JPS61278879A - コロナ放電装置 - Google Patents

コロナ放電装置

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JPS61278879A
JPS61278879A JP12230785A JP12230785A JPS61278879A JP S61278879 A JPS61278879 A JP S61278879A JP 12230785 A JP12230785 A JP 12230785A JP 12230785 A JP12230785 A JP 12230785A JP S61278879 A JPS61278879 A JP S61278879A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明はコロナ放電電極に高電圧を印加5してコロナ放
電を発生させるコロナ放電装置に関し、更に詳しくは、
電子写真複写機やレーザービームプリンター等の電子写
真装置に使用され、感光体を帯電処理するコロナ放電装
置に関する。
(背景技術) コロナ放電電極に高電圧を印加してコロナ放電を発生さ
せるコロナ放電装置は、その印加電圧の種類から下記の
3つの場合に大別される。
先ず第1は、コロナ放電電極に直流電圧を印加する場合
である。これはコロナ放電電極に正極性のり、C,高電
圧を印加することによりΦコロナ放電を生じ、負極性の
り、C,高電圧を印加することによりeコロナ放電を生
じるものである。
一方、第2は、コロナ放電電極に交流電圧を印加する場
合で、A、C,電圧の印加によりコロナ放電電極からΦ
、0両極性のコロナ放電を生じるものである。
さらに、第3は、コロナ放電電極に交流電圧と直流電圧
の重畳電圧を印加する場合である。
これは、A、C,電圧によるΦ、e両極性のコロナ放電
が主体で、その両極性のコロナ放電電荷量(電流量)の
差分で被放電体面の除電がなされる。ここで、D、C,
電圧は補助的なもので、A、C,電圧によるθ極性とe
極性とのコロナ放電電流量の差を加減したり、その差を
一定に保つ役目をする。
ところで、コロナ放電装置を用いて被帯電体、例えば感
光体を所望電位に帯電処理する場合には、上記第1のも
のが最も一般的に用いられている。しかしながら、D、
C0電圧をコロナ放電電極に印加して負コロナ放電を行
なう場合、コロナ放電電極から流れるコロナ放電電流量
を増大させないと、放電ムラが発生するという欠点があ
った。従って、コロナ放電電流量を増大させるため、高
圧電源の出力や容量を大きくする必要があり、高圧電源
が大型化するという問題があった。さらに、放電電流量
の増大に伴ってオゾンや窒素酸化物等のコロナ生成物の
発生量も増大するという問題もあった。尚、これらのこ
とは負コロナ放電はどではないが、正コロナ放電を行な
う場合にも同様な傾向にある。
また、上記第3のようなコロナ放電装置を用いて帯電を
行なうことが考えられるが、このコロナ放電装置の場合
、正極性と負極性の両者のコロナ放電電流量の差分て帯
電を行うことになるため、被帯電体面を一方極性に帯電
させる場合、その帯電効率は低い。
(発明の目的) 本発明の目的は高圧電源の出力や容量を増大させること
なく、低コロナ放電電流でも放電ムラの少ない、安定し
たコロナ放電を得ることができるコロナ放電装置を提供
することにある。
本発明の他の目的はオゾンや窒素酸化物等のコロナ生成
物の発生を低減させたコロナ放電装置を提供することに
ある。
(発明の概要) 本発明はコロナ放電電極に高電圧を印加してコロナ放電
を発生させるコロナ放電装置において、該高電圧が直流
電圧に交流電圧を重畳した電圧であり、且つコロナ放電
電流の極性が直流高電圧の極性と同極性の成分のみにな
るように直流電圧値及び交流電圧値を設定したものであ
る。これにより、放電ムラのない安定したコロナ放電を
行うことができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明コロナ放電装置が適用可能な電子写真複
写機の概略を示している。1は被帯電体としての感光体
ドラムで、矢示方向に所定の周速度で回転駆動される。
2はその感光体ドラム1面を一様に均一帯電する、本発
明に従うコロナ放電装置である。一様に帯電された感光
体ドラム1は、不図示の原稿に対応した光像露光3が施
されて静電潜像が形成される。この静電潜像は現像装置
4により現像され、顕像化される。現像像は不図示の搬
送系により矢示方向に搬送される転写材P上に転写帯電
装置5により転写される。転写後、転写材Pは不図示の
定着装置に導かれ、像定着された後、機外に排出される
。一方、転写終了後、感光体ドラムl上に残留する現像
剤はクリーニング装W6により除去され、感光体ドラム
lは繰返し像形成に使用される。このように、感光体ド
ラムに対し所要のプロセス工程がなされて画像が形成さ
れる。
ここで、前記コロナ放電装置2について説明する。
第1図において、20は上記コロナ放電装置2のコロナ
放電電極としてのコロナ放電線、21はシールド板であ
る。コロナ放電線20は、互いに直列に接続されたA、
C,高圧電源22とり、C,高圧電源23に接続されて
いる。この両型源22.23により、コロナ放電線20
に対してり、C,高電圧VDCにA。
C1電圧VPPを重畳した電圧が印加される。
尚、本実施例において、シールド板21は接地しである
本例に於て、コロナ放電装置2のシールド板21の側面
とコロナ放電線20との距離は約7mm、シールド板2
1の背面とコロナ放電線20との距離は約8mm、コロ
ナ放電線20と感光体1表面との距離は約10mm、コ
ロナ放電線20の直径は約60牌、感光体lの周速度は
約66mm/seeとし、感光体1としてはopc(有
機物光導電体)感光体を使用した。
また、コロナ放電線20に印加する電圧は、AC高圧電
源22の出力VPPが周波数的400Hz (J i 
n波)の電圧的6KVpP(peak  to  pe
ak)、DC電圧電源23の出力電圧VOCが約−3,
5K Vの重畳電圧とした。この条件に於てコロナ放電
装置2を作動させることにより、コロナ放電線20から
感光体lへ負コロナ放電電流工2が流れ、感光体1面は
負帯電を受ける。これにより、感光体lは約−800V
に帯電される。IIは総コロナ電流である。
第2図はコロナ放電線20に印加される電圧と、感光体
lに流れるeコロナ放電電流分布2の関係を示す、vo
はコロナ放電開始電圧(約−3,5KV) であ6m 
DC電圧電源23の出力電圧VOCはそのvoにほぼ等
しい値である。
またAC高圧電源22のsin波形AC電圧VPPのΦ
側のピーク値が+3.OKV、Q側のピーク値が−3,
0K VであるためにAC電圧電源単独ではAC放電は
開始しない(Φ側の放電開始電圧は、Q側のそれより高
いのでΦ放電も開始しない)、本実施例において、感光
体1面を一800Vの帯電電位にするため、ドラム方向
に流れるコロナ放電電流量I2は約e50gAであり、
上記DC電圧VDCとこれに重畳したAC電圧VPPと
によりこの値が得られる。
次に、第3A図、第3B図を用いて1本実施例のような
コロナ放電装置の場合と、コロナ放電線にり、C,電圧
のみ印加したコロナ放電装置の場合とにおける放電ムラ
の相違について説明する。
第3A図はコロナ放電線20に対する印加電圧が上記の
ようにDC−3゜5KVとAC6KVPPの重畳電圧で
ある場合に置ける、コロナ放電装置2の直下で、コロナ
放電線20の長手に沿う感光体1面各部に対する放電電
流工2の変動分布を示すグラフである。$3B図は比較
例としてコロナ放電線20に対する印加電圧を−5,2
K VのDC電圧VDCのみにしてeコロナ放電を行っ
た場合に於ける同放電電流工2の変動分布を示すグラフ
である(尚、D C−5,2KVの直流電圧印加で、I
 2 =(950ルAのコロナ放電電流量を得ることが
できる。
上記第3A図、第3B図の両者共に繊コロナ放電電流量
工1は約e500 gAであった。而して前者の放電電
流分布のリップルR(すなわち放電ムラを示す。)は約
6%であるのに対し、後者の放電電流分布のリップルR
は約15%であった。即ちコロナ放電線20に対する印
加電圧を直流電圧VOCに交流電圧VPPを重畳した電
圧Vo c +VPPにした方が、直流電圧VDCのみ
にしたときに比べてコロナ放電線長手方向に関して放電
電流分布が安定であることが分る。
なお、上記リップルR(%)は放電電流分布の最大値を
A、最大変動幅をBとした場合、(B/A)X100 
(%)で算出される。このリップルRが10%以下であ
れば実用上特に問題はなく、画像上に殆んどムラを生ず
ることがない。
ここで、前述実施例を含めて、コロナ放電電流を一定(
本実施例では一5O=A)に保つように、互いに重畳す
る直流高電圧VOCと、交流電圧vPPとの電圧値を種
々組合せて変化させた場合に於ける。コロナ放電線長手
方向に沿う放電電流分布のリップルRと、実際に画像出
ししてみたときの画像上のムラとを測定した結果を次の
第1表に示す。
く第1表〉 ×;実用レベル以下 Δ;はぼ実用レベル 0;実用レベル以上 さらに、第4A図〜4G図に第1表(a)〜(g)の場
合の印加電圧の波形と、放電電流の波形を示した。第4
A 、 4B 、 4C、4E 。
4F、4C図はそれぞれ上記表の(a)。
(b)、(c)、(d)、(e)、(f)。
(g)に対応するものである。
表から明らかなように、直流電圧VDCに重畳された交
流電圧VPPは約3KVから実用的な画像として効果が
現われ、4KV以上ではほぼ画像にムラは現われなくな
る。交流電圧VPPを必要以上に高めるのはスパーク放
電防止のためさけねばならない0本例では7KVを一応
の上限と決めて7KVVPPまで実験したが、画像上ハ
4 K V p p カラ7 K V p p t テ
ハはとんど差が生じなかった。
また、第4A図〜4G図から明らかなように、直流電圧
VOCのみによるものに比べて、コロナ放電電流工2の
最大値112maxlが高くなればなる程、リップルR
は小さくなり、画像ムラも少なくなって画質が向上する
ことがわかる。
ところで、重畳する電圧の目安としては、VOCのみの
場合の放電電流I2(本実施例では一50pA)の約2
倍以上ty)x2maxが得られるようにVDCとVP
Pの電圧値を設定することにより、放電ムラをより低減
させることができる。また、別の観点からすると、VO
Cとしての放電開始電圧Vo(本実施例では約−3,5
K V )に近い値を選択し、さらに、放電開始電圧v
Oの約1〜2倍のAC電圧VPP(本実施例では4〜7
KV)を重畳することにより放電ムラをより低減させる
ことができる。
このように未発明では、重畳電圧のコロナ放した場合に
得られるコロナ放電電流量と同等(直流電圧のみの場合
の電流量に対し±5%程度の誤差をも含む、)になるよ
うに重畳電圧のDC成分とAC成分の電圧値を設定して
いる。
そして、本発明ではコロナ放電装置の構成により決定さ
れる火花放電開始電圧(本実施例では約7KV)より重
畳電圧の波形のピーク値が小さくなるようにしている。
さらに、本発明は直流電圧の極性と同極性のみのコロナ
放電電流が流れるようにしている。これにより、本発明
は直流電圧のみをコロナ放電線に印加した場合より放電
ムラを低減させることができる。
ところで、この直流高電圧と交流電圧の重畳電圧による
放電の安定化は次の様な現象によるものであると考える
ことができる。すなわち特にeコロナ放電においては、
コロナ放電分布のムラを示すリップルRはコロナ放電電
流量に反比例するためである。リップルRと、ドラム方
向に流れるコロナ放電電流工2との間にはR×I2=C
なる関係がある。Cはコロナ放電線の状態(表面性、汚
れ具合、線径なと)によって変化するが、特定のコロナ
放電線において決定される定数である。従って、工2を
増大すれば、Rは減少することが分る。
ところで、上記工2は直流高電圧のみの場合に得られる
ような定常電流ではなく、本発明のように直流高電圧に
交流電圧を重畳した場合に得られる電流の最大値I2m
axで決定されるものである。この様子を第5図に示し
た。ここで■の曲線はきれいな放電線のときの場合。
■の曲線は汚れた放電線のときの場合であり、■の曲線
は放電線の汚れがその中間的なものの場合である。定数
Cは各放電線により決定されていてICI I<IC2
1<IC31となり、一定のI 2maxに対してはI
cIの小さいものほどRが小、即ち安定した放電が得ら
れる。
また、Cを特定して考えれば、lI2maxlが大きい
ほどRが小さくなり、安定した放電が得られる。
即ち、本発明においては、交流電圧の重畳により、実効
的に(電流の積分値で)直流電圧だけの場合と同等のコ
ロナ放電電流を得るためには必然的にI2maxを増大
させることになる。これがコロナ放電を安定化するもの
と考えられる。
第6図は本発明の他の実施例を示すコロナ放電装置であ
り、本例は総コロナ電流量11を減少させる目的で、コ
ロナ放電装置2のシールド板21にDC高圧電源23と
同極性のバイアス電圧vBをバイアス電源24から印加
して使用するようにしたものである。他のコロナ放電装
置の構成は第1図示例のものと同様である。
尚、上記バイアス電圧VBは線形又は非線形の電圧素子
(バリスタ、定電圧ダイオード等うにより印加してもよ
い、また、図示例では各プロセス工程については省略し
た。
コロナ放電1!20に対する印加電圧は前記実施例と同
じく、VD c(−3,5KV)。
Vpp (6KVpp、約40’OHz、S i n波
)とし、バイアス電圧7日を−IKVとした。これによ
り、総コロナ電流量工1はe200Jj、Aまで減少さ
せることができ、しかも工2は前記実施例と同じ195
0 pA ’にして前記実施例と同等の感光体電位が得
られた。
第7図はこの例に於いて、コロナ放電線20に印加され
る電圧と、感光体1に流れるeコロナ放電電流分布2と
の関係を示すグラフである。また、第8A図は上記の電
圧条件に於ける、コロナ放電装置2の直下で、コロナ放
電線20の長手に沿う感光体1面各部に対する放電電流
I2の変動分布を示すグラフである。第8B図は比較例
としてコロナ放電線20に対する印加電圧を−5,2K
VのDC電圧VOCのみにし、シールド板21には−I
KVのバイアス電圧V9を印加してeコロナ放電を行わ
せた場合(コノ場合I 1ハe200 JLA、  I
 2t*(150μAである。)に於ける同放電電流工
2の変動分布を示すグラフである。而して前者第8A図
の放電電流分布のリップルRは約9%で実用レベル内で
あるに対して、後者第8B図のそれは22%で実用レベ
ル以下であった。
このように、シールド板にバイアス電圧を印加すること
により総コロナ電流を減少させることができ、尚且つ、
DC高電圧とAC電圧との重畳電圧をコロナ放電線に印
加することにより、放電ムラを低減させることができる
第9図に本発明の更に他の実施例を示す0本実施例では
コロナ放電線20に第10図に示すような電圧を印加し
ている。即ち、DC電圧VOC約−3,5KVに、AC
電JEVPP、!:I。
て周波数が約400Hz、電圧(peakto  pe
ak)が6KVppの矩形波電圧を重畳した電圧を印加
している。また、AC高圧電源22には矩形波のciu
ty比(これについては後述する。)を可変する制御回
路25が接続され、この制御回路25には制御回路25
に制御信号を入力する制御信号発生源26が接続されて
いる。この制御信号発生源26からの制御信号とは、例
えばコロナ放電電流を一定化(即ち、定電流化)する場
合にはコロナ放電電流検知回路からの制御信号であり、
若しくは電位制御を行なう場合においては電位センサー
の検出信号を演算して発せられる電位制御信号等である
ここで、上記duty比はb / aで定義される。本
実施例ではduty比を%で示すことにする。第10図
においては約50%である。第11図はduty比を変
化させたときの電流I2の変化を示してい、この図から
明らかなように、総コロナ電流11.或いはドラムに流
れる電流I2を増加させるにはdut y比を大きくす
れば良く、逆にII、I2を減少させるにはduty比
を小さくすれば良い、尚、本実施例において、コロナ放
電線に印加される電圧のピーク電圧値は−6,5KVで
一定であるので、dutyJtを低下させても放電ムラ
については殆ど変化しない。
このように、直流高電圧と交流高電圧の電圧値を一定と
し、矩形波のduty比を変化させることにより、放電
ムラの低減を発揮しつつコロナ放電電流を調整すること
ができる。
尚、本実施例ではeコロナ放電を行なう場合に基づいて
説明したが、これに限定されるものではなく、■コロナ
放電を行なう場合にも本発明は適用できる。しかし、本
発明はeコロナ放電を行なう場合に特に有効である。
また、前述実施例では交流電圧の波形としてsin波形
、矩形波のものを説明したが、交流電圧の波形として三
角波やパルス波等も選択することができる。
また、コロナ放電電流の最大値I2maxを維持するた
めには電圧波形の頂部は針端状よりも平坦な方がより良
い。
また、シールド板4への印加バイアス電圧7日は直流争
交流に限定されるものではなく、さらにグリッド電極を
設けた帯電器にも本発明は適用できるものである。
(発明の効果) 以上説明した様に所望の感光体電位を得る場合、すなわ
ちドラム方向に流れる所望のコロナ電流を得る場合には
、直流高電圧のみでコロナ放電させるよりも、直流高電
圧に交流電圧を重畳させて実効的に直流高電圧のみの場
合と同等のコロナ電流を発生させることにより、放電電
流のリップルRを低下させることができた。
そして、従来の直流高電圧のみの印加によるコロナ放電
では実用に耐えがたかった低コロナ放電電流においても
、直流高電圧と交流電圧の重畳電圧によるコロナ放電で
所望の帯電極性のみのコロナ放電電流を流すことにより
放電ムラのない安定したコロナ放電を行なうことができ
た。
さらに、低電流コロナ放電のため、コロナ放電によって
発生するオゾンや窒素酸化物等のコロナ生成物の発生量
を大幅に減少することができ、感光体等がコロナ生成物
により劣化するのを防止できた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例のコロナ放電装置を適用し
た電子写真複写機の概略図、第2図は第1図のコロナ放
電装置の印加電圧−放電電流特性グラフ、 第3A図は第1図のコロナ放電装置の放電電流分布を測
定したグラフ、 第3B図はDC高電圧のみ印加した場合のコロナ放電装
置の放電電流分布を測定したグラフ、あ。八A。1ml
よ15.オ、□ヵ。1工よ、放電電流の波形を示すグラ
フ、 第5図は放電電流分布のリップルRとの放電電流の最大
値I2maxとの関係を示すグラフ、第6図は本発明の
第2実施例のコロナ放電装置の概略図、 第7図は第6図のコロナ放電装置の印加電圧−放電電流
特性グラフ、 第8A図は第6図のコロナ放電装置の放電電流分布を測
定したグラフ、 第8B図はDC高電圧のみ印加した場合のコロナ放電装
置の放電電流分布を測定したグラフ、第9図は本発明の
第3実施例のコロナ放電装置の概略図、 第10図は第9rgJの場合の印加電圧波形を示すグラ
ブ、 第11図はコロナ放電電流とdut y比との関係を示
すグラフ。 1 ・・・ 感光体ドラム 2 ・・・ コロナ放電装置 20 ・・・ コロナ放電線 22 ・・・ 交流電圧電源 23 ・・・ 直流電圧電源 第1厘 第2図 大 第5図 第60 6pカ口電圧− コロナ方(電鳥乳表手(yuM) 0         .9)          0d
uf、y比    (%)

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コロナ放電電極と、このコロナ放電電極に高電圧
    を印加する電圧源とを有し、前記高電圧が直流電圧と交
    流電圧を重畳した電圧であって、且つ直流電圧の極性と
    同極性の成分のみのコロナ放電電流が流れる電圧である
    ことを特徴とするコロナ放電装置。
  2. (2)前記重畳電圧は、前記コロナ放電電極に直流電圧
    のみを印加することにより前記重畳電圧によって得るべ
    き帯電電位と同じ帯電電位を得ようとする場合に必要と
    するコロナ放電電流量と同等の量のコロナ放電電流量を
    流すように設定されることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載のコロナ放電装置。
  3. (3)直流電圧のみを前記コロナ放電電極に印加する場
    合のコロナ放電電流をIとした時、前記重畳電圧をコロ
    ナ放電電極に印加した場合のコロナ放電電流の最大値が
    実質的に2・I以上となるように前記重畳電圧は設定さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項
    に記載のコロナ放電装置。
  4. (4)前記重畳電圧の直流電圧はコロナ放電開始電圧付
    近の電圧値Vが設定され、前記交流電圧はそのpeak
     to peak値が実質的にVの1〜2倍となる電圧
    値が設定されることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    乃至第3項に記載のコロナ放電装置。
  5. (5)前記重畳電圧の波形のピーク値は火花放電開始電
    圧より小さいことを特徴とする特許請求の範囲第4項に
    記載のコロナ放電装置。
  6. (6)前記重畳電圧の直流電圧は負極性であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項乃至第5項に記載のコロ
    ナ放電装置。
  7. (7)前記コロナ放電装置はコロナ放電電極を囲むシー
    ルド部材を有し、そのシールド部材にバイアス電圧が印
    加されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載のコロナ放電装置。
  8. (8)前記コロナ放電装置は直流電圧と交流電圧との電
    圧値を一定とし、交流電圧のデューティー比を可変する
    ことによりコロナ放電電流を調整する手段を有すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のコロナ放電
    装置。
  9. (9)前記交流電圧の波形は矩形波であることを特徴と
    する特許請求の範囲第8項に記載のコロナ放電装置。
  10. (10)帯電ステーション、露光ステーション、現像ス
    テーション、転写ステーションを電子写真感光体が順次
    通過して像形成がなされる電子写真装置に適用され前記
    帯電ステーションにおいて感光体を負帯電するコロナ放
    電装置であって、コロナ放電電極と、このコロナ放電電
    極に高電圧を印加する電圧源とを有し、前記高電圧が負
    極性の直流電圧と交流電圧を重畳した電圧であって、且
    つ負極性のみのコロナ放電電流が前記感光体に流れる電
    圧であることを特徴とするコロナ放電装置。
  11. (11)前記重畳電圧は、前記コロナ放電電極に直流電
    圧のみを印加することにより前記重畳電圧によって得る
    べき帯電電位と同じ帯電電位を得ようとする場合に必要
    とするコロナ放電電流量と同等の量のコロナ放電電流量
    を流すように設定されることを特徴とする特許請求の範
    囲第10項に記載のコロナ放電装置。
  12. (12)直流電圧のみを前記コロナ放電電極に印加する
    場合のコロナ放電電流をIとした時、前記重畳電圧をコ
    ロナ放電電極に印加した場合のコロナ放電電流の最大値
    が実質的に2・I以上となるように前記重畳電圧は設定
    されることを特徴とする特許請求の範囲第10項又は第
    11項に記載のコロナ放電装置。
  13. (13)前記重畳電圧の直流電圧はコロナ放電開始電圧
    付近の電圧値Vが設定され、前記交流電圧はそのpea
    k to peak値が実質的にVの1〜2倍となる電
    圧値が設定されることを特徴とする特許請求の範囲第1
    0項乃至第12項に記載のコロナ放電装置。
  14. (14)前記重畳電圧の波形のピーク値は火花放電開始
    電圧より小さいことを特徴とする特許請求の範囲第13
    項に記載のコロナ放電装置。
  15. (15)前記コロナ放電装置はコロナ放電電極を囲むシ
    ールド部材を有し、そのシールド部材にバイアス電圧が
    印加されていることを特徴とする特許請求の範囲第10
    項に記載のコロナ放電装置。
  16. (16)前記コロナ放電装置は直流電圧と交流電圧との
    電圧値を一定とし、交流電圧のデューティー比を可変す
    ることによりコロナ放電電流を調整する手段を有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第10項に記載のコロナ
    放電装置。
  17. (17)前記交流電圧の波形は矩形波であることを特徴
    とする特許請求の範囲第16項に記載のコロナ放電装置
  18. (18)前記負帯電が施される感光体は有機物光導電体
    であることを特徴とする特許請求の範囲第10項に記載
    のコロナ放電装置。
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