JPS61265719A

JPS61265719A - 回転磁気ヘツド装置

Info

Publication number: JPS61265719A
Application number: JP10737185A
Authority: JP
Inventors: Toshiaki Koga; 敏明古賀; Nobuyoshi Fujimori; 信義藤森
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1985-05-20
Filing date: 1985-05-20
Publication date: 1986-11-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は映像信号を記録、再生するビデオテープレコー
ダ用の回転磁気ヘッド装置に関するものである。

従来の技術近年１回転磁気ヘッド装置における信号通路は種々の端
子を用いてハンダ付けにより構成されている。以下１図
面を参照しながら、上述した従来の回転磁気ヘッド装置
の一例について説明する。

第８図は従来の回転磁気ヘッド装置の構成例を示す断面
図であシ、右半分は磁気ヘッド部、左半分はその他の部
分を示すものである。第８図に於て、１は上ドラム、２
は磁気ヘッドで上ドラム１上に固定されている。３はデ
ィスク、４はシャフト、６はボールベアリング、６は下
ドラム、７は回転トランス、８は固定トランスであシ、
シャフト４に対してディスク３が固着され、更にディス
ク３には上ドラム１と回転トランス７が締結あるいは固
着されており、ボールベアリング６を介して下ドラム６
によってこれらのシャフト４．ディスク３．上ドラム１
１回転トランス７が支持され且つ共に回転し得るよう、
になっている。また、その結果、上ドラム１に固定され
た磁気ヘッド２も回転する。

更に９はヘッド端子で上ドラム１に収納されている。１
０はプリント板であシ、ヘッド端子９の中心は導電体、
外周はその両端を除き絶縁体で覆われており、導電体の
一端は磁気ヘッド２の巻線端部（図示せず）と、また他
の一端はプリント板の穴を貫通して、その表面に構成さ
れた箔の一部とハンダ付けされて回路を形成している。

１１はトランスプリント板（以下、トランスＰ板・とい
う）で、１２はトランス端子である。トランス端子１２
はディスクａ上に固定されておシ、その中心は導電体、
外周は両端を除き絶縁体で覆われて導電体の一端はトラ
ンスＰ板１１上の箔にハンダ付けされ、また、他の一端
は上ドラム１を貫通してプリント板１０の穴を更に貫通
し、前記したプリント板１ｏ上のヘッド端子９と導通し
た箔とハンダ付けされて導通機能を持つ。また、トラン
スＰ板１１は回転トランス７上に接着され１回転トラン
ス７のコイル端部（図示せず）がトランスＰ板上の箔の
一部にハンダ付けされ、更に、この箔の他の部分がトラ
ンス端子１２の導電体の他の一端にハンダ付けされてお
シ、その結果、磁気ヘッド２と回転トランス７との間に
導通機能が生じている。なお、との導通系は１つの磁気
ヘッドについて述べたもので、多ヘッドの場合はヘッド
の数と同数の導通系が構成される。

以上のように構成された従来の回転磁気ヘッド装量に於
て、以下その動作について説明する。まず、下ドラム６
によって案内走行される磁気テープ（図示せず）から磁
ｉヘッド２に信号が伝わり。

更に、その信号が前記のしくみによシ回転トランス７に
送られ、互に非接触で対向する回転トランス７と固定ト
ランス８の間で電磁変換的に伝達され、さらに外部の信
号処理回路（図示せず）に供給され、映像の再生が行な
われる。また、伝送される信号が逆方向の場合には記録
が行なわれることになる。

発明が解決しようとする問題点しかしながら上記のような構成では多ヘッドに対応する
ため、端子を多種、多数必要とし、その分、ハンダ付け
の手間もかかる。また、端子収納のための孔の加工等も
多くなシ、コスト的にも組立作業上も、不利である。更
に、上ドラム上のプリント板に箔を構成せざるを得す、
そのため箔が露出状態となって種々の外部からの電磁気
的な影響も受は易い状態となっている。また、上ドラム
・ヘッドを交換する際もハンダをはずす必要がありその
ことからでも非常に煩雑な作業を行なわねばならない等
の問題点を有していた。

本発明は上記問題点に鑑み、ハンダ付は部の一部を接触
式にして端子の数を少なくすることによシ、低コスト化
および作業性の改善ができるようにした回転磁気ヘッド
装置を提供するものである。

問題点を解決するための手段上記問題点を解決するために本発明の回転磁気ヘッド装
置は１回転ドラムと、前記回転ドラム上に配置された磁
気ヘッドと、前記磁気ヘッドの信号の授受を行なう電磁
変換部材と、前記回転ドラム内に配置された導電部材と
、前記導電部材の外周を囲み且つ保持する非導電部材と
、前記導電部材に対し一端を電気的結合し、他端を前記
磁気ヘッドの巻線端部と電気的結合した導電ばねとを備
え、前記導電部材の先端部を、前記導電ばねの弾性によ
り、前記電磁変換部材のコイル端部に圧接させて、前記
磁気ヘッドの巻線と前記電磁変換部材のコイルとの導通
を得るように構成したものである。

作用本発明は上記した構成によって、磁気ヘッドと回転トラ
ンス間の導通を導電部材および導電ばねによって直接導
通状態にし、その結果、上ドラム上のプリント板やヘッ
ド端子、トランス端子および、それに付随するハンダ付
けが不要とな）、これによシコスト面９作業面での合理
化が図れることとなる。

実施例以下１本発明の実施例の回転磁気ヘッド装置について１
図面を参照しながら説明する。第１図は本発明の第１の
実施例の断面図、第２図は第１図の主要部の拡大断面図
、第３図はその主要構成部を示す分解斜視図である。

まず第１図、第２図において、１３は導電ピンで、上ド
ラム１に設けられた孔１４に収納されている。更に第３
図において、１６は導電ピン１３の一構成要素である導
電ばねであシ、コイル状になっている。同様に１６は導
電体で、１７は導電体１６を覆う絶縁体である。すなわ
ち、導電ピン１３は導電ばね１６．導電体１６、絶縁体
１７により構成されている。１８は磁気ヘッド２上のプ
リント板の笛部で、その一端に巻線の端（図示せず）が
ハンダ付けされている。また、１９は回転トランス７上
のトランスＰ板１１の笛部で、その一端にコイルの巻線
の端（図示せず）がハンダ付けされている。導電ばね１
６はその一端のストレート部が笛部１８にハンダ付けさ
れている。

また、ここで第４１図、第６図は導電ピン１３の詳細な
構成および夫々動作の前後の状態を示す断面図であり、
導電体１６は先端部を尖鋭にして接触状態を良くシ、か
つ先端部付近に環状の溝を設け、導電ばねの一端の巻部
が安定して圧入固定されるようになってオ）、同時に導
電体１６と導電ばね１６間の導通も得られている。動作
後を示す第５図において、導電体１６が笛部１９に接触
した後、更に導電ばね１６の圧縮によって導電体１６が
笛部１９に押圧され接触を完全にするようになっている
。

その結果として導電ばね１６および導電体１６を介して
磁気ヘッド２と回転トランス７の導通が得られ、前記の
従来例で示したと同様の信号の伝達が可能になるもので
ある。

以上のように本実施例によれば、磁気ヘッドと回転トラ
ンスの間に導電ピンを設けることにより。

磁気ヘッド、回転トランス、固定トランス、処理回路間
の信号伝達機能が発生する。

次に１本発明の他の実施例について図面を参照しながら
説明する。第６図は本発明の第２の実施例の導電ピンの
構成を示す断面図である。図中２０は導電体であり、先
端を２叉状に分けており、接触の信頼性を増したもので
ある。

第７図は本発明の第３の実施例の導電ピンの構成を示す
断面図で、２１はＳ字状の導電ばね、２２は導電体で、
一部に縦長の貫通孔が設けられ、その内部にＳ字状の導
電ばね２１を収納し、かつ双方の導通が得られるように
なっている。

上記の第２．第３の実施例においても第１の実施例と同
様に使用すれば信号伝達の機能が可能となる。なお、第
２の実施例にかいて導電体２０の先端は２叉状にした２
点接触式であるが、他の接触すなわち３点、４点接触等
も同様に類推される。

また、第３の実施例においても導電ばね２１の形状は圧
接力を発生させる意図からすれば他の形状も容易に応用
が可能である。そして、また、導電体１６　、２０　、
２２はその表面に金やパラジウム等のコーティングをす
れば耐食性も良く信頼性も増加する。さらに導電ばね１
５，２１と導電体１６　、２０　、２２もハンダ付けや
溶接を行なえば接触の信頼性が増加する。トランスＰ板
１１の笛部１９の表面も金やパラジウム等のコーティン
グを行なえば接触の信頼性が増す。このような構成は前
述の実施例のみにとどまらず、ダブルアジマス型等の磁
気ヘッドに対しても応用が可能である。

発明の効果以上のように本発明によれば、構成部材の点数を減少で
き、また、煩雑なハンダ付けの作業も大部分省略でき、
構成部材にも余分な孔明は等の加工が少なくなシ、更に
は外部からの電磁気的な妨害にも強くなる等、製造に要
する手数ならびにコストを大幅に削減でき、かつ性能の
向上も期待できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る回転磁気ヘッド装置の
断面図、第２図は同実施例の主要部の拡大断面図、第３
図は同実施例の主要部の分解斜視図、第４図および第６
図は同実施例における導電体の作動を示す断面図、第６
図、第７図は本発明の他の実施例における導電体の変形
例を示す断面図、第８図は従来例を示す断面図である。２・・・・・・磁気ヘッド、７・・・・・・回転トラン
スｓ１１・・・・・・トランスＰ板、１３・・・・・・
導ｉ［ビン、１５・・・・・・導電ばね、１６・・・・
・・導電体、１了・・・・−・絶縁体。１・・・　石戚気へ・ンド１３・・・４１仁ビン第２図１７・・・絶諏拌第４図　　　　第５図第８図

Claims

【特許請求の範囲】

回転ドラムと、前記回転ドラム上に配置された磁気ヘッ
ドと、前記磁気ヘッドの信号の授受を行なう電磁変換部
材と、前記回転ドラム内に配置された導電部材と、前記
導電部材の外周を囲み且つ保持する非導電部材と、前記
導電部材に対し一端を電気的結合し、他端を前記磁気ヘ
ッドの巻線端部と電気的結合した導電ばねとを備え、前
記導電部材の先端部を、前記導電ばねの弾性により、前
記電磁変換部材のコイル端部に圧接させて、前記磁気ヘ
ッドの巻線と前記電磁変換部材のコイルとの導通を得る
ように構成したことを特徴とする回転磁気ヘッド装置。