JPS61227732A - 青果物鮮度保持材料の製造方法 - Google Patents
青果物鮮度保持材料の製造方法Info
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- JPS61227732A JPS61227732A JP60068518A JP6851885A JPS61227732A JP S61227732 A JPS61227732 A JP S61227732A JP 60068518 A JP60068518 A JP 60068518A JP 6851885 A JP6851885 A JP 6851885A JP S61227732 A JPS61227732 A JP S61227732A
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- Japan
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- vegetables
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、収穫後における果実や果菜類（以下、単に果
実という）、更には詠菜類等の青果物の鮮度を保持する
のに好適な青果物鮮度保持材料に藺し、更に詳しくは、
青果物の鮮度低下原因である呼吸の増大を抑制すること
によって青果物の鮮度を保持しようとする青果物鮮度保
持材料に関する。
実という）、更には詠菜類等の青果物の鮮度を保持する
のに好適な青果物鮮度保持材料に藺し、更に詳しくは、
青果物の鮮度低下原因である呼吸の増大を抑制すること
によって青果物の鮮度を保持しようとする青果物鮮度保
持材料に関する。
従来の技術
多くの果実や硫菜類は、収穫後も成熟過程を継続し、果
実の芳香や色の変化、果肉の軟化等種々の変化を起す。
実の芳香や色の変化、果肉の軟化等種々の変化を起す。
これらのうち、果実、硫菜の種類によっては、一定の段
階まで発育していれば、成熟をまたず、かなり未熟な時
に収穫しても、収穫後に、成熟作用が行なわれ、可食状
態となって食用に供することのできるものもある。
階まで発育していれば、成熟をまたず、かなり未熟な時
に収穫しても、収穫後に、成熟作用が行なわれ、可食状
態となって食用に供することのできるものもある。
このような果実、硫菜の収穫後における成熟現象を追熟
とよび、この現象を利用して果実、硫菜の輸送、貯蔵な
どが行なわれ、一般には、必要に応じて、追熟作用を阻
止したり、或いは逆に促進したりして利用の目的を果し
ている。果実や詠菜の追熟作用を阻止して輸送及び貯蔵
期間を延長させる従来技術としては、青果物の追熟に伴
う呼吸作用の上昇現象（フライマクテリツク ライズ）
を引き起すエチレンを吸着させる方法が知られている（
例えば特開昭５６−８８７５２号公報）。また、青果物
をエチレンの吸着剤等と一緒に段ポール箱や、合成樹脂
製の袋に入れて貯蔵することが提案されている。
とよび、この現象を利用して果実、硫菜の輸送、貯蔵な
どが行なわれ、一般には、必要に応じて、追熟作用を阻
止したり、或いは逆に促進したりして利用の目的を果し
ている。果実や詠菜の追熟作用を阻止して輸送及び貯蔵
期間を延長させる従来技術としては、青果物の追熟に伴
う呼吸作用の上昇現象（フライマクテリツク ライズ）
を引き起すエチレンを吸着させる方法が知られている（
例えば特開昭５６−８８７５２号公報）。また、青果物
をエチレンの吸着剤等と一緒に段ポール箱や、合成樹脂
製の袋に入れて貯蔵することが提案されている。
発明が解決しようとする問題点
前述の如く、青果物の鮮度保持のために、従来、エチレ
ンの吸着及び水分の吸着に関して検討がなされてきた。
ンの吸着及び水分の吸着に関して検討がなされてきた。
しかしながら、かかる従来技術では貯蔵、運搬時などに
、果実、硫菜等の鮮度を所望の通り充分保持することは
困難であった。
、果実、硫菜等の鮮度を所望の通り充分保持することは
困難であった。
従って、本発明の目的は、従来技術では充分でなかった
青果物の追熟作用を阻止する効果を飛曜的に向上せしめ
て貯蔵期間を延長し、青果物の商業的価値を向上せしめ
ることにある。
青果物の追熟作用を阻止する効果を飛曜的に向上せしめ
て貯蔵期間を延長し、青果物の商業的価値を向上せしめ
ることにある。
問題点を解決するための手段及びその作用本発明の青果
物鮮度保持材料は、熱可塑性樹脂を同心円状の多重スリ
ットより押出した溶融多重フィルムを冷却固化前に溶融
接着せしめた、炭酸ガス透過度１１．５００〜２４，０
００＋ａｉ２／ ｒｄ ・２４ｈｒ−ａｔｍ ・２３℃
及び酸素透過度２．９００〜８０００ｍｇ／ ｒｄ・２
４ｈｒ ・ａｔｍ ・２３℃でかつ炭酸ガスと酸素の透
過度比（Ｃ０２／Ｏ２）が３〜４の範囲、好ましくは炭
酸ガス透過度１４．ＯＯＯ〜１８，５００ｍｇ／ ｒｄ
・２４ｈｒ−ａｔｍ ・２３℃及び酸素透過度３，８
００〜６．／Ｏ０ ｍ１２／ ｔｒ？ ・２４ｈｒ ・
ａｔｍ・２３℃でかつ炭酸ガスと酸素の透過度比（ＣＯ
２／Ｏ２）が３．１〜３．７の範囲内にあるピンホール
のない合成樹脂製フィルムから構成される。
物鮮度保持材料は、熱可塑性樹脂を同心円状の多重スリ
ットより押出した溶融多重フィルムを冷却固化前に溶融
接着せしめた、炭酸ガス透過度１１．５００〜２４，０
００＋ａｉ２／ ｒｄ ・２４ｈｒ−ａｔｍ ・２３℃
及び酸素透過度２．９００〜８０００ｍｇ／ ｒｄ・２
４ｈｒ ・ａｔｍ ・２３℃でかつ炭酸ガスと酸素の透
過度比（Ｃ０２／Ｏ２）が３〜４の範囲、好ましくは炭
酸ガス透過度１４．ＯＯＯ〜１８，５００ｍｇ／ ｒｄ
・２４ｈｒ−ａｔｍ ・２３℃及び酸素透過度３，８
００〜６．／Ｏ０ ｍ１２／ ｔｒ？ ・２４ｈｒ ・
ａｔｍ・２３℃でかつ炭酸ガスと酸素の透過度比（ＣＯ
２／Ｏ２）が３．１〜３．７の範囲内にあるピンホール
のない合成樹脂製フィルムから構成される。
本発明者らは前記した特定の炭酸ガス及び酸素透過度並
びにＣＯ２／Ｏ２透過度比を満足する合成樹脂フィルム
であれば青果物の鮮度を好適に保持することができるこ
とを見出したが、本発明者らは、その後の研究により、
かかる透過度要件を満足する合成樹脂フィルムであって
も開型フィルムの場合には成膜時にフィルムにピンホー
ルが発生することがあって、かかるピンホールの発生し
たフィルムでは空気の洩れのため所望通り青果物の鮮度
を保持することができないことを見出した。
びにＣＯ２／Ｏ２透過度比を満足する合成樹脂フィルム
であれば青果物の鮮度を好適に保持することができるこ
とを見出したが、本発明者らは、その後の研究により、
かかる透過度要件を満足する合成樹脂フィルムであって
も開型フィルムの場合には成膜時にフィルムにピンホー
ルが発生することがあって、かかるピンホールの発生し
たフィルムでは空気の洩れのため所望通り青果物の鮮度
を保持することができないことを見出した。
然るに本発明に従えば成膜時に溶融樹脂を二重又はそれ
以上の多重に押出して冷却固化前に溶融接着せしめるこ
とによって実質上ピンホールの発生のない合成樹脂フィ
ルムを製造することができる。
以上の多重に押出して冷却固化前に溶融接着せしめるこ
とによって実質上ピンホールの発生のない合成樹脂フィ
ルムを製造することができる。
以下、本発明に従った青果物鮮度保持材料の成膜工程の
一部を示す第１図に基づいて多重フィルムの製造方法に
ついて説明する。
一部を示す第１図に基づいて多重フィルムの製造方法に
ついて説明する。
即ち、押出機（図示せず）で溶融混練された熱可塑性樹
脂をダイス１に設けられた同心円状の２条のダイスリフ
トより押出し、溶融膜２及び３を形成し、これらの溶融
膜２及び３を好ましくは結晶化点（フロストライン）６
の直前の接合位置４で融着せしめて、次いで結晶化点６
で結晶化させ、一つの管状フィルム５を成膜し、ピンチ
ロール（図示せず）で引き取って所望の合成樹脂フィル
ムを製造する。なお、第１図では同心円状の２条のダイ
スリットより押出される２重の溶融フィルムを融着せし
める場合について例示したが、本発明では２重にとられ
れることなく２重以上の任意の多重の溶融フィルムを融
着せしめることによってピンホールの発生が実質上ない
フィルムを製造することができる。
脂をダイス１に設けられた同心円状の２条のダイスリフ
トより押出し、溶融膜２及び３を形成し、これらの溶融
膜２及び３を好ましくは結晶化点（フロストライン）６
の直前の接合位置４で融着せしめて、次いで結晶化点６
で結晶化させ、一つの管状フィルム５を成膜し、ピンチ
ロール（図示せず）で引き取って所望の合成樹脂フィル
ムを製造する。なお、第１図では同心円状の２条のダイ
スリットより押出される２重の溶融フィルムを融着せし
める場合について例示したが、本発明では２重にとられ
れることなく２重以上の任意の多重の溶融フィルムを融
着せしめることによってピンホールの発生が実質上ない
フィルムを製造することができる。
接合位置４の位置は結晶化点（フロストライン）６の前
であれば特に限定はないが、好ましくはダイス面から２
０ｍｍ以上、更に好ましくは３０ｍｍ以上でフロストラ
イン６からダイス方向に／Ｏｍｍ以上の間に設けるのが
よい。かかる接合位置は、例えば溶融膜２及び３とダイ
ス面で囲まれた空間内に供給するエアー７の量を調整す
ることにより制御することができる。
であれば特に限定はないが、好ましくはダイス面から２
０ｍｍ以上、更に好ましくは３０ｍｍ以上でフロストラ
イン６からダイス方向に／Ｏｍｍ以上の間に設けるのが
よい。かかる接合位置は、例えば溶融膜２及び３とダイ
ス面で囲まれた空間内に供給するエアー７の量を調整す
ることにより制御することができる。
ピンホールを減少させる方法として、フラットフィルム
を用いて、ドライラミネート、ウェットラミネート、押
出ラミネート等の方法も考えられるが、かかる方法はフ
ィルムの生産工程が２段階、３段階となる為高価となり
実用的でない。更にフラットフィルムを用いた場合には
、例えば袋を形成する場合にチューブフィルムにする必
要があり、製袋工程でサイドシール或いは背シールする
ため、サイドシールではシール部のピンホール、背シー
ルでは、シール層と支持層が必要となり、青果物鮮度保
持材料としていずれも実用的価値は低い。
を用いて、ドライラミネート、ウェットラミネート、押
出ラミネート等の方法も考えられるが、かかる方法はフ
ィルムの生産工程が２段階、３段階となる為高価となり
実用的でない。更にフラットフィルムを用いた場合には
、例えば袋を形成する場合にチューブフィルムにする必
要があり、製袋工程でサイドシール或いは背シールする
ため、サイドシールではシール部のピンホール、背シー
ルでは、シール層と支持層が必要となり、青果物鮮度保
持材料としていずれも実用的価値は低い。
本発明に従って溶融多重フィルムを融着せしめて所望の
青果物鮮度保持材料を製造するに際し、融着せしめる溶
融多重フィルムは得られる融着フィルムが前記透過度要
件を満たす限り異種材料から構成することもできる。
青果物鮮度保持材料を製造するに際し、融着せしめる溶
融多重フィルムは得られる融着フィルムが前記透過度要
件を満たす限り異種材料から構成することもできる。
本発明に従った青果物鮮度保持材料を構成する合成樹脂
製フィルムの炭酸ガスまたは酸素の透過度が前記の範囲
より大きかったり、透過度比（Ｃ０２／Ｏ２）が前記の
範囲より小さかったりする場合には、青果物の呼吸が自
由に行なわれるためか、収穫後の青果物の追熟作用を阻
止する効果が損なわれ、芳香及び色の変化、重量の減少
などの好ましからざる現象が起り、青果物の商品価値を
低下せしめるので好ましくない。逆に炭酸ガスまたは酸
素の透過度が前記の範囲より小さかったり、透過度比（
ＣＯ２／ ０２ ）が前記の範囲より大きかったりする
場合には、青果物の呼吸が阻止されるためか、収穫後の
青果物は炭酸ガス障害を受け、最終的には組織の死に至
るので好ましくない。
製フィルムの炭酸ガスまたは酸素の透過度が前記の範囲
より大きかったり、透過度比（Ｃ０２／Ｏ２）が前記の
範囲より小さかったりする場合には、青果物の呼吸が自
由に行なわれるためか、収穫後の青果物の追熟作用を阻
止する効果が損なわれ、芳香及び色の変化、重量の減少
などの好ましからざる現象が起り、青果物の商品価値を
低下せしめるので好ましくない。逆に炭酸ガスまたは酸
素の透過度が前記の範囲より小さかったり、透過度比（
ＣＯ２／ ０２ ）が前記の範囲より大きかったりする
場合には、青果物の呼吸が阻止されるためか、収穫後の
青果物は炭酸ガス障害を受け、最終的には組織の死に至
るので好ましくない。
本発明に従った前記透過度要件を満足する合成樹脂フィ
ルムは種々の合成樹脂又はそれらの組合せから構成する
ことができる。そのような合成樹脂の代表例としては、
低密度のエチレン−α−オレフィン共重合体、例えばエ
チレン−ブテン−１共重合体、エチレン−４−メチルペ
ンテン−１共重合体及びエチレン−ヘキセン−１共重合
体などをあげ、ることができ、フィルム厚を適宜選択す
ることにより前記透過度要件を満足する合成樹脂フィル
ムとすることができる。フィルム厚は使用する合成樹脂
の種類にもよるが、一般的には２０〜４０μｍ程度（好
ましくは２５〜４０μｍ）が適当である。。
ルムは種々の合成樹脂又はそれらの組合せから構成する
ことができる。そのような合成樹脂の代表例としては、
低密度のエチレン−α−オレフィン共重合体、例えばエ
チレン−ブテン−１共重合体、エチレン−４−メチルペ
ンテン−１共重合体及びエチレン−ヘキセン−１共重合
体などをあげ、ることができ、フィルム厚を適宜選択す
ることにより前記透過度要件を満足する合成樹脂フィル
ムとすることができる。フィルム厚は使用する合成樹脂
の種類にもよるが、一般的には２０〜４０μｍ程度（好
ましくは２５〜４０μｍ）が適当である。。
前記溶融膜２及び３の結晶化後の厚み比には特に限定は
ないが、成膜性を考慮すると、一般には１：４−４：１
の範囲にするのが好ましい。上記エチレン−α−オレフ
ィン共重合体はエチレンと少なくとも一種のα−オレフ
ィン（好ましくは炭素数３〜１２）を触媒の存在下に中
低圧法又は高圧法によって重合することによって製造す
ることができる。なお、かかるエチレン−α−オレフィ
ン共重合体は前記透過度要件を満足する限りにおいて他
のポリマーとブレンドした状態で使用することもできる
。更に、低密度及び高密度のエチレン重合体などを任意
に組合せて上記透過度要件を満足するフィルムとするこ
ともできる。
ないが、成膜性を考慮すると、一般には１：４−４：１
の範囲にするのが好ましい。上記エチレン−α−オレフ
ィン共重合体はエチレンと少なくとも一種のα−オレフ
ィン（好ましくは炭素数３〜１２）を触媒の存在下に中
低圧法又は高圧法によって重合することによって製造す
ることができる。なお、かかるエチレン−α−オレフィ
ン共重合体は前記透過度要件を満足する限りにおいて他
のポリマーとブレンドした状態で使用することもできる
。更に、低密度及び高密度のエチレン重合体などを任意
に組合せて上記透過度要件を満足するフィルムとするこ
ともできる。
本発明において使用する合成樹脂フィルムのメルトイン
デックス（Ｍ Ｉ ）には特に制限はないが例えばＭＩ
値が０．１〜Ｌｏｇ／／Ｏ分（ＪＩＳ Ｋ ６７６０
に準拠）程度のものを使用するのが好ましい。
デックス（Ｍ Ｉ ）には特に制限はないが例えばＭＩ
値が０．１〜Ｌｏｇ／／Ｏ分（ＪＩＳ Ｋ ６７６０
に準拠）程度のものを使用するのが好ましい。
本発明に従った青果物鮮度保持材料は様々な形態で青果
物に通用することができ、その使用形態には特に限定は
ない。例えばシート状、袋状、ダンボール箱などの内張
りなどとして使用することができる。例えば、袋状で使
用する場合には、チューブ状のフィルムの底部をシール
したり、シート状フィルムを三方シールしたりした袋に
青果物を詰めたり、或いは背シール及び底シールをした
袋の中へ青果物を入れて、入口をシールすることにより
青果物の鮮度を長期間保持することができる。ここで「
シール」とは、ヒートシール（例えば、イパルスシール
、高周波シール、超音波シールなどを包含した広義のヒ
ートシールをいう）、接着（フィルム以外の成分を用い
て接着する方法で粘着、ホントメルトなどを包含した広
義の接着をいう）、テープにより粘着、ゴムでとめる等
の方法などをいい、要はフィルムを空気のもれが少ない
状態又は空気のもれが全くない状態に接合することがで
きればいかなる方法によってもよい。
物に通用することができ、その使用形態には特に限定は
ない。例えばシート状、袋状、ダンボール箱などの内張
りなどとして使用することができる。例えば、袋状で使
用する場合には、チューブ状のフィルムの底部をシール
したり、シート状フィルムを三方シールしたりした袋に
青果物を詰めたり、或いは背シール及び底シールをした
袋の中へ青果物を入れて、入口をシールすることにより
青果物の鮮度を長期間保持することができる。ここで「
シール」とは、ヒートシール（例えば、イパルスシール
、高周波シール、超音波シールなどを包含した広義のヒ
ートシールをいう）、接着（フィルム以外の成分を用い
て接着する方法で粘着、ホントメルトなどを包含した広
義の接着をいう）、テープにより粘着、ゴムでとめる等
の方法などをいい、要はフィルムを空気のもれが少ない
状態又は空気のもれが全くない状態に接合することがで
きればいかなる方法によってもよい。
本発明に従った青果物鮮度保持材料の使用に際し、青果
物からエチレンの発生が認められたり、水分の発生が多
かったりする場合には、従来公知のエチレン吸着剤や水
分吸着剤を併用することにより、青果物の鮮度保持効果
は一層向上する。
物からエチレンの発生が認められたり、水分の発生が多
かったりする場合には、従来公知のエチレン吸着剤や水
分吸着剤を併用することにより、青果物の鮮度保持効果
は一層向上する。
実施例
以下、本発明を実施例に従って更に詳細に説明するが、
本発明の範囲をこれらの実施例に限定するものでないこ
とはいうまでもない。
本発明の範囲をこれらの実施例に限定するものでないこ
とはいうまでもない。
実施例１
エチレン−ヘキセン−１共重合体樹脂（密度０．９２４
ｇ／ｃｊ、 ＭＦＲ＝０．８ ｇ／／Ｏｍ１ｎ ）を
吉井鉄工株式会社製の２条スリッ） （１５０ｍｍφ、
１８０ｍｍφ）ダイスを備えたインフレーション用５０
ｎｎ＋φ押出機を用いて、押出温度２００°Ｃ１折り幅
３４０ｍｍ及び引取速度３０ｍ／ｍｉｎの条件でフィル
ム厚２５μｍのインフレーションフィルムを成膜した。
ｇ／ｃｊ、 ＭＦＲ＝０．８ ｇ／／Ｏｍ１ｎ ）を
吉井鉄工株式会社製の２条スリッ） （１５０ｍｍφ、
１８０ｍｍφ）ダイスを備えたインフレーション用５０
ｎｎ＋φ押出機を用いて、押出温度２００°Ｃ１折り幅
３４０ｍｍ及び引取速度３０ｍ／ｍｉｎの条件でフィル
ム厚２５μｍのインフレーションフィルムを成膜した。
このようにして得られたフィルムの一方をヒートシール
した後、４８０ｍ／ｍの長さに切断し、袋状とした。得
られた袋内にカボス２ｋｇ及びエチレン吸着剤（活性炭
表面を臭素酸カリで被覆したもの）を入れ７０日間の保
存テストを行なった。その結果、カボスの果皮はほぼ／
Ｏ０％緑色を保ち、その保存効果の高いことが認められ
た。
した後、４８０ｍ／ｍの長さに切断し、袋状とした。得
られた袋内にカボス２ｋｇ及びエチレン吸着剤（活性炭
表面を臭素酸カリで被覆したもの）を入れ７０日間の保
存テストを行なった。その結果、カボスの果皮はほぼ／
Ｏ０％緑色を保ち、その保存効果の高いことが認められ
た。
実施例２
フィルム厚が３０μｍとなるようにインフレーションフ
ィルムを成膜した以外は実施例１と同一条件で製造した
袋を使用して実施例１と同一条件で保存テストを行なっ
た。
ィルムを成膜した以外は実施例１と同一条件で製造した
袋を使用して実施例１と同一条件で保存テストを行なっ
た。
その結果、カボスの果皮は９５％緑色を保った。
比較例１
ダイスが１条（１５０ｍ／ｍφ）のインフレーション用
押出機を用いた以外は、実施例１と同一条件で製造した
袋を使用して実施例１と同一条件で保存テストを行なっ
た。
押出機を用いた以外は、実施例１と同一条件で製造した
袋を使用して実施例１と同一条件で保存テストを行なっ
た。
その結果、保存袋の１６袋に１袋の割でピンホールが発
生しく実施例１〜２の袋ではピンホールの発生が認めら
れなかった）、ピンホールが発生した袋内の全てのカボ
スが黄変した。なお、ピンホールのない袋では／Ｏ０％
緑色を保った。
生しく実施例１〜２の袋ではピンホールの発生が認めら
れなかった）、ピンホールが発生した袋内の全てのカボ
スが黄変した。なお、ピンホールのない袋では／Ｏ０％
緑色を保った。
なお、実施例１〜２及び比較例１の成膜フィルムのガス
透過性（ＡＳＴＭ−Ｄ−３９８５−８１に準拠して測定
）は第１表に示す通りであった。
透過性（ＡＳＴＭ−Ｄ−３９８５−８１に準拠して測定
）は第１表に示す通りであった。
第 １ 表
ガス透過度 透過度比
例Ｎｉｌ ｍｌ／ ｒｒＦ ・２４ｈｒ ・ａｔｍ
−２３℃ Ｃ０２／Ｏ２ｃｏ２ ｏ２ （施例１ １７０００ ５４００ ３．
１５実施例２ １４５００ ４３００
３．３７比較例１ １７０００ ５４００
３．１５第１表に示されるように、実施例１〜３で
はガスの透過特性を適切にコントロールし、ピンホール
のない状態とすることによりカボスの高い鮮度保持効果
が得られることが確認された。これに対し比較例１に示
されるように、−条のダイスリットより成膜された一重
のフィルムではピンホールの発生の為、ピンホールのあ
る袋ではガスの透過特性を適切にコントロールしても内
容物であるカボスが全量黄変した。
−２３℃ Ｃ０２／Ｏ２ｃｏ２ ｏ２ （施例１ １７０００ ５４００ ３．
１５実施例２ １４５００ ４３００
３．３７比較例１ １７０００ ５４００
３．１５第１表に示されるように、実施例１〜３で
はガスの透過特性を適切にコントロールし、ピンホール
のない状態とすることによりカボスの高い鮮度保持効果
が得られることが確認された。これに対し比較例１に示
されるように、−条のダイスリットより成膜された一重
のフィルムではピンホールの発生の為、ピンホールのあ
る袋ではガスの透過特性を適切にコントロールしても内
容物であるカボスが全量黄変した。
なお、上記実施例においては青果物としてカボスを使用
したが本発明をカボスに限定するものではなく、例えば
梅、柿、レタス、ブロッコリー、トマト等に青果物に広
く使用することができる。
したが本発明をカボスに限定するものではなく、例えば
梅、柿、レタス、ブロッコリー、トマト等に青果物に広
く使用することができる。
第１図は本発明に係る青果物鮮度保持材料の成膜工程の
一部を示す説明図であり、図中、１はダイス、２及び３
は溶融膜、４は溶融膜２及び３の結合位置、５は２重の
溶融膜２及び３から形成された管状フィルム、６は押出
された溶融膜の結晶化点を示す。 第１図
一部を示す説明図であり、図中、１はダイス、２及び３
は溶融膜、４は溶融膜２及び３の結合位置、５は２重の
溶融膜２及び３から形成された管状フィルム、６は押出
された溶融膜の結晶化点を示す。 第１図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、熱可塑性樹脂を同心円状の多重スリットより押出し
た溶融多重フィルムを冷却固化前に溶融接着せしめた、
炭酸ガス透過度１１，５００〜２０，０００ｍｌ／ｍ＾
２・２４ｈｒ・ａｔｍ・２３℃及び酸素透過度２，９０
０〜８０００ｍｌ／ｍ＾２・２４ｈｒ・ａｔｍ・２３℃
でかつ炭酸ガスと酸素の透過度比（ＣＯ＿２／Ｏ＿２）
が３〜４の合成樹脂フィルムから成る青果物鮮度保持材
料。 ２、合成樹脂フィルムが密度０．９４０ｇ／ｃｍ＾３以
下のエチレン−α−オレフィン共重合体である特許請求
の範囲第１項記載の青果物鮮度保持材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60068518A JPS61227732A (ja) | 1985-04-02 | 1985-04-02 | 青果物鮮度保持材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60068518A JPS61227732A (ja) | 1985-04-02 | 1985-04-02 | 青果物鮮度保持材料の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61227732A true JPS61227732A (ja) | 1986-10-09 |
| JPH0262209B2 JPH0262209B2 (ja) | 1990-12-25 |
Family
ID=13376018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60068518A Granted JPS61227732A (ja) | 1985-04-02 | 1985-04-02 | 青果物鮮度保持材料の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61227732A (ja) |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5058254A (ja) * | 1973-09-27 | 1975-05-21 | ||
| JPS5095446A (ja) * | 1973-12-25 | 1975-07-29 | ||
| JPS5095089A (ja) * | 1973-12-20 | 1975-07-29 | ||
| JPS5099838A (ja) * | 1973-12-18 | 1975-08-07 | ||
| JPS5763251A (en) * | 1980-10-03 | 1982-04-16 | Toyo Boseki | Package of vegetable and fruit |
-
1985
- 1985-04-02 JP JP60068518A patent/JPS61227732A/ja active Granted
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5058254A (ja) * | 1973-09-27 | 1975-05-21 | ||
| JPS5099838A (ja) * | 1973-12-18 | 1975-08-07 | ||
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| JPS5095446A (ja) * | 1973-12-25 | 1975-07-29 | ||
| JPS5763251A (en) * | 1980-10-03 | 1982-04-16 | Toyo Boseki | Package of vegetable and fruit |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0262209B2 (ja) | 1990-12-25 |
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