JPS6120694B2 - - Google Patents
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- JPS6120694B2 JPS6120694B2 JP54125593A JP12559379A JPS6120694B2 JP S6120694 B2 JPS6120694 B2 JP S6120694B2 JP 54125593 A JP54125593 A JP 54125593A JP 12559379 A JP12559379 A JP 12559379A JP S6120694 B2 JPS6120694 B2 JP S6120694B2
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- fan device
- boss portion
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- joint
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D35/00—Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion
- F16D35/02—Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with rotary working chambers and rotary reservoirs, e.g. in one coupling part
- F16D35/021—Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with rotary working chambers and rotary reservoirs, e.g. in one coupling part actuated by valves
- F16D35/023—Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with rotary working chambers and rotary reservoirs, e.g. in one coupling part actuated by valves the valve being actuated by a bimetallic coil
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P7/00—Controlling of coolant flow
- F01P7/02—Controlling of coolant flow the coolant being cooling-air
- F01P7/04—Controlling of coolant flow the coolant being cooling-air by varying pump speed, e.g. by changing pump-drive gear ratio
- F01P7/042—Controlling of coolant flow the coolant being cooling-air by varying pump speed, e.g. by changing pump-drive gear ratio using fluid couplings
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は冷却フアン用継手装置、特に駆動軸上
に相対回転可能に配設される継手装置上に取り付
け配置されるフアン装置に関する。
に相対回転可能に配設される継手装置上に取り付
け配置されるフアン装置に関する。
従来、駆動軸上に相対回転自在に配設される流
体継手等の回転体上に取り付けられる車輛用フア
ン装置は既に種々提案されている。而して此の種
従来装置に於ては、フアン装置に固着される金属
製スペーサを介して、ボルトによりフアン装置を
回転体上にリジツトに固定配設する構成であつ
た。しかしながら、斯様な構成に於ては、駆動軸
に対して相対回転すべき回転体が、駆動軸に対し
て不適切に偏心したような場合、回転体にリジツ
トに固定されるフアン装置が、今まで回転してい
た位置にとどまろうとすることによつて駆動軸に
対するコジレ作用を生じ、当該コジレ力がベアリ
ング部に作用する。
体継手等の回転体上に取り付けられる車輛用フア
ン装置は既に種々提案されている。而して此の種
従来装置に於ては、フアン装置に固着される金属
製スペーサを介して、ボルトによりフアン装置を
回転体上にリジツトに固定配設する構成であつ
た。しかしながら、斯様な構成に於ては、駆動軸
に対して相対回転すべき回転体が、駆動軸に対し
て不適切に偏心したような場合、回転体にリジツ
トに固定されるフアン装置が、今まで回転してい
た位置にとどまろうとすることによつて駆動軸に
対するコジレ作用を生じ、当該コジレ力がベアリ
ング部に作用する。
ベアリング部のコジレに対する剛性とフアン慣
性によつてフアン装置が共振現象を発生して駆動
軸と回転体との相対回転を許容するベアリング部
等に加わる力が増大し、ベアリング部を破損せし
めるという不利益があつた。特に回転体に比しフ
アン装置が半径方向外方に配設されるような場合
は、フアン装置の慣性モーメントがそれだけ増大
され、上記した不利益が更に増大される結果とな
つた。
性によつてフアン装置が共振現象を発生して駆動
軸と回転体との相対回転を許容するベアリング部
等に加わる力が増大し、ベアリング部を破損せし
めるという不利益があつた。特に回転体に比しフ
アン装置が半径方向外方に配設されるような場合
は、フアン装置の慣性モーメントがそれだけ増大
され、上記した不利益が更に増大される結果とな
つた。
そこで本発明は上記不利益を解消する新規な冷
却フアン用継手装置を提供することを目的とする
もので、特に回転体に対するフアン装置の取り付
け機構内に回転体に対するフアン装置の防振機構
を具備するものである。
却フアン用継手装置を提供することを目的とする
もので、特に回転体に対するフアン装置の取り付
け機構内に回転体に対するフアン装置の防振機構
を具備するものである。
以下、本発明の実施例を添付図面に従つて説明
する。
する。
第1、第2図に於て、車輛のエンジンによつて
駆動される駆動部10上には、ベアリング機構1
1を介してハウジング12と、該ハウジング12
に固着されるケース13を有する粘性流体継手装
置14が相対回転自在に配設されている。ケース
13には隔離板15が固定され、それによつてハ
ウジング12とケース13内を粘性流体用貯蔵室
16と作動室17に区画している。作動室17内
であつて駆動部10上に固定されるロータ18の
一側面はハウジング12の対応面との間にラビリ
ンス溝19を構成している。隔離板15は両室1
6,17を連通させて貯蔵室16内の粘性流体を
作動室17に排出させる孔20を有し、該孔20
は、ケース13上に設けられバイメタル型温度感
知機構21に連動して回転されるバルブプレート
22によつて開閉制御される。ケース13は周知
のポンピング機構23を有する粘性流体の作動室
17から貯蔵室16への帰還通路24を有してい
る。
駆動される駆動部10上には、ベアリング機構1
1を介してハウジング12と、該ハウジング12
に固着されるケース13を有する粘性流体継手装
置14が相対回転自在に配設されている。ケース
13には隔離板15が固定され、それによつてハ
ウジング12とケース13内を粘性流体用貯蔵室
16と作動室17に区画している。作動室17内
であつて駆動部10上に固定されるロータ18の
一側面はハウジング12の対応面との間にラビリ
ンス溝19を構成している。隔離板15は両室1
6,17を連通させて貯蔵室16内の粘性流体を
作動室17に排出させる孔20を有し、該孔20
は、ケース13上に設けられバイメタル型温度感
知機構21に連動して回転されるバルブプレート
22によつて開閉制御される。ケース13は周知
のポンピング機構23を有する粘性流体の作動室
17から貯蔵室16への帰還通路24を有してい
る。
以上のように構成される粘性流体継手装置14
は、エンジン温度が所定値を越えると、温度感知
機構21によつて作動されるバルブプレート22
が孔20を開放する位置に変移され、而して駆動
部10及びロータ18の回転によつて貯蔵室16
から作動室17に排出され特にラビリンス溝19
を通過する粘性流体の剪断力によつてハウジング
12、従つてカバー13が回転駆動される。
は、エンジン温度が所定値を越えると、温度感知
機構21によつて作動されるバルブプレート22
が孔20を開放する位置に変移され、而して駆動
部10及びロータ18の回転によつて貯蔵室16
から作動室17に排出され特にラビリンス溝19
を通過する粘性流体の剪断力によつてハウジング
12、従つてカバー13が回転駆動される。
作動室17内の粘性流体は、前述したポンピン
グ機構23を有する帰還通路によつて、貯蔵室1
6に帰還制御され、而してエンジン温度が所定値
以下であつてバルブプレート22が孔20を閉じ
ている場合には、作動室17内の粘性流体は最小
になつてハウジング12、カバー13を回転駆動
する剪断力は最小となる。
グ機構23を有する帰還通路によつて、貯蔵室1
6に帰還制御され、而してエンジン温度が所定値
以下であつてバルブプレート22が孔20を閉じ
ている場合には、作動室17内の粘性流体は最小
になつてハウジング12、カバー13を回転駆動
する剪断力は最小となる。
上記した粘性流体継手装置14自体の構成、作
用は既に周知の従来装置と実質上同様であるので
更に詳細な説明は省略される。
用は既に周知の従来装置と実質上同様であるので
更に詳細な説明は省略される。
フアン装置25は、その上に適宜個数のフレキ
シブルフアンブレード26を有する樹脂製の環状
ボス部27を有している。該ボス部27は、第2
図から明らかなように内方へ延在する四個の内方
突起部26を一体的に有し、該内方突起部28の
夫々にはブツシユ29によつて第2図形状の如く
1枚の板バネ30より成る連結部材が固着され
る。更に詳述するに板バネ30は、環状の基部3
1と、該基部31から半径方向外方であつて上記
四個の内方突起部28の夫々の間に延在する四個
の延在部32と、該延在部32から内方突起部2
8の形状と対応すべく延在する延在片33を有
し、板バネ30は該延在片33によつて内方突起
部28と固着される。板バネ30の半径方向延在
部32の夫々はボルト孔34を有し、該ボルト孔
34を介して螺合されるボルト35によつて第1
図示の如く、板バネ30は粘性流体継手装置14
のカバー13に固定される。
シブルフアンブレード26を有する樹脂製の環状
ボス部27を有している。該ボス部27は、第2
図から明らかなように内方へ延在する四個の内方
突起部26を一体的に有し、該内方突起部28の
夫々にはブツシユ29によつて第2図形状の如く
1枚の板バネ30より成る連結部材が固着され
る。更に詳述するに板バネ30は、環状の基部3
1と、該基部31から半径方向外方であつて上記
四個の内方突起部28の夫々の間に延在する四個
の延在部32と、該延在部32から内方突起部2
8の形状と対応すべく延在する延在片33を有
し、板バネ30は該延在片33によつて内方突起
部28と固着される。板バネ30の半径方向延在
部32の夫々はボルト孔34を有し、該ボルト孔
34を介して螺合されるボルト35によつて第1
図示の如く、板バネ30は粘性流体継手装置14
のカバー13に固定される。
本発明に従つたフレキシブルフアン装置25は
上述した如く弾性体バネ30を介して粘性流体継
手装置14上に配設されるものである。従つて上
記したように粘性流体の剪断力によつて駆動軸1
0から、フアン装置25に回転駆動力が伝達され
る場合に於て、駆動部10とハウジング12、従
つて粘性流体継手装置14との間に相対回転を許
容するベアリング機構11部で、駆動部10と粘
性流体継手装置14間に不適切な偏心が生じた場
合、又は駆動部10と粘性流体継手装置14が共
に軸方向から不適切に偏心したような場合、前述
した板バネ30が前記偏心によるフアン装置25
の偏心又は変移を補正するように作用し、結局、
フアン装置25自体は偏心回転から免れるもので
ある。即ち、粘性流体継手装置14が、例えば第
1図に於て上方が左方に、下方が右方に偏心した
ような場合、ベアリング機構11に作用しようと
するコジレは板バネ30に作用し、ベアリング機
構に作用せず、結局フアン装置25の上方は右方
に、下方は左方に変位されて、フアン装置25自
体の不適切な偏心又は変移を補正防止してその共
振が防止されるものである。
上述した如く弾性体バネ30を介して粘性流体継
手装置14上に配設されるものである。従つて上
記したように粘性流体の剪断力によつて駆動軸1
0から、フアン装置25に回転駆動力が伝達され
る場合に於て、駆動部10とハウジング12、従
つて粘性流体継手装置14との間に相対回転を許
容するベアリング機構11部で、駆動部10と粘
性流体継手装置14間に不適切な偏心が生じた場
合、又は駆動部10と粘性流体継手装置14が共
に軸方向から不適切に偏心したような場合、前述
した板バネ30が前記偏心によるフアン装置25
の偏心又は変移を補正するように作用し、結局、
フアン装置25自体は偏心回転から免れるもので
ある。即ち、粘性流体継手装置14が、例えば第
1図に於て上方が左方に、下方が右方に偏心した
ような場合、ベアリング機構11に作用しようと
するコジレは板バネ30に作用し、ベアリング機
構に作用せず、結局フアン装置25の上方は右方
に、下方は左方に変位されて、フアン装置25自
体の不適切な偏心又は変移を補正防止してその共
振が防止されるものである。
上述した板バネ30は一体形成されることによ
つてバランスよく、フアン装置25の偏心又は変
移を補正防止できるものであるが、板バネ30は
必らずしも一体成形される必要はなく、第3図に
示されるように複数個、例えば4枚の板バネ30
aを配設することによつても前述した実施例と略
同様の効果が得られる。尚、本変形例に於ける他
の部分は前述の実施例と同一の番号によつて示さ
れ、詳細な説明は省略する。
つてバランスよく、フアン装置25の偏心又は変
移を補正防止できるものであるが、板バネ30は
必らずしも一体成形される必要はなく、第3図に
示されるように複数個、例えば4枚の板バネ30
aを配設することによつても前述した実施例と略
同様の効果が得られる。尚、本変形例に於ける他
の部分は前述の実施例と同一の番号によつて示さ
れ、詳細な説明は省略する。
第4図は板バネの更なる変形例を示す。該変形
例に於ける板バネ30bは、略環状形にて一体的
に形成されるものであり、複数個のブツシユ配設
孔29bと、複数個のボルト孔34bを有してい
る。板バネ30bは弾性を有することによつて、
フアン装置の不適切な偏心又は変形を補正防止す
る機能を有することは、上述した実施例と同様で
ある。更に、当該変形例に於ける板バネ30b
は、環状形状部の略中央によつて定義される円上
に配設されるブツシユ配設孔29bを介してフア
ン装置のブレードボス部にブツシユによつて固定
されるものであるから、フアン装置の回転時、ブ
レードボス部の変形、破損に対する補強部材とし
ても機能するという効果を有する。
例に於ける板バネ30bは、略環状形にて一体的
に形成されるものであり、複数個のブツシユ配設
孔29bと、複数個のボルト孔34bを有してい
る。板バネ30bは弾性を有することによつて、
フアン装置の不適切な偏心又は変形を補正防止す
る機能を有することは、上述した実施例と同様で
ある。更に、当該変形例に於ける板バネ30b
は、環状形状部の略中央によつて定義される円上
に配設されるブツシユ配設孔29bを介してフア
ン装置のブレードボス部にブツシユによつて固定
されるものであるから、フアン装置の回転時、ブ
レードボス部の変形、破損に対する補強部材とし
ても機能するという効果を有する。
尚、板バネ30bは、適宜複数個の孔50を有
し、それによつて板バネ30bの可撓性を増大さ
せて、フアン装置の不適切な偏心又は変形を補正
防止する防振効果を一層高めるものである。板バ
ネ30bの内周上に形成される複数の突起部51
は、板バネ30bの配設に際する位置決めの機能
を有する。
し、それによつて板バネ30bの可撓性を増大さ
せて、フアン装置の不適切な偏心又は変形を補正
防止する防振効果を一層高めるものである。板バ
ネ30bの内周上に形成される複数の突起部51
は、板バネ30bの配設に際する位置決めの機能
を有する。
第5,6図は本発明の更に他の実施例を示すも
のである。
のである。
当該実施例に於ける板バネ30cは、第3図の
実施例の如く複数個より成るものであり、略中央
に粘性流体継手装置に固定されるためのボルト孔
34cを有し、フアン装置に固定されるためのブ
ツシユ配設孔29cを夫々有する腕部60,60
をその両側に有している。当該板バネ30cは弾
性を有し、上記した実施例のようにフアン装置の
不適切な偏心又は変位を補正防止する防振効果を
有することは明らかである。尚、当該実施例に於
ては、第6図より明らかなように、フアン装置の
ブレードボス部27cの突起部29cによつて固
定されるに際し、金属製のスペーサ70を介在さ
せるものである。更に詳述すれば、フアン装置は
スペーサ70をブツシユにより板バネ30cに固
定され、該板バネ30cがボルトによつて粘性流
体継手装置に固定される構成である。従つて、金
属製スペーサ70がフアン装置の回転時、ブレー
ドボス部の変形、破損に対する補強効果を有する
ものである。
実施例の如く複数個より成るものであり、略中央
に粘性流体継手装置に固定されるためのボルト孔
34cを有し、フアン装置に固定されるためのブ
ツシユ配設孔29cを夫々有する腕部60,60
をその両側に有している。当該板バネ30cは弾
性を有し、上記した実施例のようにフアン装置の
不適切な偏心又は変位を補正防止する防振効果を
有することは明らかである。尚、当該実施例に於
ては、第6図より明らかなように、フアン装置の
ブレードボス部27cの突起部29cによつて固
定されるに際し、金属製のスペーサ70を介在さ
せるものである。更に詳述すれば、フアン装置は
スペーサ70をブツシユにより板バネ30cに固
定され、該板バネ30cがボルトによつて粘性流
体継手装置に固定される構成である。従つて、金
属製スペーサ70がフアン装置の回転時、ブレー
ドボス部の変形、破損に対する補強効果を有する
ものである。
第7図は本発明の他の変形例を示すものであ
る。該変形例に於ては、金属製ブツシユ80、ゴ
ム又はバネ材等より成る弾性体81、金属製ブツ
シユストツパー82を介してフアン装置用金属製
スペーサ83がボルト35dによつて粘性流体継
手装置のカバー13d上に配設保持される構成で
ある。尚、上記スペーサ弁83は、他方適宜箇所
に於ては、ブツシユによりブレードボス部に固定
されるもので、又、金属製ブツシユ80の外周上
にはブツシユストツパー82の内周ネジと螺合さ
れるネジ84が設けられている。
る。該変形例に於ては、金属製ブツシユ80、ゴ
ム又はバネ材等より成る弾性体81、金属製ブツ
シユストツパー82を介してフアン装置用金属製
スペーサ83がボルト35dによつて粘性流体継
手装置のカバー13d上に配設保持される構成で
ある。尚、上記スペーサ弁83は、他方適宜箇所
に於ては、ブツシユによりブレードボス部に固定
されるもので、又、金属製ブツシユ80の外周上
にはブツシユストツパー82の内周ネジと螺合さ
れるネジ84が設けられている。
而して、金属製ブツシユ80とスペーサ83の
間にはウエイブワツシヤスプリング85が配設さ
れ、該スプリング85が前述した板バネと同様の
機能を有するものである。斯様にして、本変形例
に於ても、フアン装置の不適切な偏心又は変位を
補正防止する防振効果を有する。尚、スペーサ8
3はブレードボス部の補強部材として機能するこ
とは第5,6図の実施例と同様である。
間にはウエイブワツシヤスプリング85が配設さ
れ、該スプリング85が前述した板バネと同様の
機能を有するものである。斯様にして、本変形例
に於ても、フアン装置の不適切な偏心又は変位を
補正防止する防振効果を有する。尚、スペーサ8
3はブレードボス部の補強部材として機能するこ
とは第5,6図の実施例と同様である。
第8図の変形実施例は、金属製ブツシユ80e
内に、金属製ブツシユストツパー82eの小径延
在部90が圧入嵌合される点で第7図の実施例と
異なるが、その他は第7図の実施例と実質的に同
様であるので、同じ番号で示すものとし、詳細な
説明は省略する。
内に、金属製ブツシユストツパー82eの小径延
在部90が圧入嵌合される点で第7図の実施例と
異なるが、その他は第7図の実施例と実質的に同
様であるので、同じ番号で示すものとし、詳細な
説明は省略する。
第9図は本発明の更に他の変形例を示すもの
で、適宜箇所でブツシユを介してフアン装置に固
定される金属製スペーサ100は、ゴム等の弾性
部材101、コイルスプリング102を介してボ
ルト35fによつて粘性流体継手装置のカバー1
3f上に配設保持される。当該実施例に於てはコ
イルスプリング102が前述した実施例の板バネ
と同様の機能を達成するものであり、スペーサ1
00が補強部材として機能するものである。
で、適宜箇所でブツシユを介してフアン装置に固
定される金属製スペーサ100は、ゴム等の弾性
部材101、コイルスプリング102を介してボ
ルト35fによつて粘性流体継手装置のカバー1
3f上に配設保持される。当該実施例に於てはコ
イルスプリング102が前述した実施例の板バネ
と同様の機能を達成するものであり、スペーサ1
00が補強部材として機能するものである。
尚、コイルスプリング102は、皿バネ等で構
成されても同様の効果が達成される。
成されても同様の効果が達成される。
第10図の変形例は、第9図の弾性部材101
に換えてコイルスプリング110を配設した点で
異なるが、両コイルスプリング102,110に
よつて前述した実施例の板バネと同様な効果が達
成されるものである。
に換えてコイルスプリング110を配設した点で
異なるが、両コイルスプリング102,110に
よつて前述した実施例の板バネと同様な効果が達
成されるものである。
以上詳述したように本発明に従つた特別な構成
に於ては、駆動軸上にベアリング機構等を介して
相対回転自在な回転体が、駆動軸に対して不適切
に偏心又は変位したような場合であつても、回転
体上に配設されて該回転体とともに回転するフレ
キシブルフアン装置の不適切な偏心又は変位を補
正防止する旨、回転体とフアン装置の取り付け部
に板バネ、コイルスプリング、ワツシヤスプリン
グ等より成る弾性部材を介在させたので、フアン
装置の共振現象を防止でき、ベアリング機構部等
の破損、強度劣化を防止できるという勝れた効果
がある。
に於ては、駆動軸上にベアリング機構等を介して
相対回転自在な回転体が、駆動軸に対して不適切
に偏心又は変位したような場合であつても、回転
体上に配設されて該回転体とともに回転するフレ
キシブルフアン装置の不適切な偏心又は変位を補
正防止する旨、回転体とフアン装置の取り付け部
に板バネ、コイルスプリング、ワツシヤスプリン
グ等より成る弾性部材を介在させたので、フアン
装置の共振現象を防止でき、ベアリング機構部等
の破損、強度劣化を防止できるという勝れた効果
がある。
尚、本発明は粘性流体継手装置に限定されるも
のではなく、電磁クラツチ装置等に於ても適用で
きることは明らかである。
のではなく、電磁クラツチ装置等に於ても適用で
きることは明らかである。
第1図は本発明の一実施例を示す冷却フアン用
継手装置の断面図、第2図は第1図の左方よりみ
た要部正面図、第3図は本発明の変形例を示す第
2図と同様の図、第4図は本発明の他の変形例を
示す板バネ式連結部材の正面図、第5図は本発明
の他の変形例を示すバネ式連結部材の正面図、第
6図は第5図の連結部材のフアンボス上への連結
状態を示す要部断面図、第7図は他の変形例を示
す第6図と同様の図、第8図は他の変形例を示す
第6図と同様の図、第9図は他の変形例を示す第
6図と同様の図、第10図は他の変形例を示す第
6図と同様の図である。 10……駆動軸、11……ベアリング機構、1
4……継手装置、25……フアン装置、29……
ブツシユ、30,30a,30b,30c……板
バネ、34……ボルト孔、35……ボルト、85
……ウエイブワツシヤスプリング、102……コ
イルスプリング。
継手装置の断面図、第2図は第1図の左方よりみ
た要部正面図、第3図は本発明の変形例を示す第
2図と同様の図、第4図は本発明の他の変形例を
示す板バネ式連結部材の正面図、第5図は本発明
の他の変形例を示すバネ式連結部材の正面図、第
6図は第5図の連結部材のフアンボス上への連結
状態を示す要部断面図、第7図は他の変形例を示
す第6図と同様の図、第8図は他の変形例を示す
第6図と同様の図、第9図は他の変形例を示す第
6図と同様の図、第10図は他の変形例を示す第
6図と同様の図である。 10……駆動軸、11……ベアリング機構、1
4……継手装置、25……フアン装置、29……
ブツシユ、30,30a,30b,30c……板
バネ、34……ボルト孔、35……ボルト、85
……ウエイブワツシヤスプリング、102……コ
イルスプリング。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エンジンより駆動される入力部材と、該入力
部材上にベアリング機構を介して回転自在に配設
される出力部材とを備え、エンジン温度に応答し
て粘性流体の作動量を制御して前記入力部材から
前記出力部材へのトルク伝達を制御する継手装
置、及び適宜個数のフアングレードを備える環状
ボス部と、該ボス部から内方部に延在する内方突
起部とを備える、フアン装置を具有し、弾性を有
する板バネ部材を介して前記フアン装置を前記継
手装置に配設し、前記バネ部材が環状の基部と、
該基部から一体的に延在する延在部とを有し、該
延在部が前記フアン装置の内方突起部と前記継手
装置の出力部材とに夫々固定されることを特徴と
する冷却フアン用継手装置。 2 エンジンにより駆動される入力部材と、該入
力部材上にベアリング機構を介して回転自在に配
設される出力部材とを備え、エンジン温度に応答
して粘性流体の作動量を制御して前記入力部材か
ら前記出力部材へのトルク伝達を制御する継手装
置、及び適宜個数のフアングレードを有する環状
ボス部と、該ボス部から内方部に延在する内方突
起部とを備えるフアン装置を具有し、弾性部材と
金属スペーサとを介して前記フアン装置を前記継
手装置に配設し、前記金属スペーサが前記フアン
装置の内方突起部と前記継手部材の出力部材とに
夫々固定されることを特徴とする冷却フアン用継
手装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12559379A JPS5650213A (en) | 1979-09-28 | 1979-09-28 | Coupling for cooling fan |
GB8028678A GB2058943B (en) | 1979-09-28 | 1980-09-05 | Cooling fan assemblies |
DE3036212A DE3036212C2 (de) | 1979-09-28 | 1980-09-25 | Ventilator |
AU62767/80A AU531311B2 (en) | 1979-09-28 | 1980-09-26 | Fan assembly for vehicles |
US06/578,617 US4487551A (en) | 1979-09-28 | 1984-02-14 | Fan assembly for vehicles |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12559379A JPS5650213A (en) | 1979-09-28 | 1979-09-28 | Coupling for cooling fan |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5650213A JPS5650213A (en) | 1981-05-07 |
JPS6120694B2 true JPS6120694B2 (ja) | 1986-05-23 |
Family
ID=14913986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12559379A Granted JPS5650213A (en) | 1979-09-28 | 1979-09-28 | Coupling for cooling fan |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4487551A (ja) |
JP (1) | JPS5650213A (ja) |
AU (1) | AU531311B2 (ja) |
DE (1) | DE3036212C2 (ja) |
GB (1) | GB2058943B (ja) |
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DE102017116283A1 (de) * | 2017-07-19 | 2019-01-24 | Ebm-Papst Mulfingen Gmbh & Co. Kg | Befestigung einer Befestigungsstrebe für ein Lüfterschutzgitter |
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DE2451966B2 (de) * | 1974-10-30 | 1978-08-10 | Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen | Kupplung zwischen zwei achsversetzten, rotierenden Wellen |
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JPS5666094U (ja) * | 1979-10-26 | 1981-06-02 |
-
1979
- 1979-09-28 JP JP12559379A patent/JPS5650213A/ja active Granted
-
1980
- 1980-09-05 GB GB8028678A patent/GB2058943B/en not_active Expired
- 1980-09-25 DE DE3036212A patent/DE3036212C2/de not_active Expired
- 1980-09-26 AU AU62767/80A patent/AU531311B2/en not_active Ceased
-
1984
- 1984-02-14 US US06/578,617 patent/US4487551A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU6276780A (en) | 1981-04-09 |
DE3036212A1 (de) | 1981-04-02 |
GB2058943A (en) | 1981-04-15 |
DE3036212C2 (de) | 1986-07-17 |
AU531311B2 (en) | 1983-08-18 |
GB2058943B (en) | 1983-08-03 |
JPS5650213A (en) | 1981-05-07 |
US4487551A (en) | 1984-12-11 |
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