JPS6132111B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6132111B2
JPS6132111B2 JP14647276A JP14647276A JPS6132111B2 JP S6132111 B2 JPS6132111 B2 JP S6132111B2 JP 14647276 A JP14647276 A JP 14647276A JP 14647276 A JP14647276 A JP 14647276A JP S6132111 B2 JPS6132111 B2 JP S6132111B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
cooling
molten metal
sprue
riser
Prior art date
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Expired
Application number
JP14647276A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5371632A (en
Inventor
Toshuki Nakamori
Takashi Sato
Hiroshi Watanabe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Priority to JP14647276A priority Critical patent/JPS5371632A/ja
Publication of JPS5371632A publication Critical patent/JPS5371632A/ja
Publication of JPS6132111B2 publication Critical patent/JPS6132111B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は低圧鋳造に使用する金型の冷却方法に
関するものである。
低圧鋳造とは、溶湯を収容する密閉式保温炉上
に上下開閉機構を設けてこれに金型を装着し、金
型キヤビテイ溶湯とをストロークと称される溶湯
供給管で接続した装置により、型締め、溶湯加圧
充填、保持凝固、溶湯加圧解放、型開き、鋳造品
取出によつて構成される鋳造サイクルを繰返す鋳
造方法である。溶湯に加えられる圧力は大気圧よ
り若干高い圧力であり、密閉式保温炉内に収容さ
れた溶湯は、ストークおよびサブライザーを経
て、金型湯口部からキヤビテイ内に充填されるの
である。而して前記鋳造サイクルは、ダイカスト
鋳造のように短時間ではなく、通常5〜7分程度
であるため、ともすれば金型特にサブライザーは
冷え易く、不廻りその他の鋳造欠陥発生に原因と
なつている。一方前記鋳造サイクル中における溶
湯の保持凝固および溶湯加圧解放時点における湯
口部溶湯の状態は、サブライザー側が溶融状態、
金型キヤビテイ製品側では凝固状態であるのが好
ましい。しかしサブライザー側は前記理由によつ
て凝固し易く、一旦凝固した場合には、サブライ
ザーからストークまで凝固層が進展することがあ
り、鋳造作業を中断せざるを得ない不測の事態が
発生する。このため、一般にはバーナー等の加熱
手段によつて前記サブライザー部を加熱するので
あるが、一方この加熱によつて金型を構成する下
型部まで温度上昇することとなる。従つて下型に
接するキヤビテイ部のうち特に湯口付近は製品組
織の粗大化を招き、鋳造品の強度低下、靭性劣化
等の悪影響を生ずる。このため下型冷却手段とし
て金型に冷却用孔若しくは空洞を設けて強制空冷
を行なつているものもある。しかし空冷手段によ
つてはその排熱容量が小であるため、下型の温度
上昇を防止し得ない。一方これを水冷手段とする
ときには、逆に排熱容量が大きすぎて、下型の温
度が必要以上に降下し、不廻りその他の鋳造欠陥
を誘発することとなる。このように湯口部付近の
下型およびサブライザーの熱バランスすなわち冷
却方法には何れも一長一短があり、これを所望の
状態に保持するのが極めて因難な状況である。
本発明は上記従来方法に存する諸欠点を解消
し、下型温度を適正に保ち健全な鋳造品を得るた
めの金型冷却方法を提供することを目的とするも
のである。
以下、発明の実施例を説明すると、第1図は本
発明の冷却方法に使用する低圧鋳造機用金型キヤ
ビテイの湯口付近要部拡大縦断面図、第2図は配
管制御手段の要部説明図である。
第1図において、1は低圧鋳造用金型の上型で
あり、中央部に下方向に入子兼分流子2を設け、
下型3および横型(図示せず)によつてキヤビテ
イ4を形成する。5は湯口であり、下定盤6と下
型3との間に挟着され、中央に孔をを有し、キヤ
ビテイ4に通じる。
次に7はサブライザーであり下定盤6の下に位
置し、サブライザー7の下方にはストーク9と称
される溶湯供給管の下端(図示せず)を保温炉
(同上)内の溶湯に侵入させている。これ等は共
に広口の中空円筒状に形成(実願昭51―104449)
し接続する。サブライザー7は溶湯又はキヤビテ
イ4の中間に位置するために、サブライザー7や
湯口5の内部で湯温の低下となり凝固する可能性
がある。このためサブライザー7の外周からバー
ナ(図示せず)で加熱し、溶湯の流動しやすい状
態にしている。
而してキヤビテイ4の中央の分流子及び下型の
湯口5近傍には冷却孔8を設け、水及び空気の配
管が接続された構成である。
次に第2図の配管制御手段においては13はソ
レノイドバルブであり、配管系内に介装する一制
御手段を示すものである。而してソレノイドバル
ブ13には、冷却水源および圧縮空気源に各々連
通する配管11,12を接続すると共に、前記第
1図に示す冷却孔8および停止弁に各々通ずる配
管11a,12aを接続する。
このような構成、配管において、まず前述の鋳
造サイクルのうち、溶湯を保温炉よりストーク9
ザブライザー7及び湯口5を経て第1図における
キヤビテイ4内に充填させ、第2図aに示す如く
ソレノイドバルブ13を位置させる。この状態で
は冷却水源から配管11,11aを介して第1図
に示す冷却孔8内に冷却水が流れ、下型3の特に
湯口5付近の冷却が行なわれる。このとき圧縮空
気源に通ずる配管12はソレノイドバルブ13を
介して配管12aに連通するから、圧縮空気の流
れはない。而して一定時間後鋳造サイクル中の型
開き直前において、ソレノイドバルブ13は第2
図bに示す如く作動し、配管11と12a、配管
12と11aが各々連通するから、第1図におけ
る冷却孔8内の冷却水の移動が停止する。これと
同時に圧縮空気が冷却孔8に通ずるから、冷却孔
8内の冷却水を系外に排除し反対に今度は圧縮空
気の流れとなつて、下型の湯口近傍が除冷されて
行き、更に第2図Cに示す如く、ソレノイドバル
ブ13は中立位置に移動し、冷却水、圧縮空気共
停止する。従つて第1図の下型3の冷却は除冷後
全く中断されるのである。このようにして金型キ
ヤビテイ4内に溶湯が存在するときには、冷却孔
8内に冷却水及び圧縮空気を通じてキヤビテイ4
内の溶湯の凝固を促進し、型開き直前に冷却水を
排除することにより、今度は下型3の湯口5およ
びサブライザー7の過冷を防止するのである。
本実施例においては、金型冷却手段として冷却
孔の例を示したが、その他に溝、空洞等の開孔と
してもよく、噴射ノズル等による手段としてもよ
い。更にソレノイドバルブに限らず他の制御手段
を使用することができると共に、タイマーその他
の手段によつて自動化、定量化が図れること勿論
である。
以上記述のように本発明の低圧鋳造用金型の冷
却方法は、キヤビテイ内に発熱媒体たる溶湯が存
在するときには水冷によつて急速冷却を行ない、
更に金型開放直前に冷却水を排除して圧縮空気に
よる除冷を行ない、併せて圧縮空気をも停止して
金型の過冷を防止するものであるから、金型の温
度を適正に保持し、健全な鋳造品の生産が可能と
なる。また金型温度の適正化により、金型の過
熱、過冷が防止され、サブライザー及び低圧鋳造
用金型の寿命を延長する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は低圧鋳造用金型キヤビテイを示す湯口
付近の要部拡大縦断面図、第2図a,b,cは流
体の流れを示す要部配管系統図である。 1:上型、3:下型、5:湯口、8:冷却孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 溶湯を収容する密閉式保温炉上の上下開閉機
    構に金型を設置し該金型キヤビテイ内に前記溶湯
    を保温所内から金型に通じるストーク及び湯口を
    経て注湯し加圧してなる低圧鋳造装置において、
    該ストークと該湯口間にサブライザーを設置し、
    該サブライザー外周を加熱しながら前記金型キヤ
    ビテイ内に溶湯を充填して金型キヤビテイの湯口
    部付近の冷却孔に通水して該付近を水冷し、金型
    開放直前に該冷却孔へ圧縮空気にて前記水冷作用
    を解除し圧縮空気で該冷却孔を除冷することを特
    徴とする低圧鋳造用金型の冷却方法。
JP14647276A 1976-12-08 1976-12-08 Method of cooling metal mold for low pressure casting Granted JPS5371632A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14647276A JPS5371632A (en) 1976-12-08 1976-12-08 Method of cooling metal mold for low pressure casting

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14647276A JPS5371632A (en) 1976-12-08 1976-12-08 Method of cooling metal mold for low pressure casting

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5371632A JPS5371632A (en) 1978-06-26
JPS6132111B2 true JPS6132111B2 (ja) 1986-07-24

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ID=15408400

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14647276A Granted JPS5371632A (en) 1976-12-08 1976-12-08 Method of cooling metal mold for low pressure casting

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JP (1) JPS5371632A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6099473A (ja) * 1984-07-05 1985-06-03 Nikkei Giken:Kk 開口部を有する部材の加圧鋳造装置
JPH0696186B2 (ja) * 1987-07-22 1994-11-30 本田技研工業株式会社 金型鋳造法および金型鋳造装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5371632A (en) 1978-06-26

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