JPS61177568A - 文字処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は仮名漢字変換により文章を入力する文書処理装
置に関する。

［従来技術〕 従来、読み仮名を入力し、仮名漢字変換を行う文字処理
装置においては、入力された読み仮名を漢字に変換する
手法としてあらかじめ種々の漢字とその読みを納めた漢
字辞書より入力された読みに対応する漢字を引出して表
示し、表示された漢字が意図したものかどうかを使用者
が判断し、意図したものなら変換し、そうでなければ次
の候補を表示させていき、順次読みに対応する漢字を表
示させているものがあった。

ところで、同音具ａ語の数が多くなると、前述の様な手
法を採用すると希望の漢字が出るまでに時間がかかると
ともに、操作回数が増えるためオペレータの疲労が増し
、さらには次の候補を出すトリガとなる手段を例えばキ
ーボードとすると、そのキーの操作回数だけの機械的疲
労が増し、装置が故障し易くなるという欠点があった。

［目的］ 本発明は上記の欠点に鑑み、読みに対する候補の漢字が
成る一定数より多い場合、候補の漢字を一度に表示させ
る事に依って希望の漢字に変換する迄の時間の短縮化を
図り、併せて操作者の疲労を軽減する事が可能な文書処
理装置を提案することを目的とする。

［実施例］ 本発明の一実施例の基本構成を第１図に従って説明すれ
ば、ｌは仮名人力や漢字変換指示を行う入力手段、２は
制御手段であって、中央処理装置（ＣＰＵ）やメモリを
含み、読み仮名に対応する漢字を辞書３に入力し、漢字
への変換を行なう。

４は変換された漢字の表示を行う表示部である。

以下、第２図以降の図面により実施例を更に詳細に説明
する。

第２図は制御手段２と辞書３の構成を示したもノテ、２
ａはＣＰＵ−ｌ１％ＲＯＭＺｂ内に格納した第８図の制
御プログラムに従って装置全体の処理制御を行う、ＲＡ
Ｍ２ｃはＣＰＵ２ａがプログラムを実行するのに要する
ワーク領域および入力された仮名データや文章データを
蓄える。ＲＡ　Ｍ　２　ｃに同音異議語の漢字の数と対
比させる定数Ｃ０Ｎ５Ｔを蓄える領域Ｃ０Ｍ５Ｔ２　ｄ
を設ける。定数Ｃ０Ｎ５Ｔはあらかじめ設定するか、又
はキーボード等よりのコマンドで指示するようにしても
良い。辞書３はインデックス２ｅと漢字を格納している
漢字辞書２ｆとで構成されている。

第３図は入力手段１を構成するキーボードのキートップ
図である。３ａは文字壷記号入カキ−で、これを押ドす
る事で、本体に文字列、制御情報を入力する。３ｂは漢
字始め／終了キーで、これが押下されると漢字の読み入
力モードとなり、次に漢字終了として押下されると入力
された読みに対する漢字を辞書３から検索して表示装置
に表示する。３ｃは次候補キーで、押下されると次の漢
字候補が表示される。３ｄは選択キーで、表示されてい
る漢字を採用するための指示を与える。

第４図は漢字辞書２ｆ内の読み「か」および「かい」の
漢字の配列を示す、　　ｒＤＩｃ丁ＫＡ」は読み「か」
、ｒＤＩｃＴＫＡＩ　Ｊは読み「かい」の漢字辞書２ｆ
の先頭アドレスを示す、第５図は辞書３内のインデック
ス２ｅを示す。インデックスの読みを参照すればその読
みをもつ漢字が格納されている漢字辞書２ｆの先頭アド
レスと同音異議語の個数を知る事が出来る１例えば、「
かい」という読みなら先頭アドレスはＤＩＣ：ＴＫＡＩ
で同音異議語の個数は４となる。今、「かい」という文
字が入力され、変換キー３ｂが入力されたとする。まず
、漢字辞書インデックス２ｅを参照して漢字辞書２ｆの
「かい」に対する漢字の格納されている領域の先頭アド
レスを調べ、さらにその同音異議語の個数を見てＣ０Ｎ
５Ｔ２　ｄに設定されている数値Ｃ０Ｎ５Ｔ以下かどう
かを調べる。

本実施例では、その数ＣＱＮＳＴを６とする。今、「か
い」という読みに対する同音異議語数は４なので一定数
６より少ないので表示上では第６図の如く１つの同音異
議類しか表示されない。

第６図でアンダー・アッパーラインは未選択語で変換中
である事を示す。第６図（ａ）は読みが入力された状態
で、（ｂ）は変換キー３ｂが押下された状態である。（
Ｃ）はこの状態で次候補キー３Ｃが押下された状態であ
る。

次に、「か」という読みが入力されて、変換キーが押さ
れたとする。前回と同様に漢字辞書インデックス２ｅを
参照して漢字辞書２ｆの先頭アドレスと、同音語の債数
を調べる。「か」の同音異議類の数は１０個あり、Ｃ０
Ｎ５Ｔ２　ｄの値、６より大きいので、一度に多く表示
する事になる。第７図に表示ヒでの様子を示した。第７
図（ａ）は「か」で変換キーを押下した時の表示、第７
図（ｂ）は辞書３をアクセスして一度に複数の同音異議
類を表示している状態を表す０次に、次候補キー３０を
押すと、第７図（Ｃ）の様に次の漢字候補群が表示され
る。ここで、多数の漢字候補群が表示されている場合で
、漢字選択は例えば表示されている漢字候補の左側から
１．２．・・・として“１′′を押下すれば一番左側、
′２”を押下すれば左側から２番目とすれば良い、第７
図（ｂ）では、”１”の押下で“可”、２”の押下で°
“火゛が漢字選択される。第７図（ｄ）は上記手段で“
５°°と押して°゛蚊°゛を漢字選択した状態を示す。

第８図に１本実施例でＣＰＵが実行する制御フローチャ
ートを示す。

ＳＬで変換キー押下か否か判断する。変換キー押下の場
合５２へ行って辞書インデックス２ｅの検索を行う、変
換キーの押下でない場合、本発明と直接的に関係ない処
理Ｓ３を行う、Ｓ２で辞書インデックス２ｅの検索を行
い、入力された「読み」°に対応する漢字があるかない
かを８４で判断する！対応する漢字がある場合、５５で
次の過程に入るが、ない場合は変換しよ°うがないので
８６へ進み、他の処理、例えばアラームを鳴らす等の処
理を行う、Ｓ５では辞書インデックス２ｅにある同音異
議類（ＩＩ数がＣ０Ｎ５Ｔ２　ｄに設定されている数、
この場合６以上か否かを判断する。６以上の場合Ｓ７へ
進む、６未満の場合５８へ進み従来の様に順次漢字候補
を１文字ずつ表示するモードに入る。

このモードでは、選択キー３ｄまたは次候補キー３０が
押下されたか判断して（５９，５１０）１選択キー３ｄ
押下ならＳｌｌへ進んで選択処理を行う０選択処理は選
択された漢字を入力された文字列が記憶されている文書
ファイルの該当する位置に記憶する０次候補キー３Ｃ押
下ならＳ１２へ進んで現在表示されている漢字候補の次
候補の漢字を表示する処理を行い、再びＳ９に戻る。

一方、Ｓ５で同音異議類の数がＣ０Ｎ５Ｔ２　ｄに設定
されている数、即ち６以上ならＳ７へ進み、漢字候補を
Ｃ０Ｎ５Ｔ２　ｄの値−１の数、即ち５つ表示する。そ
の後、３１３に進み、漢字候補を選択するキーが入力さ
れたかを判断する。入力された場合、５１４に進み１本
実施例では数値キー“１”〜“５”に応じた漢字を前述
の順次候補を表示するモードと同様に、文書ファイルに
記憶すると共に、表示を第７図（ｄ）の様に、入力され
た読みを選択された漢字に変換して表示する。

５１３で“１”〜″５”のキーが入力されない時５１５
へ進み、次候補キー３Ｃが入力されたかどうかを判断す
る。次候補キー３０ならＳ１６へ進み、違うならＳ１３
へ戻る。５１６では漢字辞書の次の５つの候補を表示す
る。もし５つも揃わない場合、空白にしてもよいし、再
び先頭より再表示しても良い、その後、再び５１３へ戻
り１選択キー３ｄ又は次候補キー３０の入力待ち状態と
なる。

なお、本実施例では表示する漢字の順序を辞書の配列順
として説明したが、漢字の使用頻度又は重みづけの指示
手段等により表示の優先順位を変更できるようにしても
よい。

［効果］ 以上本実施例で説明した様に本発明によれば。

漢字候補が多くある場合候補を一度に複数表示すること
によって早く操作者の意図する漢字選択が行うことがで
き、操作回数が減少するため操作者の疲労を軽減し、入
力効率を高めるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の基本構成を示すブロック図
、 第２図は制御部と辞書部の詳細を示すブロック図、 第３図はキーボードのキー配列図、 第４図は漢字辞書における漢字配列図、第５図は辞書イ
ンデックスの構成を示す構成図。 第６図（＆）〜（Ｃ）は１文字ずつ候補漢字を第８図は
制御フローチャートである。 第１図 第２図 第４図 （ｂ） （Ｃ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 仮名文字を入力する入力手段と、入力された前記仮名文
   字に対応した漢字を発生する辞書部と、発生した漢字を
   表示する表示手段を備えた文字処理装置において、入力
   された読みに対応する漢字の同音意義語の数が所定数よ
   り多いとき、候補漢字を一時に複数個前記表示手段に表
   示することを特徴とする文書処理装置。