JPS61196849A - 超音波ワイパ− - Google Patents
超音波ワイパ−Info
- Publication number
- JPS61196849A JPS61196849A JP60015522A JP1552285A JPS61196849A JP S61196849 A JPS61196849 A JP S61196849A JP 60015522 A JP60015522 A JP 60015522A JP 1552285 A JP1552285 A JP 1552285A JP S61196849 A JPS61196849 A JP S61196849A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- vibrator
- supersonic
- wave
- wiper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は超音波振動によってウィンドウに付着する雨雪
を搬掃するようにした自動車等のワイパーに関するもの
である。
を搬掃するようにした自動車等のワイパーに関するもの
である。
自動車、電車等には、通常リンク機構によりブレードを
往復角運動させるいわゆるワイパー装置が設けられてい
る。
往復角運動させるいわゆるワイパー装置が設けられてい
る。
従来のワイパーはいわば機械式であるため、モータを始
めとし部品点数が多く、また、ブレードが損壊したり消
耗することも多いという問題がある。
めとし部品点数が多く、また、ブレードが損壊したり消
耗することも多いという問題がある。
また、ウィンドウ面を往復動するブレードが運転者の視
野に入り安全運転上好ましくないという問題点もある。
野に入り安全運転上好ましくないという問題点もある。
上記の点に鑑み、窓ガラスにその上下方向に電磁振動を
与え、付着水滴を逸散させるようにしたいわばブレード
レスワイパーともいうべき装置が提案された（特公昭３
７−１７６０号）が、実用化されるには至らなかった。
与え、付着水滴を逸散させるようにしたいわばブレード
レスワイパーともいうべき装置が提案された（特公昭３
７−１７６０号）が、実用化されるには至らなかった。
本発明は上記のような従来の機械式ワイパーのような問
題点が全くなく、また、単なる振動付与とも異なるワイ
パーを提供することを目的としてなされたもので、その
構成は、自動車等の車輛の窓ガラスの表面側に、その窓
ガラスの周縁の一側から他側へ向って進む進行波を超音
波振動子により励起させるようにしたことを特徴とする
ものある。
題点が全くなく、また、単なる振動付与とも異なるワイ
パーを提供することを目的としてなされたもので、その
構成は、自動車等の車輛の窓ガラスの表面側に、その窓
ガラスの周縁の一側から他側へ向って進む進行波を超音
波振動子により励起させるようにしたことを特徴とする
ものある。
図は本発明ワイパーの概念構造を示す断面図で。
図に於て、１は自動車のボデーの側断面、２はそのフロ
ントガラス、３，４は該ガラス２に於ける内面（車内側
）に取付けた超音波振動子で、ここでは２個のランジュ
バン型の縦振動子３１．４１をホーン形の変成器３２．
４２を夫々に介して、上記ガラス２に当接させている。
ントガラス、３，４は該ガラス２に於ける内面（車内側
）に取付けた超音波振動子で、ここでは２個のランジュ
バン型の縦振動子３１．４１をホーン形の変成器３２．
４２を夫々に介して、上記ガラス２に当接させている。
各振動子３１．４１自体の支持は、その振動の節の部分
を適宜ホルダー又はハウジング（図示せず）に支持させ
、該ホルダー又はハウジングを自動車のボデー側に取付
けることにより行う６図に於て、３３及び４３はここで
は、超音波発振回路及び同波回路である。
を適宜ホルダー又はハウジング（図示せず）に支持させ
、該ホルダー又はハウジングを自動車のボデー側に取付
けることにより行う６図に於て、３３及び４３はここで
は、超音波発振回路及び同波回路である。
而して、振動子３１が駆動され、振動子４１が受波する
ことにより、超音波振動はガラスの外表面に表面進行波
を励起し、該進行波が振動子４１に受波される。ここで
、ガラス２の外表面２ａ側に着目すると、その側の質点
は波動の進行方向（上向き）に対し後向き側（反時計方
向）に振動するので、ガラス２の表面に付着した雨雪Ｒ
は、ガラス表面２ａとの間の摩擦力を介して波動の進行
方向とは逆向きの推力を受け、ガラスの下方へ向って落
下することとなる（第２図参照）。
ことにより、超音波振動はガラスの外表面に表面進行波
を励起し、該進行波が振動子４１に受波される。ここで
、ガラス２の外表面２ａ側に着目すると、その側の質点
は波動の進行方向（上向き）に対し後向き側（反時計方
向）に振動するので、ガラス２の表面に付着した雨雪Ｒ
は、ガラス表面２ａとの間の摩擦力を介して波動の進行
方向とは逆向きの推力を受け、ガラスの下方へ向って落
下することとなる（第２図参照）。
従って、振動子３，４の駆動、受波の関係を逆にすると
、ガラス上の雨雪は上方へ向う推力を受ける。
、ガラス上の雨雪は上方へ向う推力を受ける。
このことから本発明ワイパーは、次のような使用の仕方
をすると、その効果が大きい。
をすると、その効果が大きい。
即ち、車輛が低速走行時には、ガラス面の下方へ向う推
力が雨雪に作用するように振動子３，４の駆動、受波を
させて、付着雨雪の自重による落下と表面進行波の波動
とを相乗させる。
力が雨雪に作用するように振動子３，４の駆動、受波を
させて、付着雨雪の自重による落下と表面進行波の波動
とを相乗させる。
車輛が高速走行時には、上記振動子３，４の駆動、受波
の関係を逆にして付着している雨雪が風圧や慣性の作用
でガラス面を上動しようとするので、この傾向に表面進
行波を相乗させると、付着雨雪の除去作用は著しく効果
的である。
の関係を逆にして付着している雨雪が風圧や慣性の作用
でガラス面を上動しようとするので、この傾向に表面進
行波を相乗させると、付着雨雪の除去作用は著しく効果
的である。
尚、本発明に於て、ガラスの表面に進行波を励起する超
音波振動子は、変成器乃至は伝送体を介さず、直接ガラ
ス２の表面に固着するようにしてもよい。
音波振動子は、変成器乃至は伝送体を介さず、直接ガラ
ス２の表面に固着するようにしてもよい。
第３図はその一例を示すもので、例えば、ガラス２の内
面側に付着固定した圧電体５１の表面に、９個の電極５
２を列設し、この電極５２を３回路に分けて移相器５３
に接続しここで１２０度の位相ズレを与えて高周波電源
５４に接続する。これにより一方向進行波はその波動が
図の矢印に示す方向に発生する。尚、進行波を逆方向に
するには移相器５３の位相ズレが逆向きになるようにす
る。
面側に付着固定した圧電体５１の表面に、９個の電極５
２を列設し、この電極５２を３回路に分けて移相器５３
に接続しここで１２０度の位相ズレを与えて高周波電源
５４に接続する。これにより一方向進行波はその波動が
図の矢印に示す方向に発生する。尚、進行波を逆方向に
するには移相器５３の位相ズレが逆向きになるようにす
る。
以上のようにしてワイパーを構成すると、ガラス２の表
面に付着している雨滴等、或は、付着しようとする雨滴
等は、それらとガラス面２との間の摩擦力を介し進行波
の作用を受けて搬送され、或は、その付着が阻害される
。
面に付着している雨滴等、或は、付着しようとする雨滴
等は、それらとガラス面２との間の摩擦力を介し進行波
の作用を受けて搬送され、或は、その付着が阻害される
。
本発明ワイパーは、自動車等のフロントガラスに限られ
ず、側面や後面のガラス、或は、建物等の窓ガラスに適
用できること勿論である。
ず、側面や後面のガラス、或は、建物等の窓ガラスに適
用できること勿論である。
本発明は以上の通りであって、自動車等のフロントガラ
スなどの表面に超音波振動による進行波を励起させるよ
うにしてワイパーに構成したので、ガラスに付着した或
は付着しようとする雨滴等が上記進行波の作用によって
搬送され、或は、付着が阻害されるので、モータ等を駆
動源として往復動するブレード式ワイパーが不要になる
。
スなどの表面に超音波振動による進行波を励起させるよ
うにしてワイパーに構成したので、ガラスに付着した或
は付着しようとする雨滴等が上記進行波の作用によって
搬送され、或は、付着が阻害されるので、モータ等を駆
動源として往復動するブレード式ワイパーが不要になる
。
第１図は本発明ワイパーの一例の構造概念を示す側断面
図、第２図は搬送原理を示す斜視図、第３図は別個の一
部側断面の斜視図である。
図、第２図は搬送原理を示す斜視図、第３図は別個の一
部側断面の斜視図である。
Claims (1)
- 自動車等の車輛の窓ガラスの表面側に、その窓ガラスの
周縁の一側から他側へ向って進む進行波を超音波振動子
により励起させるようにしたことを特徴とする超音波ワ
イパー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60015522A JPS61196849A (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 | 超音波ワイパ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60015522A JPS61196849A (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 | 超音波ワイパ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61196849A true JPS61196849A (ja) | 1986-09-01 |
| JPH0431897B2 JPH0431897B2 (ja) | 1992-05-27 |
Family
ID=11891144
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60015522A Granted JPS61196849A (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 | 超音波ワイパ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61196849A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6435575A (en) * | 1987-07-31 | 1989-02-06 | Nec Corp | Electrostatic recording method and electrostatic recorder |
| JPH0234351U (ja) * | 1988-08-31 | 1990-03-05 | ||
| JPH0589129U (ja) * | 1991-07-15 | 1993-12-03 | 日本特殊陶業株式会社 | 自動車用アウトサイドミラーの水滴除去装置 |
| JPH0589130U (ja) * | 1991-07-25 | 1993-12-03 | 日本特殊陶業株式会社 | 自動車用アウトサイドミラーの水滴除去装置 |
| JP2008284954A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Kenwood Corp | 水滴除去装置 |
| GB2501500A (en) * | 2012-04-25 | 2013-10-30 | Nissan Motor Mfg Uk Ltd | Method and apparatus for de-icing a screen |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5323438A (en) * | 1976-08-17 | 1978-03-03 | Shinzairiyou Kenkiyuukaihatsu | Apparatus for and method of clearing water drips on glass plate |
| JPS5770754A (en) * | 1980-10-15 | 1982-05-01 | Adetsuku:Kk | Vehicle |
-
1985
- 1985-01-31 JP JP60015522A patent/JPS61196849A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5323438A (en) * | 1976-08-17 | 1978-03-03 | Shinzairiyou Kenkiyuukaihatsu | Apparatus for and method of clearing water drips on glass plate |
| JPS5770754A (en) * | 1980-10-15 | 1982-05-01 | Adetsuku:Kk | Vehicle |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6435575A (en) * | 1987-07-31 | 1989-02-06 | Nec Corp | Electrostatic recording method and electrostatic recorder |
| JPH0234351U (ja) * | 1988-08-31 | 1990-03-05 | ||
| JPH0589129U (ja) * | 1991-07-15 | 1993-12-03 | 日本特殊陶業株式会社 | 自動車用アウトサイドミラーの水滴除去装置 |
| JPH0589130U (ja) * | 1991-07-25 | 1993-12-03 | 日本特殊陶業株式会社 | 自動車用アウトサイドミラーの水滴除去装置 |
| JP2008284954A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Kenwood Corp | 水滴除去装置 |
| GB2501500A (en) * | 2012-04-25 | 2013-10-30 | Nissan Motor Mfg Uk Ltd | Method and apparatus for de-icing a screen |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0431897B2 (ja) | 1992-05-27 |
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