JPS6121016B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6121016B2
JPS6121016B2 JP16817580A JP16817580A JPS6121016B2 JP S6121016 B2 JPS6121016 B2 JP S6121016B2 JP 16817580 A JP16817580 A JP 16817580A JP 16817580 A JP16817580 A JP 16817580A JP S6121016 B2 JPS6121016 B2 JP S6121016B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ssb
filter
signal
transmitter
before passing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16817580A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5792924A (en
Inventor
Nobuo Ogawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaesu Musen Co Ltd
Original Assignee
Yaesu Musen Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaesu Musen Co Ltd filed Critical Yaesu Musen Co Ltd
Priority to JP16817580A priority Critical patent/JPS5792924A/ja
Publication of JPS5792924A publication Critical patent/JPS5792924A/ja
Publication of JPS6121016B2 publication Critical patent/JPS6121016B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03CMODULATION
    • H03C1/00Amplitude modulation
    • H03C1/52Modulators in which carrier or one sideband is wholly or partially suppressed
    • H03C1/60Modulators in which carrier or one sideband is wholly or partially suppressed with one sideband wholly or partially suppressed

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)
  • Transmitters (AREA)
  • Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はSSB送信機の電力増幅段を浮動バイ
アスのA級動作として、なるべく少い入力電力で
良質の電波を発射するSSB送信器の回路を提供す
るもので、特にSSBフイルタを具備したSSB送信
機の回路に関する。SSB信号の生成にはSSBフイ
ルタを使用しないものもあるが本発明はSSBフイ
ルタを具備したSSB送信機に適用される回路であ
る。
送信機の電力増幅段の性能を定める要素として
は出力・電力効率・出力のひずみ等があり、一般
に電力効率はA級・AB級・B級・C級動作の順
に良くなり、出力のひずみはこの順に悪くなると
されている。出力のひずみとしては主に高調波ひ
ずみと変調信号のIMD(相互変調ひずみ)である
が、高調波ひずみは出力回路のフイルタにより低
減することが出来るのに対し、IMDは対応の手段
が無いので、SSB送信機では第3次IMDが−
25dBとなる出力を規定出力としているが、電波
妨害が重視される現状ではIMDは−30dB以下
が、望まれ、将来はますますIMDの改善が必要に
なると思われる。そのための手段は幾つか考えら
れるが、正しく設計された送信機ではIMDは電力
増幅段で左右されるので、最も正統で有効なのは
電力増幅段がAB級かB級動作であるのを直線性
のよいA級動作とすることである。増幅素子が真
空管・半導体にかかわらず、A級動作が最もひず
みが少ないことは周知の通りであるが、特にSSB
のごとく無信号時には無出力の動作状態では、全
入力電力が損失となるため、電力効率は極度に低
下して実用にはならないことになる。これを補う
のが浮動バイアスA級方式あつて、普通のA級動
作では入力の直線動作範囲の中央にバイアス点を
定めるのに対して、浮動バイアスでは入力信号の
振幅の大小に応じて、なるべく少ない供給電流
(真空管ではプレート電流、半導体ではコレクタ
電流やドレイン電流のことであるが、ここでは一
括して供給電流と称する)で信号が直線動作範囲
内にあるようなバイアス状態を設定するものであ
る。このような浮動バイアス動作については古く
から周知であり、実用もされているが、問題は信
号波形の急激な立上りに際して浮動バイアスの移
動が追従できずに過渡的のひずみを生ずることで
あつて、必要に応じて、浮動バイアスの設定に必
要な時間だけ信号を遅延する回路を設けるが、い
かにして信号の質を損うことなく必要な遅延をす
るかは、費用も含めて浮動バイアス方式の重要な
課題である。またこの問題があるために実用化が
少ないということもできる。
この発明では現在の実用的なSSB信号発生回路
のほとんどに含まれているフイルタを信号が通過
する際に必然的に生ずる伝達時間の遅延を利用
し、浮動バイアスの制御源として前記フイルタを
通過前の信号波の振幅変化を利用することによ
り、遅延回路のような特殊で高価な部品の増加を
要せずに、しかも十分な効果を挙げることができ
るものである。
第1図はSSB送信機の基本的構成を示すブロツ
ク図であつて、SSB信号発生回路1はキヤリア発
振器2の出力と変調増幅器3の出力を平衡変調器
4に加えてキヤリアを低減したDSBを作り、不要
帯域除去フイルタ5を通してSSB信号を得るもの
である。送信機としては通常このSSB信号を少な
くも1段以上の周波数変換段6と増幅段7で所要
の周波数の励振信号を電力増幅段8に加え、送信
出力をアンテナ9に送り出す構成となつている。
この方式はSSB信号発生回路のフイルタが重要な
役割を持つているため、フイルタ式SSB信号発生
回路といわれ、現在の実用的なSSB送信機のほと
んどがこの方式によつており、このフイルタ5と
しては受信回路のフイルタを共用する送受信機で
はもちろん、専用の送信機でも保守の便宜や価格
の点で受信機用フイルタと同じ規格の、通過帯域
幅2〜3kHzのバンドパス・フイルタを使用する
ことが多く、その場合のフイルタによる信号の伝
達時間の遅延は1mS程度であるのに対して、変調
信号の振幅検波器10の出力で電力増幅段の浮動
バイアス発生器11を制御する回路での遅延は
0.1mS以下に収めることが出来るから、浮動バイ
アスによる動作点の移動は励振波の立上りに先立
つて行われるので、変調波形の急激な変化に対し
てもひずみが発生しない動作が期待できる。しか
も励振波の遅延に要する遅延回路の役目はSSB発
生器に含まれるフイルタ5が受持つているので、
遅延に対する特別な考慮は付加する必要がない利
点がある。以上は特許請求の範囲第2項の実施例
に当る。
第2図はフイルタ式SSB送信機において、SSB
信号発生回路の平衡変調器4とフイルタ5の中間
のDSB信号を振幅検波器10で検出して電力増幅
段の浮動バイアス発生器11を制御する方式のブ
ロツク図で、特許請求の範囲第3項の実施例であ
る。本発明は制御電圧により電力増幅器のバイア
スを停止するものでないので制御電圧のレスポン
ス特性が重視される。平衡変調器4の出力信号は
高周波なので特にレスポンス特性が優れている。
第3図はSSB信号発生回路にRFスピーチ・プ
ロセツサを含むSSB送信機のブロツク図例であつ
て、RFスピーチ・プロセツサとはSSB信号に振
幅リミツタを掛けて、変調のピーク部分を切り取
ることにより、信号波の平均変調度を上げて、電
力増幅器より取り出す平均出力電力を増大するた
めの回路であり、SSB信号回路に入れるリミツタ
12とその出力中のスプリアスを除去するための
フイルタ13とから成る回路である。このフイル
タにはサイドバンド除去用のフイルタと同じ特性
のものを使用することが多い。このRFスピー
チ・プロセツサは動作上からは独立した回路と見
ることも出来るが、これを通過した波形が、RF
スピーチ・プロセツサを使つた際の最終的のSSB
波形となるのであるから、ここではRFスピー
チ・プロセツサまでをSSB信号発生回路に含めて
考えることにする。このRFスピーチ・プロセツ
サには必らずスプリアス除去用のフイルタが用い
られるので、そこでも信号は遅延することにな
り、合計の遅延時間は2倍になる。電力増幅段の
浮動バイアス制御の場合に若干の励振信号の遅れ
は必要であるが、余分の遅れ過ぎは不都合である
ので、第3図ではバイアスの制御源は最初のフイ
ルタ5を出た信号を振幅検波器10で検出して電
力増幅段の浮動バイアス発生器11を制御するも
ので、特許請求の範囲第4項の実施例である。
第4図ではSSB信号発生回路にRFスピーチ・
プロセツサを含むSSB送信機のブロツク図例であ
つて、電力増幅段の浮動バイアスの制御源はRF
スピーチ・プロセツサのリミツタ12と不要出力
除去フイルタ13との中間の信号を振幅検波器1
0で検出して、電力増幅段の浮動バイアス発生器
11を制御するもので、特許請求の範囲第5項の
実施例である。
第5図はSSB信号発生回路にRFスピーチ・プ
ロセツサを含み、電力増幅段の浮動バイアスの制
御源はサイドバンド除去フイルタ5とリミツタ1
2の中間の信号またはリミツタ12と不要出力除
去フイルタ13の中間の信号を振幅検波器10で
検出して、浮動バイアス発生器11を制御する
SSB送信機のブロツク図において、RFスピー
チ・プロセツサの動作停止時にはRFスピーチ・
プロセツサを信号回路より除去する場合には、電
力増幅段の浮動バイアスの制御源はSSB信号発生
回路の変調低周波信号または平衡変調器4の出力
信号に切換るようにしてスイツチ14を設けた構
成であつて、特許請求の範囲第6項の実施例であ
る。
以上に述べたように、この発明においてはSSB
送信機の電力増幅段をA級動作とすることにより
電波の質を改善すると共に、浮動バイアス動作と
することによつて増幅器の電力効率をAB級同等
に向上する構成において、浮動バイアスの制御源
としてSSB信号発生回路のフイルタを通過する前
の信号波の振幅変化を利用することにより、SSB
信号発生回路に必然的に含まれるフイルタによる
信号波の遅延時間を利用して、浮動バイアスの立
上りの遅れを解消することが出来、浮動バイアス
回路の設定のみで良好な動作が得られるから、新
規設計のSSB送信機への適用はもちろん、在来の
機器についても容易に改修が出来る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したSSB送信機の構成例
を示すブロツク図、第2図は別の構成例を示すブ
ロツク図、第3図、第4図、第5図はRFスピー
チ・プロセツサを含むSSB送信機における本発明
を適用した構成例を示すブロツク図である。 1…SSB信号発生回路、2…キヤリア発振器、
3…変調増幅器、4…平衡変調器、5,13…フ
イルタ、8…電力増幅段、10…振幅検波器、1
1…浮動バイアス発生器、12…リミツタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 マイクロホン、平衡変調器およびフイルタを
    具備し、マイクロホンで生成された音声信号を平
    衡変調し、フイルタを介したSSB信号を電力増幅
    器を経由して送信するよう構成されたSSB送信機
    において、前記フイルタを通過する前の信号をバ
    イパスして検波し制御電圧を出力する振幅検波手
    段と、振幅検波手段から出力された制御電圧で電
    力増幅器のバイアスを制御するバイアス制御手段
    と、を具備し、音声信号に応じて生成される制御
    電圧で電力増幅器のバイアスを制御するよう構成
    したことを特徴とするSSB送信機の回路。 2 前記フイルタはSSB信号を形成するSSBフイ
    ルタであり、SSBフイルタを通過する前の信号は
    マイクロホンで生成された音声信号であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のSSB送信
    器の回路。 3 前記フイルタはSSB信号を形成するSSBフイ
    ルタであり、SSBフイルタを通過する前の信号は
    平衡変調された信号であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のSSB送信機の回路。 4 前記フイルタはリミツタ並びにスプリアス除
    去用のフイルタで構成されたRFスピーチプロセ
    ツサに含まれた前記スプリアス除去用フイルタで
    あり、スプリアス除去用フイルタを通過する前の
    信号は前記RFスピーチプロセツサの入力側の信
    号であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のSSB送信機の回路。 5 前記スプリアス除去用フイルタを通過する前
    の信号は前記リミツタの出力側の信号であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項および第4項
    記載のSSB送信機の回路。 6 前記SSBフイルタと、前記RFスピーチプロ
    セツサを能動から非能動へ切換える切換手段と、
    を具備したSSB送信機回路において、前記振幅検
    波手段へバイパスして入力する信号を前記切換手
    段の動作に応じてスプリアス除去用フイルタを通
    過する前の信号からSSBフイルタを通過する前の
    信号へ切換えるよう構成した特許請求の範囲第1
    項、第2項、第3項、第4項、第5項記載のSSB
    送信機の回路。
JP16817580A 1980-11-29 1980-11-29 Circuit for ssb transmitter Granted JPS5792924A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16817580A JPS5792924A (en) 1980-11-29 1980-11-29 Circuit for ssb transmitter

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16817580A JPS5792924A (en) 1980-11-29 1980-11-29 Circuit for ssb transmitter

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5792924A JPS5792924A (en) 1982-06-09
JPS6121016B2 true JPS6121016B2 (ja) 1986-05-24

Family

ID=15863178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16817580A Granted JPS5792924A (en) 1980-11-29 1980-11-29 Circuit for ssb transmitter

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5792924A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2581273B1 (fr) * 1985-04-24 1988-02-05 Thomson Csf Emetteur d'ondes radio-electriques a bande laterale unique.
JPH027624A (ja) * 1988-06-24 1990-01-11 Furuno Electric Co Ltd Dsb送信機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5792924A (en) 1982-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5530923A (en) Dual mode transmission system with switched linear amplifier
JPH03198407A (ja) 線形増幅器
JPWO2008090712A1 (ja) 電力増幅器
JPS63278407A (ja) ミクサダイナミックコントロール
US4593410A (en) Single-sideband transmitter and method for operating this transmitter
JPS6121016B2 (ja)
US4127817A (en) Transmitter detecting apparatus
US2793349A (en) Sideband transmitter
US3460041A (en) Linear power amplifier circuit
US3002161A (en) Transmitter
US2266168A (en) Amplifier
US3648186A (en) Amplification system
US2774041A (en) Controlled single-sideband transmitter
US2958770A (en) Alert radio signal receiver
JPH0752851B2 (ja) Fm受信装置
US2349888A (en) Sound recording system
US3564417A (en) Single sideband transmission system for producing a maximum amplitude signal
US3218578A (en) Carrier suppressed amplitude modulation system utilizing frequency modulation and a j-order band-pass filter
JPH10150327A (ja) 増幅回路
US2103865A (en) Superheterodyne automatic gain control system
EP0503761A1 (en) Power amplifying means for r.f. signals
US2165252A (en) Phase modulation receiver
JPS63219211A (ja) スイツチング増幅器
KR920007472B1 (ko) 초재생 수신기의 스퓨리어스 제거회로
JPS5915417B2 (ja) Rfスピ−チ・プロセッサ回路