JPS61219329A - 無毛の豚の生産方法 - Google Patents

無毛の豚の生産方法

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JPS61219329A
JPS61219329A JP60059640A JP5964085A JPS61219329A JP S61219329 A JPS61219329 A JP S61219329A JP 60059640 A JP60059640 A JP 60059640A JP 5964085 A JP5964085 A JP 5964085A JP S61219329 A JPS61219329 A JP S61219329A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉 この発明は1体の表面に毛の無い豚、または微毛の豚を
育生(産出)する方法に関する。 〈従来の技術〉 現在まで知られている技術では体の表面に毛の′無い豚
、または微毛の豚を人為的に反復して生産育生すること
は出来ないと考えられていた。 一方、近年、豚の消費量が増え、生産頭数も飛曜的に増
加している。これに伴って豚の効率的飼育が研究されて
おり、豚自体の改良も様々な観点から考察されている。 殊に、従来より、豚の体毛に関しては1次ぎのような様
々な問題点が指摘されていた。 (1)空気中の粉塵や細菌等が体毛に附着し、附着した
粉塵や細菌が豚の運動により、空気中に舞い上がり、呼
気から体内に吸い込まれ、各種の病気の原因となる。 (2)体毛に、外部寄生虫のダニ、ブラシラミ9回線等
が寄生しやすく1体表から体内に入ることもある。 (3)豚を消毒することが防疫対策としては有効である
が、皮膚表面や毛根まで消毒するのは容易にはできない
。 (4)糞尿処理や製品加工時に混入した豚の体毛は作業
時間を要するので容易に除去することが出来ない。 (5)屠殺や解体加工時に切口等から食肉部分に付着し
た体毛は完全には除去出来ず、見逃してしまうこともあ
り、後で問題が生ずることがあった。 (6)毛が生えるでいる状態の皮は、容易に食用化でき
ない。 (7)毛のある耳、尻尾等々は9毛があるため容易に食
用化できない。 (8)頭部にも毛があるので9頭部の肉を加工利用する
場合1歩留りが悪く、更に作業時間がかかるので不合理
である。 (9)毛のある豚の皮には毛根が多く、如何に毛を抜い
たり剃ったりしても1毛根は残るので、単純蛋白質であ
る良質のゼラチンを抽出出来ない。 (lO)毛のある豚は、特定病原菌不在豚(Speci
ficPathogen−Free pig )及び無
菌豚を作るたメニ無菌状態で帝王切開、腹部切開、子宮
切断、子宮切開などの外科的手段を施して胎児を摘出す
る際。 切開部分に毛があるため2毛をそる等の手間が必要とな
る。 (11)毛のある豚は、皮膚等を利用する実験動物。 研究用動物、実習用動物として利用する際に体毛が邪魔
になる。 (12)毛のある豚は、抗体免疫が多い為、医療用の実
験動物としては容易に利用できない。 (13)毛のある豚の皮膚は、火傷等の皮膚の治療の際
9毛を剃る必要がある。 (14)毛のある豚は産業化学、放射能関係用、実験用
動物として容易に利用出来ない。 (15)有毛、無毛にかかわらず、豚を目的に合わせ大
型、中型、小型に育生する技術がない。 (16)一般に豚はペット化していない。 そこで、上記のような問題のある毛を全て除去した無毛
の豚を育生することが求められ、その可能性が追及され
ていたが、一定の再現可能性の問題があって現在までの
ところ無毛の豚を生産する具体的方法は完成していなか
った。 〈発明が解決しようとする問題点(目的)〉この発明に
係る無毛の豚の生産方法は、上記(1)〜(16)の従
来技術の欠点を除去した無毛の豚を生産する方法を提供
することを特徴とする特に。 体表に毛の無い豚または微毛の豚は、養豚産業・食肉加
工産業界・化学加工産業界・医学界・薬品産業界・放射
線等利用実験研究界・原子力等利用実験研究界等々の業
界において産業上利用することができる。また、動物や
生物の生命を直接的。 間接的におびやかす危険性のある物資・生物・遺伝子交
換による新生物・医学・薬品・放射線等原子力類等の実
験・研究・検査等に用いることが出来、特に人間の皮膚
に一番近似していることが知られているので、実験用動
物・研究用動物・検査用動物として利用分野は広範囲で
ある。 〈問題点を解決するための手段と作用(構成)〉この発
明に係る無毛の豚の生産方法は、基本的には1無毛の遺
伝子を持つ豚と、無毛の遺伝子を持つ豚とを交配させて
、無毛の豚を育生(産出)させる。 無毛の遺伝子を持つ豚とは1表現形態(外形)が有毛で
あっても、潜在的に(体表には表現していないが)無毛
の遺伝子を帯有している豚と、現実に生育された外形(
表現形態)も無毛であって。 当然に無毛の遺伝子を持っている豚との2種類がある。 外形が有毛であって、潜在的に無毛の遺伝子をもってい
る豚を育生する方法としては、この発明により育生され
た外形も無毛で、無毛の遺伝子を持つ豚と1通常の有毛
の豚とを交配して、外形が有毛で潜在的に無毛の遺伝子
を持った豚を育生する方法するが考えれらる。しかしな
がら、基本的には、遺伝子操作によって無毛の豚の遺伝
子を与えられた有毛の豚が、上記の潜在的に無毛の遺伝
子をもっている豚である。すなわち、r外形が有毛の豚
の遺伝子の中に無毛の豚の遺伝子を発現させる方法(遺
伝子操作)」を施して無毛の遺伝子を持った有毛の豚を
作成するものである。 〔外形が有毛の豚の遺伝子の中に無毛の豚の遺伝子を発
現させる方法(遺伝子操作)〕 交配時の受精卵の細菌核内には各種の染色体の遺伝子・
生体DNA (デオキシリボ核酸)が存在し、その中の
1つに有毛になるための染色体の生体DNAがある。こ
の有毛となるための染色体の生体DNAにバクテリオフ
ァーシュ(細菌にのみ感染し細菌を殺してしまうウィル
スであって、六角柱の頭と昆虫のような髭を持ち、尻尾
で細菌の細胞壁を破って体内に入り増殖するウィルス)
を寄生させると、バクテリオファーシュは、有毛の染色
体の遺伝子・生体DNA (デオキシリボ核酸)の一部
を溶かして増殖する。これにより、バクテリオファーシ
ュは制限酵素(遺伝子のDNAをある決まった箇所で切
断する酵素)のような役割を果たし、有毛の遺伝子の列
を破壊し、有毛でない(無毛の)遺伝子に変換する結果
を得られる。 次頁の表1−1は推定遺伝子操作であり、推定DNA断
片の付加と増殖を示すものである。また。 次々頁の表1−2は毛の無いDNA断片の結合部分を示
している。 表1−1 推定遺伝子操作(推定DNA断片の付m tw。 (1)一般的な遺伝子DNAの翫ツリ (2)有毛の1旧を遺伝子 (3) flIRWll素ニヨルWr (毛)有ルll
Li1!DNA)表1−2 毛の無い微少DNA断片の結合部分 ATTC 毛の無い微少断片DNA TTAA TTAA なお、前記の遺伝子操作を行うに当っては、交配前に、
連続的に水に熔けやすい無色のカルシュラム塩である塩
化力ルシュウムを経口投与し、子宮内分泌大腸菌培養液
に0.1 M塩化カルシュラムを体内外から混合する。 更に、交配後、闘争等により体温を急激に上げ、37°
C前後にしたり、急激に冷したり、子宮内分泌液中の大
腸菌の壁(細胞)を適宜に破壊して断片にし、バクテリ
オファーシュが溶かし寄生しやすくすることが好ましい
。 バクテリオファーシュは染色体の遺伝子の一部(大腸菌
の細胞に存在する環状DNA・プラスミド)を溶かして
取り込む性質がある。その結果。 毛の有る染色体の遺伝子・生体DNAの一部が溶けて1
毛の有る染色体の遺伝子と9毛の無い染色体の遺伝子が
生まれる。即ち、バクテリオファーシュによって一度分
断された環状DNAの中には。 確実に無毛の染色体の遺伝子が生まれている。 有毛の遺伝子を溶かして、無毛の遺伝子が発生していて
も1発現する現象としては、−回の射精精液の中に15
億から20億の精子があり、2回交配であると、約30
億から40億Omu差、大差のある精子(豚の個体によ
って差があると共に精液間でも差がある)が含まれてい
る。この差のある約30〜40億の精子の中から排卵さ
れた数十個の卵子との受精により約30〜40億分の−
の1%の確率で起こる現象である。しかしながら、無毛
の遺伝子の形成を人為的に再現可能な方法で達成するこ
とが出来る。 前出(第9頁)の表1−1に示されるように。 有毛の遺伝子が溶かされ、メンセンジャRNA (リボ
核酸)から逆転写酵素(mRNAから元の遺伝子情報を
持つDNAを逆に合成させる=逆転写=酵素)の働きに
より、+RNAには無毛の遺伝子プラスミドDNA (
染色体DNAの100分の1で遺伝子の担体/ベクター
)及びウィルスDNAとして取り込んでくる。無毛の遺
伝子は、バクテリアとバクテリアとバクテリアの接触で
別のバクテリアに移る (感染)、移されたバクテリア
は無毛の遺伝子を持ったまま、有毛の遺伝子を持つ染色
体内に入り増殖・分化する。この現象により1毛の無い
遺伝分子と毛の有る遺伝分子の基本遺伝子ができる。こ
の基本遺伝子の増殖・分化・物質代謝などの生命現象を
発現するのに不可欠な遺伝情報が1個の受精卵核細胞内
部に含まれている。また9毛の有る遺伝分子と毛の無い
遺伝分子をもつ受精卵核細胞が多種多用な構造であるこ
とは、無毛の豚の発現に関連しているものと思われる。 毛の無い遺伝子の分化は安定した構造と機能の発現を意
味し、その無毛の遺伝子の生化学的基礎は特異蛋白質の
合成にある。特定の蛋白質を作るには特殊である毛の無
い遺伝子からの伝達的刺激。 生物系における酵素、抗体、受容体、リプレッサなどの
蛋白質による制御的刺激により3毛の無い遺伝子の蛋白
質分子が一つ以上の形で存在でき。 毛の無い形を外部の因子によって変えることができるの
で3毛の無い豚が外界の刺激に対応し、外界の変化に対
し免疫抗体により守ることができる。 このようにして生成された蛋白質により、それぞれ多種
多様な作用、形態に構成される。異なる組織に分化した
毛の有る遺伝子と毛の無い遺伝子を持つ受精卵核細胞分
子は遺伝子の組成が違うことが実際に生まれた無毛の豚
によって証明され。 「豚の種の期限」からの進化は遺伝形質の変化であるか
ら1毛の無い豚の形質を決めるのは遺伝分子のDNA分
子である。すなわち9毛の無い豚は遺伝物質DNA分子
の変化である。これは必然によるものであり、突然変異
によるものではない。 動物における例としては、  ’ J、B、Gurdo
nの核移植実験がある。アフリカッメガエル(Xeno
puslaevis)の未受精卵の核に紫外線を照射し
て不活性した卵細胞に、オタマジャクシの小腸上皮細胞
から細胞質を除いた核を注入した。この移植核をもった
卵細胞のあるものは正常な発生を行いカエルまで長生き
した。腸上皮細胞を選んだ理由はその細胞が完全に分化
しているということが確認できる条紋縁を有しているか
らである。発生初期の細胞から核を移植した卵細胞は大
部分が正常に発生した。分化の進んだ細胞から取った核
を移植する実験においては多くのものが発生の途中で停
止したり、奇型を生じたりした。これは特殊化した細胞
はど核を効果的に除去し移植することが困難である為で
ある。核移植によって発生したオタマジャクシは核を与
えた細胞質の遺伝的特性を示さなかった。この事実は色
素をもつオタマジャクシの腸の核を、これを持たない卵
に注射して、有色の固体のみが生ずることによって追証
された。この核移植研究から遺伝子は細胞核に内在する
が。 細胞質によってその発現を調節されているものと推察さ
れる。正常ではDNAを合成していない成熟赤血球細胞
または能の核を除核卵に移植するとDNA合成が惹起さ
れることが明らかになった。 以上のことから、受精卵内の全ての遺伝子はその生物の
一生を通じて完全な形で保持され、それの。 発現は細胞質の性状によって決定されることが明瞭とな
った。」 (農学博士 山藤−雄編著、生命化学99頁
) すなわち、同じ母豚に対し同じ雄豚を交配することによ
り、1回目、2回目とも同じ体質1体型の無毛の豚が発
現することは、遺伝過程が秩序正しい事の証明である。 これは、一定の方向性をもって分化する毛の無い遺伝子
の分化現象であり。 人工的に分化を進行させた分化現象である。すなわち1
毛の無い遺伝子を持つ豚の遺伝過程は秩序正しく一定の
方向性をもって分化しており、無毛の遺伝子を持つ豚と
、無毛の遺伝子を持つ豚との交配により1人為的に毛の
無い豚を作ることができる。
【無毛の遺伝子の発現方法】
毛の無い遺伝子は劣性遺伝子のためそのままでは表面(
外形)に形質発現しない。従って、この毛の無い遺伝子
を次の方法により形質発現させる。 豚の発育、産肉性1毛の有る無し等の量的形質は、遺伝
と環境等の要因に、よる。 形質は遺伝子により支配されるが、その発現は母豚の体
内、保育、管理環境、気圧、天候等により影響され9表
型遺伝子がそのまますべて遺伝子によるものとして選抜
されない。毛の無い遺伝子を持つと推定される豚はメン
デル(Mendel)の法則に従わず、Flは両親の中
間にでたもので、これは毛の無い形質遺伝子に多く同義
遺伝子が関係していると推定する。 毛の無い豚の数量的な形質においては、多数の遺伝子が
全体として、その形質の発現に作用効果を持ち多数の遺
伝子の優性、劣性関係、ホモ性。 ヘテロ性などは作用効果からそれほど問題ではない。毛
の無い遺伝子を持った毛の無い豚は全体的関与遺伝子(
ポリジーン)により発現したと推定する。このことから
次の交配方法により実施した。 連続近親交配による。変種の遺伝子変異原と連続戻し近
視交配による変種の遺伝子変異原との組合せにより交配
変異誘発効果がそれぞれの毛の無い遺伝子変異原の持つ
効果の交配変異誘発効果の相乗的増加として1毛の無い
遺伝子が形質発現する。つまり、有毛遺伝子は優性遺伝
であり、一つの遺伝子により有毛遺伝子が形質発現する
。これに対し毛の無い遺伝子は劣性遺伝であり、相乗的
効果として有毛遺伝の主遺伝子に変異変更遺伝子の作用
により変異変更され、劣性遺伝の毛の無い遺伝子が表型
に変化し、形質発現する。 即ち、形質発現した毛の無い劣性遺伝子と毛の有る優性
遺伝子とでは9毛の有る優性遺伝子が形質発現する。毛
の無い劣性遺伝子と毛の有る優性遺伝子を持つもの同士
では、以下の通り;1)毛の無い劣性遺伝子と毛の無い
劣性遺伝子で毛の無い形質発現。 2)毛の無い劣性遺伝子と毛の有る優性遺伝子で毛の有
る形質発現。 3)毛の有る優性遺伝子と毛の有る優性遺伝子で毛の有
る形質発現。 これにより、同じ豚の種に属し1毛の無い種の豚を毛の
有る種の豚に交配し2毛の無い種の豚の遺伝形質を毛の
有る種の豚の品質に与え1毛の無い遺伝子を持つ毛の無
い種の豚の品種を得る。その毛の無い遺伝子を持つ種の
豚の品種に同一品種の毛の無い遺伝子を持つ種の品種の
豚を交配し。 その品種の体表に毛の無い豚が作ちられる。 〈実施例〉 (1)表1−3は、無毛遺伝子を有するハンプシャ一種
とランドレース種の交配を示している:毛の無い豚と毛
の有る豚のFlでは全部有毛となるが、F2では1毛の
無い豚と1毛の有る豚の両方が産出される。毛の無い遺
伝子は劣性であり。 毛の有る遺伝子は優性であるため、Flでは全て有毛の
豚が産出された。しかしながら、有毛の豚でありながら
も、無毛の遺伝子を有する豚が育生されている。 (2)雑種、1代目(Fl)には劣性のため現れない毛
の無い豚が2代目(F2)には全体の4分の1だけ現れ
る。 (3)交雑、1代目(Fl)の毛の無い豚同士を交配す
ると、2代目(F2)では毛の無い豚3:毛の有る豚1
の比率で現れる。 (4)毛の無い劣性遺伝子をもつ毛の有る豚(Fl)に
毛の無い劣性遺伝子をもつ親で戻し交配すると毛の無い
豚1:毛の有る豚lの比率で現れる。 (5)毛の無い豚の劣性遺伝子は独立している。 (6)表1−3の例; 毛の無い遺伝子をもつハンプシャー♂(Fl)とくラン
ドレース♂×ハンプシャー♀)♀ヲ交配すると毛の無い
ハンプ系の豚、ランド×ハンプ(Fl)系の豚9毛の有
るハンプ系の豚、ランド×ハンプ(Fl)系の豚が現れ
2毛の無い遺伝子と毛の有る遺伝子は体型としても大型
、中型、小型等と独立した別個の遺伝子である。 (7)交配の原理を遺伝子記号により説明すると;AA
:毛の有る遺伝子 aa:毛の無い遺伝子 BB:強健性の遺伝子 bb:弱健性の遺伝子 毛の有る豚 X 毛の無い豚 AABB     X   aabb 配偶子 AB       ab FI   AaBb F2配偶子 AB    Ab    aB    abAB  A
ABB  AABb  AaBB  AaBbAb  
AABb  AAbb  AaBb  AabbaB 
 AaBB  AaBb  aaBB  aaBbab
  AaBb  Aabb  aaBb  aabb遺
伝子型      表型   初産  2産AABB 
  1   有毛強健  1IAABb   2   
有毛中伸  21AAbb   1   有毛6健  
11AaBB   2   有毛強(1!2   2A
aBb   4   有毛中伸  32Aabb  2
  有毛6健  12 aaBB   1   無毛強健  11aaBb  
 2   無毛中伸  22aabb   1   無
毛弱健  1216頭     14頭 13!131
(母豚NO,61)   (雄豚N0.2−5)*初産
 1984年8月生 *2産 1985年1月生
【遺伝子表型価における 発明の効果と交配図の簡単な説明】
毛の無い豚の遺伝子の作用効果は、その遺伝子の数に比
例し、入換えても効果は変わらない。 表1−3(19頁)では、配偶子Aa、Ccをそれぞれ
1品種の効果と推定し、また、AC,Ac、aC,ac
を2品種の効果と推定する。 次頁の表2は、ハンプシャー環(Aa)と大ヨークシャ
一種(Bb)の交配を示すものであり。 配偶子Aa、Bbがそれぞれ1品種の効果であると推定
する。そのFlにおいてはAB、Ab、aB、abと2
品種の効果を示す。 ハンプシャー(Aa)とハンプシャー(Aa)の交配で
は配偶子Aa、AaでFlはAAaaであり1品種の効
果を示し、H:ハンプシャー環(AAaa)=Aaとし
て表型する。 表1−3においてハンプシャー(Aa)とランドレース
(Cc)の交配で配偶子はAa、Cc。 でFlはAaCcであり2品種の効果を示し1表型では
、耳はハンプ系、目の回りと体の後区に黒色の斑点がで
き2体型はハンプシャーより胴長でランドレースより胴
が短い等の表型価の効果を示す。 表2においては、ハンプシャー環(Aa)と大ヨークシ
ャ一種(B b)の効果は配偶子Aa、BbでFlはA
aBbであり、2品種の特性効果を示す。 表型価では、顔面の型はハンプシャ一種1色は全体に大
ヨークシャ一種9体型はハンプ大ヨークを混合し、2で
割った状態、目の回りは後区に黒の斑点がある。この様
に2品種の表型の効果を示す。この場合、雄、雌を入れ
換えても相加効果により効果はそう変わらない。 第3図の表においては推定遺伝子を持つAaCc(HL
系)とAaBb (HW系)の交配で。 AABC,AABc、   AAbC,AAbc。 AaBC+   AaBc、  AabC,Aabc。 aaBC,aaBc、   aabC,aabc。 等は3品種の推定遺伝子価の効果を示す、これらは、入
れ換えにより推定遺伝子価の効果が異なる、それが、対
立遺伝子の優性、劣性の関係によって、その品種の優性
遺伝子の優性効果により毛の有る豚が発現し、その品種
の劣性遺伝子の劣性効毛の無い豚を連続的に作るため1
表4では9表3の遺伝子番号26のAabc (表型は
毛の有るH系、推定遺伝子はH,W、L)雄とAaBb
(表型は毛の有るHWのFl系、推定遺伝子はH2W)
雌を交配した。その結果9表に示す通り推定劣性遺伝子
(a a b b、  a a b c)を持つ毛の無
表5においては、遺伝子番号26のAabc(表型はH
系、推定遺伝子価はH,W、L)雄と遺伝子番号37の
AaBc (表型はHW系、推定遺伝子価はH,W、L
)雌の交配例である。 この場合においても毛の無い豚としての推定遺伝子を持
つaabc(H系、推定遺伝子H,W。 L)とaacc(HL系、推定遺伝子H,L)が表6は
、同じ雄と雌の交配例で1回目と2回目の分娩、出産に
おいて同じ表型9体型の子豚が出現した。表により説明
すると Aabc(表型 系、推定遺伝子価H,W、  L)と
aa13c (表型W系、推定遺伝子価H,W、L)を
交配すると、配偶子はAbl AC,ab、ac。 aB、acとなり、第1回目においては毛の有る豚がt
og、毛の無い豚が4頭、第2回目においては毛の有る
豚が9頭1毛の無い豚が4頭出現した。 参考写真(1)は、この実施例により産出し。 現存している毛の無い豚(♀22B−11)であり、ま
た、参考写真(2)も同時に生まれた毛の無い豚(?−
228−12)の写真である。 この写真の毛の無い豚は、1984年8月に第1回目の
繁殖、育種として生まれた。この結果から判断すれば、
これは確実に推定遺伝子による毛表7は、更に毛の無い
豚を作る方法として、推定劣性遺伝子を持つ遺伝子番号
31の毛の無い豚aabcと遺伝子番号43の毛の無い
豚aabcを交配すると。 aabb  4  推定表型価  HW系aabc  
13  推定表型価  H系aacc  4  推定表
型価  HL系となり、全部が毛の無い豚となる。 表1から表7において、Flは優性劣性の法則の通り優
性である毛の有る豚が出現する。F2では分離の法則に
より毛の有る豚1毛の無い豚が出毛の無い豚の推定遺伝
子は独立の法則により。 毛の無い豚として; H系(a a b c) HL  Fl系(a a c c) HW、Fl系(a a b b) 毛の有る豚として; H系(AABC,AABc、AAbC,AAbc。 71、abc) HLFI系(AabC) HW、Fl系(AaBC,AaBc) LW、Fl系(aaBC) H系(a a b C) W系(a a B c) この様に出現し1表型毛の有る無い等の遺伝子が独立し
ていることを示している。 く毛の無い遺伝子を豚の種の他の品種に与えその品種に
毛の無い豚を作る方法〉 表8は2毛の無い推定遺伝子を持つ豚から、豚の種の他
の品種の豚に毛の無い推定遺伝子を与え組み込む方法で
ある。 aabcの推定表型はH系、推定遺伝子はH,
W、  Lである。これに対して1組み込まれる豚の推
定表型はD系、推定遺伝子はり、  dである。 aabcの配偶子はab、ac、DDddの配偶子はD
d、Flはa bDd、 a cDd。 この配偶子はal)、ad、b[)、bd。 aD、ad、cD、cdである。 これにより毛の無い推定遺伝子を組み込まれる。 D系は全部推定表型価として出現する。D系の毛の有る
豚は12これに対して毛の無い豚は4の割合(3: 1
)として推定遺伝子価をもっている。 継続的に実験を重ねた結果、出願直前には、遺伝子番号
81−1を母豚、遺伝子番号2−5を種豚として生まれ
たハンプシャ一種5頭と大ヨーク1頭のうち、ハンプシ
ャ一種1頭及び大ヨーク1頭に毛の無い豚が生まれてい
る。 表8 毛の無い種の遺伝子を毛のある種の品種に与え9毛の無
い種の品種の豚を作る方法さらに、この品種の毛の無い
豚の純粋度を上げるため1次の方法等による。 〈毛の無い豚の純粋度を上げる方法と効果〉第9図の表
によると、aadd (推定表型り系推定遺伝子H,W
、D)とaadd (推定表型り系、推定遺伝子H,W
、D)の交配により配偶子はad、bdとなりFlはa
dad、adbdとなる。F2の配偶子はaa、ad、
da、dd。 ab、ad、bd、ddとなり毛の無い豚の推定表型価
は、H系、HDD系3 D系8となり、D系の中でもa
 d d d、  b d d d、  d d d 
dは繰り返し等により 1回目 50%    2回目 75%3回目 87.
5%   4回目 93.7%5回目 96.9%  
 6回目 98.3%7回目 99.2% 特に6回以上において、豚の種で毛の無い遺伝子を組み
込むその品種の純粋な毛の無い豚となる、その品種の純
系品種となる効果のある毛の無い豚を作る方法である。 遺伝子番号 81.82   純粋度 50%遺伝子番
号 83.84   純粋度 75%遺伝子番号 85
     純枠度100%
【無毛の豚の利用例】
■)この方法により作られた毛の無い豚は豚の種である
どの品種にでも交配することが容易にできどの品種にで
も毛の無い種の豚の品種をつくることができる利点と効
果がある。 毛の無い ハンプシ’r −(I(ampshire 
)毛の無い ランドレース (Landrace)毛の
無い 大ヨークシ+ −(Large White )
毛の無い 中ヨークシー? −(Middle Whi
te)毛の無い バークシー?   (Berkshi
re )毛の無い デュロック  (Duroc )毛
の無い サドルバンク (Bri Li5h 5add
leback)毛の無い ラージブラック(Large
 Black )毛の無い オールドスポット (Gloucester Old 5pot )毛の無
い スポラティド (Spotted )毛の無い サ
ンディブラック(Oxfod 5andy Black
 )毛の無い タムース   (Tamwor th)
毛の無い ポーランドチャイナ(Poland Chi
na)毛の無い 梅 山 豚  (Meizan to
n)毛の無い チェスターホワイト(Chester 
White )毛の無い ウェルシュ   (阿els
h )毛の無い ヘレフォード (Hereford)
毛の無い ラコムビ   (Lacos+be )毛の
無い プリティッシュ ロンゾ (British Lop ) 毛の無い ヨークシ+    (Yorkshir)等
々毛の有る種の1品種の豚に毛の無い種の1品種の豚を
交配し1毛の無い種の9品種の豚を作る利点と効果があ
る。 2)空気中の粉塵・殺菌の耐着を少なくシ、豚の動作、
空気の動き等により再度空中に舞い上がり。 呼吸により豚の肺等に吸い込まれ病気の原因となること
を防止する効果がある。 3)外部寄生虫の寄生をなくする。 4)体表の消毒、洗浄を容易にする。 5)糞尿に豚毛の混入を無くシ、糞尿処理、糞尿の良質
な有機質肥料として加工、バイオテクノロジーの応用に
よる糞尿の食品化、飼料化への加工を容易にする。(1
984年3月 7日の発酵糞のアミノ酸分析(* (1
)過蟻酸酸化法による *(2)水酸化バリウム法によ
る * (t) (2)以外のアミノ酸はH(1法によ
る〕によれば; アスパラギン酸      0.92%スレオニン  
      0.38%セリン         0.
36% グルタミン酸        1.33%プロジン  
       0.52%グリシン         
0.56%アラニン         0.64%シス
チン    *(1)    0.32%バリン   
      0.50% メチオニン   ’I’(110,20%イソロイシン
       0.42%ロイシン         
0.76%チロシン         0.27%フェ
ニルアラニン     0.44%ヒスチジン    
    0.27%リジン          0.4
3%トリプトファン *(2)    0.03%アル
ギニン        0.49%アンモニア    
    0.77%粗蛋白質        19.8
8%以上のように分析された。) 6)屠殺・食肉加工時、切口等から食肉部分への豚毛の
耐着を無くする。 7)毛の無い皮部分を容易に食品2食用化できる。 8)毛の無い耳、尻尾等、軟骨部分は容易に料理ができ
1食品化1食用化出来る。 9)頭部にも毛が無いため3毛の耐着等が無く2頭の部
分の食肉歩留りが多くなり全体的に皮部分の食用化でき
るため食肉歩留りが多くなる。 11)毛の無い豚は特定病原菌不在豚(S、P、F ’
)及び無菌豚を作るために無菌状態で帝王切開、腹部切
開、子宮切断、子宮切開などの外科的手段により胎児を
摘出する時、外部切開部分に毛が無いため。 毛を剃る等の必要がない。それ故。 ■ 外部切開部分に簡易無菌作業用密閉無菌ビニール袋
(簡易アイソレータ)等を容易に完全接着できる。 ■ 帝王切開、腹部切開、子宮切断、子宮切開などによ
り容易に完全接着された簡易アイソレータ内で胎児を摘
出できる。 12)毛の無い豚は皮膚等を利用する実験用動物、研究
用動物、実習用動物、検査用動物として染料。 顔料、塗料などのほか合成染料の化学を物理生体学的に
実験、研究、検査応用として容易にできる。 特に細胞性の公開免疫力が無いか若しくは少ない。 毛の無い豚に人間の皮膚や癌組織を移植し、増殖させ、
1制癌用薬剤の試験、抗体の生産調整に応用し抗癌物質
の産出試験等さらには遺伝子治療の研究、開発など応用
範囲は広い。) 13)毛の無い豚は医療用の実験用動物、研究用動物応
用動物、検査用動物、治療用動物として容易に利用でき
る。 14)毛の無い豚の皮膚は、火傷等の治療に毛の無い為
、容易に有効利用できる。 15)毛の無い豚は産業化学、原子力産業、核燃料関係
、放射能関係、染料、医療、高分子等の関連的な実験用
動物、研究用動物、応用動物、検査用動物として容易に
活用できる。 16)毛の無い豚及び微毛の豚を目的別に大型化、中型
化、小型化できる。 17)毛の無い豚の加工食肉は大型化が有利である為。 大型化できる。 18)毛の無い豚の繁殖用、母豚は中型化が有利である
ため中型化できる。 19)毛の無い豚の医学用、医薬用、理容美容用、化学
産業用、原子力用、核燃料、放射能関係用等々産業上の
利用、応用の他1人類、動物等、生物の生命を直接的1
間接的におびやかす危険性のある物質、生物、遺伝子操
作、交換による新生物、物質、放射線類、原子力等の実
験、研究、検査、応用等と小型化が有利である。 20)毛の無い豚及び微毛の豚は容易にペット用動物に
できる。 21)体表に毛の無い豚の精子と卵子を体外で受精させ
、受精卵の培養、さらに多脂出産を目標に人工受胎の推
進をすることにより、抗精子抗体の存在による免疫性不
妊などの解決、また冷凍保存した受精卵を雌豚に移植し
て多脂出産させる冷凍受精卵豚の開発が出来る。 22)毛の無い豚及び微毛の豚は養豚産業界食肉加工産
業界、化学加工産業界、医学界、医療薬品産業界、原子
力、放射線利用産業界等々産業上の発展に貢献するほか
人類、動物など生物の生命のため貢献する有効な効果が
ある。 〈発明の効果〉 ゛、この発明に係る無毛の豚の生産方法は、上記詳−建
したような方法であるので9人為的に再現可能な状態で
毛の無い豚を育生(産出)することができる。また、こ
の発明にかかる無毛の豚の生産方法で生産された無毛の
豚は上記の通り多様の利用方法があり、利用価値から考
えても、その効果は図り知れないものがある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)無毛の遺伝子を持つ豚と、無毛の遺伝子を持つ豚
    を交配することにより、無毛の豚を育生することを特徴
    とする無毛の豚の生産方法 (2)前記第1項記載の無毛の遺伝子を持つ豚が、無毛
    の豚と、有毛の豚とを交配して育生した、外形が有毛で
    無毛の遺伝子を持つ豚であることを特徴とする前記特許
    請求の範囲第1項記載の無毛の豚の生産方法 (3)前記第1項記載の無毛の遺伝子を持つ豚が、同一
    品種に属する無毛の遺伝子を持つ豚同志を交配して産出
    した当該品種の無毛の豚であることを特徴とする前記特
    許請求の範囲第1項記載の無毛の豚の生産方法 (4)前記第1項記載の無毛の遺伝子を持つ豚が、遺伝
    子操作によって、無毛の豚の遺伝子を与えられた有毛の
    豚であることを特徴とする前記特許請求の範囲第1項記
    載の無毛の豚の生産方法(5)前記第1項記載の無毛の
    遺伝子が、受精卵の細菌核内に存在する有毛になるため
    の染色体の生体DNAにバクテリオファージュを寄生さ
    せ、生体DNAの一部を溶かして育種した無毛の遺伝子
    または前記無毛の遺伝子の継承遺伝子であることを特徴
    とする前記特許請求の範囲第1項記載の無毛の豚の生産
    方法 (6)前記第1項乃至第4項記載の無毛の豚の生産方法
    において、無毛の豚、無毛の遺伝子を持つ豚が、食肉用
    動物、実験用動物、研究用動物、検査用動物、応用動物
    、愛玩用動物であることを特徴とする前記特許請求の範
    囲第1項記載の毛の無い豚の生産方法 (7)前記第1項乃至第4項記載の無毛の豚の生産方法
    において、無毛の豚が免疫抗体を有しないことを特徴と
    する前記特許請求の範囲第1項記載の無毛の豚の生産方
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