JPS6132432A - 酸化膜厚均一化制御方式 - Google Patents
酸化膜厚均一化制御方式Info
- Publication number
- JPS6132432A JPS6132432A JP15285684A JP15285684A JPS6132432A JP S6132432 A JPS6132432 A JP S6132432A JP 15285684 A JP15285684 A JP 15285684A JP 15285684 A JP15285684 A JP 15285684A JP S6132432 A JPS6132432 A JP S6132432A
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- JP
- Japan
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- oxide film
- film thickness
- thickness
- oxidation
- heating temperature
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- Pending
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- Formation Of Insulating Films (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は半導体製造プロセスの酸化工程における制御方
式に係り、特ら処理毎のバッチ間での酸化膜厚ばらつき
の低減化、均一化の制御方式に関する。
式に係り、特ら処理毎のバッチ間での酸化膜厚ばらつき
の低減化、均一化の制御方式に関する。
従来の酸化処理法では酸化装置の運転条件を全く同一に
しているにもかかわらず、環境の変化、装置の経時変化
等の原因により、ウェハのバッチ間での酸化膜厚にばら
つきを生じていた。このような理由により、最終的に完
成した半導体特性にばらつきを生じさせ、歩留りを減少
させる結果となる欠点を持つ。
しているにもかかわらず、環境の変化、装置の経時変化
等の原因により、ウェハのバッチ間での酸化膜厚にばら
つきを生じていた。このような理由により、最終的に完
成した半導体特性にばらつきを生じさせ、歩留りを減少
させる結果となる欠点を持つ。
本発明の目的は、ウェハのバッチ間での酸化膜厚のばら
つきを低減し、目標の膜厚に均一化するための、酸化膜
厚均一化制御を提供することにある。
つきを低減し、目標の膜厚に均一化するための、酸化膜
厚均一化制御を提供することにある。
従来、酸化装置の置かれている環境の変化や装置の経時
変化などを考慮しないで、酸化処理を行っていたので、
バッチ間での酸化膜厚のばらつきを生じていた6本発明
ではこのような外乱を考慮し、バッチ間での膜厚ばらつ
きをなくし常に目標酸化膜厚にするため、カルマン・フ
ィルターに基づいて制御方式を与える。
変化などを考慮しないで、酸化処理を行っていたので、
バッチ間での酸化膜厚のばらつきを生じていた6本発明
ではこのような外乱を考慮し、バッチ間での膜厚ばらつ
きをなくし常に目標酸化膜厚にするため、カルマン・フ
ィルターに基づいて制御方式を与える。
第1図は本発明による酸化膜厚均一化制御装置の一実施
例の全体構成図である。本図において、13は酸化装置
を示し、P、1.D、コントローラー12によりフィー
ドバック制御される。P、1.D。
例の全体構成図である。本図において、13は酸化装置
を示し、P、1.D、コントローラー12によりフィー
ドバック制御される。P、1.D。
コントローラー12へ与える操作量は、以下に述べるよ
うに、目標酸化膜厚101が入力されたときに操作量を
決定する酸化膜厚均一化制御装置11で設定される。酸
化膜厚均一化制御装置11には、酸化処理工程後の酸化
膜厚検査装置14から酸化膜厚検査データ102が、酸
化装置13から酸化時間、酸化炉の加熱温度や注入ガス
流量などの操作量105が入力される。
うに、目標酸化膜厚101が入力されたときに操作量を
決定する酸化膜厚均一化制御装置11で設定される。酸
化膜厚均一化制御装置11には、酸化処理工程後の酸化
膜厚検査装置14から酸化膜厚検査データ102が、酸
化装置13から酸化時間、酸化炉の加熱温度や注入ガス
流量などの操作量105が入力される。
以上のように、目標酸化膜厚101で与えられると、酸
化膜厚均一化制御装置11で最適操作量103を決定し
、P、1.D、コントローラー12にわたす。その最適
操作量104 (103)に基づいて酸化装置13を制
御する。
化膜厚均一化制御装置11で最適操作量103を決定し
、P、1.D、コントローラー12にわたす。その最適
操作量104 (103)に基づいて酸化装置13を制
御する。
第2図は酸化膜厚均一化制御装置11の詳細な構成図で
ある。酸化膜厚モデル作成部21では、一般に酸化膜厚
Hは酸化時間t、加熱温度θ、注入ガス流量Qなどの関
数; H=H(t、 0.Q・・・) ・・・
(1)となるので、すべての量をある適切な基準値の周
りで展開し、さらに−次の項までとり ΔH=a−At+b−Aθ+c−A Q + −= ・
= ti −(2)を作成する。
ある。酸化膜厚モデル作成部21では、一般に酸化膜厚
Hは酸化時間t、加熱温度θ、注入ガス流量Qなどの関
数; H=H(t、 0.Q・・・) ・・・
(1)となるので、すべての量をある適切な基準値の周
りで展開し、さらに−次の項までとり ΔH=a−At+b−Aθ+c−A Q + −= ・
= ti −(2)を作成する。
ここに、Aは変動量を示し、a−Cは定数で、ηは観測
などに伴う誤差である。(2)式をまとめると ΔH=A−Ax+η ・・・(3)
を得る。ここに、A” [a+ br C+ ”’]
t AX=[Δt= lot AQ・・・]Tである。
などに伴う誤差である。(2)式をまとめると ΔH=A−Ax+η ・・・(3)
を得る。ここに、A” [a+ br C+ ”’]
t AX=[Δt= lot AQ・・・]Tである。
モデル係数A、には酸化装置が置かれている環境や装置
の経時変化に伴い変動するものと考えられるので、可能
な限り最新の検査データを用いて推定する必要がある。
の経時変化に伴い変動するものと考えられるので、可能
な限り最新の検査データを用いて推定する必要がある。
いま、処理順のバッチに従って番号i′を附す。いまか
ら処理しようとするバッチの番号をiとすると JHi=A+”/Ixi+tyi −
C4)となる。もし、A、が決定されれば(その値をA
、とする)、(4)式から目標の酸化膜厚H8=Hll
+ AH” (Hnは基準値)が与えられると、最適操
作量x’=Xn+Δx” (xoは基準値)を求めるの
は簡単である。たとえば、酸化時間のみで制御すること
を考えると、最適酸化時間はt’=to+(AH’−η
1)/a、・・・(5)と求まる。〒1はη、の平均値
である。
ら処理しようとするバッチの番号をiとすると JHi=A+”/Ixi+tyi −
C4)となる。もし、A、が決定されれば(その値をA
、とする)、(4)式から目標の酸化膜厚H8=Hll
+ AH” (Hnは基準値)が与えられると、最適操
作量x’=Xn+Δx” (xoは基準値)を求めるの
は簡単である。たとえば、酸化時間のみで制御すること
を考えると、最適酸化時間はt’=to+(AH’−η
1)/a、・・・(5)と求まる。〒1はη、の平均値
である。
したがって、問題はモデル係数A、を指定することに帰
着される。モデル係数はもともと(2)式に現われる。
着される。モデル係数はもともと(2)式に現われる。
線型化係数に他ならず、もし環境等の外乱がないならは
やはり一定であるはずである。
やはり一定であるはずである。
このことを考慮すると、次のような方程式を仮定しても
よいであろう。
よいであろう。
A、=A、、+ξ、−1 ・・・(
6)ここに2 ξ、−1はA、の変化を表わすモデル誤
差である。η、とξ、を互いに独立なガウス分布的ノイ
ズとすると、(4)、(6)式からまず、ΔHa−tt
Δx1−.の測定値が得られたときのモデル係数A 、
、の推定値A、−1を求めるのは、次のいわゆるカルマ
ン・フィルターを用いることにより得られる。
6)ここに2 ξ、−1はA、の変化を表わすモデル誤
差である。η、とξ、を互いに独立なガウス分布的ノイ
ズとすると、(4)、(6)式からまず、ΔHa−tt
Δx1−.の測定値が得られたときのモデル係数A 、
、の推定値A、−1を求めるのは、次のいわゆるカルマ
ン・フィルターを用いることにより得られる。
一ΔX、−0・T□−2’7l−3)
ここに、T□、〒1はξ1.η、の平均値を、WitU
、はξ皿、η、の共分散行列を表わし fJ 、はA。
、はξ皿、η、の共分散行列を表わし fJ 、はA。
とA、の誤差分散行列を表わす。モデル係数A、−1が
決定されると、日時のA i は(6)式よりAユニA
、−1+ξ、−、(8) と求まる。
決定されると、日時のA i は(6)式よりAユニA
、−1+ξ、−、(8) と求まる。
最適操作板決定部23では、たとえば(5)式のような
H1算が行なわれる。
H1算が行なわれる。
第3図はP、1.D、コントローラー12による酸化炉
の制御の具体例を示す。酸化時間は時刻測定データ32
2に基づいてポート36の挿入引出し装置32をP、1
.D、制御することにより得られる。あるいは、ガスの
注入時間番こより酸化時間を制御する。加熱温度は熱電
対の温度計測データ332に基づいてヒーター電源33
1をP 、1. D 。
の制御の具体例を示す。酸化時間は時刻測定データ32
2に基づいてポート36の挿入引出し装置32をP、1
.D、制御することにより得られる。あるいは、ガスの
注入時間番こより酸化時間を制御する。加熱温度は熱電
対の温度計測データ332に基づいてヒーター電源33
1をP 、1. D 。
制御することにより得られる。注入ガス流量は流量計の
流量計測データ342に基づいて真空ポンプ341をP
、1.D、制御することにより得られる。
流量計測データ342に基づいて真空ポンプ341をP
、1.D、制御することにより得られる。
本発明の酸化膜厚均一化制御によれば、酸化装置のおか
れた環境変化、あるいは装置の経時変化等の外乱を考慮
した上で、ウェハのバッチ間での酸化膜厚のばらつきを
低減し、目標の酸化膜厚に均一化できる。
れた環境変化、あるいは装置の経時変化等の外乱を考慮
した上で、ウェハのバッチ間での酸化膜厚のばらつきを
低減し、目標の酸化膜厚に均一化できる。
したがって、半導体素子の歩留りを向上させることが可
能となり、大きな経済的効果をもたらす。
能となり、大きな経済的効果をもたらす。
第1図は本発明による酸化膜厚均一化制御装置の全体構
成図、第2図は酸化膜厚均一化制御装置のブロック構成
図、第3図は酸化膜厚均一化制御の具体例を示す図であ
る。 13・・・酸化装置、31・・・酸化炉、35・・・ウ
ェハ。 第 1 図
成図、第2図は酸化膜厚均一化制御装置のブロック構成
図、第3図は酸化膜厚均一化制御の具体例を示す図であ
る。 13・・・酸化装置、31・・・酸化炉、35・・・ウ
ェハ。 第 1 図
Claims (1)
- 半導体製造プロセスの酸化工程において、ウェハのバッ
チ間での酸化膜厚ばらつきを低減し、均一化するために
、酸化膜厚を酸化時間、加熱温度、注入ガス流量などの
関数として表わし、この関数に含まれる係数は処理済バ
ッチの酸化膜厚からカルマン・フィルターにより推定す
ることにより酸化膜厚制御モデルを構築し、本モデルに
基づいて、単一な酸化膜厚を得るための最適な酸化時間
、加熱温度、注入ガス流量などを決定する酸化膜厚均一
化制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15285684A JPS6132432A (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | 酸化膜厚均一化制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15285684A JPS6132432A (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | 酸化膜厚均一化制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6132432A true JPS6132432A (ja) | 1986-02-15 |
Family
ID=15549617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15285684A Pending JPS6132432A (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | 酸化膜厚均一化制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6132432A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101052935B1 (ko) | 2008-10-02 | 2011-08-01 | 주식회사 선일다이파스 | 금속의 산화피막 형성을 위한 열처리 제어방법 |
-
1984
- 1984-07-25 JP JP15285684A patent/JPS6132432A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101052935B1 (ko) | 2008-10-02 | 2011-08-01 | 주식회사 선일다이파스 | 금속의 산화피막 형성을 위한 열처리 제어방법 |
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