JPS61175587A - 制御棒駆動機構ハウジングサポ−ト構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、制御棒駆動機構ハウジングサポート構造に係
り、特に新設原子力設備及び既設原子力設備の改造に好
適な制御棒駆動機構ハウジングサポートの取付け、取外
し構造に関する。

〔発明の背景〕

従来の制御棒駆動機構ハウジングサポート構造を第２図
ないし第３図に示す。

制ａ棒駆動機構ハウジング交換作業時を説明すると第２
図ないし第３図に示す如く、連鎖状に連結する複数個の
サポートフロック４（ｉ−相互の連結部を着脱自在に結
合するとともに上記連結部を複数個のハンガロッド５に
より着脱可能に懸吊し、上記サポートブロック４上に、
制御棒駆動機構／Ｓウジング６の下に規定の間隙をもつ
工うにグリッドブＶ−ドア及びグリッドクランプ８が設
置されている。

サポートブロック４は一端側に内側環状部４ａｂ反対側
に外側環状部４ｂを有しておシ、その両者をプレート部
分４Ｃで結合した構造となっている。

外側環状部は、内側環状部に固定されたプレート部分を
挿入できる様に一部を切欠いた形状を有り、テおり、相
互のサポートブロック４は外側環状部、内側環状部によ
り連結され、連結部は八ンガロッド５に取付けたワッシ
ャ９、ナラ）１０及びｌｌ上だ支持されている。

上記構造において、制御棒駆動機構ハウジング交換時の
サポートブロン２４０着脱作業について述べる。

サポートブロック４はハンガロッド５に螺着するナラ）
１０．１１上のワッシャ９上に支持され、内側環状、外
側環状によシサポートブロック４は連結状態にある。

今、サポートブロック４上の制御棒駆動機構ハウジング
６を交換するために必要であるサポートブロック４を一
時撤去及び復旧させる場合の作業手順について述べる。

２個の相互するサポートブロック４を懸吊する４１固の
ハンガロッド５に螺着されているナツト１０、ｌｉｔ外
すことによシ、ワッシャ９、及びワッシャ９上のサポー
トブロック４を下方に外スことができ、サポートブロッ
ク上のグリッドプレート７及び、グリッドクランプ８も
同時に下方に外すことができる。従って、制御棒駆動機
構ハウジング６を交換出来る状態となる。

次に、上述にて一時撤去てれたサポートブロック類の復
旧作業について述べる。

サポートブロック４の外側環状とハンガロッド５に合せ
内側環状Ｉ！８を、内側環状とハンガロッド５に合せ外
側環状を合せワッシャ９及び、ナツトｔｏ、ｉｉ’６ハ
ンガロツド５に螺着し、制御棒駆動機構ハウジング６と
サポートブロック４に一定の間隙を守って固定し復旧作
業を完了する。

このため、以下に示す様な問題があった。

ｌ）グリッドプレート７と制御棒駆動機構ハウジング６
には、一定の間［（第２図に寸法ｔで図示）が必要であ
る。このための寸法調整が必要である。

２）サポートブロック４の一時撤去及び復旧作業は、作
業箇所が狭く機器類が煩雑になっているため、機器等の
使用が制限され、作業員の労力が多大となる。

３）重量物であるサポートブロック４の一時撤去及び復
旧等については共同作業となる。

４）サポートプロ２２４等ハ、シゃへい効果も有してい
るため、サポートブロック４を取外した場合、放射線線
量の上昇による該作業員の被曝線量が増加する。

なお、この種の装置としての従来技術としては例えば、
特公昭５６−４０３１４号公報のものがある。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、制御棒駆動機構ハウジングサポート構
造において、制御棒駆動機構ハウジング交換時にサポー
ト類の撤去、復旧のための時間を短縮でき、かつ被曝低
減効果にも優れた制御棒駆動機構ハウジングサポート構
造を得ることにある。

〔発明の概要〕

本発明の特徴は、連鎖状に連結する複数個のサポートブ
ロックと、上記連結部を懸吊する複数個のハンガロッド
と、前記サポートブロック上に、制御棒駆動機構ハウジ
ングを保持するグリッドプレート及びグリッドクランプ
とを設けた制御棒駆動機構ハウジングサポート構造にお
いて、一対となるグリッドプレート間にグリッドクラン
プを介して水平方向にボルトで固定する構造とし、グリ
ッドプレート及びグリッドクランプを個々に取外し、又
は移動することを可能としたことＫある。

〔発明の実施例〕

従来の制衡棒駆動機構ハウジングサポート構造での制御
棒駆動機構ハウジング交換時に干渉するサポートブロッ
クの一時撤去及び復旧作業に要する時間、及びサポート
ブロックを一時撤去することによりしゃへい効果が減少
するため高線量下の作業となり作業員の被＠線量の問題
があった。以上の事を解決するため、グリッドプレート
及びグリッドクランプを個々に一時撤去出来る構造とす
ることによシ、制御棒駆動機構ハウジングの交換全可能
とし、制御棒駆動機構ハウジングサポートの一時撤去及
び復旧作業時部の大巾な短縮を計ること及びしゃへい効
果に対する確保が可能となる。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第４図から第６図によシ説明
する。図において、従来と同−若しくは相当する部品は
同符号で示している。

図に示すように、連鎖状に連結する複数個のサポートブ
ロック４は相互の連結部′ｆｔＭ脱自在に結合ゼれてお
り、また前記連結部はそれぞれハンガロッド５［ｊり着
脱可能に懸吊されている。サポートブロック４相互の連
結部は、ハンガロッド５に取付けられ友ワッシャ９及び
ナラ）１０．１１上に支持されている。

上記サポートブロック４上に制御棒駆動機構ハウジング
６ｔ−保持するグリッドプレート１２、及びグリッドク
ランプ１３ｔ−設置する。

一対となるグリッドプレート１２はグＩ）：／Ｉ−’／
ランプ１３ｔ−介してボルト１４及びナツト１５で両者
を固定し一対のグリッドプレート１２間の空間を一定間
隔に保持している。

グリッドクランプ１３は一対のグリッドプレート１２に
より保持され、制御棒駆動機構ノ・クランプ６により位
置が定められる。

制御棒駆動機構ハウジングサポート交換作業時において
は、制御棒駆動機構ハウジング６下方に規定の間隙を有
して設置されているグリッドプレー）１２が干渉するた
め一時撤去又は移設する必要がある。

次に制御棒駆動機構ハウジング６交換時のグリッドプレ
ート１２及びグリッドクランプ１３の一時撤去又は移設
について述べる。一対のグリッドプレート１２を固定し
ているポル）１４ｔ−取外す事によジグリッドプレート
１２’（＋−第５図あるいは第６図に示す様に干渉しな
い範囲までグリッドプレー）１２を移設（移動）させる
。これによって一対のグリッドプレート１２間の間隔が
大きくな為ので、グリッドクランプ１３ｔ−下へ外すこ
とができ、交換が可能となる。

制御棒駆動機構ハウジング６交換作業完了後行なう制御
棒駆動機構ハウジングサポート部分の復旧作業に際して
は、上述の如くサポートブロック４が撤去さｎないので
、制釧棒駆ｋｌＪｍ構ハウジング６とグリッドプレート
１２間に有するギャップの調整等が不必要となシ、グリ
ッドクランプ１３及びグリッドプレー）１２の移動及び
ボルト１４によるグリッドプレー）１２の固定作業のみ
で復旧することができ、作業が大幅に簡略化される。

以上の二うに、本実施例によれば制御棒駆動機構ハウジ
ング６の交換作業時の制御棒駆動機構ハウジングサポー
ト部分の一時撤去及び復旧作業を大巾に低減することが
可能となる。

また、制御棒駆動機構ハウジング６交換作業においても
、グリッドクランプ１３を一時撤去するだけで該交換作
業が可能なため、サポートブロック４のじやへい効果を
そこなうことがなく、シたする。第７図は本実施例の要
部のみを図示している。前述した実施例と異る所は、グ
リッドクランプ１６を２分割とし、且つそれぞれの分割
されたグリッドクランプ１６ａ及び１６ｂ’ｉそれぞれ
のグリッドプレート１２と１体構造にした点におる。

すなわち、制御棒駆動機構ハウジング６交換時のグリッ
ドプレート１２及びグリッドクランプ１６の一時撤去又
は移設は、それぞれのグリッドフＬ／−ト１２と一体と
なったグリッドクランプ１６の分割面で、水平方向から
締付けているボルト１４及びナラ）１５’ｉｉ取り外す
事によシ、水平方向に一時撤去又は移設することができ
る。この九め上述実施例の様にグリッドクランプ１６を
下方に撤去する作業がなくなり、より効率のよい作業が
可能となる。また、制御棒駆動機構−クランプ６の交換
作業完了後は、グリッドプＶ−）　１２を水平方向から
ポル）１４で固定することによジグリッドクランプ１６
ａ、１６ｂも同時に復旧することができる。この実施例
においても制御棒駆動機構ハウジング６の交換作業時の
サポートブロック４の取外し及び取付は作業が不要とな
るため大巾な作業量低減が可能となる。また、制御棒駆
動機構ハウジング６の交換作業時に、サポートブロック
４を設置したままの状態で該作業が可能なため、しやへ
い効果をそこなうことなく作業を実施できるので、よシ
大巾な被曝低減が可能となる。

以上述べた実施例では、サポートブロック４の構造を、
プレート部分４Ｃの両側に内・外側環状部４ｇ、４ｂｉ
有する連鎖式構造のものについて説明したが、本発明に
よれば、サポートブロック４を該作業時に一時撤去及び
復旧する作業が不要でおるため、ハウジングサポートは
連鎖式構造に限定されず、徨々の構造のものに本発明を
採用することが可能である。このため、既設プラントへ
の採用も容易である等の効果がある。

〔発明の効果〕

本発明によれば、制ａＩ＃駆動機構ハウジングサポート
の制御棒駆動機構ハウジング交換時における、取外し、
及び取付は等の作業において以下の効果を得ることがで
きる。

ｌ）サポートブロックの取外し作業が不要となシ作業量
の大巾な低減が計れる。

２）じゃへい効果の罹保が可能となり、大巾な被曝低減
が計れる。

３）制御棒駆動機構ハウジングサポート復旧時のグリッ
ドプレートと制御棒駆動機構ハウジング間のギャップ調
整作業が不要となり、作業量の低減が計れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は制御棒駆動機構ハウジングサポートの縦断面図
、第２図は従来の制御棒駆動機構ハウジングサポート構
造の要部の斜視図、第３図は第２図に示す構造のものに
おいてサポートブロックを取外した状態を示す斜視図、
第４図は本発明の制御棒駆動機構ハウジングサポート構
造の一実施例を示す要部の斜視図、第５図及び第６図は
第４図に示す構造のものにおいてグリッドプレートの移
動及びグリッドクランプの取外し次状態を示す斜視図、
第７図は本発明の他の実施例を説明する斜視図で、グリ
ッドクランプの取外し及びグリッドプレートの移動を示
す図でめる。 ｌ・・・原子炉圧力容器、２・・・スカート、３・・・
原子炉本体基礎、４・・・サポートフロック、５・・・
ハンガロッド、６・・・制御棒駆動機構ハウジング、７
・・・グリッドプレート、８・・・グリッドクランプ、
９・・・ワッシャ、ｌＯ・・・ナツト、１１・・・ナツ
ト、１２・・・グリッドプレート、１３・・・グリッド
クランプ、１４・・・ボルト、１５・・・ナツト％１６
・・・グリッドクランプ、１６ａ・・・グリッドクラン
プ１６を構成する一方の片、１６ｂ・・・グリッドクラ
ンプ１６ｖｆ−構成する他ふ う も　ｌ　口 も　３　口 も　４　口 Ｌ　　ら　　し） 氾　′１　の

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、連鎖状に連結する複数個のサポートブロックと、上
   記連結部を懸吊する複数個のハンガロッドと、前記サポ
   ートブロック上に制御棒駆動機構ハウジングを保持する
   グリッドプレート及びグリッドクランプとを設けた制御
   棒駆動機構ハウジングサポート構造において、一対とな
   るグリッドプレート間にグリッドクランプを介して水平
   方向にボルトで固定する構造とし、グリッドプレート及
   びグリッドクランプを個々に取外し、又は移動すること
   を可能としたことを特徴とする制御棒駆動機構ハウジン
   グサポート構造。