メチル基、エチル基、n−プロピル基、
イソプルピル基、n−ブチル基、イソブチル基、ターシ
ャリーーブチル基、ベンジル基又はキシリル基である特
許請求の範囲第39項乃至第54項のいずれかに記載の
製造法。
QMが、ナトリウムである特許請求の範囲第39項乃至
第54項のいずれかに記載の製造法。
〇 一般式 %式% 〔式中、 下記一般式 で表わされる4−アミノ−ブタン!!誘導体を、するN
=保護−48−3−オキソ−4 工A生よ Rは、化学 応を起こし い基を示し、Rは、水素 子
 炭素 1〜6の分校又は下記一般式 Aは −重。八又は   1〜5の  又はことを特徴
とする特許

Claims (57)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、 Mは、アルカリ金属原子を示し、 Rは保護されたアミノ基を示し、 R_1は、化学反応を起こし易い基を示し、 R_2は、水素原子、炭素数1〜6の分枝又は直鎖のア
    ルキル基、低級メチルオキシアルキル基、低級メチルチ
    オアルキル基、低級(低級アルキル)アミノアルキル基
    、低級ジ(低級アルキル)アミノアルキル基又は低級ヒ
    ドロキシアルキル基を示すか、或いはR_2は、下記一
    般式 Cy−A−、Cy−O−A′−、 R−A′−又はR_3S−A′− で表わされる基を示す。該基において、 Cyは、芳香族炭化水素基もしくは脂環式炭化水素基又
    は1つの酸素もしくは硫黄原子又は1つ又は2つの窒素
    原子を有する複素環式基を示し、該Cy基は、ヒドロキ
    シ基、低級アルキル基、低級アルコキシ基、トリフルオ
    ロメチル基、ニトロ基及びハロゲン原子から選ばれた基
    でモノ−、ジ−又はトリ置換されていてもよく、 Aは、一重結合又は炭素数1〜5の分枝又は直鎖のアル
    キレン基を示し、 A′は、炭素数1〜5の分枝又は直鎖のアルキレン基を
    示し、 R_3はS−保護基を示す。) で表わされる4−アミノ−ブタン酸誘導体。
  2. (2)R_2が、メチル基、エチル基、n−プロピル基
    、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、ター
    シャリー・ブチル基、1−メチル−プロピル基、n−ペ
    ンチル基、n−ヘキシル基、メトキシエチル基、メチル
    チオエチル基、メチルアミノエチル基、エチルアミノエ
    チル基、イソプロピルアミノエチル基、ターシャリー・
    ブチルアミノエチル基、ジメチルアミノエチル基、ジエ
    チルアミノエチル基、ジ−n−プルピルアミノエチル基
    、ジ−n−ブチルアミノエチル基、ヒドロキシメチル基
    、1−ヒドロキシ−エチル基、フェニル基、ヒドロキシ
    フェニル基、メチルフェニル基、モノフルオロ−、モノ
    クロローもしくはモノブロモ−フェニル基、ジフルオロ
    −、ジクロロ−もしくはジブロモフェニル基、モノメト
    キシ−、ジメトキシ−もしくはトリメトキシ−フェニル
    基、トリフルオロメチルフェニル基、ニトロフェニル基
    、ベンジル基、フェネチル基、シクロヘキシル基、シク
    ロヘキシルメチル基、ピコリル基、ピペリジノメチル基
    、インドリルメチル基、1H−イミダゾリルメチル基、
    フェノキシエチル基、フェノキシ−n−プロピル基、N
    −保護−4−アミノ−ブチル基又はS−保護メルカプト
    メチル基である特許請求の範囲第1項に記載の化合物。
  3. (3)R_2が、メチル基である特許請求の範囲第1項
    又は第2項に記載の化合物。
  4. (4)R_2が、エチル基である特許請求の範囲第1項
    又は第2項に記載の化合物。
  5. (5)R_2が、n−プロピル基である特許請求の範囲
    第1項又は第2項に記載の化合物。
  6. (6)R_2が、イソプロピル基である特許請求の範囲
    第1項又は第2項に記載の化合物。
  7. (7)R_2が、n−ブチル基である特許請求の範囲第
    1項又は第2項に記載の化合物。
  8. (8)R_2が、イソブチル基である特許請求の範囲第
    1項又は第2項に記載の化合物。
  9. (9)R_2が、1−メチル−プロピル基である特許請
    求の範囲第1項又は第2項に記載の化合物。
  10. (10)R_2が、フェニル基である特許請求の範囲第
    1項又は第2項に記載の化合物。
  11. (11)R_2が、ベンジル基である特許請求の範囲第
    1項又は第2項に記載の化合物。
  12. (12)R_2が、4−ヒドロキシ−フェニル基である
    特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の化合物。
  13. (13)R_2が、シクロヘキシル基である特許請求の
    範囲第1項又は第2項に記載の化合物。
  14. (14)R_2が、シクロヘキシルメチル基である特許
    請求の範囲第1項又は第2項に記載の化合物。
  15. (15)R_2が、3−インドリル−メチル基である特
    許請求の範囲第1項又は第2項に記載の化合物。
  16. (16)R_2が、1H−イミダゾール−4−イル−メ
    チル基である特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の
    化合物。
  17. (17)Rが、ターシャリー−ブチルオキシカルボニル
    アミノ基である特許請求の範囲第1項乃至第16項のい
    ずれかに記載の化合物。
  18. (18)R_1が、メチル基、エチル基、n−プロピル
    基、イソプルピル基、n−ブチル基、イソブチル基、タ
    ーシャリー−ブチル基、ベンジル基又はキシリル基であ
    る特許請求の範囲第1項乃至第16項のいずれかに記載
    の化合物。
  19. (19)Mが、ナトリウムである特許請求の範囲第1項
    乃至第16項のいずれかに記載の化合物。
  20. (20)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、 Mは、アルカリ金属原子を示し、 Rは保護されたアミノ基を示し、 R_1は、化学反応を起こし易い基を示し、 R_2は、水素原子、炭素数1〜6の分枝又は直鎖のア
    ルキル基、低級メチルオキシアルキル基、低級メチルチ
    オアルキル基、低級(低級アルキル)アミノアルキル基
    、低級ジ(低級アルキル)アミノアルキル基又は低級ヒ
    ドロキシアルキル基を示すか、或いはR_2は、下記一
    般式 Cy−A−、Cy−O−A′−、 R−A′−又はR_3S−A′− で表わされる基を示す。該基において、 Cyは、芳香族炭化水素基もしくは脂環式炭化水素基又
    は1つの酸素もしくは硫黄原子又は1つ又は2つの窒素
    原子を有する複素環式基を示し、該Cy基は、ヒドロキ
    シ基、低級アルキル基、低級アルコキシ基、トリフルオ
    ロメチル基、ニトロ基及びハロゲン原子から選ばれた基
    でモノ−、ジ−又はトリ置換されていてもよく、 Aは、一重結合又は炭素数1〜5の分枝又は直鎖のアル
    キレン基を示し、 A′は、炭素数1〜5の分枝又は直鎖のアルキレン基を
    示し、 R_3はS−保護基を示す。〕 で表わされる4−アミノ−ブタン酸誘導体の製造法であ
    って、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R、R_1及びR_2は上記と同一の意味を有
    する。〕 で表わされるN−保護−(4S)−3−オキソ−4−ア
    ミノ−ブタン酸誘導体のエステルとアルカリ金属水酸化
    物とを、水性媒体中、20℃以下の温度で反応させ、得
    られた塩を反応混合物から分離することを特徴とする製
    造法。
  21. (21)R_2が、メチル基、エチル基、n−プロピル
    基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、タ
    ーシャリー・ブチル基、1−メチル−プロピル基、n−
    ペンチル基、n−ヘキシル基、メトキシエチル基、メチ
    ルチオエチル基、メチルアミノエチル基、エチルアミノ
    エチル基、イソプロピルアミノエチル基、ターシャリー
    ・ブチルアミノエチル基、ジメチルアミノエチル基、ジ
    エチルアミノエチル基、ジ−n−プルピルアミノエチル
    基、ジ−n−ブチルアミノエチル基、ヒドロキシメチル
    基、1−ヒドロキシ−エチル基、フェニル基、ヒドロキ
    シフェニル基、メチルフェニル基、モノフルオロ−、モ
    ノクロロ−もしくはモノブロモ−フェニル基、ジフルオ
    ロ−、ジクロロ−もしくはジブロモ−フェニル基、モノ
    メトキシ−、ジメトキシ−もしくはトリメトキシ−フェ
    ニル基、トリフルオロメチルフェニル基、ニトロフェニ
    ル基、ベンジル基、フェネチル基、シクロヘキシル基、
    シクロヘキシルメチル基、ピコリル基、ピペリジノメチ
    ル基、インドリルメチル基、1H−イミダゾリルメチル
    基、フェノキシエチル基、フェノキシ−n−プロピル基
    、N−保護−4−アミノ−ブチル基又はS−保護メルカ
    プトメチル基である特許請求の範囲第20項に記載の製
    造法。
  22. (22)R_2が、メチル基である特許請求の範囲第2
    0項に記載の製造法。
  23. (23)R_2が、エチル基である特許請求の範囲第2
    0項に記載の製造法。
  24. (24)R_2が、n−プロピル基である特許請求の範
    囲第20項に記載の製造法。
  25. (25)R_2が、イソプロピル基である特許請求の範
    囲第20項に記載の製造法。
  26. (26)R_2が、n−ブチル基である特許請求の範囲
    第20項に記載の製造法。
  27. (27)R_2が、イソブチル基である特許請求の範囲
    第20項に記載の製造法。
  28. (28)R_2が、1−メチル−プロピル基である特許
    請求の範囲第20項に記載の製造法。
  29. (29)R_2が、フェニル基である特許請求の範囲第
    20項に記載の製造法。
  30. (30)R_2が、ベンジル基である特許請求の範囲第
    20項に記載の製造法。
  31. (31)R_2が、4−ヒドロキシ−フェニル基である
    特許請求の範囲第20項に記載の製造法。
  32. (32)R_2が、シクロヘキシル基である特許請求の
    範囲第20項に記載の製造法。
  33. (33)R_2が、シクロヘキシルメチル基である特許
    請求の範囲第20項に記載の製造法。
  34. (34)R_2が、3−インドリル−メチル基である特
    許請求の範囲第20項に記載の製造法。
  35. (35)R_2が、1H−イミダゾール−4−イル−メ
    チル基である特許請求の範囲第20項に記載の製造法。
  36. (36)Rが、ターシャリー−ブチルオキシカルボニル
    アミノ基である特許請求の範囲第20項乃至第35項の
    いずれかに記載の製造法。
  37. (37)R_1が、メチル基、エチル基、n−プロピル
    基、イソプルピル基、n−ブチル基、イソブチル基、タ
    ーシャリー−ブチル基、ベンジル基又はキシリル基であ
    る特許請求の範囲第20項乃至第35項のいずれかに記
    載の製造法。
  38. (38)Mが、ナトリウムである特許請求の範囲第20
    項乃至第35項のいずれかに記載の製造法。
  39. (39)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、 Mは、アルカリ金属原子を示し、 Rは保護されたアミノ基を示し、 R_1は、化学反応を起こし易い基を示し、 R_2は、水素原子、炭素数1〜6の分枝又は直鎖のア
    ルキル基、低級メチルオキシアルキル基、低級メチルチ
    オアルキル基、低級(低級アルキル)アミノアルキル基
    、低級ジ(低級アルキル)アミノアルキル基又は低級ヒ
    ドロキシアルキル基を示すか、或いはR_2は、下記一
    般式 Cy−A−、Cy−O−A′−、 R−A′−又はR_3S−A′− で表わされる基を示す。該基において、 Cyは、芳香族炭化水素基もしくは脂環式炭化水素基又
    は1つの酸素もしくは硫黄原子又は1つ又は2つの窒素
    原子を有する複素環式基を示し、該Cy基は、ヒドロキ
    シ基、低級アルキル基、低級アルコキシ基、トリフルオ
    ロメチル基、ニトロ基及びハロゲン原子から選ばれた基
    でモノ−、ジ−又はトリ置換されていてもよく、 Aは、一重結合又は炭素数1〜5の分枝又は直鎖のアル
    キレン基を示し、 A′は、炭素数1〜5の分枝又は直鎖のアルキレン基を
    示し、 R_3はS−保護基を示す。〕 で表わされる4−アミノ−ブタン酸誘導体の製造法であ
    って、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R及びR_2は上記に同じ。〕 で表わされるN−保護−イミダゾリドと、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は上記に同じ。〕 で表わされるマロン酸モノエステルのマグネシウムエノ
    レートとを、エーテル溶媒中必要に応じ非プロトン性溶
    媒の存在下に反応させて錯体を得、これを強酸の存在下
    で加水分解することにより一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R、R_1及びR_2は上記に同じ。〕で表わ
    されるN−保護−(4S)−3−オキソ−4−アミノ−
    ブタン酸誘導体のエステルを得、次いで該エステルとア
    ルカリ金属水酸化物とを水性媒体中、20℃以下の温度
    で反応させ、こうして生成した塩を反応混合物から分離
    することを特徴とする上記4−アミノ−ブタン酸誘導体
    の製造法。
  40. (40)R_2が、メチル基、エチル基、n−プロピル
    基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、タ
    ーシャリー・ブチル基、1−メチル−プロピル基、n−
    ペンチル基、n−ヘキシル基、メトキシエチル基、メチ
    ルチオエチル基、メチルアミノエチル基、エチルアミノ
    エチル基、イソプロピルアミノエチル基、ターシャリー
    ・ブチルアミノエチル基、ジメチルアミノエチル基、ジ
    エチルアミノエチル基、ジ−n−プルピルアミノエチル
    基、ジ−n−ブチルアミノエチル基、ヒドロキシメチル
    基、1−ヒドロキシ−エチル基、フェニル基、ヒドロキ
    シフェニル基、メチルフェニル基、モノフルオロ−、モ
    ノクロロ−もしくはモノブロモ−フェニル基、ジフルオ
    ロ−、ジクロロ−もしくはジブロモ−フェニル基、モノ
    メトキシ−、ジメトキシ−もしくはトリメトキシ−フェ
    ニル基、トリフルオロメチルフェニル基、ニトロフェニ
    ル基、ベンジル基、フェネチル基、シクロヘキシル基、
    シクロヘキシルメチル基、ピコリル基、ピペリジノメチ
    ル基、インドリルメチル基、1H−イミダゾリルメチル
    基、フェノキシエチル基、フェノキシ−n−プロピル基
    、N−保護−4−アミノ−ブチル基又はS−保護メルカ
    プトメチル基である特許請求の範囲第39項に記載の製
    造法。
  41. (41)R_2が、メチル基である特許請求の範囲第3
    9項に記載の製造法。
  42. (42)R_2が、エチル基である特許請求の範囲第3
    9項に記載の製造法。
  43. (43)R_2が、n−プロピル基である特許請求の範
    囲第39項に記載の製造法。
  44. (44)R_2が、イソプロピル基である特許請求の範
    囲第39項に記載の製造法。
  45. (45)R_2が、n−ブチル基である特許請求の範囲
    第39項に記載の製造法。
  46. (46)R_2が、イソブチル基である特許請求の範囲
    第39項に記載の製造法。
  47. (47)R_2が、1−メチル−プロピル基である特許
    請求の範囲第39項に記載の製造法。
  48. (48)R_2が、フェニル基である特許請求の範囲第
    39項に記載の製造法。
  49. (49)R_2が、ベンジル基である特許請求の範囲第
    39項に記載の製造法。
  50. (50)R_2が、4−ヒドロキシ−フェニル基である
    特許請求の範囲第39項に記載の製造法。
  51. (51)R_2が、シクロヘキシル基である特許請求の
    範囲第39項に記載の製造法。
  52. (52)R_2が、シクロヘキシルメチル基である特許
    請求の範囲第39項に記載の製造法。
  53. (53)R_2が、3−インドリル−メチル基である特
    許請求の範囲第39項に記載の製造法。
  54. (54)R_2が、1H−イミダゾール−4−イル−メ
    チル基である特許請求の範囲第39項に記載の製造法。
  55. (55)Rが、ターシャリー−ブチルオキシカルボニル
    アミノ基である特許請求の範囲第39項乃至第54項の
    いずれかに記載の製造法。
  56. (56)R_1が、メチル基、エチル基、n−プロピル
    基、イソプルピル基、n−ブチル基、イソブチル基、タ
    ーシャリー−ブチル基、ベンジル基又はキシリル基であ
    る特許請求の範囲第39項乃至第54項のいずれかに記
    載の製造法。
  57. (57)Mが、ナトリウムである特許請求の範囲第39
    項乃至第54項のいずれかに記載の製造法。
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