JPS61293811A - ダイシング装置 - Google Patents

ダイシング装置

Info

Publication number
JPS61293811A
JPS61293811A JP60134173A JP13417385A JPS61293811A JP S61293811 A JPS61293811 A JP S61293811A JP 60134173 A JP60134173 A JP 60134173A JP 13417385 A JP13417385 A JP 13417385A JP S61293811 A JPS61293811 A JP S61293811A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
cutting
dicing
wafer
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60134173A
Other languages
English (en)
Inventor
清 安井
清水 嘉治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Microcomputer Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Microcomputer Engineering Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP60134173A priority Critical patent/JPS61293811A/ja
Publication of JPS61293811A publication Critical patent/JPS61293811A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Dicing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、ダイシング技術、特に、ダイヤモンドブレー
ドによりグイシングするホイールダイシング技術に関し
、例えば、半導体装1の製造において、ウェハをペレッ
トにグイシングするのに利用して有効な技術に関する。
〔背景技術〕
半導体装置の製造において、ウェハをペレットにグイシ
ングする装置として、ダイヤモンドブレード(以下、ブ
レードという。)によりスクライプラインに沿って切削
するように構成されているものが、考えられる。
しかし、このようなダイシング装置においては、ウェハ
の大径化に伴ってウェハが厚くなり切り込み量が増加す
ると、切削負荷が大きくなってカーフ幅が増大化するた
め、切削速度を遅くする必要が発生するという問題点が
あることが、本発明者によって明らかにされた。
なお、ダイシング技術を述べである例としては、株式会
社工業調査会発行「電子材料1982年11月号別冊」
昭和57年11月18日発行 P67〜P68、がある
〔発明の目的〕
本発明の目的は、深い切り込み時においても能率的にグ
イシングすることができるダイシング技術を提供するこ
とにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう
〔発明の概要〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、次の通りである。
すなわち、複数のブレードをダイシング方向の一直線上
に並設するとともに、先行ブレードによって途中まで切
り込んだ後、後行ブレードがさらに切り込んで行くよう
に構成することにより、ブレード1枚当たりの切削量を
小さく抑制してブレードに対する負荷を軽減し、カーフ
幅を大きくすることなく所望の切削速度を確保するよう
にしたものである。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例であるダイシング装置を示す
斜視図、第2図はその正面断面図、第3図は第2図のl
ll−1[[線に沿う断面図、第4図は第2図のIV−
IV線に沿う断面図、第5図および第6図はその作用を
説明するための各線図である。
本実施例において、ダイシング装置は被ダイシング物と
してのウェハ1を保持するためのチャックテーブル2と
、複数のブレードとしての第1ブレード3および第2ブ
レード4とを備えており、テーブル2はウェハ1をチャ
ックした状態で水平移動することによりウェハを両ブレ
ード3.4に対して平行移動させるように構成されてい
る。
第1ブレード3と第2ブレード4とは一垂直面内におい
て互いに隣接するように並設されており、両ブレード3
の回転軸3aと4aとはテーブル2に対して同一高さH
において互いに平行で、それぞれ水平になるように配設
されている。第1ブレード3はその半径R1が第2ブレ
ード4の半径R1よりも小さく、その厚さT1が第2ブ
レード4の厚さT2よりも厚く設定されている。
次に作用を説明する。
両ブレード3.4が並設されている一直線と、ウェハ1
のスクライブライン1aの延長線とが一致されると、両
ブレード3.4が回転されるとともに、テーブル2が水
平移動される。この移動によって相対的に、両ブレード
3.4がウェハ1をダイシング方向に第1ブレード3を
先にして直線移動し、ウェハ1を切削して行く。
このとき、ウェハ1は先行する第1ブレード3により最
大切削幅W1で深さり、まで切り込まれ、続いて、後行
する第2ブレード4により最大切削幅W2で深さD2だ
け切込まれる。
ここで、ブレードの切削速度(ウェハの送り速度)およ
びブレードの切込み量と最大切削幅との関係について説
明する。
第5図はブレードの切削速度Vと最大切即I幅Wとの関
係を、また、第6図はブレードの切込み量りと最大切削
幅Wとの関係をそれぞれ示す各線図である。
第5図によれば切削速度■が増加すると、最大切削幅W
が増加することが理解され、また、第6図によれば、切
込み量りが増大すると、最大切削幅Wが増大することが
理解される。これは、切削速度Vまたは切込み量りが増
加すると、切削負荷の増加に伴ってウェハの切削溝にお
けるストレスが大きくなり、切削溝の側壁面が崩壊され
るためと、考えられる。
このため、大径化に伴って厚みが増したウェハを薄いウ
ェハと同一の切削速度をもって所定の切削残厚まで切削
すると、最大切削幅が増大することになる。この最大切
削幅の増大によって、切削溝の幅がウェハのスクライブ
ラインを越えるという危険が発生する。そこで、切削速
度を低下させることにより、最大切削幅の増加を抑制し
、切削溝がスクライブラインを越えるのを防止する。し
かし、切削速度の低下により作業能率が低下することに
なる。
本実施例においては、先行する第1ブレード3が途中ま
で切り込んだ切削溝を、後行する第2ブレード4が切り
込んで行くため、切削速度を低下させずして、切削溝の
最大幅がウェハのスクライブラインを越えてしまう事態
が回避される。
すなわち、第1ブレード3はウェハ1を深さDlまで切
削するが、この深さDlはウェハ1の厚さtの一部であ
るため、第6図からその時の最大切削幅Wxは小さく抑
制されることになる。つまり、第1ブレード3による最
大切削幅W1がスクライプライン1aの幅WOを越えな
いように、かつ、作業能率の低下が抑止されるように、
第1ブレード3による切込み量DIが設定される。
そして、第2ブレード4はウェハ1を第1ブレード3が
切削した溝の底から切込み始めることになるため、その
切込み量D2はウニハエの厚さtに対して第1ブレード
3の切込み量り、の分だけ軽減化されることになる。し
たがって、第6図からその時の最大切削幅W2は小さく
抑制されることになる。つまり、この最大切削幅W2が
前記第1ブレード3による最大切削幅W□を越えないよ
うに、かつ、その切削速度が第1ブレード3の切削速度
と等しくなるように、第2ブレード4の切込み量D2が
設定されることになる。
なお、ウェハ1のダイシングはウェハ1の厚さtのうち
適当厚さtoを残すように行われるのが、一般的である
〔実施例2〕 第7図および第8図は本発明の他の実施例を示す部分正
面図および平面図である。
本実施例2が前記実施例1と異なる点は、第1ブレード
3と同等の第3ブレード5が第2ブレード2の隣に第1
ブレード3と左右対称に並設されている点にある。
本実施例2においては、正方向に送られる時には、第1
ブレード3と第2ブレード4とが切削を行い、逆方向に
送られる時には第3ブレード5と第2ブレード4とが切
削を行うことになるため、作業性を高めることができる
〔実施例3〕 第9図および第1O図は本発明の他の実施例を示す部分
正面図および平面図である。
本実施例3が前記実施例1と異なる点は、第2ブレード
4の隣に第3ブレード5Aが並設されており、第3ブレ
ード5Aがその半径R3を第2ブレード4の半径R2よ
りも大径に、その厚さT3を第2ブレード4の厚さT2
よりも薄く構成されている点にある。
本実施例3によれば、所望の切込み量が第1ブレード3
、第2ブレード4および第3ブレード5Aの各切込み量
に配分されるため、さらに厚いウェハを切削することが
できる。また、厚さが変わらない場合には、ブレード1
枚当たりの切削負荷を軽減化させることができるため、
切削速度を早くすることができる。
〔実施例4〕 第11図および第12図は本発明の他の実施例を示す部
分正面図および平面図である。
本実施例4が前記実施例1と異なる点は、第1ブレード
3Aと第2ブレード4Aとの半径R工、R2が同一に設
定されるとともに、第1ブレード3Aの軸心高さHlが
第2ブレード4Aの軸心高さR2よりも第2ブレード4
への切込み深さD2に相当する高さhだけ低く設定され
ることにより、第1ブレード3Aと第2ブレード4Aと
の切込み量がそれぞれ設定されている点にある 〔効果〕 fil  複数枚のブレードをダイシング方向の一直線
上に並設するとともに、先行のブレードによって途中ま
で切削した後、後行のブレードによってさらに切削して
行くように構成することにより、所望の切込み量を各ブ
レードの切込み量に配分してブレード1枚当たりの切込
み量を小さく抑制することができるため、ブレードに対
する負荷を軽減化させることができる。
(2)  ブレード1枚当たりの負荷を軽減させること
により、切削速度を低下させずして深く切り込むことが
できるため、作業能率の低下を防止することができる。
(3)  ブレード1枚当たりの負荷を軽減させること
により、同一切込み量の場合には切削速度を高めること
ができるため、作業能率を向上させることができる。
(4)ブレード1枚当たりの負荷を軽減させることによ
り、ブレードが安定するため、ブレードの寿命を伸ばす
ことができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であ
ることはいうまでもない。
例えば、後行ブレードはその厚さを先行ブレードの厚さ
よりも薄く設定するに限らず、先行ブレードの厚さと等
しくてもよい。
ブレードはダイヤモンドブレードに限らず、他の硬質物
質を使用したものであってもよい。
〔利用分野〕
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるウェハのダイシング
装置に通用した場合について説明したが、それに限定さ
れるものではなく、他の基板のダイシング等にも適用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるダイシング装置を示す
斜視図、 第2図はその正面断面図、 第3図は第2図のm−m線に沿う断面図、第4図は第2
図のIV−IV線に沿う断面図、第5図および第6図は
その作用を説明するための各線図、 第7図および第8図は本発明の他の実施例を示す部分正
面図および平面図、 第9図および第10図は本発明の他の実施例を示す部分
正面図および平面図、 第11図および第12図は本発明の他の実施例を示す部
分正面図および平面図である。 1・・・ウェハ(被ダイシング物)、2・・・チャック
テーブル、3・・・第1ブレード(先行ブレード>、3
a、4a・・・軸心、4・・・第2ブレード(後行ブレ
ード)、5・・・第3ブレード(先行ブレード) 、R
1、R9、・・・ブレード半径、T、、T、・・・ブレ
ード厚、Dl、Dl・・・切込み量、w、 、wQ 、
最大切削幅。 第   2  図 百二 Wコ g、、J  y J 第  3  図      第  4  図z

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数のブレードがダイシング方向の一直線上に並設
    されており、先行のブレードが被ダイシング物を途中ま
    で切り込んだ後、後方のブレードがさらに切り込んで行
    くように構成されているダイシング装置。 2、後行ブレードの厚さが、先行ブレードの厚さよりも
    薄く設定されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のダイシング装置。 3、先行ブレードの径が、後行ブレードの径よりも小さ
    く設定されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のダイシング装置。 4、先行ブレードの軸が、後行ブレードの軸よりも被ダ
    イシング物の方向に接近されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のダイシング装置。
JP60134173A 1985-06-21 1985-06-21 ダイシング装置 Pending JPS61293811A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60134173A JPS61293811A (ja) 1985-06-21 1985-06-21 ダイシング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60134173A JPS61293811A (ja) 1985-06-21 1985-06-21 ダイシング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61293811A true JPS61293811A (ja) 1986-12-24

Family

ID=15122147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60134173A Pending JPS61293811A (ja) 1985-06-21 1985-06-21 ダイシング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61293811A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008142790A (ja) * 2006-12-06 2008-06-26 Seiko:Kk 紙葉類断裁装置及びこれを備えたシート取扱い装置並びに画像形成装置
JP2016213240A (ja) * 2015-04-30 2016-12-15 Towa株式会社 製造装置及び製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008142790A (ja) * 2006-12-06 2008-06-26 Seiko:Kk 紙葉類断裁装置及びこれを備えたシート取扱い装置並びに画像形成装置
JP2016213240A (ja) * 2015-04-30 2016-12-15 Towa株式会社 製造装置及び製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102028765B1 (ko) 원형 판형상물의 분할 방법
US6498075B1 (en) Dicing method
KR20140133451A (ko) 웨이퍼 절삭 방법
CN100509223C (zh) 切削刀片及切削刀片的制造方法
JP2003183040A (ja) ポイントカッター並びにその使用の方法及び装置
JP2006286694A (ja) ダイシング装置およびダイシング方法
JPS61293811A (ja) ダイシング装置
US6357432B2 (en) Silicon support members for wafer processing fixtures
US6107163A (en) Method of manufacturing a semiconductor chip
KR102587182B1 (ko) 판상물의 가공 방법
JPH08155702A (ja) チップブレーカ付き切削工具及びその製造方法
JP2003159642A (ja) ワーク切断方法およびマルチワイヤソーシステム
JP2005223130A (ja) 半導体ウエーハの分割方法
JP2005279837A (ja) ワイヤソー用多溝滑車
JP2005088455A (ja) ダイヤモンドスクライバー
JPH11176772A (ja) プリカット方法
JP2001334452A (ja) 円柱状ワークの切断方法
WO2012055960A1 (en) Cutting insert having angled cutting edge, and cutting tool, and method
CN221247062U (zh) 一种铣刀结构
CN110364458B (zh) 被加工物的切削方法
JPH071218Y2 (ja) コアドリル
JP2001015456A (ja) 基板分割装置及び基板分割方法
JP2537162Y2 (ja) メタルソー
JP2968094B2 (ja) くし歯形構造体の製作方法
KR20240108194A (ko) 웨이퍼의 절단 방법