JPS61254173A - 改良ニコチン分与装置および同製造法 - Google Patents

改良ニコチン分与装置および同製造法

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JPS61254173A
JPS61254173A JP60096570A JP9657085A JPS61254173A JP S61254173 A JPS61254173 A JP S61254173A JP 60096570 A JP60096570 A JP 60096570A JP 9657085 A JP9657085 A JP 9657085A JP S61254173 A JPS61254173 A JP S61254173A
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nicotine
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dispensing device
improved
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JP60096570A
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ジヨン フイリツプ レイ
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Advanced Tobacco Products Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は燃焼性巻たばこを使用する通常の喫煙癖に付随
する不利益を減らすか取り除くように考案された改良ニ
コチン分与装置に関する。本発明に係るニコチン分与装
置の特に適当な具体例においては、装置が従来の燃焼性
巻たばこの形状および寸法で形づくられる。しかし、こ
の特徴は美学のためだけであって、機能とは関連がない
。本発明は更に本発明に係る改良ニコチン分与装置の製
造法にも関するものである。本発明装置は一般に譲渡さ
れた米国特許第4..284.089号明細書に記載の
擬似喫煙装置の上を越す改良に相当し、該特許は引用と
してここに取入れである。
ニコチンの使用はこの物質から満足を引出す多くの文化
における人々により長い開方なわれて来た。ニコチンは
式C5H,N04H,NCH3を有する液体アルカロイ
ドで、あるレベル以上でヒトに有毒である。ニコチンを
たばこから、例えばこの物質をがんたり、かいだり、ま
たは喫煙したりすることによって得る場合、身体の中に
吸収されるニコチンの量は一般に有害な量まで蓄積せず
、ある気持ちのよい効果を生み、しばしば習慣的使用に
至る。
ニコチン使用の最も大衆的様式の一つは巻たばこの喫煙
である。通常の巻たばこの中のたばこに点火すると、巻
たばこ内での加工たばこの燃焼はニコチン蒸気の解放を
起こし、使用者が巻たばこを通して空気を吸うか吸入す
ると、この蒸気は巻たばこを通って使用者の口および肺
の中に吸引される。
パイプたばこまたは葉巻たばこと比較して巻たばこの相
対的な温和感のため、使用者は燃えている巻たばこから
煙を直接肺の巾に吸い込むことができる。巻たばこの煙
中のニコチン蒸気は肺がら使用者の血液流中に迅速に同
化され、従って巻たばこの喫煙は愛用者が非常に迅速に
ニコチンの効果を感じることができる方法を提供するこ
とになる。巻たばこ愛用者にとって、なるべくはニコチ
ンが肺によって吸収され、それ故に、口(頬側粘膜)あ
るいは他の組織に吸収されるよりもはるかに迅速に血流
中に生理学上有意な濃度に達して脳に至ることが好まし
い。
ニコチンは一巻たばこの喫煙、即ちたばこの燃焼を通し
て容易に身体の中に導入されうるが、この過程で要求さ
れる結果としての高温によって、都合の悪いことに、望
ましくない幾つかの結果を招く。先ず第一の関心事は、
燃焼性巻たばこの喫煙から生ずることが知られる重大な
健康上の危険である。巻たばこのニコチン含量は、人体
に対して重大な長期にわたる不利な健康への影響を起こ
すとは考えられないが、有害な他の成分がたばこの煙の
中に存在する。これら他の成分の若干は公知の発癌物質
である。たばこの煙の中の有害成分の幾つかを掲げた表
が、スロアンーケッターリングインステイテユートフオ
アキャンサーリサーチ(the Sloan−Kett
eringInstitute for Cancer
Research )のアーネストエル、ワインダー(
Ernest L、 Wynder )およびディート
リツヒホ7マン(Dietricb Hoffman 
)の発行書、実験発癌におけるたばこおよびたばこの煙
の研究(Tobacc。
501頁に見出すことができる。この発行物の教示を本
明細書の中に参考として取入れている。
更にまた、可燃性巻たばこの喫煙は(R大な火災の危険
を提起する。ビル内および自然環境の中で起きた多くの
火災は、不注意に捨てられた燃焼中のたばこに帰因して
いる。その上、巻たばこから飛散した灰に原因する衣服
、じゅうたん、家具などの焼は焦げから生じた職場およ
び個人財産に対する重大な損害を含めて、相当な経済的
損失を喫煙に帰することができる。巻たばこの喫煙は、
喫煙の習慣により生ずる煙と臭にさらされる非喫煙者に
対して起こすかも知れない不快のため、ますます嫌われ
るようになって来た。
燃焼性巻たばこ喫煙のこれらの望ましくない副作用の故
に、前記の不利な結果を取り除くまたは軽減する燃焼性
巻たばこ喫煙に対する容認できる代替物を提供する試み
が時々なされて来た。例えば、たばこ濃縮物が使用者の
口内で吸う、あるいはかむことのできる錠剤に加工され
た。そのニコチンは口の内壁を通って使用者の身体の中
に吸収される。このような錠剤は、使用者に彼のあるい
は彼女の唇にくわえた巻たばこの感触を与えない。
更にまた、錠剤喫煙代替物は使用者に対して、通常の喫
煙癖の欠く町からざる部分である口の中に空気と蒸気を
吸い込んだり、あるいは空気と蒸気を肺の中に1吸入し
たりする機会を提供できない。
これらの活動は喫煙者にニコチン癖をつける心理学的そ
して生理学的親和性の重要な一面をなすものである。こ
のような喫煙の活動に対する効果的な代替物がないので
、たばこの錠剤形は喫煙者を満足させないようであり、
このようにして可燃性巻たばこの喫煙に戻る結果となり
うる。
喫煙代替物を提供するもう一つの解決法において、例え
ば巻たばこに含まれるような加工たばこが、たばこの発
火点より低い温度に加熱された時でも蒸気を解放するこ
とが認識されて来た。従つて、喫煙者はこのような加熱
されたたばこを通して空気を吸引し、それによって通常
の喫煙で解放される蒸気を、たばこ燃焼の有害な副産物
も吸入することなしに得ることができるであろう。この
技術に従って製造された装置は、時折、二査目に分離さ
れたたばこ部分を使用し、熱源としてこれに点火する。
このような装置は燃焼生成物がこのような装置を通して
吸引される空気の働きで使用者に直接吸入されることは
ないけれども、それにも拘らず有害な燃焼副産物は使用
者を取り巻く空気の中に放出される。このようにして、
有害な燃焼副産物の相当な量が周囲の空気を呼吸するこ
とにより使用者とそれを取り巻く人々によって吸入され
るかも知れない。
その上、このような代替物装置の場合にも、通常の喫煙
装置の場合と実質的に同じ火災の危険があり、じゅうた
ん、家具、衣服などに対する焼は焦げの損害を与える可
能性が残っている。他方、この方法におけるたばこはた
ばこと一緒に混合された権々な自燃性材料により加熱さ
れる。このような材料は酸素、アルコール、水などと反
応し、それによってたばこから蒸気を解放させるのに十
分な熱を生ずる。しかし、この技術に関しては、たばこ
混合物内で起こる燃焼反応の副産物も装置を通して使用
者により吸入される傾向があるであろう。従って、これ
ら副産物のどれかが有毒か、あるいは他の仕方で有害で
あるときはいつでも健康上の不利な結果を生ずる危険が
ある。更に、このような装置の構造は不当に複雑であり
、製造コストが比較的高くなる。
たばこの味とアロマに近似する各種材料あるいは蒸気を
吸入したとき使用者に対して満足する効果をもつように
企図した種々な他の追加の芳香性蒸気を解放する各棹材
料を含む巻たばこに似せた装置を包含する種々な他の喫
煙代替物が開発された。一つのこのような装置において
は、たばこの味とアロマに似せた合成物質を巻たばこ代
替物の装置内にミクロカプセル化する。装置を圧搾する
か押しつぶすことによりカプセルを破裂させて望む蒸気
を解放し、装fitを通して吸引した空気の中に蒸気を
解放さぜる。もう−っのこのような装置においてLj、
たばこのフレーバおよび味成分を吸収材料を含むカフ0
セル内に飽和し、そして破裂すると、カプセルからたば
このアロマおよびフレーバ揮発物質が装置を通して吸引
した空気の中に解放される。しかし、これら装置’&は
、どの効果的代替物においても与えられねばならない巻
たばこ喫煙に関する第一の生理学的現象が、愛用者の習
慣を満足させるにはニコチン蒸気を使用者の肺の中に突
然導入することであるということを考慮していなかった
このようにして、燃焼性巻たばこに替る効果的代替物を
提供するためになされた棹々な試みにも拘らず、燃焼あ
るいは他の加熱手段を必要とせず、また使用者が通常の
喫煙癖でなされる行動、即ち巻たばこを通してガス混合
物を吸うあるいは吸引しこのガス混合物を使用者のMi
の中に吸入するという行為以外の何らかの見消れない行
動をとる必要がなく、あらゆる公知のあるいは予期され
る発癌物質を含まない調節量のニコチン蒸気を、ニコチ
ン癖を満足させるのに十分に使用者が吸入できる装置を
開発した人は未だ居ない。
それ故に、如何なる加熱手段も必要とせず、あるいは通
常の巻たばこで行なわれるような巻たばこを通して空気
を吸引すること以外に使用者の方で如何なる行動も必要
とせずに、代替物装置を通して喫煙者により吸引された
空気の中にニコチン蒸気を解放する燃焼性巻たばこの代
替物に対する要望が生じた。
米国特許第4,284,089号明細書の主題である擬
似喫煙装置として記載された装置により上記の要望はあ
る程度満足された。米国特許第4,284,089号明
細書記載の装置は、実際に大量に製造し使用したとき重
大な欠陥を蒙むる。゛とりわけ、その特に好ましい具体
例として記述されたこの装置は、その吸引および分与特
性を通常の巻たばこのそれに似せるように調節したとき
、ニコチン含有部に過剰量のニコチン混合物を必要とす
る。その特に適当な具体例に記載されているようにこの
装置の構成は現在利用できる大規模製造技術および装置
の使用を許さなかった。
これら欠点の両方とも、従来の巻たばこの生耐コストと
の関連において、競合するコスト条件内での装置の製造
を拘束する。
本発明改良装置は先行技術の装置に関連したこれら不利
益の両方を満足する。
本発明は、燃やしたりあるいは燃焼させたりしないで使
用できるようにつくられたニコチン分与装置を提供する
ものである。便宜上これを非熱分解的使用と呼ぶことに
する。
それ故に、この装置αはニコチンを蒸発さぜるために焼
くか、燃焼さぜるか、たばこの温度を何とかして上昇さ
せねばならないという必要がなく、例えば通常の巻たば
こから望まれるニコチンを使#4者に提供する。
非熱分解的使用のための改良ニコチン分与装置が提供さ
れる。この装置は装置を通して吸σ1された空気の中に
ニコチン含有蒸気を解放するように適合されている。こ
の装置は、ニコチン保持区分と一直線上に配列された一
つ以上の絶縁区分と組み合わせて一つ以上のニコチン保
持区分を含む。
ニコチン保持区分と絶縁区分とは流体不透過性外被の中
に含まれる。
改良ニコチン分与装置のW a法も提供される。
この場合もまた、改良装置は非熱分解的使用のためのも
のであり、装置を通して吸引された空気の中にニコチン
含有蒸気を解放するようにつくられている。不法は、一
つ以上の流体支持区分と一つ以上の絶縁区分をつくる工
程からなる。この流体支持区分と絶縁区分とを一直線上
に並べ、次に流体不透過性の外被材料で包む。流体支持
区分はニコチン含有物質を含む。
ニコチン含有物質内のニコチン混合物はニコチン(d)
 、ニコチン(1) 、ニコチン(dl)オよびニコチ
ン塩からなる群から選ばれる。このニコチン混合物は更
に混合物のフレーバ付与およびPH調節のための他の成
分および解放される蒸気の湿度を調節する水を含む。
特に適当な具体例において、この外被は形状が円筒であ
り、通常の巻たばこの外観と似せるように選ばれた外径
、長さおよび重量をもつ。巻たばこは更に外被の一端の
周りに付けられた円筒状の帯を含み、この帯はフィルタ
ーチップの外観と似せるようにつくられている。
このようにして、本発明の一層重要な特徴の例を、以下
に続く詳細な記述がより良く理解できる順序で、また本
発明がこの分野に与える寄与をより一層明らかにできる
ように広く概述した。当然のことながら、これから述べ
ようとする、そして特許請求の範囲の主題内に含まれる
更に追加の特徴もある。
本発明の更に他の目的、特徴、および利点は特に適当な
具体例の以下の詳細な記述を2図面と共に参照すること
により明らかになるであろう。図面中の同様な引用数字
はすべての図を通じて同じ要素を指す。
図面中。
第1図は本発明に従って構成された改良ニコチン分与装
置の一具体例を説明する縦断面を示した正面図である。
第1A図は第1図の線I A、 −I Aでとった第1
図の装置の横断面である。
第1B図は第1図の線IB−IBでとった第1図の装置
の横断面である。
第21叉は本発明に従って構成された改良ニコチン分与
装置の第二の特に適当な具体例を説明する縦断面で示し
た正面図である。
第6図は第2図の線6−3でとった第2図の外被材料の
横断面図である。
ここで図面を、最初に第1図、第1A図および第1B図
を引用すると2本発明の一具体例が正面図で示しである
。非燃焼性巻たばこ10は、ニコチン保持区分14、絶
縁区分16および外被12を含む。ニコチン保持区分1
4はニコチン物質の封入あるいは注入前に時折流体支持
区分と呼ばれる。説明を容易にするため、第1図は一つ
のニコチン保持区分と一つの絶縁区分を表わしている。
しかし、本発明分与装置の製造においては、第2図に示
したように、複数の区分を便利に使用でき、事実その方
が好ましいことは理解されるに違いない。
使用者が彼または彼女の唇の間に分与装置10の吸い口
をくわえ、通常の巻たばこの場合のように、装置を通し
て吸入すると、装置の取入れ口20の中に空気が吸い込
まれる。装置を通して吸引された空気はニコチン混合物
からの蒸気と混合し、次に使用者の口、喉、および肺に
通り、そこでニコチン蒸気は使用者の身体の中に吸収さ
れる。
ここで装置10の構造を更に詳細に引用すると、外被1
2はニコチン保持区分14および絶縁区分16の周りを
おおうことができるたわみ性材料から組立られる。他の
具体例においては、外被12は成形プラスチックでよく
、種々な区分はこのような成形管の両端における中心孔
の一つまたは両方に挿入できる。外被は権々な寸法と形
状で使用できる。これらのすべては最終使用および望む
最終製品により決まる。
第6図に示したように、本発明の特に適当な具体例にお
いては、外被12は一つ以上の紙層22および単一の重
合体層24を有する積層たわみ性材料から組立てれる。
紙層22は繊維性材料、例えば通常の巻たばこ紙である
。重合体層24は典型的な重合体材料であり、最も好ま
しくは、酢酸セルロース、ホリプロピレン、ホリエステ
ルまたはその組み合わせである。本発明の他の具体例に
おいては、他の積層順序を使用できる。紙層を用いる必
要はないが、標準の接着剤の使用により適当な接着を維
持できるように、ニコチン保持区分の外側面に隣接して
紙層を有することが便利なことが判った。
その上、紙、コルク、または他の適当な材料からつくら
れた帯26を装置の吸い口18の周りに適用して通常の
巻たばこのフィルターチップの外観に似せる。このよう
に通常の巻たばこと外観上類似した装置10をつくるこ
とによって、燃焼性巻たばこの代替物としての本装置の
魅力が高まるであろう。それは、このようにして使用者
が、まるでよく見消れた喫煙製品を取り扱い、使用して
いるかのように心理学的に感じる傾向がありうるからで
ある。
ここで第1図、第1A図、第1B図および第2図を更に
詳しく引用すると、ニコチン保持区分が示されている。
とりわけ、ニコチン保持区分14はニコチン混合物を維
持するように形づくられた繊維性材料を含む。詳しくは
、ポリエステルトウ、酸2セルロース、ポリプロピレン
およびその組み合わせがニコチン保持区分14の製造に
用いるのに効果的繊維性材料であることが示された。こ
のような形状で、繊維性材料14の個々の繊維がニコチ
ン混合物を維持する。
このようにして、その最も簡単な、形式において、ニコ
チン保持区分14は外被12の内部に繊維性材料を含む
ことが判る。ニコチン含有流体は繊維性材料による小滴
の単純な捕捉により保有されるか、あるいは幾つかの具
体例においては、混合物が繊維それ自身の中に含まれる
ことができる。材料がニコチン処方に対して化学的に不
活性である限り、繊維性材料の如何なる形状あるいは型
も本発明の目的に受は入れることができる。
本発明の最も好ましい具体例においては、ニコチン保持
区分および絶縁区分を通常の巻たばこを連想させる圧力
降下に似せるように形づくられる。
絶縁区分16は通常のフィルターチップ巻たばこの感触
および外観をまねて製造できるようにデヂインされる。
特に、絶縁区分16は外被12に直ぐ隣接して、また典
型的には付着した外部層26を含むことに注目すべきで
ある。絶縁区分16を製造できる材料はたばこ関連技術
でよく知られている。この特別な場合において、材料は
ニコチンに対して化学的に不活性であるのがよく、そし
て前記絶縁区分はポリプロピレン、ポリエステル、62
セルロース、ポリプロピレンあるいはその組み合わせか
ら形成される。
製造の間に、ニコチン保持区分14および絶縁区分16
を一直線上に並べる。二区分以上を含む本発明の最も好
ましい具体例においては、ニコチン保持区分と絶縁区分
とを一直線上に並べる以外に順次交番するように配列す
る。この順序を第6図で説明する。
ニコチン保持区分14は典型的には装置の全体的形状お
よび意図した最終用途により1から30ミリグラムのニ
コチンを含む。幾つかの物質をニコチン混合物中に用意
し、これをニコチン保持区分14に置くのが有利である
ことが判った。ニコチン(d)、ニコチン(1)、ニコ
チン(dl)オよびニコチン塩はすべて使用者により吸
入されるニコチン蒸気を与えるためにこの装置に有利に
使用できる。
イーストマンケミカルカンパニー(EastmanCh
emical Company ) 、ストック番号1
242から得られる製品、、98パーセントニコチン(
1)が本装置の一具体例に使用され、申し分ない結果を
もたらすことが判った。
分与装置の組み立てにおける幾つかの可変因子が装置を
通して吸引された一定量の空気の中に気化するニコチン
の量に影響を与えることが見出された。これらの因子に
はニコチン溶液の粘度、ニコチン混合物の蒸気圧、およ
び装置自身を通って吸引された空気の速度と量がある。
これら可変因子のすべては、使用者により吸入されるニ
コチン混合物蒸気対空気の適当な比を得るように実験に
より調節できる。本発明装置に役立つニコチン混合物に
関する他の情報は「ニコチン調製物」と題した一般に譲
渡された同時出願中の特許願および譲渡された米国特許
願連続第569,280号明細書に見出される。
装置10が静的状態にあるとき、即ち装置を通って空気
が吸引されていないとき、典型的ニコチン混合物の蒸気
圧は混合物の蒸発が殆ど起こらないような値であること
が判った。
外被12、ニコチン保持区分14および絶縁区分16は
ニコチン保持区分14を通る空気の自由な流れを許すよ
うに配列される。装置の形状は通常の巻たばこを普通連
想させる圧力降下に似るようにデザインされる。これは
装置の使用者に気持ちよい効果を与える。これをまねる
ためには、絶縁区分16を通る空気の流れが主に妨害さ
れず、ニコチン保持区分14を通る空気の流通に関して
は若干の圧力降下があることが必要である。
本発明方法においては、流体支持区分供給原料を絶縁区
分供給原料へ計量し、必要な切断と組み立て操作を行な
う。このような切断および組み立てを行なう装置はたば
こ工業の中で標準となっている。しかし、本発明方法に
便利に使用できる結り機装Hの型の見本はモリンスデコ
、アルロッドコン♂ナー(Mo1inSdual ro
d combiner )である。
絶縁区分および流体支持区分を本出願の先行教示に従っ
て結合し配列する。
結合配列させた区分は、なるべくは一直線上に配列する
のがよく、最も好ましくは順次交番する仕方で配列する
のがよく、そして次に前述したように外被材料で包む。
流体支持区分および絶縁区分を包んだ後、任意に通常の
巻たばこにフィルターを付ける紙などを用いて製品の先
を飾る。ハウニマックスーろ(Hauni Max −
3)チッパ−は本発明方法に使用できるチッピング装置
の従来型である。このような先端飾りと結合操作の後で
ニコチン混合物を流体支持区分の中に注入するか、他の
仕方で配置して流体支持区分をニコチン保持区分に変換
する。
これは、棹々な公知の商業的手順のいずれかにより達成
できる。特に適当な装置はHMCニードルロード イン
ジエクターである。
別法として、ニコチン保持区分が繊維製造の過程で繊維
に添加されたニコチン混合物を含むこともできる。
ニコチン混合物の充填後、計数、切断、シール付けおよ
び(または)包装の幾つかの整理を含めて種々な工稈に
より装置を仕上げる。便宜上、もし標準の巻たばこ型包
装に単位を挿入しようとするのであれば、モリンス蝶番
ふた包装機を使用できる。
本発明の典型的具体例をここに例示し、説明して来たが
、本発明に係る装置および装置の方法、分与装置および
方法の数多くの変更および別の具体例がこの記述から考
えて当業者にとって明白であろう。従って、この記述は
単に例示とみなすべきものであり、当業者に本発明装置
を組み立て本発明方法を実行する仕方を教示することを
目的として提供するのである。ここに示され記述された
本発明の形式は現在特に適当な具体例とみなすべきであ
ることは明らかである。当業者によって認識されるよう
に、本発明の範囲から離れることなく本発明の部品の形
状、寸法および配列に種々な変化を与えることができる
。例えば、ここに例示され記述されたものの代りに等価
な要素を使用することができ、部分あるいは連結を逆に
したりまたは他の仕方で相互に変化させることができ、
そして本発明の幾つかの特徴を他の特徴と無関係に利用
することができ、そしてこれらはすべて本発明の上記記
述を読むことによって得られる恩恵を受けた後に当業者
にとって明白となるであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明改良ニコチン分与装置の一具体例を説明
する縦断面の正面図であり、第1A図は第1図の線1A
、 −j Aでとった第1図の装置の横断面図であり、
第1B図は第1図の線IB−IBでとった第1図の装置
の横断面図であり、第2図は本発明改良ニコチン分与装
置の第二の具体例を説明する縦断面の正面図であり、第
6図は第2図の線6−6でとった第2図の外被材料の横
断面図である。 10・・・・・・・・・非燃焼性巻たばこ12・・・・
・・・・・外被

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非熱分解的使用のための改良ニコチン分与装置に
    おいて、この装置は装置を通して吸引した空気の中にニ
    コチン含有蒸気を解放するよう適合され、そして装置が (イ)一つ以上のニコチン保持区分、 (ロ)このニコチン保持区分と直線上に配列された一つ
    以上の絶縁区分、および (ハ)ニコチン保持区分および絶縁区分を支持する流体
    不透過性外被 からなることを特徴とする、上記装置。
  2. (2)ニコチン保持区分はニコチン混合物を保有するよ
    うに形づくられた繊維性材料の存在を特徴とする、特許
    請求の範囲第1項記載の改良ニコチン分与装置。
  3. (3)繊維性材料はポリエステルトウ、酢酸セルロース
    、ポリプロピレンおよびその組み合わせからなる群から
    選ばれる、特許請求の範囲第2項記載の改良ニコチン分
    与装置。
  4. (4)ニコチン保持区分は1から30ミリグラムのニコ
    チンを含む、特許請求の範囲第1項記載の改良ニコチン
    分与装置。
  5. (5)繊維性材料は分与装置を通して吸引した空気の自
    由な流れを許すように形づくられる、特許請求の範囲第
    1項記載の改良ニコチン分与装置。
  6. (6)絶縁区分はニコチン保持区分と一直線上に並びそ
    して順次交番するように配列される、特許請求の範囲第
    1項記載の改良ニコチン分与装置。
  7. (7)絶縁区分はニコチンに対して化学的に不活性な材
    料からつくられる、特許請求の範囲第1項記載の改良ニ
    コチン分与装置。
  8. (8)絶縁区分およびニコチン保持区分の形状が通常の
    巻たばこを連想させる圧力降下に似せてデザインされる
    、特許請求の範囲第1項記載の改良ニコチン分与装置。
  9. (9)外被は積層たわみ性材料から形成され、この材料
    が少なくとも一つの紙の層と少なくとも一つの重合体層
    を含む、特許請求の範囲第1項記載の改良ニコチン分与
    装置。
  10. (10)重合体層を形成する材料は酢酸セルロース、ポ
    リプロピレン、ポリエステル、ポリエチレンおよびその
    組み合わせからなる群から選ばれる、特許請求の範囲第
    9項記載の改良ニコチン分与装置。
  11. (11)積層たわみ性材料はポリエステル層により分け
    られた二紙層を含み、この紙層がニコチン保持区分と絶
    縁区分の最外面に前記たみ性材料を付着させる、特許請
    求の範囲第9項記載の改良ニコチン分与装置。
  12. (12)外被をフィルター付巻たばこの外観に似せるよ
    うに適合させる、特許請求の範囲第9項記載の改良ニコ
    チン分与装置。
  13. (13)非熱分解的使用のための改良ニコチン分与装置
    において、この装置は装置を通して吸引した空気の中に
    ニコチン含有蒸気を解放するように適合され、前記装置
    が (イ)繊維性材料の存在により特徴づけられ、この繊維
    性材料がポリエステルトウ、酢酸セルロース、ポリプロ
    ピレンおよびその組み合わせからなる群から選ばれる1
    から30mgのニコチンを含む一つ以上のニコチン保持
    区分; (ロ)ニコチンに対して化学的に不活性な材料からつく
    られ、絶縁区分はニコチン保持区分と一直線上に並び、
    そしてニコチン保持区分と順次交番するように配列され
    ている一つ以上の絶縁区分;および (ハ)外被はニコチン保持区分および絶縁区分を支持し
    、積層たわみ性材料から形成され、そしてこの材料が少
    なくとも一つの紙層と少なくとも一つの重合体層とを含
    む流体不透過性外被 からなることを特徴とする、上記装置。
  14. (14)繊維性材料は分与装置を通して吸引された空気
    の自由な流れを許すように形づくられる、特許請求の範
    囲第13項記載の改良ニコチン分与装置。
  15. (15)絶縁区分およびニコチン保持区分の形状を通常
    の巻たばこを連想させる圧力降下と似せるようにデザイ
    ンする、特許請求の範囲第16項記載の改良ニコチン分
    与装置。
  16. (16)重合体層を形成する材料は酢酸セルロース、ポ
    リプロピレン、ポリエステル、ポリエチレンおよびその
    組み合わせからなる群から選ばれる、特許請求の範囲第
    13項記載の改良ニコチン分与装置。
  17. (17)積層たわみ性材料がポリエステル層により分離
    された二つの紙層を含み、この紙層がニコチン保持区分
    および絶縁区分の最外面にたわみ性材料を付着できるよ
    うにする、特許請求の範囲第16項記載の改良ニコチン
    分与装置。
  18. (18)外被をフィルターチップ巻たばこの外観に似せ
    るように適合させる、特許請求の範囲第13項記載の改
    良ニコチン分与装置。
  19. (19)非熱分解的使用のための改良ニコチン分与装置
    において、この装置は装置を通して吸引した空気の中に
    ニコチン含有蒸気を解放するように適合され、前記装置
    が、 (イ)繊維性材料の存在によつて特徴づけられ、この繊
    維性材料がポリエステルトウ、酢酸セルロース、ポリプ
    ロピレンおよびその組み合わせからなる群から選ばれ;
    繊維性材料が前記分与装置を通して吸引した空気の自由
    な流れを許すように形づくられている、ニコチン1から
    30ミリグラムを含む一つ以上のニコチン保持区分、 (ロ)ニコチンに対して化学的に不活性な材料からつく
    られ、絶縁区分がニコチン保持区分と一直線上に並び、
    そしてニコチン保持区分と順次交番するように配列され
    ている一つ以上の絶縁区分、および (ハ)外被がニコチン保持区分および絶縁区分を支持し
    、外被がポリエステル層により隔てられた二つの紙層を
    含む積層たわみ性材料から形成され、紙層がニコチン保
    持区分および絶縁区分の最外面にたわみ性材料を付着で
    きるようにした流体不透過性外被 からなることを特徴とする、上記分与装置。
  20. (20)装置を通して吸引した空気中にニコチン含有蒸
    気を解放するように適合された非熱分解的使用の改良ニ
    コチン分与装置の製造方法において、(イ)一つ以上の
    流体支持区分をつくり、 (ロ)一つ以上の絶縁区分をつくり、 (ハ)流体支持区分および絶縁区分を一直線上に配列し
    、 (ニ)この一直線上に配列された区分を流体不透過性外
    被材料で包み、そして (ホ)ニコチン含有物質を流体支持区分の一つ以上に注
    入する 工程からなることを特徴とする、上記方法。
  21. (21)改良分与装置をフィルターチップ巻たばこの外
    観に似せる材料で端を飾る工程を更に含む、特許請求の
    範囲第20項記載の方法。
  22. (22)流体支持区分および絶縁区分を連続供給物から
    つくる、特許請求の範囲第20項記載の方法。
  23. (23)一直線上に配置された流体支持区分および絶縁
    区分を交番する順序で配列する、特許請求の範囲第20
    項記載の方法。
  24. (24)ニコチン含有物質を流体支持区分に注入後に続
    いて、前記改良ニコチン分与装置を、 (イ)数をかぞえ、 (ロ)シールし、そして (ハ)包装する ことからなる前記装置の仕上げ工程を更に含む、特許請
    求の範囲第20項記載の方法。
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