JPS6122655B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6122655B2
JPS6122655B2 JP1555480A JP1555480A JPS6122655B2 JP S6122655 B2 JPS6122655 B2 JP S6122655B2 JP 1555480 A JP1555480 A JP 1555480A JP 1555480 A JP1555480 A JP 1555480A JP S6122655 B2 JPS6122655 B2 JP S6122655B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
strip
angle
meandering
guide bar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1555480A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56113647A (en
Inventor
Kohei Kimura
Harunori Aoyama
Michio Saito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Mining Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Mining Co Ltd filed Critical Nippon Mining Co Ltd
Priority to JP1555480A priority Critical patent/JPS56113647A/ja
Publication of JPS56113647A publication Critical patent/JPS56113647A/ja
Publication of JPS6122655B2 publication Critical patent/JPS6122655B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はストリツプがその走行ラインから左右
にずれることなく所定のコースを正確に走行する
ように修正するためのストリツプの蛇行修正装置
に関するものである。
ストリツプの走行ラインで特に問題になるのが
ストリツプの蛇行現象である。近年のようにスト
リツプの走行速度が速くなつてくると、このよう
なストリツプの蛇行現象が重大な問題となる。か
つてはストリツプの蛇行は監視員が目視によつて
監視していたのであるが、最近、ストリツプの蛇
行を自動的に修正する機構が提案されている。し
かし、従来のストリツプの蛇行修正装置にあつて
は、ストリツプを案内するロールの設置角度を修
正して、ストリツプに対するロールのテンシヨン
を両端で変化させて、それによりストリツプの蛇
行を修正する方式を採用している。このようなや
りかたでも、ストリツプの蛇行を修正することは
できるが、蛇行の修正に比較的多くの時間を要す
る欠点がある。また、修正の応答速度が遅く、そ
れにともなう欠点も生じる。たとえば、所定の走
行ラインに対してストリツプの実際の走行位置が
ずれているとき、これを検知したのち修正にいた
るまでに時間がかかりすぎると、ロールの設備角
度を大きく変化させすぎて、その結果ストリツプ
に不必要なテンシヨンを多くかけすぎることにな
る。これはストリツプに永久歪みを発生させがち
である。また、ストリツプの走行位置を過剰に修
正して、逆方向のストリツプの走行ずれが生じる
こともある。その場合、最終的にストリツプを正
しい走行位置に戻すのに著しい時間が必要とな
る。そのため所望の設計スピードでストリツプを
走行させることができない事態も発生する。
たとえば、特公昭45―34974号公報はウエブを
案内し縁を維持する装置を開示しているが、この
装置にあつてはロールをリンク機構によつて直接
制御しており、一定のパターンでしかロールを制
御できない欠点がある。ロールの軸方向の位置と
その角度とを同時に修正する構成になつてはいる
ものの、ロールの一方の端部近傍を中心としてロ
ールの角度調節を行うとともに、前述のようにリ
ンク機構によつて一定の方向にのみ調節するよう
になつているため、使用状況に応じて、ロールを
最適の状態で調整することができない。
また、実開昭49―53036号公報はロールの角度
修正と同時にその軸方向の位置修正を行う構造を
示しているが、常にロールの一方の端部のところ
を支点としてロールを角度調節するようになつて
いるため、ストリツプの片方のエツジ付近に無理
な力が働きがちであり、正確かつスムーズな制御
は不可能である。
本発明の目的はこのような従来技術の欠点に鑑
みて、ストリツプの蛇行に対してすばやく修正す
ることができ、しかもその際に余分なテンシヨン
をストリツプにかけることのない、ストリツプの
蛇行修正装置を提供することにある。
本発明によるストリツプの蛇行修正装置にあつ
ては、ストリツプを案内するロールの角度修正を
行なうと同時にその軸方向の位置修正をも行なう
ように構成している。更に具体的にいえば、この
発明においては、ストリツプ1案内用のロール3
を支持するロールフレーム21と、該ロールフレ
ーム21に一端を結合したアーム30と、前記ロ
ール3の軸線に対して角度調節可能に配置された
ガイドバー28と、前記アーム30に結合されて
いて該ガイドバー28に沿つて摺動するベアリン
グケース31と、前記ロールフレーム21を旋回
可能かつ側方移動可能に装架するリニアベース1
5と、該リニアベース15を直線的に移動させる
駆動手段8とを備え、前記駆動手段8の動作によ
り前記ベアリングケース31を前記ガイドバー2
8に沿つて移動させることによつて前記ロール3
を角度修正と同時に軸方向の位置修正を行う構成
にしたことを特徴とするストリツプの蛇行修正装
置であつて、このようにロールの軸方向の位置を
角度と同時に修正する構成にしたことにより、従
来のごとくロールの角度修正のみを行なう場合に
比べて、ストリツプの蛇行修正の速度及び精度を
著しく高めることができるものである。それに附
随して、従来のようにストリツプに不必要なテン
シヨンをかけることもなく、したがつてストリツ
プにとつて好ましくない変形も避けることができ
る。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施例
を説明する。
第1図は本発明によるストリツプの蛇行修正装
置の適用例の概略を示している。第1図におい
て、符号1は所定の走行ライン上を走行している
ストリツプを示している。たとえば、アキユムレ
ータ(図示せず)を経たのち矢印Xの方向から本
発明による蛇行修正装置を経て矢印Yで示す処理
工程へと、ストリツプ1は走行していく。この第
1図の例にあつては、いわゆる中間ガイドの役割
をはたしているものであるが、これ以外の形で適
用し得ることはいうまでもない。
ストリツプ1は複数のロール(第1図の部分に
あつては4本のロール2,3,4,5)によつて
案内されている。6はストリツプの位置を検出す
る従来公知の検知手段である。この検知手段6は
走行するストリツプ1の蛇行量を検出するための
ものである。検知手段6からの検知信号が制御手
段7に送られ、そこからの信号にもとづいて駆動
装置8が作動し、それによりロール3を駆動して
ストリツプ1の蛇行を修正する構成になつてい
る。このような機構はロール3の駆動機構を除け
ば、従来公知のものである。たとえば、検知手段
6はストリツプ1の幅方向に設置して光量の変化
によりストリツプ1の走行位置の検知を行なうも
のが一般に使用されている。制御手段7はそのよ
うな検知手段6からの信号すなわち光量の変化信
号を油圧の変化に変換して、駆動手段8たとえば
油圧シリンダー(以下油圧シリンダを例にとつて
説明する)を駆動する。かかる油圧シリンダー8
の作動より、これから詳しく述べるようにしてロ
ール3の軸方向の位置及び角度を変化させるので
ある。なお、検知手段6、制御手段7および駆動
手段8は従来周知のものを使用すればよいので、
詳しい説明を省略する。
第2図ないし第4図を参照して、本発明による
ストリツプの蛇行修正装置の主要部分をさらに詳
しく説明する。ベースプレート10ストリツプ1
の走行ラインの所定位置にロール3の長さよりも
長い範囲にわたつて配置してある。このベースプ
レート10上にはリニアガイド11及び12が固
定してある。これらリニアガイド11及び12は
それぞれロール3の両端の下方に位置している。
また、リニアガイド11及び12に設けたガイド
バー13及び14はストリツプ1の走行方向に対
して直角になつている。リニアベース15はリニ
アガイド11及び12のガイドバー13及び14
に沿つて移動可能になつている。すなわち、図に
示した例にあつては、リニアベース15の下方部
に固定したベアリングボツクス16及び17の内
部に内蔵したリニアベアリングを介してリニアガ
イド11及び12のガイドバー13及び14に摺
動してリニアベース15を移動可能に構成してい
るのである。他方、油圧シリンダー8がブラケツ
ト19を介してベースプレート10に取り付けて
ある。油圧シリンダー8のピストンロツド20は
リニアベース15に連結してあり、油圧シリンダ
ー8が作動したとき、ピストンロツド20の動き
に伴なつてリニアベース15が所定方向に移動で
きるように構成してある。また、ロール3はロー
ルフレーム21によりその両端において回転自在
に支持されている。符号22及び23はロール3
用の軸受部分を示している。また、ロールフレー
ム21の底面部分にはベアリングケース24が設
けてあり、そこを介してロールフレーム21がリ
ニアベース15に対して回転可能に配設されてい
る。図にあつて、リニアベース15の中心部に支
持部分15Aがあり、その支持部分15Aとベア
リングケース24との間にボールベアリング25
が介存してあり、ロールフレーム21がリニアベ
ース15に対してスムーズに回転できるようにな
つている。ロール3の左側でかつ油圧シリンダー
8の上方にはガイドベース26がベースプレート
10に対して固定配置してある。このガイドベー
ス26には第3図によく示してあるように2つの
円弧状の溝26A及び26Bが対をなして形成し
てある。これらの円弧状の溝26A及び26Bに
はボルト及びナツトなどの固定手段によつてガイ
ドフレーム27が調節可能に固定してある。ガイ
ドフレーム27にはガイドバー28が設けてあ
り、ガイドフレーム27の固定位置を調節するこ
とにより、ガイドバー28とロール3の軸心方向
との角度を適宜変化できるようになつている。極
端な例としては、ガイドバー28をロール3の軸
心方向と平行にすることも可能である。また、図
示例にあつては円弧状の溝の26A及び26Bは
比較的短いが、これらより長く設定して、ガイド
バー28とロール3の軸心方向とのなす角度をさ
らに大きく設定できるように構成することもでき
る。ロールフレーム21の一端からアーム30が
伸びていて、そのアーム30の先端がベアリング
ケース31を介してガイドフレーム27のガイド
バー28に相対移動可能に連結されている。すな
わち、アーム30の先端はガイドフレーム27の
ガイドバー28に沿つて移動可能になつているの
である。
前述の蛇行修正装置の作用について説明する。
検知手段6がストリツプ1の蛇行を検知して、そ
の信号が制御手段7に送られ、それに基づいて所
定量の油圧の変化が生じ、油圧シリンダー8が作
動される。すると、ピストンロツド20が第2図
において左右方向に移動される。このピストンロ
ツド20の移動に伴なつてそれと同じ量だけリニ
アベース15がリニアガイド11及び12のガイ
ドバー13及び14に沿つて左右方向に移動せら
れる。その結果、リニアベース15と一緒にロー
ルフレーム21が移動せられ、それに支持されて
いるロール3の位置もそのロール3の軸方向に修
正される。そのとき、第3図に示すようにガイド
フレーム27のガイドバー28がロール3の軸心
方向に対してある角度をもつて設定されている場
合には、アーム30がそのガイドバー28に沿つ
て斜め方向に移動するため、ロール3の設置角度
が修正されることになる。すなわち、ストリツプ
1に対するロール3の設置角度が変化するのであ
る。そのようなロール3の角度の変化量と、軸心
方向の移動量との関係はガイドバー28の設定角
度によつて調節せられるものである。このように
して、本発明によるストリツプの蛇行修正装置に
よれば、ロール3の軸心方向の位置変化と角度変
化とが同時に実施されるのである。
なお、第2図にはベアリングボツクス16及び
17の移動位置が2点鎖線で示してあり、また第
3図にはアーム30の移動位置が2点鎖線で示し
てある。
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、ストリツプが蛇行した際に、ストリツプ案内
用のロールを角度修正するばかりでなく、それと
同時にロールの軸心方向への位置修正も行なうの
で、蛇行の修正が迅速に行なわれ、不適正な蛇行
修正が行なわれることが回避できる。さらに、ガ
イドバー28を角度調節可能に設けることによ
り、ロール3の調節パターンを使用丈況に応じて
任意に変化させることができ、正確かつ的確なコ
ントロールが可能となる。また、ロールフレーム
21が旋回可能であるとともに側方移動可能であ
るので、ロールがストリツプの中央付近を中心と
して任意の方向に角度及び軸方向の両方について
調節でき、きわめて的確な制御ができるばかりで
なく余分なテンシヨンをストリツプにかけること
がないため、ストリツプに永久歪み等の望ましく
ない変形を与えることが皆無となる。このように
本発明は実用上きわめて顕著な効果を奏するもの
である。
なお、本発明は前述の実施例に限定されるもの
ではなく、他の種々の変形例も含むものである。
たとえば、図示例ではガイドフレーム27のガイ
ドバー28とロール3の軸心方向との角度設定は
ボルト及びナツトなどの固定手段により手動で調
整する形式になつているが、これを自動的に行な
うようにすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるストリツプの蛇行修正装
置の適用例を示す概略説明図、第2図は本発明に
よるストリツプの蛇行修正装置の主要部の一例を
示す正面図、第3図は第2図に示した部分の平面
図、第4図はその側面図である。 1……ストリツプ、2,3,4,5……ロー
ル、6……検知手段、7……制御手段、8……駆
動手段、10……ベースプレート、11,12…
…リニアガイド、13,14……ガイドバー、1
5……リニアベース、19……ブラケツト、21
……ロールフレーム、26……ガイドベース、2
7……ガイドフレーム、28……ガイドバー、3
0……アーム、31……ベアリングケース。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ストリツプ1案内用のロール3を支持するロ
    ールフレーム21と、 該ロールフレーム21に一端を結合したアーム
    30と、 前記ロール3の軸線に対して角度調節可能に配
    置されたガイドバー28と、 前記アーム30に結合されていて該ガイドバー
    28に沿つて摺動するベアリングケース31と、 前記ロールフレーム21を旋回可能かつ側方移
    動可能に装架するリニアベース15と、 該リニアベース15を直線的に移動させる駆動
    手段8とを備え、 前記駆動手段8の動作により前記ベアリングケ
    ース31を前記ガイドバー28に沿つて移動させ
    ることによつて前記ロール3を角度修正と同時に
    軸方向の位置修正を行う構成にしたことを特徴と
    するストリツプの蛇行修正装置。
JP1555480A 1980-02-13 1980-02-13 Compensator for meandering of strip Granted JPS56113647A (en)

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JP1555480A JPS56113647A (en) 1980-02-13 1980-02-13 Compensator for meandering of strip

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JPS56113647A JPS56113647A (en) 1981-09-07
JPS6122655B2 true JPS6122655B2 (ja) 1986-06-02

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63117865A (ja) * 1986-10-31 1988-05-21 Hitachi Maxell Ltd ウエブの搬送方法
JPH05124758A (ja) * 1991-11-01 1993-05-21 Fuji Photo Film Co Ltd ウエブの蛇行修正装置

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JPS56113647A (en) 1981-09-07

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