JPS61232979A - ベルト式伝動装置 - Google Patents

ベルト式伝動装置

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JPS61232979A
JPS61232979A JP60072375A JP7237585A JPS61232979A JP S61232979 A JPS61232979 A JP S61232979A JP 60072375 A JP60072375 A JP 60072375A JP 7237585 A JP7237585 A JP 7237585A JP S61232979 A JPS61232979 A JP S61232979A
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pulley
belt
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transmission case
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隆 長谷川
辰弘 泊
裕幸 新村
徹 林
勝弘 中道
中山 研吾
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動二輪車の駆動機構等に用いられるベルト式
伝動装置に関するものである。
(従来の技術) 自動二輪車の後輪駆動装置としてベルト・プーリ式の伝
動装置を採用する場合があるが、かかる伝動装置ではベ
ルトとプーリとの間の摩擦により熱が発生する。
特に無段変速式ものにおいては、可動フェースが固定フ
ェースに対し軸方向に移動し、プーリの有効径を変化さ
せて無段変速を行うため、ベルトはプーリの壁面に対し
て半径方向にも移動し、ために熱の発生は更に大きくな
る。そこでエンジンの出力軸に設けた駆動プーリにフィ
ンを付設してファンとして機能させ、伝動ケース内部に
空気流を発生させ、ベルトの冷却を行う技術が実用に供
されている。
かかる従来技術はベルトの冷却効果として高いものが得
られ難い、即ち自動二輪車の伝動ケース内には一般に始
動装置等の補機類が収容され、従って伝動ケース内の空
間はベルト、プーリの収納スペースよりも大きく、ファ
ンにより冷却風がベルト以外の部分に流れてベルトの部
分に集中せず、且つ空気の波速が低くなり、ベルトの冷
却効果が低くなる。
(発明が解決しようとする技術課8) そこで水出願人は先に特願昭57−183388号(特
開閉59−5485E1号)を提供した。
かかる技術では伝動ケース内部を仕切板で区画し、伝動
ケースには外気取入用の入口部を駆動プーリ側に、被動
プーリ後方に空気の排出口を設け、排出口は被動プーリ
の後方で、プーリの回転方向に対して反対側を向き、た
めに伝動ケース内の温まった空気の排出効率が悪く、そ
の対策としてファンの容量が大きなものを必要とした。
本発明は以上の技術課題を解決すべくなされたもので、
その目的とする処は、伝動ケース内に導入した冷却空気
の排出を効率良く行わせ、伝動ケース内の冷却性の向上
、従ってベルトの冷却性の向上を図ったベルト式伝動装
置を提供するにある。
(技術課題を解決するための手段) 以上の技術課題を解決するための手段は、伝動ケース内
に駆動軸に連結された駆動プーリと被動軸に連結された
被動プーリと、該プーリ間に巻回された無端ベルトを収
納したベルト式伝動装置において、前記伝動ケースの駆
動プーリ側に空気取入口を設けるとともに、該ケースの
前記ベルトの緊張側で該ベルトが前記被動プーリから離
れる部位に空気排出口を設けるようにしたことである。
(上記手段による作用) L記手段によれば、ケース内の冷却空気は駆動プーリ側
から被動プーリ側に流れ、被動プーリでは該プーリの回
転に伴なって流れ、かかる二つの流れはベルトが被動プ
ーリから離れる部位で衝突し、正圧が高くなり、この部
位に排出口があるためケース内の空気は効率良く排出さ
れ、ケース内への新気の導入、冷却後の排風が全体とし
て効率良くなされることとなり、ケース内、ベルトの冷
却性は向上する。
(実施例) 次に本発明の好適一実施例を添付図面を参照しつつ詳述
する。
第1図は自動二輪車の概略側面図で、実施例では足載せ
フロアが低床式のものを示し、フレーム(1)の前端に
設けたヘッドチューブ(2)に前輪(3)を支持するフ
ロントフォーク(0を操向自在に支持し、フレーム(1
) e端部にシートポストを重ねるリヤフレーム(la
)を起設し、リヤフレーム(la)上にはシート(5)
を配設する。
リヤフレーム(1a)の下方でフレーム(1)の後方に
は後輪(8)を支持するパワーユニット(8)をその前
端で枢着し、パワーユニット(8)の後上部とりャフレ
ーム(la)間にはりャクッションユニット(7)を介
設する。
パワーユニット(8)の詳細は第2図、第4図に示す如
くで、前部にエンジン(9)が実施例では後上傾する如
く設けられ、エンジン(8)のシリンダ部(901)直
下のクランクケース(lO)はクランクシャツ) (1
01)の軸方向に左右の分割されたケース口1)、(1
2)からなる、左ケース(12)は左側側面を開放し、
凹状であって後方に延出された伝動ケース部(13)を
兼ね、伝動ケース部(13)の開放側側面はカバー(1
4)で全面的に覆われ、全体として閉じられた伝動ケー
ス(15)を構成する。
ケース部(13)の前部隔壁(131)のは軸受(IB
)を設けてクランクシャツ) (101)の出力部(1
02)を伝動ケース(15)内の空間(S)内に延出し
、これに駆動プーリ(17)を付設し、プーリ(17)
はベルト有効径可変の無段変速プーリとし、軸端の固定
フェース(171)と軸方向内方の可動フェース(17
2)とからなる、モして軸端の固定フェース(171)
の外側面にはフィン(181)・・・を複数付設してプ
ーリと一体の外気取入用ファン(18)を構成する。ケ
ース部(13)の後部(132)には被動軸(19)の
基端(191)を軸受(20)を介して回転自在に支持
し、軸(19)の中間部(192)を後部(132)と
カバー(14)の後部間に介設し、後部外側面に固着し
た中間カバー(21)の前部(211)に軸受(22)
を介して支持し、軸(19)は基端(191)と中間部
(192)間にギヤ(193)を備え、これと平行に設
けた中間軸(23)のギヤ(231)とギヤ(1133
)を噛合せしめ、更に平行に並設した後車軸(24)の
ギヤ(241)とギヤ(232)とを相噛合せしめ、軸
(19)の出力を後輪(6)に伝達する。
被動輪(18)の中間乃至先部(194)をカバー(1
4)方向に延出し、該部分の奥側に固定フェース(25
1)を手前側に可動フェース(252)を設は被動プー
リ(25)を形成し、可動フェース(252)のボス部
(253)端には発進クラッチ(2B)のインナ(28
1)を、又軸(19)の先端部(1135)にはドラム
状アウタ(282)を設け、軸(18)の所定回転数で
プーリ(25)と軸(19)を遠心係合子(283)を
介して係合する。
以上の駆動プーリ(17)と被動プーリ(25)の間に
ベルト(27)を巻回する。
尚図面中(28)はケース部(13)とカバー(10の
中間部間に架設したキックスタータスビンドルである。
以上において実施例では伝動ケース部(13)の開放端
縁(133)とカバー(14)の対向し当接接合する端
縁(141)の間にガスケットで構成される区画板(2
3)を介装して、区画板(29)は駆動プーリ(17)
の可動フェース(172) 、キックスタータスビンド
ル(28)及びこれと平行する中間軸(281) 、被
動プーリ(26)の固定フェース(251)の部位に夫
々開口部(291) 、 (292) 、 (293)
及び(290を備える。かかる区画板(23)で伝動ケ
ース(15)内の空間(S)をプーリ(17)、(25
)側の空間(S+)と内側の空間(Sり)に区画し、ベ
ル) (27)及びプーリのベルトとの摺動部は画成さ
れた空間(Sl)内に臨むこととなる。
伝動ケース(15)を構成するカバー(10の前部(1
42)は固定プーリ(17り側面と対向する部位を外側
方に膨出せしめて外気導入室間(S3)を形成し、カバ
ー(10の前端(143)から前部(142)にかけて
前方に開口する外気吸入口(30)を設け、吸入口(3
0)は前端(143)から筒状部(301)が前方に突
出し、前部(142)の奥面に開口(302) L、開
[1(302)を備える空間(S3)に既述のファン(
18)が臨む。
カバー(14)の中間後部で被動プーリ(25)の前方
上部に相当する部位で、ベル) (27)の緊張側が該
プーリ(25)から離れる部位には排出rff(31)
をf’e” tkする。排出口(31)は第3図のカバ
ー裏面図で丞される如くカバー(14)裏面の当該部位
の高さ方向中間部迄起立する如くダクト(31,1)状
に画成され。
後壁(312)はプーリの外形に倣うべくその前方で彎
曲し、上端が排出案内部(313)として上向きに開口
し、下端が排出口部(310として下向きに開口し、ダ
クト(311)として空間(Sl)と外部とを連通せし
める。カバー(14)裏面のかかる排出口(31)の案
内口部(313)上方には該案内口部(313)方向に
彎曲垂下したガイド壁(140を内側方に適宜量突出す
る如く設ける。
実施例ではカバー(10の後端部(140にも補助排出
口(32)を設け、該排出口(32)は第3図で示され
る如くで、後端部(140の下壁乃至中間壁(145)
はプーリ(25)の外形に倣って彎曲し、土壁(14B
)は後方に突出してこの間に排出案内口部(321)を
設け、土壁(148)を彎曲状に垂下してダクト部(3
22)を形成し、下端部を開口して排出口部(323)
とする。
以上においてエンジンの運転でクランクシャツ) (1
01)の出力部(102)に設けられた駆動プーリ(1
7)は第2図中反時計方向に回動し、ベル) (27)
を介して被動プーリ(25)を同方向に回動させ、後輪
(6)を駆動する。ベル) (27)は上側(271)
が緊張側で図中左方に引張され、プーリ(17)の駆動
力をプーリ(25)に伝え、下側(271)はプーリか
ら送り出される弛緩側となる。プーリ(17)に付設し
たファン(1日)の回転で吸入口(30)から外気を伝
動ケース(15)の前部の空間(S3)内導入し、導入
された空気はファン(1日)の回転が反時計方向である
ため後方に送られ、空間(Sl)内を前から後方に流れ
、プーリ(17)、(25)間に装架されたベルトを冷
却する。空気は後方に流れ、後部の被動プーリ(25’
) Lmいたりこれの回転につられてこれの周りを反時
計方向に流れ、プーリ(25)の上方から前方に流れる
。かかるプーリ(25)周りの流れの一部は補助排出口
(32)から外部に排出される。
プーリ(25)周りを流れる空気は空気flL前方の壁
(143)にガイドされて下向きとなり、この部分の手
前でベルト(27)の緊張側(271)はプーリ(25
)から離れ、一方、新規は既述に従って吸入口(30)
から導入されて後方に流れており、壁(143)の付近
で方向が逆の状態で衝突する。従ってこの部位・・正圧
が最も高くなり、かかる部位に排出口(31)が設けら
れ、具体的には壁(143)の下に排出案内口(313
)が臨み、ここからダク) (311)内に案内され、
排出口部(314)から外部に排出され、ダクト(31
1)は空気流の方向と略一致し、これに方向性をもたせ
るべく彎曲しているため空気の排出も円滑になされる。
このように正圧の最も高い部分に排出口が設けられてい
るため伝動ケース内の空気の排出は効率的になされ、ケ
ー゛ス内に導入される冷却空気の換気が迅速に、円滑に
効率良くなされ、ベルトの冷却性を向上させることがで
きる。
第5図乃至第7図は第2実施例を示す。
木実施例では既述のカバー(10の前記部位にカバーを
横貫する如く孔(5りを設け、一方、鎖孔(51)に断
面角パイプ状の排出管(52)の上端円管部(53)を
嵌合して焼付等により固着し、管(52)はカバー(1
0後部の円形膨出部(147)の前縁(148)の中間
上部乃至下部に当接する如く弧状に下方に垂下し、下端
部(50が排出口部となる。管(52)はカバー(14
)の表面に焼付等されて固着される。
(発明の効果) 以上で明らかな如く本発明によれば、伝動ケース内にフ
ァンから導入された冷却空気は駆動プーリ側から被動プ
ーリ側に流れ、この間でベルトを冷却し、被動プーリの
部分で空気流はこれの回転に伴れて回転流となり前方に
方向転換し、かかる空気流は前方から被動プーリ方向に
流れる空気と該プーリから緊張側のベルトが離れる部位
で衝突し、この部位での正圧が高くなり、この部位に排
出口があるためケース内の空気は効率良く排出すること
ができ、ケース内への新規の導入、冷却後の排出が全体
として効率良くなされることとなり、ケース内のベルト
の冷却性を向上させることができるとともに、以上をケ
ース内空気の排出口を前記の場所に設けるだけで足り、
別途の強制排出構造を採用する必要がないことから簡素
な構成で初期の目的を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は自動二
輪車の側面図、第2図は同伝動装置の要部を破断した側
面図、第3図はカバーの裏面図、第4図は伝動装置の横
断平面図、第5図は第2実施例の要部の側面図、第6図
は第5図の6−6線断面図、第7図は同7−7線断面図
である。 尚図面中(102)は駆動軸、 (17)は駆動プーリ
、(25)は被動プーリ、(27)はベルト、 (3G
)は空気取入口、(30)が排出口である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 伝動ケース内に駆動軸に連結された駆動プーリと、被動
    軸に連結された被動プーリと、該プーリ間に巻回された
    無端ベルトを収納したベルト式伝動装置において、前記
    伝動ケースの駆動プーリ側に空気取入口を設けるととも
    に、該ケースの前記ベルトの緊張側で該ベルトが前記被
    動プーリから離れる部位に空気排出口を設けたことを特
    徴とするベルト式伝動装置。
JP60072375A 1985-04-05 1985-04-05 ベルト式伝動装置 Expired - Fee Related JPH0710675B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017020593A (ja) * 2015-07-13 2017-01-26 スズキ株式会社 動力伝達装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58182056U (ja) * 1982-05-31 1983-12-05 本田技研工業株式会社 ベルト式動力伝達機構の冷却装置

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