JPS61274541A - デ−タ通信網の通信制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、同一伝送路上に接続された複数局からなるデ
ータ通信網に関する。特に、衝突検出による搬送波検知
多重アクセス方式（以下、Ｃ３ＤＡ／ＣＤ方式という。

）によるデータ通信網に利用して効果が高い。

〔概　要〕

本発明は、一つの伝送路で結合された複数の局に局番号
を割当てるデータ通信網において、同一局番号が複数の
局に設定されたことを直ちに検出することができる手段
を設けることにより、局番号誤設定に付随して発生する
データ転送誤りの発見を速やかに行うことができるよう
にしたものであ葛。

〔従来の技術〕

複数の局１０−１〜１０−ｎが第３図に示すように、伝
送路２５に接続され、Ｃ３ＤＡ／ＣＤ方式に従ってデー
タ転送が行われるときに、各局固有に割りつけられた局
番号を含むパケットと呼ばれるデータフレームが一つの
単位として転送される。このパケットは、第４図に示す
ように同期パターン（ＳＹＮＣ）、受は側局番号（ＤＡ
）、送り側局番号（ＳＡ）、制御データ（ＣＮＴ）、デ
ータ（ＤＡＴＡ）およびチェー）　’）データ（ＣＲＣ
）から構成され、各局は伝送路上のパケットの受は側局
番号を監視し、これが自局に割り当てられた局番号に一
致しているパケットを受は取り、処理を行っている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このような従来例方式では、各局番号は互いに排他的な
番号を設定する必要があるが、たまたま同一伝送路上の
局に同一の局番号の局が誤って存在すると、各局間のデ
ータ転送は設定された局番号に対して行われるので、あ
る局が二重に設定された二つの局へのデータ転送を行っ
たときに、恰も正常なデータ転送が行われているように
見え、各局間の多重通信が多くなったときに初めてデー
タ転送の誤りが検出されていた。このように、従来例方
式では、同一の局番号が設定されると、設定誤りが検出
しにくく誤りの訂正に長時間を必要とする欠点があった
。

本発明は、このような欠点を除去するもので、局番号の
誤設定を検出することができる通信制御装置を提供する
ことを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、伝送路と、この伝送路に接続され、この伝送
路に到来する自局番号を含む応答要求信号に対して応答
信号を上記伝送路に送出する応答信号送出手段を含む複
数の局とを備えたデータ通信網で、前述の問題点を解決
するための手段として、任意の局番号を含む応答要求信
号を送出する応答要求信号送出手段と、この応答要求信
号に対応する応答信号の個数を計数する計数手段とが上
記伝送路に接続されたことを特徴とする。

Ｃ作　用〕 計数手段での計数値が「０」のときは、送出した応答要
求信号に付された局番号に該当する局が存在していない
ことを示し、ｒｌＪのときは、該当局が１局存在するの
で局番号の設定が正常に実行されていることを示し、「
２」以上のときは、同じ局番号の局が２局以上存在して
いる状態すなわち誤設定状態にあることを示す。すなわ
ち、計数手段の計数値に基づいて、局番号の設定状態が
直ちに判断される。

〔実施例〕

以下、本発明実施例装置を図面に基づいて説明する。

第１図はこの実施例装置の構成を示すブロック構成図で
ある。第２図はこの実施例装置のデータ処理部の送信時
の動作を示すフロー図である。

まず、この実施例装置の構成を第１図に基づいて説明す
る。この実施例装置はデータ処理部（ＰＲＯＣ）■と、
応答パケット生成部（ＲＳＰ　ＧＥＮ）　　２と、コマ
ンドパケット生成部（ＣＭＤ　ＧＥＮ）　　３と、送信
部（ＴＲ）４と、受信部（ＲＶ）　５と、応答パケット
検出部（Ｒ５ＰＳＥＮＣ）　６と、応答パケットカウン
タ（ＲＳＰ　Ｃ０ＵＮＴ）７とを備える。

データ処理部１は図外の上位装置２ｏの信号を授受し、
また、応答パケット生成部２またはコマンドパケット生
成部３を経由し、あるいは直接に送信部４に接続される
。送信部４の出力は伝送路２５に接続される。受信部５
の入力は伝送路２５に接続され、受信部５の出力は、応
答バケット検出部６および応答バケットカウンタ７を経
由し、あるいは直接にデータ処理部１に接続される。

次に、この実施例装置の動作を第１図に基づいて説明す
る。

データ処理部１からの指示に基づいて送信部４からは伝
送路上にデータが送信される。コマンドパケット生成部
３では、相手局に応答を求めるパケットデータが生成さ
れる。応答パケット生成部２では、相手局への応答パケ
ットのデータが生成される。送信部４では、データ処理
部１からの送信指示に基づいて、データ処理部１からの
データ、コマンドパケット生成部３からのデータまたは
応答パケット生成部２からのデータのうち一つが選択さ
れて伝送路２５上に送信される。一方、受信部５では、
伝送路２５からのデータが受信されデータ処理部１に転
送される。応答バケット検出部６では、相手局からの応
答パケットが識別され、この結果が応答パケットカウン
タ７へ通知される。応答バケットカウンタ７では、デー
タ処理部１の指示で初期化され、応答パケット検出部６
からの通知に基づいて「＋１」ずつの加算が行われる。

加算結果はデータ処理部ｌに通知される。

すなわち、第２図に示すように、はじめに、コマンドパ
ケット生成部３に応答要求パケット（ＣＭＤＰＡＣに）
５０のデータ生成が指示される。コマンドパケット生成
部３で相手局に応答を求める応答要求パケット５０のデ
ータが生成されたのちに応答パケットカウンタ７は初期
化され、ひきつづき、送信部４にコマンドパケット生成
部３で生成したデータの送信が指示され、送信部４から
コマンドパケット生成部３で生成された応答要求バケツ
）５０が伝送路２５上に送信される。伝送路２５を介し
て接続した相手局で応答要求パケット５０が受信される
と、データ処理部１でこれが検出され、応答パケット検
出部６に応答バケツ）　（ＲＳＰ　ＰＡＣＫ）５５のデ
ータ生成が指示され、送信部４に応答パケット５５の送
信が指示される。

応答要求パケット５０を送信した局では、応答要求パケ
ット５０を送信後に、相手局から応答パケット５５が返
送されるに十分な時間にわたり待機後に応答バケットカ
ウンタ７が読み出され、この読み出されたカウンタ値に
基づいて次の判断が行われる。すなわち、カウンタ値「
０」のときは送信した局番号の局なしに、カウンタ値「
１」のときは送信した局番号の局は一局であり、したが
って、正常であり、カウンタ値が「２」以上ときは送信
した局番号の局は複数局であり、したがって設定誤りが
あったことが判断される。

〔発明の効果〕

本発明は、以上説明したように、相手局に応答を求める
パケットを送信し、相手局からの応答パケットの数を計
数することにより伝送路上の局番号の誤設定を容易に検
出できるので、例えば、局番号が二重に設定された二つ
の局へのデータ転送が見掛は上正常なデータ転送であり
、したがって誤設定が検知しにくい場合でも確実に検知
できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例装置の構成を示すブロック構成図
。 第２図はデータ処理部（ＰＲＯＣ）の処理手順を示すフ
ロー図。 第３図は通信制御装置が接続された通信網の構成を示す
ブロック構成図。 第４図は通信制御装置に用いられるパケットのフレーム
構成図。 １・・・データ処理部（ＰＲＯＣ）、２・・・応答パケ
ット生成部（ＲＳＰ　ＧＥＮ）、３・・・コマンドパケ
ット生成部（ＣＭＤＧＥＮ）、４・・・送信部（ＴＲ）
、５・・・受信部（ＲＶ）、６・・・応答パケット検出
部（ＲＳＰ　５ＥＮＣ）、７・・・応答バケットカウン
タ（ＲＳＰ　Ｃ０ＵＮＴ）　、１０・・・局、２０・・
・上位装置、２５・・・伝送路、５０・・・応答要求パ
ヶ７　）　（ＣＭＤ　ＰＡＣＫ）、５５・・・応答パケ
ット（ＲＳＰ　ＰＡＣＫ）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）伝送路と、 この伝送路に接続され、この伝送路に到来する自局番号
   を含む応答要求信号に対して応答信号を上記伝送路に送
   出する応答信号送出手段を含む複数の局と を備えたデータ通信網において、 任意の局番号を含む応答要求信号を送出する応答要求信
   号送出手段と、 この応答要求信号に対応する応答信号の個数を計数する
   計数手段と が上記伝送路に接続された ことを特徴とするデータ通信網の通信制御装置。