JPS61257217A - 筒状多孔質セラミツクフイルタの製法 - Google Patents
筒状多孔質セラミツクフイルタの製法Info
- Publication number
- JPS61257217A JPS61257217A JP60097185A JP9718585A JPS61257217A JP S61257217 A JPS61257217 A JP S61257217A JP 60097185 A JP60097185 A JP 60097185A JP 9718585 A JP9718585 A JP 9718585A JP S61257217 A JPS61257217 A JP S61257217A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical
- bodies
- viscous liquid
- ceramic filter
- filter
- Prior art date
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- Pending
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- Filtration Of Liquid (AREA)
- Filtering Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、筒状多孔質セラミックフィルタの製法に関す
る。
る。
従来全く存在しなかった内層部分と外層部分の目の荒さ
を相違させた筒状でかつ多孔質のセラミックフィルタを
提供することを、本発明の目的とする。
を相違させた筒状でかつ多孔質のセラミックフィルタを
提供することを、本発明の目的とする。
以下、図示の実施例に基づ′き本発明を説明する。
まず、本発明にによって製造される新規な筒状多孔質セ
ラミックフィルタ1の用途から説明すれば、第2図に例
示す如く、浴槽2と配管3.4にて連結される濾過機5
の内部に用いられる。この濾過機5は、容器体6の内部
を水平状仕切板7で上方濾過室部8と下方の流入室部9
とに区画される。浴槽2とは配管3によって該流入室部
9に連通連結されるが、この流入室部9には、清掃用電
動ブラシ10が設けられている。仕切板7の周縁寄りに
湯が矢印Aのよう比上昇して濾過室部8に送り込まれる
。
ラミックフィルタ1の用途から説明すれば、第2図に例
示す如く、浴槽2と配管3.4にて連結される濾過機5
の内部に用いられる。この濾過機5は、容器体6の内部
を水平状仕切板7で上方濾過室部8と下方の流入室部9
とに区画される。浴槽2とは配管3によって該流入室部
9に連通連結されるが、この流入室部9には、清掃用電
動ブラシ10が設けられている。仕切板7の周縁寄りに
湯が矢印Aのよう比上昇して濾過室部8に送り込まれる
。
しかして、筒状多孔質セラミックフィルタ1は、第1外
側フイルタ11、第2中間フィルタ12及び第3内側フ
イルタ13を、順次挿入積層状として、一体化されたも
ので、その下面は仕切板7上に載置されて接触し、上面
は容器体6の天板14に接触すると共に、該筒状セラミ
ックフィルタ1は、仕切板7の中央に立設の多孔室セラ
ミック筒柱15に外嵌状として取付けられる。各フィル
タ11.12゜13とセラミック筒柱15の目の荒さは
、例えば次の(表−1)のように設定する。
側フイルタ11、第2中間フィルタ12及び第3内側フ
イルタ13を、順次挿入積層状として、一体化されたも
ので、その下面は仕切板7上に載置されて接触し、上面
は容器体6の天板14に接触すると共に、該筒状セラミ
ックフィルタ1は、仕切板7の中央に立設の多孔室セラ
ミック筒柱15に外嵌状として取付けられる。各フィル
タ11.12゜13とセラミック筒柱15の目の荒さは
、例えば次の(表−1)のように設定する。
表−1
°そして、湯は矢印Bのように外から内径方向に流れて
、順次濾過され、中央下部から吐出される。
、順次濾過され、中央下部から吐出される。
なお、第2図に示すように、配管4の途中にポンプ16
を介装して、強制的に浴槽2内の湯17を循環させる。
を介装して、強制的に浴槽2内の湯17を循環させる。
かつ、湯17の中に多元素ミネラルを溶出させて、温泉
のように身体を温めると共に肌をなめらかとするための
ミネラル成生機18を配管4の途中に介装する。このミ
ネラル成生機18の内部には、恵那石の一種の多元素原
石を砕いたものが多数個収納されている。
のように身体を温めると共に肌をなめらかとするための
ミネラル成生機18を配管4の途中に介装する。このミ
ネラル成生機18の内部には、恵那石の一種の多元素原
石を砕いたものが多数個収納されている。
しかして、このような外層部の目が荒く、内層部の目が
細かい多層構造の筒状多孔質セラミックフィルタ1の製
法を、第1図にて説明する。
細かい多層構造の筒状多孔質セラミックフィルタ1の製
法を、第1図にて説明する。
■から■に示すように、まず石英斑岩等の原石21・・
・を粉砕して粉状とする。やく400〜600メツシユ
の粉の大きさとするのであるが、顕微鏡で見た場合に各
粉自体が(軽石のように)多孔となっているのが望まし
い。
・を粉砕して粉状とする。やく400〜600メツシユ
の粉の大きさとするのであるが、顕微鏡で見た場合に各
粉自体が(軽石のように)多孔となっているのが望まし
い。
次に、同図■のようにこれに水22を加えて粘性液状体
23とする。このとき有機質バインダーを加えるも好ま
しい(この有機質バインダーは後述の焼成工程にて燃焼
して無くなるものを用いる)。
23とする。このとき有機質バインダーを加えるも好ま
しい(この有機質バインダーは後述の焼成工程にて燃焼
して無くなるものを用いる)。
別途、帯状の所定厚さのプラスチックの連続気泡のスポ
ンジ体を、所定長さに切断して、その矩形板状体を巻い
て輪状に接着等で連結することにより円筒燃焼体24a
、 24b、 24cを製作する。
ンジ体を、所定長さに切断して、その矩形板状体を巻い
て輪状に接着等で連結することにより円筒燃焼体24a
、 24b、 24cを製作する。
具体的には、同図Vのように相互に嵌合組立が出来る内
外径寸法として、大中小の円筒燃焼体24a。
外径寸法として、大中小の円筒燃焼体24a。
24b、24cを製作すると共に、発泡状スポンジ体の
目の荒さは順次細かいものを選定する。
目の荒さは順次細かいものを選定する。
この大中小の円筒燃焼体24a、24b、24cを、同
図■の矢印のように投入し、浸漬し、十分にスポンジ内
部へ粘性液状体を吸込ませる。その後、同図■のように
、粘性液状体の浸入した大中小の円筒燃焼体24a、2
4b、24cを、同心筒状に組立てて、スポンジ同心積
層体25とする。これを乾燥した後、同図■のように炉
26内で焼成する。このとき、プラスチックのスポンジ
体からなる上記円筒燃焼体24a、 24b、 24c
は、燃焼して消失する。このように消失した部分が微細
孔となり、同図■に示す如く、多孔質でかつ内外層が順
次メツシュ(目の荒さ)の相違する同心積層筒状のセラ
ミックフィルタ1が得られる。即ち、第1外側フイルタ
11、第2中間フィルタ12及び第3内側フイルタ13
と順次口の荒さが細密化した積層筒体のセラミックフィ
ルタ1が得られる。ここで、原石21として石英斑岩を
使用した場合に得られたセラミックの一例を(表−2)
に示す。
図■の矢印のように投入し、浸漬し、十分にスポンジ内
部へ粘性液状体を吸込ませる。その後、同図■のように
、粘性液状体の浸入した大中小の円筒燃焼体24a、2
4b、24cを、同心筒状に組立てて、スポンジ同心積
層体25とする。これを乾燥した後、同図■のように炉
26内で焼成する。このとき、プラスチックのスポンジ
体からなる上記円筒燃焼体24a、 24b、 24c
は、燃焼して消失する。このように消失した部分が微細
孔となり、同図■に示す如く、多孔質でかつ内外層が順
次メツシュ(目の荒さ)の相違する同心積層筒状のセラ
ミックフィルタ1が得られる。即ち、第1外側フイルタ
11、第2中間フィルタ12及び第3内側フイルタ13
と順次口の荒さが細密化した積層筒体のセラミックフィ
ルタ1が得られる。ここで、原石21として石英斑岩を
使用した場合に得られたセラミックの一例を(表−2)
に示す。
表−2セラミックの定量分析の−例
このフィルタ1を、例えば第2図のように、セラミック
筒柱15に外嵌状に組立て、かつ容器体6に入れて、濾
過機5として使用するのである。
筒柱15に外嵌状に組立て、かつ容器体6に入れて、濾
過機5として使用するのである。
粒度の大きい第1外側フイルタ11により髪の毛等の大
きな汚物を吸着し、中間の粒度の第2中間フィルタで垢
等の汚物を吸着し、細かい粒度の第3内側フイルタ13
で極微量の汚物(脂肪、分泌物等)を吸着し、その後、
化学分解して、清浄な湯とする作用をなす。粒度を内外
層で相違させることは、このように極めて合理的である
。また、多孔質セラミックは、物理及び化学吸着に優れ
、かつ、化学的分解作用も大きい利点がある。
きな汚物を吸着し、中間の粒度の第2中間フィルタで垢
等の汚物を吸着し、細かい粒度の第3内側フイルタ13
で極微量の汚物(脂肪、分泌物等)を吸着し、その後、
化学分解して、清浄な湯とする作用をなす。粒度を内外
層で相違させることは、このように極めて合理的である
。また、多孔質セラミックは、物理及び化学吸着に優れ
、かつ、化学的分解作用も大きい利点がある。
なお、本発明は上述の実施例以外にその粟旨を変更しな
い範囲で設計変更自由であり、例えば、第2図における
セラミック筒柱15も、第1〜第3フィルタ11.12
.13と同時に製造−即ち4重の同心筒状にプラスチッ
クスポンジ体を組立てて焼くことにより製造−するも好
ましく、結局、2以上の目の荒さく粒度)の相違する複
数層の円筒状セラミックフィルタであればよいのである
。
い範囲で設計変更自由であり、例えば、第2図における
セラミック筒柱15も、第1〜第3フィルタ11.12
.13と同時に製造−即ち4重の同心筒状にプラスチッ
クスポンジ体を組立てて焼くことにより製造−するも好
ましく、結局、2以上の目の荒さく粒度)の相違する複
数層の円筒状セラミックフィルタであればよいのである
。
用途としては、浴槽以外に、飲料水の浄化、池等の水の
浄化にも勿論利用出来る。
浄化にも勿論利用出来る。
本発明は上述のように、原石を粉砕して粉状とし、これ
に水を加えて粘性液状体とし、この粘性液状体の中に、
プラスチックのスポンジ体からなると共に相互に荒さと
内外径寸法の相違する複数個の円筒燃焼体を、浸漬し、
その後、粘性液状体の浸入した複数個の該円筒燃焼体を
同心筒状に組立て、これを乾燥してから焼いて、該円筒
燃焼体を燃焼消、失させて、内外層が順次粒度の相違す
る同心積層筒状の多孔質セラミックフィルタを製造する
ことを特徴とする筒状多孔質セラミックフィルタの製法
であって、次のような著大な効果を奏する。
に水を加えて粘性液状体とし、この粘性液状体の中に、
プラスチックのスポンジ体からなると共に相互に荒さと
内外径寸法の相違する複数個の円筒燃焼体を、浸漬し、
その後、粘性液状体の浸入した複数個の該円筒燃焼体を
同心筒状に組立て、これを乾燥してから焼いて、該円筒
燃焼体を燃焼消、失させて、内外層が順次粒度の相違す
る同心積層筒状の多孔質セラミックフィルタを製造する
ことを特徴とする筒状多孔質セラミックフィルタの製法
であって、次のような著大な効果を奏する。
■ 内外複数層の各層を、用途・使用条件等に応じて、
種々の粒度(メツシュ)に、容易にかつ均質に製造出来
る。
種々の粒度(メツシュ)に、容易にかつ均質に製造出来
る。
■ 内外複数層の各層の厚さ寸法を、容易に変更して、
フィルタの用途・使用条件等に対応出来る。
フィルタの用途・使用条件等に対応出来る。
■ 同心筒状に重合積層したセラミックの層の数の増減
も、容易に変更出来て、フィルタの用途・使用条件等に
対応出来る。
も、容易に変更出来て、フィルタの用途・使用条件等に
対応出来る。
■ 安価に製造出来、かつ比較的大量生産も容易となり
、フィルタの品質も安定したものとなる。
、フィルタの品質も安定したものとなる。
第1図は本発明の一実施例を工程順に示す説明図、第2
図は本発明によって得られる筒状多孔質セラミックフィ
ルタの用途の一例を示す説明図である。 1・・・セラミックフィルタ、21・・・原石、22・
・・水、23・・・粘性液状体、24a、 24b、
24c・・・円筒燃焼体。
図は本発明によって得られる筒状多孔質セラミックフィ
ルタの用途の一例を示す説明図である。 1・・・セラミックフィルタ、21・・・原石、22・
・・水、23・・・粘性液状体、24a、 24b、
24c・・・円筒燃焼体。
Claims (1)
- 1、原石を粉砕して粉状とし、これに水を加えて粘性液
状体とし、この粘性液状体の中に、プラスチックのスポ
ンジ体からなると共に相互に荒さと内外径寸法の相違す
る複数個の円筒燃焼体を、浸漬し、その後、粘性液状体
の浸入した複数個の該円筒燃焼体を同心筒状に組立て、
これを乾燥してから焼いて、該円筒燃焼体を燃焼消失さ
せて、内外層が順次粒度の相違する同心積層筒状の多孔
質セラミックフィルタを製造することを特徴とする筒状
多孔質セラミックフィルタの製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60097185A JPS61257217A (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 筒状多孔質セラミツクフイルタの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60097185A JPS61257217A (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 筒状多孔質セラミツクフイルタの製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61257217A true JPS61257217A (ja) | 1986-11-14 |
Family
ID=14185521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60097185A Pending JPS61257217A (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 筒状多孔質セラミツクフイルタの製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61257217A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000342918A (ja) * | 1999-06-03 | 2000-12-12 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 濾過フィルタおよび浄水器 |
JP2000342917A (ja) * | 1999-06-03 | 2000-12-12 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 濾過フィルタおよび浄水器 |
EP2191937A1 (en) * | 2008-11-28 | 2010-06-02 | Luigi Bettazza | Abrasive for a pressure fluid jet in a jet cutter |
-
1985
- 1985-05-08 JP JP60097185A patent/JPS61257217A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000342918A (ja) * | 1999-06-03 | 2000-12-12 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 濾過フィルタおよび浄水器 |
JP2000342917A (ja) * | 1999-06-03 | 2000-12-12 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 濾過フィルタおよび浄水器 |
EP2191937A1 (en) * | 2008-11-28 | 2010-06-02 | Luigi Bettazza | Abrasive for a pressure fluid jet in a jet cutter |
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