JPS61172868A - 4′−デオキシアントラサイクリン類のエステル - Google Patents
4′−デオキシアントラサイクリン類のエステルInfo
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- JPS61172868A JPS61172868A JP997285A JP997285A JPS61172868A JP S61172868 A JPS61172868 A JP S61172868A JP 997285 A JP997285 A JP 997285A JP 997285 A JP997285 A JP 997285A JP S61172868 A JPS61172868 A JP S61172868A
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- Japan
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- deoxydoxorubicin
- acid
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な抗朧瘍アントラサイクリン類に関する。
さらに詳しく云えば、本発明は式
(式中、Rは置換されているかまたは置換されていない
1〜20−藩の炭素原子を有する。脂肪族モノカルボン
酸または脂肪族ジカルボン酸、芳香族酸、脂環式酸、ア
リール脂肪族酸、および複素環式酸(置換基はハロゲン
原子、水酸基、アルキル基、アルキルオキシ基、遊離ア
ミノ基、モノアルキルまたはジアルキル置換されたアミ
ノ基およびニトロ基からなる群よ力選択されるものとす
るンからなる群、アルキル訣酸または了り−ル炭rR,
カルバミンfIItたはアルキルカルバミン酸およびス
ルホン酸から選択される酸のアシル基である)を有する
4′−デオキシードキンルビシンの14−位置における
エステル類に関する。
1〜20−藩の炭素原子を有する。脂肪族モノカルボン
酸または脂肪族ジカルボン酸、芳香族酸、脂環式酸、ア
リール脂肪族酸、および複素環式酸(置換基はハロゲン
原子、水酸基、アルキル基、アルキルオキシ基、遊離ア
ミノ基、モノアルキルまたはジアルキル置換されたアミ
ノ基およびニトロ基からなる群よ力選択されるものとす
るンからなる群、アルキル訣酸または了り−ル炭rR,
カルバミンfIItたはアルキルカルバミン酸およびス
ルホン酸から選択される酸のアシル基である)を有する
4′−デオキシードキンルビシンの14−位置における
エステル類に関する。
本出願人の米国特許第4,067.969号明細書には
、多くの他の化合物の間に抗朧瘍抗生物質として有用で
ある4′−デオキシドキソルビシンおよび4′−デオキ
シードキンルビシンが記載すれ、且特許請求されている
。
、多くの他の化合物の間に抗朧瘍抗生物質として有用で
ある4′−デオキシドキソルビシンおよび4′−デオキ
シードキンルビシンが記載すれ、且特許請求されている
。
アント2サイクリン類の分野で出願者によシ実施された
実験操作中、驚くべきことに前記式Iを有する4′−デ
オキシードキンルビシンの14−位置におけるエステル
類はある場合には凍化合物よルも高い抗腫瘍活性を示す
のみならず。
実験操作中、驚くべきことに前記式Iを有する4′−デ
オキシードキンルビシンの14−位置におけるエステル
類はある場合には凍化合物よルも高い抗腫瘍活性を示す
のみならず。
毒性も減少されることが見出された。
本発明の別の目的は本出願人による米国特許第4.06
7.969号明細誉に記載され且脣許請求されている4
′−デオキシ−ダウノルビシンから出発して、式Iの4
1−デオキシドキソルビシンの14−エステル類を製造
する方法である。
7.969号明細誉に記載され且脣許請求されている4
′−デオキシ−ダウノルビシンから出発して、式Iの4
1−デオキシドキソルビシンの14−エステル類を製造
する方法である。
室温でたとえばメタノールおよびクロロホルムのような
適当な無水有機溶媒またはそれの混合物中において塩、
好ましくは塩酸塩の形態における4′−デオキシ−ダウ
ノルビシンを臭素と反応させて対応する14−ブロモー
4′−デオキシダウノルビシンを生成させ、それを既知
方法にしたがって塩、たとえば塩酸塩として単離させる
。
適当な無水有機溶媒またはそれの混合物中において塩、
好ましくは塩酸塩の形態における4′−デオキシ−ダウ
ノルビシンを臭素と反応させて対応する14−ブロモー
4′−デオキシダウノルビシンを生成させ、それを既知
方法にしたがって塩、たとえば塩酸塩として単離させる
。
前記式■を有する本発明の4′−デオキシドキソルビシ
ンのエステルは14−ブロモー41−チオキシダウノル
ビシンまだはそれの塩の1種1[%好ましくは塩酸塩を
所望される酸の塩と反応させることによシ製造される。
ンのエステルは14−ブロモー41−チオキシダウノル
ビシンまだはそれの塩の1種1[%好ましくは塩酸塩を
所望される酸の塩と反応させることによシ製造される。
さらに詳しく云えば、本発明方法はz−−10モー4″
−デオキシダウノルビシン塩酸塩を式ROM (式中、
Rは勘違の意味を有し、Mはアルカリ金IF4またはア
ルカリ土類金mまたは場合によってはアルキル基によシ
置換された第4アンモニウム基である)を有する塩と反
応させることからなる。この反応は短時間、瀕騰温度で
ま九は長期反応時間、冷やでたとえばアセトンのような
不活性極性溶媒の存在下において実施される。
−デオキシダウノルビシン塩酸塩を式ROM (式中、
Rは勘違の意味を有し、Mはアルカリ金IF4またはア
ルカリ土類金mまたは場合によってはアルキル基によシ
置換された第4アンモニウム基である)を有する塩と反
応させることからなる。この反応は短時間、瀕騰温度で
ま九は長期反応時間、冷やでたとえばアセトンのような
不活性極性溶媒の存在下において実施される。
こうして得られた4′−デオキシドキソルビシンの14
−エステル類はそのままで単離されるかあるいは有機1
種!または無機酸の塩に変換されついで抽出および精製
によシ精製される。
−エステル類はそのままで単離されるかあるいは有機1
種!または無機酸の塩に変換されついで抽出および精製
によシ精製される。
以下に本発明を実施例によシ説明するが、それらは本発
明を限定するものではない。
明を限定するものではない。
実施例 1
4′−デオキシドキソルビシン−14−アセテートt8
j1の4′−デオキシダウノルビシン塩酸塩e200u
tのクロロホルムKJI解し、クロロホルム中における
2sA素溶液925戯で処理した。
j1の4′−デオキシダウノルビシン塩酸塩e200u
tのクロロホルムKJI解し、クロロホルム中における
2sA素溶液925戯で処理した。
反応混合物を室温で一夜放置し、得られた結晶性生成物
を戸去し、酢酸エチルから再結晶させて1451の14
−ブロモ−4′−デオキシダウノルビシン塩酸塩を得た
。
を戸去し、酢酸エチルから再結晶させて1451の14
−ブロモ−4′−デオキシダウノルビシン塩酸塩を得た
。
10Fの14−ブロモー4′−デオキシダウノルビシン
を6501種1jの無水アセトンKM濁し、微細に分割
された3、 Opの酢酸カリウムで処理した。
を6501種1jの無水アセトンKM濁し、微細に分割
された3、 Opの酢酸カリウムで処理した。
この溶液を50分間攪拌下で還流し、溶媒を真空中で戸
去した。残留物を0.1N 塩酸溶液と一緒にし、その
溶液を40m1のクロロホルムで3回ついでブタノール
で抽出した。濃縮後0.70pの4′−デオキシドキソ
ルビシン−14−アセテート塩酸塩が得られた。
去した。残留物を0.1N 塩酸溶液と一緒にし、その
溶液を40m1のクロロホルムで3回ついでブタノール
で抽出した。濃縮後0.70pの4′−デオキシドキソ
ルビシン−14−アセテート塩酸塩が得られた。
冥施例 2
4′−デオキシドキソルビシン−14−オクタノエート
実施例1に記載のようにして製造された2、8Pの14
−ブロモー4′−デオキシダウノルビシンをsoome
の無水アセトンに懸濁し、これに4pの乾燥されたオク
タン酸ナトリウムを加えた。
実施例1に記載のようにして製造された2、8Pの14
−ブロモー4′−デオキシダウノルビシンをsoome
の無水アセトンに懸濁し、これに4pの乾燥されたオク
タン酸ナトリウムを加えた。
反応混合物を1時間40分還流し、濾過しそして溶媒を
真空中で蒸発させた。残留物を150mff1のクロロ
ホルムおよび50m1のメタノールと一緒にし、塩酸の
メタノール溶液で酸性にした。
真空中で蒸発させた。残留物を150mff1のクロロ
ホルムおよび50m1のメタノールと一緒にし、塩酸の
メタノール溶液で酸性にした。
この溶液を濃縮し、得られた沈殿をメタノール−クロロ
ホルムから再結晶させて1.81の4′−デオキシドキ
ソルビシン−14−オクタノエート塩酸塩を得た。
ホルムから再結晶させて1.81の4′−デオキシドキ
ソルビシン−14−オクタノエート塩酸塩を得た。
実施例 3
4′−デオキシドキソルビシン−14−(ンゾエート7
501種1種の無水1セトン中におけるt2pの14−
ブロモー4′−チオキシダウノルビシンの懸濁液を五5
pの安息香酸ナトリウムで処理し丸。
501種1種の無水1セトン中におけるt2pの14−
ブロモー4′−チオキシダウノルビシンの懸濁液を五5
pの安息香酸ナトリウムで処理し丸。
この浴液を3時間攪拌下で還流しついで溶媒を真空中で
沖去した。残留物に100!1lffiの水中における
2、59の炭酸水素ナトリウム溶液ついで150mtの
クロロホルムを加えて攪拌した後に水性相を分離し、ク
ロロホルムで再び抽出した。
沖去した。残留物に100!1lffiの水中における
2、59の炭酸水素ナトリウム溶液ついで150mtの
クロロホルムを加えて攪拌した後に水性相を分離し、ク
ロロホルムで再び抽出した。
有機抽出物を一緒にし、それを蒸発させて容量を少なく
しついでメタノール中の1N塩酸で酸性にした。得られ
た沈殿よジメタノ−ルークロロホルムからの再結晶で0
.9 jlの4′−チオキシドキンルビシン−14−ベ
ンゾエートヒドロキシクロライドが得られた。
しついでメタノール中の1N塩酸で酸性にした。得られ
た沈殿よジメタノ−ルークロロホルムからの再結晶で0
.9 jlの4′−チオキシドキンルビシン−14−ベ
ンゾエートヒドロキシクロライドが得られた。
実施例 4
4′−チオキシドキンルビシン−14−ニコチネート
650峨の無水アセトン中に懸濁させた1、29の14
−ブロモ−41−デオキシダウノルビシンを6.52の
ニコチン酸ナトリウムで処理し、その混合物を攪拌下で
3時間還流しついで冷却し、濾過しついで真空中で蒸発
乾固させた。
−ブロモ−41−デオキシダウノルビシンを6.52の
ニコチン酸ナトリウムで処理し、その混合物を攪拌下で
3時間還流しついで冷却し、濾過しついで真空中で蒸発
乾固させた。
残留物を100mtのクロロホルムおよび10 (Ir
n1の2チ炭酸水素ナトリウム溶液と一緒にした。
n1の2チ炭酸水素ナトリウム溶液と一緒にした。
攪拌後、水性相を分離し、クロロホルムで再抽出し、ク
ロロホルム抽出物を一緒にしそしてそれを洗浄しついで
蒸発させて容量を少なくした。
ロロホルム抽出物を一緒にしそしてそれを洗浄しついで
蒸発させて容量を少なくした。
1N塩酸のメタノール溶液を加え、その沈殿をメタノー
ル−クロロホルムから晶出させて0.72の4’−−7
’オキジドキソルビシン−14−ニコチネート塩酸塩を
得た。
ル−クロロホルムから晶出させて0.72の4’−−7
’オキジドキソルビシン−14−ニコチネート塩酸塩を
得た。
他の酸の適当な塩を用いる以外は前記実施例に記載のよ
うに操作して4′−チオキシドキンルビシンの以下のエ
ステル、すなわち14−ホルメート、14−プロピオネ
ート、14−グリシネート、14−エミスクシネートお
よび14−シフ四ペンチルプロピオネートが製造された
。
うに操作して4′−チオキシドキンルビシンの以下のエ
ステル、すなわち14−ホルメート、14−プロピオネ
ート、14−グリシネート、14−エミスクシネートお
よび14−シフ四ペンチルプロピオネートが製造された
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)室温で無水有機溶媒またはその混合物中において4
′−デオキシダウノルビシンを臭素と反応させて対応す
る14−ブロモ−誘導体を生成させ、この14−ブロモ
−誘導体またはその塩の1種を不活性極性溶媒中におい
て式ROM(式中、Rは置換されているかまたは置換さ
れていない1〜20個の水素原子を有する、脂肪族モノ
カルボン酸または脂肪族ジカルボン酸、芳香族酸、脂環
式酸、アリール脂肪族酸、複素環式酸(置換基はハロゲ
ン原子、水酸基、アルキル基、アルキルオキシ基、遊離
アミノ基、モノアルキルまたはジアルキル置換されたア
ミノ基およびニトロ基からなる群より選択されるものと
する)からなる群、アルキル炭酸またはアリール炭酸、
カルバミン酸またはアルキルカルバミン酸およびスルホ
ン酸から選択される酸のアシル基であり、Mはアルカリ
金属、アルカリ土類金属、第4アンモニウム基およびア
ルキル基により置換された第4アンモニウム基からなる
群より選択される)の化合物と反応させついで得られた
生成物を単離させることからなる式 ▲数式、化学式、表等があります▼ I (式中、Rは前述の意味を有する)を有する4′−デオ
キシドキソルビシン−14−エステル類の製法。 2)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ I (式中、Rは置換されているかまたは置換されていない
1〜20個の炭素原子を有する、脂肪族モノカルボン酸
、または脂肪族ジカルボン酸、芳香族酸、脂環式酸、ア
リール脂肪族酸、複素環式酸(置換基は、ハロゲン原子
、水酸基、アルキル基、アルキルオキシ基、遊離アミノ
基、モノアルキルまたはジアルキル置換されたアミノ基
およびニトロ基からなる群より選択されるものとする)
からなる群、アルキル炭酸またはアリール炭酸、カルバ
ミン酸またはアルキルカルバミン酸およびスルホン酸か
ら選択される酸のアシル基である)の化合物。 3)4′−デオキシドキソルビシン−14−アセテート
。 4)4′−デオキシドキソルビシン−14−オクタノエ
ート。 5)4′−デオキシドキソルビシン−14−ベンゾエー
ト。 6)4′−デオキシドキソルビシン−14−ニコチネー
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP997285A JPS61172868A (ja) | 1985-01-24 | 1985-01-24 | 4′−デオキシアントラサイクリン類のエステル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP997285A JPS61172868A (ja) | 1985-01-24 | 1985-01-24 | 4′−デオキシアントラサイクリン類のエステル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61172868A true JPS61172868A (ja) | 1986-08-04 |
JPH0568473B2 JPH0568473B2 (ja) | 1993-09-29 |
Family
ID=11734831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP997285A Granted JPS61172868A (ja) | 1985-01-24 | 1985-01-24 | 4′−デオキシアントラサイクリン類のエステル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61172868A (ja) |
-
1985
- 1985-01-24 JP JP997285A patent/JPS61172868A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0568473B2 (ja) | 1993-09-29 |
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