JPS61275269A - N−アルキルデカヒドロイソキノリンの製造法 - Google Patents
N−アルキルデカヒドロイソキノリンの製造法Info
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- JPS61275269A JPS61275269A JP11420485A JP11420485A JPS61275269A JP S61275269 A JPS61275269 A JP S61275269A JP 11420485 A JP11420485 A JP 11420485A JP 11420485 A JP11420485 A JP 11420485A JP S61275269 A JPS61275269 A JP S61275269A
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- Japan
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- tetrahydroisoquinoline
- alkyl
- reaction
- hydrogenation catalyst
- hydrogenation
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、医薬、農薬等の製造原料として有用なN−
アルキルデカヒドロイソキノリンを有利に製造する方法
に関する。
アルキルデカヒドロイソキノリンを有利に製造する方法
に関する。
従来、N−アルキルデカヒドロイソキノリンを製造する
方法としては、イソキノリンをメタノールの存在下にラ
ネーニッケルを使用して水素化する方法や、デカヒドロ
イソキノリンをホルムアルデヒドとギ酸とを使用してN
−メチル化する方法(J。
方法としては、イソキノリンをメタノールの存在下にラ
ネーニッケルを使用して水素化する方法や、デカヒドロ
イソキノリンをホルムアルデヒドとギ酸とを使用してN
−メチル化する方法(J。
Chem、 Soc、 1,954.3,798〜3,
802、J、 Amer。
802、J、 Amer。
Chem、 Soc、、 70(1,948)、 2,
617〜2,619)が知られている。
617〜2,619)が知られている。
しかしながら、これら従来の方法では、反応中間体とし
て5,6,7.8−テトラヒドロ体が生成することが原
因と思われるが、目的物のN−フルキルデカヒドロイソ
キノリンの収率が低いという問題があった。
て5,6,7.8−テトラヒドロ体が生成することが原
因と思われるが、目的物のN−フルキルデカヒドロイソ
キノリンの収率が低いという問題があった。
本発明は、かかる観点に鑑みて創案されたもので、N−
アルキルデカヒドロイソキノリンを工業的に有利に製造
することができる方法を提供することを目的とする。
アルキルデカヒドロイソキノリンを工業的に有利に製造
することができる方法を提供することを目的とする。
すなわち、本願の第1番目の発明は、N−アルキルー1
,2,3.4−テトラヒドロイソキノリンを水素化触媒
の存在下に水素化するN−アルキルデカヒドロイソキノ
リンの製造法であり、また、第2番目の発明は、N−ア
ルキルイソキノリニウム塩を水素化触媒の存在下に水素
化し、次いで反応混合物から分離して得られたN−アル
キル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを水
素化触媒の存在下に水素化するN−フルキルデカヒドロ
イソキノリンの製造法である。
,2,3.4−テトラヒドロイソキノリンを水素化触媒
の存在下に水素化するN−アルキルデカヒドロイソキノ
リンの製造法であり、また、第2番目の発明は、N−ア
ルキルイソキノリニウム塩を水素化触媒の存在下に水素
化し、次いで反応混合物から分離して得られたN−アル
キル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを水
素化触媒の存在下に水素化するN−フルキルデカヒドロ
イソキノリンの製造法である。
第1番目の発明で原料として使用するN−アルキル−1
,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンは、例えば、
イソキノリンを水素、化触媒の存在下に部分水素化して
1,2.3.4−テトラヒドロイソキノリンを製造し、
次いで適当な方法でN−アルキル化する方法等、それが
如何なる方法で製造されたものであってもよいが、好ま
しくは第2番目の発明の前段工程に示す方法、すなわち
、N−アルキルイソキノリニウム塩を水素化触媒の存在
下に水素化し、次いで反応混合物から分離する方法であ
る。また、N−アルキルイソキノリニウム塩のアルキル
基とじては、メチル基、エチル基、プロピル基等がある
。
,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンは、例えば、
イソキノリンを水素、化触媒の存在下に部分水素化して
1,2.3.4−テトラヒドロイソキノリンを製造し、
次いで適当な方法でN−アルキル化する方法等、それが
如何なる方法で製造されたものであってもよいが、好ま
しくは第2番目の発明の前段工程に示す方法、すなわち
、N−アルキルイソキノリニウム塩を水素化触媒の存在
下に水素化し、次いで反応混合物から分離する方法であ
る。また、N−アルキルイソキノリニウム塩のアルキル
基とじては、メチル基、エチル基、プロピル基等がある
。
そして、塩を形成するアニオンとしては、ヨウ素、臭素
、塩素等のハロゲンイオン、硫酸イオン、過塩素酸イオ
ン等がある。
、塩素等のハロゲンイオン、硫酸イオン、過塩素酸イオ
ン等がある。
上記N−アルキルイソキノリニウム塩を水素化触媒を使
用して部分水素化する方法としては、それがイソキノリ
ンをヨウ化メチル等のアルキル化剤と水素化触媒の存在
下に水素化する方法であってもよく、また、予めイソキ
ノリンとアルキル化剤とからN−アルキルイソキノリニ
ウム塩を製造し、これを水素化触媒の存在下に水素化す
る方法であってもよい。
用して部分水素化する方法としては、それがイソキノリ
ンをヨウ化メチル等のアルキル化剤と水素化触媒の存在
下に水素化する方法であってもよく、また、予めイソキ
ノリンとアルキル化剤とからN−アルキルイソキノリニ
ウム塩を製造し、これを水素化触媒の存在下に水素化す
る方法であってもよい。
この部分水素化反応に使用するイソキノリンとしては、
それがベンズアルデヒドとアミノアセタールとを縮合さ
せる方法やベンジルアミンをグリオキザルのへミアセタ
ールと縮合させる方法等により合成された合成イソキノ
リンであってもよく、また、コールタール油、石炭液化
油等から酸抽出されたタール塩基分を蒸溜して得られる
タール系イソキノリンであってもよいが、製造コストの
点からして後者のタール系イソキノリンが好ましい。
それがベンズアルデヒドとアミノアセタールとを縮合さ
せる方法やベンジルアミンをグリオキザルのへミアセタ
ールと縮合させる方法等により合成された合成イソキノ
リンであってもよく、また、コールタール油、石炭液化
油等から酸抽出されたタール塩基分を蒸溜して得られる
タール系イソキノリンであってもよいが、製造コストの
点からして後者のタール系イソキノリンが好ましい。
このタール系イソキノリン中には不純物として硫黄化合
物が通常0.1〜3%程度含有されているが、これらは
この部分水素化反応の際及び/又はこの部分水素化反応
に使用するN−アルキルイソキノリニウム塩を製造する
際に同時に除去することができる。しかも、この部分水
素化の反応に際しては、反応系にN−アルキルイソキノ
リニウム塩を構成するアニオンが共存するため、N−ア
ルキルイソキノリニウム塩を部分水素化してN−フルキ
ル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを製造
する際に、副反応生成物として5.6.7.8−テトラ
ヒドロイソキノリンが生成せず、副反応や分解反応が起
こってその収率が低下するようなことがなり、N−アル
キル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを容
易に、かつ、高収率で製造することができる。
物が通常0.1〜3%程度含有されているが、これらは
この部分水素化反応の際及び/又はこの部分水素化反応
に使用するN−アルキルイソキノリニウム塩を製造する
際に同時に除去することができる。しかも、この部分水
素化の反応に際しては、反応系にN−アルキルイソキノ
リニウム塩を構成するアニオンが共存するため、N−ア
ルキルイソキノリニウム塩を部分水素化してN−フルキ
ル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを製造
する際に、副反応生成物として5.6.7.8−テトラ
ヒドロイソキノリンが生成せず、副反応や分解反応が起
こってその収率が低下するようなことがなり、N−アル
キル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを容
易に、かつ、高収率で製造することができる。
この部分水素化反応に使用する水素化触媒としては、例
えば、ルテニウム、パラジウム、白金等の白金属の金属
又は化合物を含有する白金属系触媒や、ニッケル、モリ
ブデン、コバルト等の非白金属系触IR等を挙げること
ができる。これらの水素化触媒については、そのいずれ
かを単独で使用してもよく、また、2種以上を混合して
同時に、あるいは、所定の時間をおいて段階的に使用し
てもよい。この水素化触媒の使用量は、N−アルキルイ
ソキノリニウム塩100重ffi部に対して0.5〜3
0重聞部が適当である。
えば、ルテニウム、パラジウム、白金等の白金属の金属
又は化合物を含有する白金属系触媒や、ニッケル、モリ
ブデン、コバルト等の非白金属系触IR等を挙げること
ができる。これらの水素化触媒については、そのいずれ
かを単独で使用してもよく、また、2種以上を混合して
同時に、あるいは、所定の時間をおいて段階的に使用し
てもよい。この水素化触媒の使用量は、N−アルキルイ
ソキノリニウム塩100重ffi部に対して0.5〜3
0重聞部が適当である。
また、この部分水素化反応の反応条件としては、使用す
る水素化触媒の種類等によって適宜選択し得るものであ
るが、例えば、5%Pd−C触媒を使用した場合、反応
温度が50〜150℃、好ましくは60〜80℃であっ
て、水素圧力が常圧以上、好ましくは5〜100Kg/
cIli−Gである。反応時間については、原則として
N−アルキルイソキノリニウム塩がN−アルキル’−1
,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンになって水素
の吸収が終了するまでであり、通常0.5ff;H2t
1以上である。
る水素化触媒の種類等によって適宜選択し得るものであ
るが、例えば、5%Pd−C触媒を使用した場合、反応
温度が50〜150℃、好ましくは60〜80℃であっ
て、水素圧力が常圧以上、好ましくは5〜100Kg/
cIli−Gである。反応時間については、原則として
N−アルキルイソキノリニウム塩がN−アルキル’−1
,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンになって水素
の吸収が終了するまでであり、通常0.5ff;H2t
1以上である。
なお、この部分水素化反応に際しては、反応溶媒として
メタノール、エタノール等のアルコール系溶媒やその他
N−アルキルイソキノリニウム塩を溶解し得る極性溶媒
を使用することができる。特に、アルコール系溶媒は、
1,2,3.4−テトラヒドロ体の選択性に優れている
。例えばアルミール系溶媒を使用することにより、濾過
して蒸溜す・ることによって容易に触媒や反応混合物中
のN−アルキルイソキノリニウム塩を形成するアニオン
を除去することができる。さらに、反応系中に有機アミ
ンを添加すれば、遊離するアニオンを消費することがで
き、反応を促進させることができる。
メタノール、エタノール等のアルコール系溶媒やその他
N−アルキルイソキノリニウム塩を溶解し得る極性溶媒
を使用することができる。特に、アルコール系溶媒は、
1,2,3.4−テトラヒドロ体の選択性に優れている
。例えばアルミール系溶媒を使用することにより、濾過
して蒸溜す・ることによって容易に触媒や反応混合物中
のN−アルキルイソキノリニウム塩を形成するアニオン
を除去することができる。さらに、反応系中に有機アミ
ンを添加すれば、遊離するアニオンを消費することがで
き、反応を促進させることができる。
N−フルキル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノ
リンは、次に水素化触媒の存在下に水素化される。
リンは、次に水素化触媒の存在下に水素化される。
この水素化反応に使用する水素化触媒についても、例え
ば、ルテニウム、パラジウム、白金等の白金属の金属又
は化合物を含有する白金属系触媒や、ニッケル、モリブ
デン、コバルト等の非白金属系触媒等を挙げることがで
きるが、製造コストの点からして好ましくはラネーニッ
ケル、安定化ニッケル等の金属ニッケルを含有するニッ
ケル触媒である。これらの水素化触媒も、そのいずれか
を単独で使用してもよく、また、2種以上を混合して同
時に、あるいは、所定の時間をおいて段階的に使用して
らよい。この水素化触媒の使用♀は、N−アルキル−1
,2,3,4−テト5ヒドロイソキノ92100重母部
に対して0.5〜20重つ部が適当である。
ば、ルテニウム、パラジウム、白金等の白金属の金属又
は化合物を含有する白金属系触媒や、ニッケル、モリブ
デン、コバルト等の非白金属系触媒等を挙げることがで
きるが、製造コストの点からして好ましくはラネーニッ
ケル、安定化ニッケル等の金属ニッケルを含有するニッ
ケル触媒である。これらの水素化触媒も、そのいずれか
を単独で使用してもよく、また、2種以上を混合して同
時に、あるいは、所定の時間をおいて段階的に使用して
らよい。この水素化触媒の使用♀は、N−アルキル−1
,2,3,4−テト5ヒドロイソキノ92100重母部
に対して0.5〜20重つ部が適当である。
また、この水素化反応の反応条件としては、使用する水
素化触媒の種類等によって適宜選択し得るものであるが
、例えば、ラネーニッケル触媒を使用した場合、反応温
度が100〜250℃、好ましくは150〜230℃で
あって、水素圧力が10に9/I?#i−G以上、好ま
しくは20〜150Ky/d−Gである。反応時間につ
いては、原則としてN−アルキル−1,2,3,4−テ
トラヒドロイソキノリンがN−アルキルデカヒドロイソ
キノリンになって水素の吸収が終了するまでであり、通
常1時間以上である。
素化触媒の種類等によって適宜選択し得るものであるが
、例えば、ラネーニッケル触媒を使用した場合、反応温
度が100〜250℃、好ましくは150〜230℃で
あって、水素圧力が10に9/I?#i−G以上、好ま
しくは20〜150Ky/d−Gである。反応時間につ
いては、原則としてN−アルキル−1,2,3,4−テ
トラヒドロイソキノリンがN−アルキルデカヒドロイソ
キノリンになって水素の吸収が終了するまでであり、通
常1時間以上である。
このN−アルキル−1,2,3,4−テトラヒドロイソ
キノリンの水素化反応終了後、デカンテーションや濾過
等の手段で反応混合物から水素化触媒を分離除去し、蒸
溜等の手段でN−アルキルデカヒドロイソキノリンを得
る。また、使用した水素化触媒については、必要により
再度この水素化反応の触媒として、あるいは、N−アル
キル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを製
造する際の水素化触媒として使用する。
キノリンの水素化反応終了後、デカンテーションや濾過
等の手段で反応混合物から水素化触媒を分離除去し、蒸
溜等の手段でN−アルキルデカヒドロイソキノリンを得
る。また、使用した水素化触媒については、必要により
再度この水素化反応の触媒として、あるいは、N−アル
キル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを製
造する際の水素化触媒として使用する。
本発明の第1番目の発明においては、N−アルキル−1
,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを原料にして
いるので、水素化反応の際にその反応中間体として5,
6,7.8−テトラヒドロ体が生成するようなことがな
く、比較的温和な条件で容易に、かつ、収率良くN−ア
ルキルデカヒドロイソキノリンを製造することができる
。
,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを原料にして
いるので、水素化反応の際にその反応中間体として5,
6,7.8−テトラヒドロ体が生成するようなことがな
く、比較的温和な条件で容易に、かつ、収率良くN−ア
ルキルデカヒドロイソキノリンを製造することができる
。
また、本発明の第2番目の発明においては、N−アルキ
ルイソキノリニウム塩を水素化してN−アルキル−1,
2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを製造する部分
水素化反応の工程において、反応系にN−アルキルイソ
キノリニウム塩を構成するアニオンが共存するため、水
素化反応がトアルキル−1,2゜3.4−テトラヒドロ
イソキノリンの生成で停止し、また、原わ1イソキノリ
ンとしてタール系イソキノリンを使用しても、不純物と
して含まれる硫黄化合物が部分水素化反応の際に、ある
いは、N−アルキルイソキノリニウム塩を製造づる際に
同時に除去される。
ルイソキノリニウム塩を水素化してN−アルキル−1,
2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを製造する部分
水素化反応の工程において、反応系にN−アルキルイソ
キノリニウム塩を構成するアニオンが共存するため、水
素化反応がトアルキル−1,2゜3.4−テトラヒドロ
イソキノリンの生成で停止し、また、原わ1イソキノリ
ンとしてタール系イソキノリンを使用しても、不純物と
して含まれる硫黄化合物が部分水素化反応の際に、ある
いは、N−アルキルイソキノリニウム塩を製造づる際に
同時に除去される。
以下、実施例に基づいて、本発明方法を具体的に説明す
る。
る。
タール系イソキノリン(純度97重信%、全硫黄分3.
oooppm )とヨウ化メチルとを反応させて得られ
たN−メヂルイソキノリニウムヨージド(全硫黄分1
ppm以下)100gをメタノール400y中に溶解し
てオートクレーブ中に仕込み、これにトリエチルアミン
37gと5重セ%Pd−C触媒(50重量%含水晶)2
0gとを添加し、反応温度70℃及び水素圧力25に9
/ci−Gの条件で1時間水素化し、濾過して反応混合
物から水素化触媒を除去した後、蒸溜して溶媒及びヨウ
素化合物を除去し、IiI!度99.0重母%のトアル
キルー1.2,3.4−テトラヒドロイソキノリン5C
1を得た。
oooppm )とヨウ化メチルとを反応させて得られ
たN−メヂルイソキノリニウムヨージド(全硫黄分1
ppm以下)100gをメタノール400y中に溶解し
てオートクレーブ中に仕込み、これにトリエチルアミン
37gと5重セ%Pd−C触媒(50重量%含水晶)2
0gとを添加し、反応温度70℃及び水素圧力25に9
/ci−Gの条件で1時間水素化し、濾過して反応混合
物から水素化触媒を除去した後、蒸溜して溶媒及びヨウ
素化合物を除去し、IiI!度99.0重母%のトアル
キルー1.2,3.4−テトラヒドロイソキノリン5C
1を得た。
次に、このN−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリン40gをオーi・クレープ中に仕込み、こ
れにラネーニッケル触媒2gを゛添加し、反応湿度20
0℃及び水素圧力100Kg/cd−Gの条件で4時間
水素化し、濾過して反応混合物から水素化触媒を除去し
てN−メチルデカヒドロイソキノリン38g(収率84
モル%)を得た。
イソキノリン40gをオーi・クレープ中に仕込み、こ
れにラネーニッケル触媒2gを゛添加し、反応湿度20
0℃及び水素圧力100Kg/cd−Gの条件で4時間
水素化し、濾過して反応混合物から水素化触媒を除去し
てN−メチルデカヒドロイソキノリン38g(収率84
モル%)を得た。
この反応生成物の組成をガスクロマトグラフ分析で調べ
た結果、N−メヂルデカヒドロイソキノリン87重倫%
、メチル基が脱離したデカヒドロイソキノリン6.16
重量%、未反応N−メチル−1゜2、3.4−72トラ
ヒドロイソキノリン0.5511%、不明成分6.29
重υ%であった。
た結果、N−メヂルデカヒドロイソキノリン87重倫%
、メチル基が脱離したデカヒドロイソキノリン6.16
重量%、未反応N−メチル−1゜2、3.4−72トラ
ヒドロイソキノリン0.5511%、不明成分6.29
重υ%であった。
(発明の効果〕
本発明によれば、イソキノリン又はトアルキル−1,2
,3,4−テトラヒドロイソキノリンを原料にしてN−
アルキルデカヒドロイソキノリンを収率良く製造するこ
とができる。
,3,4−テトラヒドロイソキノリンを原料にしてN−
アルキルデカヒドロイソキノリンを収率良く製造するこ
とができる。
Claims (2)
- (1)N−アルキル−1,2,3,4−テトラヒドロイ
ソキノリンを水素化触媒の存在下に水素化することを特
徴とするN−アルキルデカヒドロイソキノリンの製造法
。 - (2)N−アルキルイソキノリニウム塩を水素化触媒の
存在下に水素化し、次いで反応混合物から分離して得ら
れたN−アルキル−1,2,3,4−テトラヒドロイソ
キノリンを水素化触媒の存在下に水素化することを特徴
とするN−アルキルデカヒドロイソキノリンの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11420485A JPS61275269A (ja) | 1985-05-29 | 1985-05-29 | N−アルキルデカヒドロイソキノリンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11420485A JPS61275269A (ja) | 1985-05-29 | 1985-05-29 | N−アルキルデカヒドロイソキノリンの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61275269A true JPS61275269A (ja) | 1986-12-05 |
Family
ID=14631812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11420485A Pending JPS61275269A (ja) | 1985-05-29 | 1985-05-29 | N−アルキルデカヒドロイソキノリンの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61275269A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3379730A (en) * | 1965-07-16 | 1968-04-23 | Marion Laboratories Inc | Production of 5, 6, 7 or 8-hydroxy-1, 2, 3, 4-tetrahydro and decahydro-isoquinolines |
-
1985
- 1985-05-29 JP JP11420485A patent/JPS61275269A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3379730A (en) * | 1965-07-16 | 1968-04-23 | Marion Laboratories Inc | Production of 5, 6, 7 or 8-hydroxy-1, 2, 3, 4-tetrahydro and decahydro-isoquinolines |
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