JPS6122940A - 自動車用内装材 - Google Patents
自動車用内装材Info
- Publication number
- JPS6122940A JPS6122940A JP14309684A JP14309684A JPS6122940A JP S6122940 A JPS6122940 A JP S6122940A JP 14309684 A JP14309684 A JP 14309684A JP 14309684 A JP14309684 A JP 14309684A JP S6122940 A JPS6122940 A JP S6122940A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- ethylene
- propylene
- wood
- resin board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
一産業上の利用分野一
本発明は例えばパーセルシェルフ、ドアトリム、ラゲー
ジトリム、ピラーガーニッシュ等として用いる軽量で剛
性のある自動車用内装材に関する。
ジトリム、ピラーガーニッシュ等として用いる軽量で剛
性のある自動車用内装材に関する。
一従来技術一
周知のように、自動車のパーセルシェルフは直射日光に
晒されるため、夏期の路上駐車時等に、かなり高温状態
になる。したがって、パーセルシェルフを一般の成形樹
脂板で構成したのでは、うつかり手等を触れると、熱く
て感触が悪いので、第２図示のような木質系ポリプロピ
レン複合樹脂板１の表面を塩化ビニルシート２やカーペ
ットで覆って用いている（例えば実開昭５８−７５１４
１参照）、即ち、木質系ポリプロピレン複合樹脂板とは
。
晒されるため、夏期の路上駐車時等に、かなり高温状態
になる。したがって、パーセルシェルフを一般の成形樹
脂板で構成したのでは、うつかり手等を触れると、熱く
て感触が悪いので、第２図示のような木質系ポリプロピ
レン複合樹脂板１の表面を塩化ビニルシート２やカーペ
ットで覆って用いている（例えば実開昭５８−７５１４
１参照）、即ち、木質系ポリプロピレン複合樹脂板とは
。
結晶性ポリプロピレンを主な成分とする樹脂中に、木粉
、木材破砕片、パーティクルボードの表面研摩粉等を混
合成形したものであるから、軽量で適度の剛性があり、
表面が異常に高温となることはなく、木材合板のように
温度による４そり”がないので有利である。
、木材破砕片、パーティクルボードの表面研摩粉等を混
合成形したものであるから、軽量で適度の剛性があり、
表面が異常に高温となることはなく、木材合板のように
温度による４そり”がないので有利である。
しかしながら、この自動車用内装材にあっては、結−品
性ポリプロピレンの性質により耐衝撃性も有利であるが
、長時間の路上駐屯により内部温度が高温になると、混
合樹脂が軟化して°“たわみ”が発生し、これが常温に
戻っても回復しなくなるおそれがある。このため、従来
では、安全のために板厚のＪγい木質系ポリプロピレン
複合樹脂板を用いたり、鋼板製の補強部材を追加してい
るが、このような対策では、重量増加と製造原価の原因
となる。
性ポリプロピレンの性質により耐衝撃性も有利であるが
、長時間の路上駐屯により内部温度が高温になると、混
合樹脂が軟化して°“たわみ”が発生し、これが常温に
戻っても回復しなくなるおそれがある。このため、従来
では、安全のために板厚のＪγい木質系ポリプロピレン
複合樹脂板を用いたり、鋼板製の補強部材を追加してい
るが、このような対策では、重量増加と製造原価の原因
となる。
一発明の目的一
本発明の目的は、以上に述べたような従来の自動車用内
装材の問題に鑑み、比較的軽量で、高温になっても“そ
り”が生ずることのない自動車用内装材を得るにある。
装材の問題に鑑み、比較的軽量で、高温になっても“そ
り”が生ずることのない自動車用内装材を得るにある。
−発明の構成−
この目的を達成するため、本発明は、木質系ポリプロピ
レン複合樹脂板の主成分を次の要件を備える高剛性プロ
ピレンエチレンブロック共重合体で構成し、同樹脂板の
裏面に結−品性ポリプロピレン層を重合することを提案
するものである。即ち、その要件とは、プロピレン単独
重合体のアイソタチックペンタッド分率（Ｐ）とメルト
フローインデックス（ＭＦｔ＋−）との関係が １．００≧Ｐ≧０．０１５ ｌｏｇ ＭＦＲ＋０．Ｅ１
５５である第１段階重合物が全重合量の７０〜９５重都
％であり、ついで全重合量の３０〜５重量％のエチレン
若しくはエチレンとプロピレンを１段階以りで重合させ
てなりかつエチレン含量が全重合量の３〜２０重量％で
あるものをいう。
レン複合樹脂板の主成分を次の要件を備える高剛性プロ
ピレンエチレンブロック共重合体で構成し、同樹脂板の
裏面に結−品性ポリプロピレン層を重合することを提案
するものである。即ち、その要件とは、プロピレン単独
重合体のアイソタチックペンタッド分率（Ｐ）とメルト
フローインデックス（ＭＦｔ＋−）との関係が １．００≧Ｐ≧０．０１５ ｌｏｇ ＭＦＲ＋０．Ｅ１
５５である第１段階重合物が全重合量の７０〜９５重都
％であり、ついで全重合量の３０〜５重量％のエチレン
若しくはエチレンとプロピレンを１段階以りで重合させ
てなりかつエチレン含量が全重合量の３〜２０重量％で
あるものをいう。
一実施例−
以ド、第１図に基づいて本発明の実施例の敬細を説明す
る。
る。
第１図において、基材となる木質系ポリプロピレン複合
樹脂板ＩＡは、次の要件を備える高剛性プロピレンエチ
レンブロック共重合体を主な成分とする樹脂中に、木粉
、木材破砕片、パーティクルボードの表面研摩粉等を混
合したもので、その表面を表皮である結晶性ポリプロピ
レンシー）２Ａで覆ってあり。
樹脂板ＩＡは、次の要件を備える高剛性プロピレンエチ
レンブロック共重合体を主な成分とする樹脂中に、木粉
、木材破砕片、パーティクルボードの表面研摩粉等を混
合したもので、その表面を表皮である結晶性ポリプロピ
レンシー）２Ａで覆ってあり。
裏面側には耐衝撃性を向上させるために結晶性ポリプｐ
ピレン層３を重合しである。
ピレン層３を重合しである。
即ち、ここでいう高剛性プロピレンエチレンブロック共
重合体とは、プロピレン単独重合体のアイソタチックペ
ンタッド分率ＣＰ）とメルトフローインデックス（ＭＦ
Ｒ）との関係が １．００≧Ｐ≧０．０１５ ｌｏｇ ＭＦＲ＋Ｏ，］
５５である第１段階重合物が全重合量の７０〜８５重量
％であり、ついで全重合量の３０〜５重量％のエチレン
若しくはエチレンと′プロピレンを１段階以上で重合さ
せてなりかつエチレン含量が全重合量の３〜２０重量％
であるものをいう、この高剛性プロピレンエチレンブロ
ック共重合体とその製造法は、例えば、特開昭５８−２
０１８１８号公報に詳しく記載されている。即も、同公
報に記載されているよう（こ、本発明に用いられる共重
合体は、一般結品性ボリプ、ロビレン（単独重合体）と
同様の成形性、耐薬品性を示し、一般結品性余りプロピ
レンに比較し、はるかに高い剛性をもち、熱的に非常に
安定した性質を示すが、耐ＩＩ撃性は劣っている。勿論
、表皮である結晶性ポリプロピレンシー）２Ａ及び補強
層としての結晶性ポリプローピレン層３は、木質系ポリ
プロピレン複合樹脂板ＬＡと同質系であるから、同樹脂
板ＩＡに加熱ラミネートできるが、樹脂板の成形時に同
時成形してもよい。また、本発明においては、結晶性ポ
リプロピレンシート２Ａの代りに、カーペットを用いて
もよいが。
重合体とは、プロピレン単独重合体のアイソタチックペ
ンタッド分率ＣＰ）とメルトフローインデックス（ＭＦ
Ｒ）との関係が １．００≧Ｐ≧０．０１５ ｌｏｇ ＭＦＲ＋Ｏ，］
５５である第１段階重合物が全重合量の７０〜８５重量
％であり、ついで全重合量の３０〜５重量％のエチレン
若しくはエチレンと′プロピレンを１段階以上で重合さ
せてなりかつエチレン含量が全重合量の３〜２０重量％
であるものをいう、この高剛性プロピレンエチレンブロ
ック共重合体とその製造法は、例えば、特開昭５８−２
０１８１８号公報に詳しく記載されている。即も、同公
報に記載されているよう（こ、本発明に用いられる共重
合体は、一般結品性ボリプ、ロビレン（単独重合体）と
同様の成形性、耐薬品性を示し、一般結品性余りプロピ
レンに比較し、はるかに高い剛性をもち、熱的に非常に
安定した性質を示すが、耐ＩＩ撃性は劣っている。勿論
、表皮である結晶性ポリプロピレンシー）２Ａ及び補強
層としての結晶性ポリプローピレン層３は、木質系ポリ
プロピレン複合樹脂板ＬＡと同質系であるから、同樹脂
板ＩＡに加熱ラミネートできるが、樹脂板の成形時に同
時成形してもよい。また、本発明においては、結晶性ポ
リプロピレンシート２Ａの代りに、カーペットを用いて
もよいが。
この場合には、カーペットのバッキング層を結晶性ポリ
プロピレンで構成し、同バッキング層を木質系ポリプロ
ピレン複合樹脂板ＬＡの表面に加熱ラミネートすればよ
い。
プロピレンで構成し、同バッキング層を木質系ポリプロ
ピレン複合樹脂板ＬＡの表面に加熱ラミネートすればよ
い。
本発明品に使用するプロピレン会エチレンブロック共重
合体には、配合後の組成物重量に対し、 ５〜２５重量
％の無機充填材を配合することができる。配合目的は、
通常のポリプロピレン成形品の場合と同様に、増量、剛
性向上、嵩比重増大、つや消し、その他である。したが
って、５重量％未満の添加では効果不十分であり、又５
重量％を超える該添加は成形性が低下し、成形品の受傷
性、白化性、ウェルド外観不良をもたらすと共に耐衝撃
性が低下するので好ましくない。本発明品に使用する該
共重合体には、少量添加する他の添加剤例えば各種熱安
定材、酸化防止剤、紫外線吸収剤、造核剤、帯電防止剤
、顔料を添加できる。その他、前述の無機充填材を配合
する場合には、該共重合体と該充填材の成形品での結合
性若しくは接着性を改善する目的で、不飽和有機酸若し
くはその無水でグラフト変成したポリオレフィン樹脂を
適当量配合することができ、かつ、好ましい、かかる不
飽和有機酸としては、マレイン酸、アクリル酸、メタク
リル酸、若しくはイタコン酸を挙げることかで−きる。
合体には、配合後の組成物重量に対し、 ５〜２５重量
％の無機充填材を配合することができる。配合目的は、
通常のポリプロピレン成形品の場合と同様に、増量、剛
性向上、嵩比重増大、つや消し、その他である。したが
って、５重量％未満の添加では効果不十分であり、又５
重量％を超える該添加は成形性が低下し、成形品の受傷
性、白化性、ウェルド外観不良をもたらすと共に耐衝撃
性が低下するので好ましくない。本発明品に使用する該
共重合体には、少量添加する他の添加剤例えば各種熱安
定材、酸化防止剤、紫外線吸収剤、造核剤、帯電防止剤
、顔料を添加できる。その他、前述の無機充填材を配合
する場合には、該共重合体と該充填材の成形品での結合
性若しくは接着性を改善する目的で、不飽和有機酸若し
くはその無水でグラフト変成したポリオレフィン樹脂を
適当量配合することができ、かつ、好ましい、かかる不
飽和有機酸としては、マレイン酸、アクリル酸、メタク
リル酸、若しくはイタコン酸を挙げることかで−きる。
これらの中でマレイン酸若しくはアクリル酸はグラフト
変成用として好ましい。
変成用として好ましい。
図示例の自動車用内装材は、以上のような構成であるか
ら、木質系ポリプロピレン複合樹脂板ｌＡの剛性が常温
ばかりでなく、かなり高温でも維持されるため、薄い剛
性板を得ることができる。そして、同内装材は軽量で・
安価に製造でき、結晶性ポリプロピレン層３のために、
耐衝撃性もあるから、ノ５−セルシェルフばかりでなく
、トノボードやテーブル等の棚材や、ラゲージトリム、
ドアトリム、ピラーガーニッシュ、インストルメントパ
ネル等の広い用途に使用可能である。
ら、木質系ポリプロピレン複合樹脂板ｌＡの剛性が常温
ばかりでなく、かなり高温でも維持されるため、薄い剛
性板を得ることができる。そして、同内装材は軽量で・
安価に製造でき、結晶性ポリプロピレン層３のために、
耐衝撃性もあるから、ノ５−セルシェルフばかりでなく
、トノボードやテーブル等の棚材や、ラゲージトリム、
ドアトリム、ピラーガーニッシュ、インストルメントパ
ネル等の広い用途に使用可能である。
−発明の効果−
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、軽量
で、高温でも剛性が劣化しない、耐＃Ｉ撃性のある安価
な自動車用内装材を得ることができる。
で、高温でも剛性が劣化しない、耐＃Ｉ撃性のある安価
な自動車用内装材を得ることができる。
第１図は本発明による自動車用内装材の断面図、第２図
は従来の自動車用内装材の断面図である。 ｌ・・・・・・木質系ポリプロピレン複合樹脂板。 ＬＡ・・・木質系フロピレンエチレンブロック共重合体
板、 ３・・・・・・結晶性ポリプロピレン層。 特許出願人 日産自動車株式会社 第１図
は従来の自動車用内装材の断面図である。 ｌ・・・・・・木質系ポリプロピレン複合樹脂板。 ＬＡ・・・木質系フロピレンエチレンブロック共重合体
板、 ３・・・・・・結晶性ポリプロピレン層。 特許出願人 日産自動車株式会社 第１図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １）表面をカーペットや樹脂シートで覆って用いる木質
系ポリプロピレン複合樹脂板において、同樹脂板を、プ
ロピレン単独重合体のアイソタチックペンタッド分率（
Ｐ）とメルトフローインデックス（ＭＦＲ）との関係が １．００≧Ｐ≧０．０１５ｌｏｇＭＦＲ＋０．９５５で
ある第１段階重合物が全重合量の７０〜９５重量％であ
り、ついで全重合量の３０〜５重量％のエチレン若しく
はエチレンとプロピレンを１段階以上で重合させてなり
かつエチレン含量が全重合量の３〜２０重量％である高
剛性プロピレンエチレンブロック共重合体で作り、樹脂
板の裏面に結晶性ポリプロピレン層を重合したことを特
徴とする自動車用内装材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14309684A JPS6122940A (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | 自動車用内装材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14309684A JPS6122940A (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | 自動車用内装材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6122940A true JPS6122940A (ja) | 1986-01-31 |
Family
ID=15330813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14309684A Pending JPS6122940A (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | 自動車用内装材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6122940A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63230208A (ja) * | 1987-02-27 | 1988-09-26 | クレシム | 軸方向に移動可能な圧延ロールを有する圧延機と、この圧延ロールの輪郭形状の調整方法 |
| JPH0523862U (ja) * | 1991-09-10 | 1993-03-30 | 寿工芸株式会社 | 水槽管理装置 |
-
1984
- 1984-07-10 JP JP14309684A patent/JPS6122940A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63230208A (ja) * | 1987-02-27 | 1988-09-26 | クレシム | 軸方向に移動可能な圧延ロールを有する圧延機と、この圧延ロールの輪郭形状の調整方法 |
| JPH0523862U (ja) * | 1991-09-10 | 1993-03-30 | 寿工芸株式会社 | 水槽管理装置 |
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