JPS6131784B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6131784B2 JPS6131784B2 JP55126470A JP12647080A JPS6131784B2 JP S6131784 B2 JPS6131784 B2 JP S6131784B2 JP 55126470 A JP55126470 A JP 55126470A JP 12647080 A JP12647080 A JP 12647080A JP S6131784 B2 JPS6131784 B2 JP S6131784B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- storage tank
- water storage
- outlet
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 97
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000009529 body temperature measurement Methods 0.000 description 2
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 2
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 1
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Fluid Heaters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は貯湯槽と熱交換器が分離した方式の貯
湯式給湯機にし、最近各家庭においては、大形の
機器や他の器具を多数使用するようになつている
がそれに伴い都市ガス会社ではガスの供給に不足
が生じて来ている。そこでそれに対処する為の低
インプツト加熱を前提としたもので、 (1) 一度に多量の均一温度の高温水を供給できる
もの (2) 貯湯量の全てを使いはたした直後使用しても
十分な高温湯を確保できるもの (3) 貯湯量の全部の高温湯を必要としない場合で
も、単時間で50〜60程度の高温湯を確保でき
るもの 以上のことを目的としたものである。
湯式給湯機にし、最近各家庭においては、大形の
機器や他の器具を多数使用するようになつている
がそれに伴い都市ガス会社ではガスの供給に不足
が生じて来ている。そこでそれに対処する為の低
インプツト加熱を前提としたもので、 (1) 一度に多量の均一温度の高温水を供給できる
もの (2) 貯湯量の全てを使いはたした直後使用しても
十分な高温湯を確保できるもの (3) 貯湯量の全部の高温湯を必要としない場合で
も、単時間で50〜60程度の高温湯を確保でき
るもの 以上のことを目的としたものである。
貯湯式給湯機としては、使用目的に応じて、従
来からいろんな工夫がなされているが、第２図、
第３図、第６図、第８図によつて従来からある貯
湯式給湯機の特性について述べる。
来からいろんな工夫がなされているが、第２図、
第３図、第６図、第８図によつて従来からある貯
湯式給湯機の特性について述べる。
第２図の例では第６図から解るように、短時間
に高温湯を貯湯槽上部に貯めることができるが均
一温度の高温湯を得ることはできない。
に高温湯を貯湯槽上部に貯めることができるが均
一温度の高温湯を得ることはできない。
又、第３図の例では第８図から解るように均一
温度の高温湯を得ることはできるが、短時間で貯
湯槽上部に高温湯を貯めることができないばかり
でなく、少量しか必要としない場合でも、多量な
ムダな湯を沸かすことになる。
温度の高温湯を得ることはできるが、短時間で貯
湯槽上部に高温湯を貯めることができないばかり
でなく、少量しか必要としない場合でも、多量な
ムダな湯を沸かすことになる。
以上のように従来からの貯湯式給湯機において
は、使用範囲及び使用用途が限定されてしまうと
いう問題がある。本発明の実施例のものは、この
ような問題点を全て解決したものである。
は、使用範囲及び使用用途が限定されてしまうと
いう問題がある。本発明の実施例のものは、この
ような問題点を全て解決したものである。
以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。
る。
第１図において、１は貯湯槽であり、その側面
下部に給水口２と、上面中央部に給湯口３とが連
結されている。４はバーナであり、５は熱交換器
で、貯湯槽１の底面に連結されている。又６は入
水口で、７は下部出湯口、８は上部出湯口であ
る。上記の構成において、熱交換器の入口部から
出口部に向けて適切な勾配を設け、湯の対流を促
進するようにしている。
下部に給水口２と、上面中央部に給湯口３とが連
結されている。４はバーナであり、５は熱交換器
で、貯湯槽１の底面に連結されている。又６は入
水口で、７は下部出湯口、８は上部出湯口であ
る。上記の構成において、熱交換器の入口部から
出口部に向けて適切な勾配を設け、湯の対流を促
進するようにしている。
次に本実施例の動作について述べる。
貯湯槽１内に水が満たされた状態において、バ
ーナ４を燃焼させると、入水口６より流入した水
は熱交換器５を通過する際、燃焼ガスと熱交換さ
れて高温湯となり、出湯口に向けて送られ、下部
出湯口７と上部出湯口８とに分配され、貯湯槽１
内に送り込まれる。そして第４図により説明する
と初期の状態においては、下部出湯口７より出湯
した高温湯は、貯湯槽１内全体の水の温度を徐々
に上昇させるが、上部出湯口８から出湯した高温
湯は貯湯槽１上部、特に給湯口３近傍の水を急速
に上昇させ、短時間に高温湯（60℃以上）を貯め
ることができる。又、途中においては、貯湯槽１
の上部の湯が高温湯になるにしたがつて、徐々に
下部出湯口７からの出湯量が少なくなり、やがて
停止する。さらに貯湯槽１の上部が、80℃に到達
すると、下部出湯口７からは、その近傍のさほど
温度が上昇していない湯が流入し、上部出湯口８
に向けて流れはじめる。それによつて貯湯槽１内
の上下の湯が急速な対流を始め、最終的には貯湯
槽１内の湯は均一となる。この現象は貯湯槽１上
部の湯が急速に高温となるのに対し、下部はゆつ
くりと上昇している為、上部と下部の温度差が極
めて大きくなり、上下の湯の比重差も増大するこ
とによつてドラフトのバランスが逆転するとい
う、物理的な作用によるものであり、本発明はこ
の現象を特に重視したものである。
ーナ４を燃焼させると、入水口６より流入した水
は熱交換器５を通過する際、燃焼ガスと熱交換さ
れて高温湯となり、出湯口に向けて送られ、下部
出湯口７と上部出湯口８とに分配され、貯湯槽１
内に送り込まれる。そして第４図により説明する
と初期の状態においては、下部出湯口７より出湯
した高温湯は、貯湯槽１内全体の水の温度を徐々
に上昇させるが、上部出湯口８から出湯した高温
湯は貯湯槽１上部、特に給湯口３近傍の水を急速
に上昇させ、短時間に高温湯（60℃以上）を貯め
ることができる。又、途中においては、貯湯槽１
の上部の湯が高温湯になるにしたがつて、徐々に
下部出湯口７からの出湯量が少なくなり、やがて
停止する。さらに貯湯槽１の上部が、80℃に到達
すると、下部出湯口７からは、その近傍のさほど
温度が上昇していない湯が流入し、上部出湯口８
に向けて流れはじめる。それによつて貯湯槽１内
の上下の湯が急速な対流を始め、最終的には貯湯
槽１内の湯は均一となる。この現象は貯湯槽１上
部の湯が急速に高温となるのに対し、下部はゆつ
くりと上昇している為、上部と下部の温度差が極
めて大きくなり、上下の湯の比重差も増大するこ
とによつてドラフトのバランスが逆転するとい
う、物理的な作用によるものであり、本発明はこ
の現象を特に重視したものである。
以上のことから、低インプツトにおいても、短
時間に高温湯の確保ができ、高温湯の早取りが可
能となつたばかりでなく、早取り方式で最も困難
とされていた、貯湯槽内の湯を均一にすることが
できたものである。第５図、第７図に温度測定個
所を示す。
時間に高温湯の確保ができ、高温湯の早取りが可
能となつたばかりでなく、早取り方式で最も困難
とされていた、貯湯槽内の湯を均一にすることが
できたものである。第５図、第７図に温度測定個
所を示す。
以上のように本発明によれば、貯湯槽の下方に
熱交換器を設け、この熱交換器に貯湯槽の底部か
ら給水するとともに、熱交換器で熱交換された湯
を貯湯槽内に出湯する出湯管を貯湯槽内に配設
し、かつこの出湯管は貯湯槽内の上方に臨ませた
上部出湯口と、貯湯槽内の下部に臨ませた下部出
湯口を設けたもので、上部出湯口と下部出湯口と
を併用しているため、貯湯槽の上部の貯湯と、貯
湯槽全体の貯湯とを同時進行させることができ、
その結果、貯湯量の全てを使いはたした場合に給
湯量が急増したときにも十分対応させることがで
きるとともに、高温湯も短時間に確保することが
でき、しかも出湯口は特に切換弁等の機構を必要
としないため、コスト的にも安価に得られ、かつ
保守性にも優れている等の種々のすぐれた効果を
奏するものである。
熱交換器を設け、この熱交換器に貯湯槽の底部か
ら給水するとともに、熱交換器で熱交換された湯
を貯湯槽内に出湯する出湯管を貯湯槽内に配設
し、かつこの出湯管は貯湯槽内の上方に臨ませた
上部出湯口と、貯湯槽内の下部に臨ませた下部出
湯口を設けたもので、上部出湯口と下部出湯口と
を併用しているため、貯湯槽の上部の貯湯と、貯
湯槽全体の貯湯とを同時進行させることができ、
その結果、貯湯量の全てを使いはたした場合に給
湯量が急増したときにも十分対応させることがで
きるとともに、高温湯も短時間に確保することが
でき、しかも出湯口は特に切換弁等の機構を必要
としないため、コスト的にも安価に得られ、かつ
保守性にも優れている等の種々のすぐれた効果を
奏するものである。
第１図は本発明の一実施例の貯湯式給湯機の縦
断面図、第２図、第３図は従来例の縦断面図、第
４図は本発明の実施例による特性図、第５図は温
度測定個所を示す図、第６図、第８図はそれぞれ
第２図、第３図の特性図、第７図は温度測定個所
を示す図である。 １……貯湯槽、２……給水口、３……給湯口、
４……バーナ、５……熱交換器、６……入水口、
７……下部出湯口、８……上部出湯口。
断面図、第２図、第３図は従来例の縦断面図、第
４図は本発明の実施例による特性図、第５図は温
度測定個所を示す図、第６図、第８図はそれぞれ
第２図、第３図の特性図、第７図は温度測定個所
を示す図である。 １……貯湯槽、２……給水口、３……給湯口、
４……バーナ、５……熱交換器、６……入水口、
７……下部出湯口、８……上部出湯口。
Claims (1)
- １ 貯湯槽の下方に熱交換器を設け、この熱交換
器に貯湯槽の底部から給水するとともに、熱交換
器で熱交換された湯を貯湯槽内に出湯する出湯管
を貯湯槽内に配設し、かつこの出湯管は貯湯槽内
の上方に臨ませた上部出湯口と、貯湯槽内の下部
に臨ませた下部出湯口を設けたことを特徴とする
貯湯式給湯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12647080A JPS5749750A (en) | 1980-09-10 | 1980-09-10 | Storage type hot water supply equipment |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12647080A JPS5749750A (en) | 1980-09-10 | 1980-09-10 | Storage type hot water supply equipment |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5749750A JPS5749750A (en) | 1982-03-23 |
| JPS6131784B2 true JPS6131784B2 (ja) | 1986-07-22 |
Family
ID=14936008
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12647080A Granted JPS5749750A (en) | 1980-09-10 | 1980-09-10 | Storage type hot water supply equipment |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5749750A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0652067B2 (ja) * | 1983-08-17 | 1994-07-06 | 日産自動車株式会社 | 分配型燃料噴射ポンプの噴射率制御装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5726120Y2 (ja) * | 1976-04-28 | 1982-06-07 |
-
1980
- 1980-09-10 JP JP12647080A patent/JPS5749750A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5749750A (en) | 1982-03-23 |
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