JPS61192374A - 透明容器状物品内面に塗料を均一に塗布する方法 - Google Patents
透明容器状物品内面に塗料を均一に塗布する方法Info
- Publication number
- JPS61192374A JPS61192374A JP60033857A JP3385785A JPS61192374A JP S61192374 A JPS61192374 A JP S61192374A JP 60033857 A JP60033857 A JP 60033857A JP 3385785 A JP3385785 A JP 3385785A JP S61192374 A JPS61192374 A JP S61192374A
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- molded product
- solution
- container
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- Pending
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、透明容器状物品内面に塗料を均一に塗布する
方法に関するものであり、例えば、防但塗料、、熱線反
射塗料、その他の塗1ミlを塗布してなる水中めがね、
スキー用ゴーグル、空手面体、眼鏡めがね、産業用保護
めがね、計器カバー、金魚ハチ等の鑑賞用容器などを提
供するものである。
方法に関するものであり、例えば、防但塗料、、熱線反
射塗料、その他の塗1ミlを塗布してなる水中めがね、
スキー用ゴーグル、空手面体、眼鏡めがね、産業用保護
めがね、計器カバー、金魚ハチ等の鑑賞用容器などを提
供するものである。
従来、塗料を塗布する方法としては、ハケ塗り、スプレ
ー塗布、デツピング、印刷法などが知られている。
ー塗布、デツピング、印刷法などが知られている。
しかし、例えば、水中めがね等の容器状物品の内面に防
曇性を付与するためにこのような塗料をこれらの方法で
塗布した場合には、塗料の塗布量の場所による不均一、
特に底面と側面との交わった角部分に過剰の塗料が残っ
たり、柚子肌状になったりするという欠点があり、光学
的に均一に塗布することは極めて細心の注意を必要とし
、かつ自動化することは困難であった。
曇性を付与するためにこのような塗料をこれらの方法で
塗布した場合には、塗料の塗布量の場所による不均一、
特に底面と側面との交わった角部分に過剰の塗料が残っ
たり、柚子肌状になったりするという欠点があり、光学
的に均一に塗布することは極めて細心の注意を必要とし
、かつ自動化することは困難であった。
本発明は、以上の従来法の欠点のない方法について鋭意
検討した結果、デツピング法を基本としてそれに改良を
加えることによりこの問題が解決されることを見出し、
本発明を完成させるに至った。
検討した結果、デツピング法を基本としてそれに改良を
加えることによりこの問題が解決されることを見出し、
本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は、底面に対して低位および高位の異
なる開口端を有する容器状の透明物品の内面に光学的に
均一に塗料を塗布した物品を製造する方法において、該
容器状物品を開口端を上にして略水平に保持して内側壁
及び底面に過剰の塗料液を塗布もしくは接触させ次いで
底面の一端が最低位となるように傾けた後、又は該容器
状物品を開口端を上にしかつ底面の一端が最低位となる
ように傾けて保持し内側壁及び底面に過剰の塗料液を塗
布もしくは接触させた後、該底面部に溜まった余分の塗
料液を吸入し除去することを特徴とする透明容器状物品
内面に塗料を均一に塗布する方法である。
なる開口端を有する容器状の透明物品の内面に光学的に
均一に塗料を塗布した物品を製造する方法において、該
容器状物品を開口端を上にして略水平に保持して内側壁
及び底面に過剰の塗料液を塗布もしくは接触させ次いで
底面の一端が最低位となるように傾けた後、又は該容器
状物品を開口端を上にしかつ底面の一端が最低位となる
ように傾けて保持し内側壁及び底面に過剰の塗料液を塗
布もしくは接触させた後、該底面部に溜まった余分の塗
料液を吸入し除去することを特徴とする透明容器状物品
内面に塗料を均一に塗布する方法である。
本発明の理解を容易とするために以下に図面により説明
する。
する。
第1図は本発明の塗布工程を説明する模式図であり、第
2図は別の態様を説明する模式図の例である。
2図は別の態様を説明する模式図の例である。
第1図−aは、水中めがねレンズ成形品〔]〕が略水平
に保持され、これに塗料注入及び吸入口〔2〕より防曇
塗料溶液〔3〕が成形品〔1〕の低位開口端部において
盛り上がるまで注入され、次に成形品〔1〕は、第1図
−すの如くに高位の開口端部も溶液〔3〕に接触するよ
うに傾げられた後、底面と側面とが交わる角部の一端〔
4〕部分から塗料注入及び吸入口〔2〕より余分の防曇
塗料溶液〔3〕が吸入される。
に保持され、これに塗料注入及び吸入口〔2〕より防曇
塗料溶液〔3〕が成形品〔1〕の低位開口端部において
盛り上がるまで注入され、次に成形品〔1〕は、第1図
−すの如くに高位の開口端部も溶液〔3〕に接触するよ
うに傾げられた後、底面と側面とが交わる角部の一端〔
4〕部分から塗料注入及び吸入口〔2〕より余分の防曇
塗料溶液〔3〕が吸入される。
第2図−aは別の態様であり、同様の成形品〔1〕が底
面と側面とが交わる角部の一端〔4〕を最下端として保
持され、これに過剰の塗料液を供給しつつあるハケによ
り塗料が側面及び底面に塗布される。次いで第2図−す
のごとく角部の一端〔4〕に集まってくる過剰の塗料液
〔3〕が塗料吸入口〔2〕より吸入除去される。
面と側面とが交わる角部の一端〔4〕を最下端として保
持され、これに過剰の塗料液を供給しつつあるハケによ
り塗料が側面及び底面に塗布される。次いで第2図−す
のごとく角部の一端〔4〕に集まってくる過剰の塗料液
〔3〕が塗料吸入口〔2〕より吸入除去される。
本発明は以上のごとくに過剰の塗料液を用いて被塗布面
に塗料を塗布もしくは接触させ、余分の塗料液を吸入除
去することを特徴とするものである。ここで、過剰量と
しては、塗布もしくは接触させた塗料液が容易に塗布面
から流動する量であり、通常の塗布量の3倍以上、特に
10倍以上が好ましく、3倍未満では、塗布面より過剰
の塗料が流れる速度が遅くなり、吸入除去が完全に行わ
れなくなるので好ましくない。
に塗料を塗布もしくは接触させ、余分の塗料液を吸入除
去することを特徴とするものである。ここで、過剰量と
しては、塗布もしくは接触させた塗料液が容易に塗布面
から流動する量であり、通常の塗布量の3倍以上、特に
10倍以上が好ましく、3倍未満では、塗布面より過剰
の塗料が流れる速度が遅くなり、吸入除去が完全に行わ
れなくなるので好ましくない。
また、吸入速度は、塗料液の粘度により適宜選択するこ
とが必要であり、過剰量の塗料が充分に集まる時間を使
用する。
とが必要であり、過剰量の塗料が充分に集まる時間を使
用する。
次に、塗料を塗布もしくは接触させる方法としては前記
の如く、過剰の塗料液が接触されればよく特に制限はな
い。
の如く、過剰の塗料液が接触されればよく特に制限はな
い。
塗料の注入及び吸入口は、集まった過剰の塗料液をより
完全に吸入できるものが好ましく、例えば、ガラス、金
属、合成樹脂、ゴムなどによる、通常直径が1〜511
程度で円、楕円、長方形その他の形のもので、先端部分
が尖った形にしたものが好ましい。
完全に吸入できるものが好ましく、例えば、ガラス、金
属、合成樹脂、ゴムなどによる、通常直径が1〜511
程度で円、楕円、長方形その他の形のもので、先端部分
が尖った形にしたものが好ましい。
又、塗料液としては、流動性が充分にあり、かつ被塗布
物品に害がなく、付着するものであればいかなる塗料に
も適用可能であり、例えば、ポリビニルアルコール系の
防曇塗料、シリコン系のハードコート塗料、紫外線硬化
型のアクリル系ハードコート塗料、帯電防止用塗料等が
例示される。
物品に害がなく、付着するものであればいかなる塗料に
も適用可能であり、例えば、ポリビニルアルコール系の
防曇塗料、シリコン系のハードコート塗料、紫外線硬化
型のアクリル系ハードコート塗料、帯電防止用塗料等が
例示される。
実施例−1
ポリカーボネート樹脂の射出成形によりなる第1図形状
の水中めがねレンズ成形品〔1〕を、保持用の吸着具で
第1図−aのように吸着保持し、これに塗料注入・吸入
口〔2〕より防曇塗料液(サンヨーエ業■製の防曇塗料
、商品名、 WO−35、粘度30 CPS /at
25℃)を注入した後、吸着具を回転して該成形品を第
1図−bのように高位開口端側に傾け、次いで塗料注入
・吸入口〔2〕より、余分の防曇塗料液〔3〕を吸入し
た。
の水中めがねレンズ成形品〔1〕を、保持用の吸着具で
第1図−aのように吸着保持し、これに塗料注入・吸入
口〔2〕より防曇塗料液(サンヨーエ業■製の防曇塗料
、商品名、 WO−35、粘度30 CPS /at
25℃)を注入した後、吸着具を回転して該成形品を第
1図−bのように高位開口端側に傾け、次いで塗料注入
・吸入口〔2〕より、余分の防曇塗料液〔3〕を吸入し
た。
ライで、この成形品を120℃のオーブン中で30分間
乾燥して、均一な防曇塗膜の形成された成形品を得た。
乾燥して、均一な防曇塗膜の形成された成形品を得た。
実施例−2
実施例−1と同様の成形品〔1〕を、実施例−1と同様
の吸着具に角部の一端〔4〕が最下端となるように保持
し、これに、塗料注入口にハケを付けた第2図〔5〕の
形状のハケで塗料を供給しつつ側面及び底面に塗料を塗
布した、次いで塗料吸入口〔2〕より、余分の防曇塗料
液〔3〕を吸入した。
の吸着具に角部の一端〔4〕が最下端となるように保持
し、これに、塗料注入口にハケを付けた第2図〔5〕の
形状のハケで塗料を供給しつつ側面及び底面に塗料を塗
布した、次いで塗料吸入口〔2〕より、余分の防曇塗料
液〔3〕を吸入した。
ついで、この成形品を120℃のオーブン中で30分間
乾燥して、均一な防曇塗膜の形成された成形品を得た。
乾燥して、均一な防曇塗膜の形成された成形品を得た。
比較のために、従来のハケ塗り、該成形品の内面形状の
発泡体を防曇塗料液に漬け、これを押しつける方法、及
びスプレー塗装を試みた。しかしながら、ハケ塗りでは
、ハケの跡が残るか又は残らない場合には底面と側面と
の交わる所に過剰の塗料が残存しこれを除去してもなお
乾燥中に塗料の溜まりが生じた。また、押しつけ方法や
スプレー塗装の場合には、柚子肌となるか又は同様に底
面と側面との交わる角部に過剰の塗料かのこり易く、同
様にこれを除去してもなお乾燥中に塗料の溜まりが生し
、良好な塗布成形品を常に得ることは極めて困難であっ
た。
発泡体を防曇塗料液に漬け、これを押しつける方法、及
びスプレー塗装を試みた。しかしながら、ハケ塗りでは
、ハケの跡が残るか又は残らない場合には底面と側面と
の交わる所に過剰の塗料が残存しこれを除去してもなお
乾燥中に塗料の溜まりが生じた。また、押しつけ方法や
スプレー塗装の場合には、柚子肌となるか又は同様に底
面と側面との交わる角部に過剰の塗料かのこり易く、同
様にこれを除去してもなお乾燥中に塗料の溜まりが生し
、良好な塗布成形品を常に得ることは極めて困難であっ
た。
以上から明白な如く、本発明の方法は、再現性よく良好
な塗膜を形成することが可能なものであり、自動化が容
易で、生産性に優れ実用性の極めて高いものである。
な塗膜を形成することが可能なものであり、自動化が容
易で、生産性に優れ実用性の極めて高いものである。
第1図および第2図は本発明の塗布方法を説明する模式
図である。図中の符号はそれぞれ、1:成形品、2:塗
Hの注入及び吸入口、3:過剰の塗料液、4:底面角部
、 5:塗料注入口付きハケ を示す。 特許出願人 三菱瓦斯化学株式会社 名阪真空工業株式会社
図である。図中の符号はそれぞれ、1:成形品、2:塗
Hの注入及び吸入口、3:過剰の塗料液、4:底面角部
、 5:塗料注入口付きハケ を示す。 特許出願人 三菱瓦斯化学株式会社 名阪真空工業株式会社
Claims (1)
- 底面に対して低位および高位の異なる開口端を有する容
器状の透明物品の内面に光学的に均一に塗料を塗布した
物品を製造する方法において、該容器状物品を開口端を
上にして略水平に保持して内側壁及び底面に過剰の塗料
液を塗布もしくは接触させ次いで底面の一端が最低位と
なるように傾けた後、又は該容器状物品を開口端を上に
しかつ底面の一端が最低位となるように傾けて保持し内
側壁及び底面に過剰の塗料液を塗布もしくは接触させた
後、該底面角部に溜まった余分の塗料液を吸入し除去す
ることを特徴とする透明容器状物品内面に塗料を均一に
塗布する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60033857A JPS61192374A (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 | 透明容器状物品内面に塗料を均一に塗布する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60033857A JPS61192374A (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 | 透明容器状物品内面に塗料を均一に塗布する方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61192374A true JPS61192374A (ja) | 1986-08-26 |
Family
ID=12398171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60033857A Pending JPS61192374A (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 | 透明容器状物品内面に塗料を均一に塗布する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61192374A (ja) |
-
1985
- 1985-02-22 JP JP60033857A patent/JPS61192374A/ja active Pending
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