JPS61215684A - 電気機器 - Google Patents

電気機器

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JPS61215684A
JPS61215684A JP60056016A JP5601685A JPS61215684A JP S61215684 A JPS61215684 A JP S61215684A JP 60056016 A JP60056016 A JP 60056016A JP 5601685 A JP5601685 A JP 5601685A JP S61215684 A JPS61215684 A JP S61215684A
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JP
Japan
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medium
fluorocarbon
decomposition
appliance
electric appliance
Prior art date
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JP60056016A
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JPH0572951B2 (ja
Inventor
Toshiaki Oitate
俊朗 追立
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、フロン糸或いは、フロロカーボン系冷媒を封
入した電気機器において、冷媒が分解した時に生成する
腐食生成物を除去し、冷媒の劣化を抑制し、長期間にわ
たり安定状態に保持するようにした電気機器に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
最近では、不燃化、冷却効率、小型化の向上のため、油
に代わり、フロン113.フロリナート75(米国3M
社製フロロカーボン系冷媒)のような分子中にハロゲン
を有する冷媒が車輌用パワー半導体整流器、電力用変換
器等に使用され始め一部実用化されている。
主に使用されている冷媒は、フロン113(c CzF
!−CCt、 F )であるが、その他にも単独、或い
は混合された状態で使用されている。しかしながら、こ
の冷媒は、精製された状態では分解温度が高いが金属材
料、有機材料との共存下では100℃或いはそれ以下で
も分解が進行する。その結果、Ct”−、F−イオンや
微量の溶存水分と反応してHCL、HF等が分解生成物
として発生する。
これらの酸成分は、構導材料の金塊を腐食し、着るしく
機器の信頼性を低下させる恐れがある。
また、フロン113の場合、分解に伴ない、(4F4−
OF、Cz 、 C5F6. CzF、 Ct 、 C
tF3Ct、 CF!cz、 、 C,F、Ct。
CtF、Cz* 、 C4Fxct* 、 CFC4ノ
低沸点(D非11縮性気体ヲ多種発生することを実験に
より、確認している。従って、フロン113等を冷媒と
して長期間使用する場合において、分解により発生した
前記非凝縮性気体の中では、フロン113に比べ、□熱
安定性に劣る物質があり、更に分解が促進した場合、多
量の腐食性成分を発生することが考えられる。
フロン系、フロロカーボン系の冷却と絶縁を兼ねた液体
は、分解物である腐食性成分を除去することで液体を良
好な状態を保つことが可能である。
しかるに、分解物を除去する吸着剤は、各種活性炭やモ
レキエラシーブス等に代表されるものがいくつもあるが
、吸着率が高く、短時間にフロン系。
フロロカーボン系冷媒中の遊離イオン(Cj−、rイオ
ン)や、水分との反応によって生成する強酸性のHCz
、HF等を選択的に吸着反応する除去剤としては不十分
であった。
〔発明の目的〕
本発明は、上述した従来の電気機器の欠点を改良したも
ので、冷却媒体に含まれる腐食性成分を吸着反応する物
質を冷却媒体の循環径路中に設置し、これらの機器の効
率を初期に近い状態を長期にわたって存続させ、高い信
頼性を付与する電気機器を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は、電気機器の封入媒体を熱交換器を介して循環
させる循環装置を備え、その封入媒体がフロン系或いは
フロロカーボン系の冷却媒体である電気機器において冷
媒循環径路にハイドロタルサイト系化合物を充填した部
材を設けることを特徴とするものである。
本発明において用いられるハイドロタルサイト系化合物
は、 MgxALy (0H)z x+ 3y−22(COs
 )!・mH,0(式中、x、y及び2はそれぞれ、 mは整数を表わす) で示される複合金属化合物をいう。該化合物は、M[中
のハロゲンイオン及び有機酸イオンを自己のcoニーイ
オンと置換するが、あるいはそのまま配位結合せしめる
ことにより、腐食性成分を捕捉し、冷媒中の腐食成分濃
度を低下させる作用を有する。該化合物の代表例として
は、例えば、Mg4JsA4 (OH)、3CO,・&
5)(、o(商品名DHT−4A、協和化学工業■製) Mg、ALL、 (OH)、 3Co3・3.5H雪O
Mg 45 A4 (0H)t s・3.5 Hs O
等が挙げられる。これらの中では、特にDHT −4A
が好ましく、その市販品中には1μm以下の粒子が約9
5%含まれているので、粒径を0.6〜1μmに調整し
、冷媒径路に流出しないようにパッケージを施こし一つ
の素子(エレメント)として電気機器の循環径路に設置
する。このエレメントは、バルブ等を介して必要に応じ
て液体を流せ、又、十分に腐食成分を吸着反応した後に
機器を停止しないでエレメント交換ができるように着脱
自在な形で設置する。通常の場合は、このエレメントを
通すと圧力損失等が加わるため、ここをさけ、腐食成分
が成る設定値を越えた時だけ流すようにすることが好ま
しい。
運転時において、腐食成分を除去することで、品質のよ
い液体による絶縁と冷却特性が保持されるため、液体の
汚れによる損失の増大と機器の機能を十分に発揮させ、
かつ構成材料の腐食等による信頼性の低下を抑制するこ
とができ、これを設置した効果は非常に大きい。
〔発明の効果〕
本発明において用いられるハイドロタルサイト系化合物
は、構成材料に最も悪影響を与えるハロゲンの陰イオン
もしくはHCz、HFといった強酸性の不純物を自己の
003′−イオンと置換するか、あるいはそのまま配位
結合せしめる作用を有する。このため、該化合物を充填
したエレメントを設置した電気機器は、構成材料の腐食
抑制が得られる為機器の長期にわたる安定な運転ができ
、大幅に信頼性の向上を計ることが出来る。
〔発明の実施例〕
図を用いて本発明の一実施例を説明する。第1図中の1
はトランス、コンデンサ等の発熱性電気機器本体であり
、これを囲繞するタンク3内の空間2に絶縁間、フロン
等の絶縁冷却液体が充填され、電気機器本体を冷却して
いる。タンク3には、パイプ4を介して熱交換器が接続
され、さらに、本発明の分解物除去用部材エレメントを
収容した容器6、循環ポンプ7を介してタンク内へ配管
され、冷却液体の循環流通路が形成される。
分解物除去用部材としては、粒径を066〜1.0μm
にふるい調整した次式: %式% に表わされる。DHT−4A (商品名)協和化学工業
■製を容器中に充填したものが用いられる。
以下に分解生成物の除去効果を示す実験例を示す。
(11707113(分子式C,CtF宜)100ff
lAを密閉容器中で強制分解(冷媒液中放電 対向針電
極・・・1■/ 、 L30°、5μmr、印加電圧・
・・ギャップ長1■に対し、1QkV5QH2,放電電
流Q、 l mA 、放電時間・・・3分)した劣化冷
媒を初期試料とし、その時のCt−、F−イオン濃度を
、C2−・・・ロダン水銀吸光法、F−、・・ALC吸
光法で測定し、求めた。
’  次1: ソ(7) 劣化冷媒20mtにDHT−
4Aを0.1g。
0.5gずつを入れ、攪拌した。結果は第1表の通(2
)(1)初期試料として同様にDHT−4A  Igに
対し、劣化冷媒20mtを通過させた後の吸着除去効
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の電気機器を説明するための概略図で
ある。 1・・・電気機本体、5・・・熱交換器、6・・・分解
物除去部材、7・・・循環ポンプ。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑(ほか1名)第  1
 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電気機器の封入媒体を熱交換器を介して循環させる、循
    環装置を備え、その封入冷媒がフロン系或いは、フロロ
    カーボン系の冷却媒体である電気機器において、冷媒循
    環径路に次式: MgAl_y(OH)_2_x_+_3_y_−_2_
    z(CO_3)_2・mH_2O(式中x、y及びzは
    、それぞれ 0<y/x≦1、0≦z/y<1.5なる関係を有し、
    mは、整数を表わす) で示されるハイドロタルサイト系化合物を充填した部材
    を設けたことを特徴とする電気機器。
JP60056016A 1985-03-22 1985-03-22 電気機器 Granted JPS61215684A (ja)

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JP60056016A JPS61215684A (ja) 1985-03-22 1985-03-22 電気機器

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JP60056016A JPS61215684A (ja) 1985-03-22 1985-03-22 電気機器

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Publication Number Publication Date
JPS61215684A true JPS61215684A (ja) 1986-09-25
JPH0572951B2 JPH0572951B2 (ja) 1993-10-13

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WO2024042738A1 (ja) * 2022-08-26 2024-02-29 三菱重工業株式会社 液浸冷却装置
WO2024042739A1 (ja) * 2022-08-26 2024-02-29 三菱重工業株式会社 液浸冷却システム、及び除去方法

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