JPS6117218Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6117218Y2
JPS6117218Y2 JP18030479U JP18030479U JPS6117218Y2 JP S6117218 Y2 JPS6117218 Y2 JP S6117218Y2 JP 18030479 U JP18030479 U JP 18030479U JP 18030479 U JP18030479 U JP 18030479U JP S6117218 Y2 JPS6117218 Y2 JP S6117218Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
push button
cap
shaft
radiator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18030479U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5697520U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18030479U priority Critical patent/JPS6117218Y2/ja
Publication of JPS5697520U publication Critical patent/JPS5697520U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6117218Y2 publication Critical patent/JPS6117218Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用ラジエータの均圧キヤツプに
おける安全装置に関するものである。
最近の自動車用ラジエータは熱交換効率の向上
を計るため冷却水の内圧を高めその蒸発をできる
だけ押えようとする傾向にある。そのため不用意
にキヤツプを開くと高温高圧の蒸気が噴出して思
わぬ火傷を負う危険がある。この様な危険を防止
するため、あらかじめ高温高圧の蒸気を外部に逃
がし内圧を下げてからキヤツプを開くのが常識と
なつていた。しかしながら、蒸気をいたづらに外
気に放出すればラジエータ内の冷却液は著しく減
少するので甚だ不経済なものとなる。そこで、蒸
気が外気に逸散するのを防止するため、別に補助
水タンク(内圧は大気圧と同じ)を設け、これに
蒸気を連通させる方式が採用されている。
本考案はかかる方式の自動車用ラジエータにお
いてラジエータ内の冷却水は規準以上高圧になれ
ば自動的にプレツシヤバルブを押し上げて補助水
タンクに逃げ、負圧になれば自動的にサクシヨン
バルブが開いて補助水タンクより給水されて冷却
水の減少を防止するごとき均圧キヤツプにおける
安全装置を提供するものである。
以下図面について本考案実施の1例を説明す
る。第1図はキヤツプ取付器(平常状態)を示す
断面図であり、第2図はキヤツプ取外し時(プツ
シユボタン押圧時)を示す断面図である。
図中1はプツシユボタンで、これと一体のプツ
シユボタンシヤフト2はプツシユボタンガイド1
6により案内されて昇降し、両者の間には大径の
遊合部と小径の嵌合部が上下2段に設けられその
中間においてシール用Oリング3が設けられてい
る。4はキヤツプ、5はリテーナーで、プレツシ
ヤスプリングガイド7と共にプツシユボタンガイ
ド16に支持される。9はプレツシヤバルブでプ
レツシヤバルブパッキン10を介してフイラネツ
ク20と接触可能であり、プレツシヤバルブシー
ト8とリテーナー5との間にはプレツシヤスプリ
ング6が介設されており、リテーナー5の下部に
はプレツシヤパツキン18が設けられる。13は
サクシヨンバルブでそのサクシヨンバルブシヤフ
ト14はプツシユボタンシヤフト2の下降時にこ
れと接触可能に配置せられ、サクシヨンバルルブ
シヤフトガイド12との間にサクシヨンバルブス
プリング11を介設する。サクシヨンバルブシヤ
フトガイド12はプレツシヤバルブ9とプレツシ
ヤバルブパツキン10とを支持している。19は
フイラネツク20に設けられた補助水タンクへの
均圧口である。
上記構成を有する本考案実施例の作用を説明す
ると、 (1) キヤツプを取外す場合(第2図参照) キヤツプ4を開く前にプツシユボタン1を押
すとプツシユボタンシヤフト2の先端がサクシ
ヨンバルブシヤフト14の頭部を押し下げ、サ
クシヨンバルブ13が開き、高温高圧の蒸気は
補助水タンクに流入し、内圧を減じて液化しラ
ジエータ内の圧力も降下する。しかる後キヤツ
プ4は安全に取り外すことができる。
しかし、高温高圧の蒸気が勢よくキヤツプ内
に充満した場合に通常のプツシユボタンではプ
ツシユボタンシヤフト2とプツシユボタンガイ
ド16との間のすき間aから蒸気がもれ出る危
険があるので、この部分のシール性が重要にな
つてくる。
本考案ではシヤフト2とガイド16との摺動
部に高温高圧に耐えることのできるOリング3
を装着することにより効果的に蒸気もれを防止
している。
(2) 平常運転時(第1図参照) 本考案のキヤツプ装着により、ラジエータ内
の冷却水は規準以上高圧となればプレツシヤバ
ルブ9を押し上げて均圧口19を通じて補助水
タンクに逃げ、負圧になればサクシヨンバルブ
13が開き補助水タンクより給水されて、ほと
んど冷却水の減少はなく効率の高い運転ができ
る。
本考案によれば前述のごとく平常運転時にキ
ヤツプ内の圧力に応じて自動的に補助水タンク
との間に冷却水の流通が行われて効率の高い運
転が行われる上に、キヤツプ取外し時において
蒸気の噴出又はもれ出と冷却水の減少の危険が
防止されて安全に操作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案実施の1例を示すもので、第1図
はキヤツプ取付時(平常状態)を示す断面図、第
2図はキヤツプ取外し時(プツシユボタン押圧
時)を示す断面図である。 図中の符号はそれぞれ下記部材を示す。1……
プツシユボタン、2……プツシユボタンシヤフ
ト、3……シール用Oリング、4……キヤツプ、
5……リテーナー、6……プレツシヤスプリン
グ、7……プレツシヤバルブガイド、8……プレ
ツシヤバルブシート、9……プレツシヤバルブ、
10……プレツシヤバルブパツキン、11……サ
クシヨンバルブスプリング、12……サクシヨン
バルブシヤフトガイド、13……サクシヨンバル
ブ、14……サクシヨンバルブシヤフト、15…
…プツシユボタンスプリング、16……プツシユ
ボタンガイド、17……ペグ、18……プレツシ
ヤパツキン、19……均圧口、20……フイラネ
ツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤツ4と係合するフイラネツク20に補助水
    タンクへの均圧口19を設け、プツシユボタン1
    を押すことによりこれと一体をなすプツシユボタ
    ンシヤフト2によりサクシヨンバルブシヤフト1
    4の頭部が押えられてラジエータ内の圧力蒸気を
    前記均圧口19を介して補助水タンクに逃がし、
    また逆にラジエータ内の圧力が負圧になつた場合
    は補助水タンクからラジエータ内に注入できるよ
    うにした均圧キヤツプにおいて、前記プツシユボ
    タンシヤフト2とこれを案内するプツシユボタン
    ガイド16との間に大径の遊合部および小径の嵌
    合部を上下2段に設け、該上下両部の中間におい
    てプツシユボタンシヤフト2とプツシユボタンガ
    イド16との間にシール用のOリング3を介設し
    てなる自動車用ラジエータの均圧キヤツプにおけ
    る安全装置。
JP18030479U 1979-12-27 1979-12-27 Expired JPS6117218Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18030479U JPS6117218Y2 (ja) 1979-12-27 1979-12-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18030479U JPS6117218Y2 (ja) 1979-12-27 1979-12-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5697520U JPS5697520U (ja) 1981-08-01
JPS6117218Y2 true JPS6117218Y2 (ja) 1986-05-27

Family

ID=29690751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18030479U Expired JPS6117218Y2 (ja) 1979-12-27 1979-12-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6117218Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5697520U (ja) 1981-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4241845A (en) Radiator caps
US4640235A (en) Apparatus for controlling the coolant medium circulation of an internal combustion engine
US3499481A (en) Pressurized liquid cooling system
US5248052A (en) Apparatus for automatically releasing the super-atmospheric pressure of an engine cooling system in response to turning off the engine and preventing the buildup of pressure while the engine is off
US4489883A (en) Temperature regulated dual pressure device
JPS6117218Y2 (ja)
US4787445A (en) Hermetically sealed, relatively low pressure cooling system for internal combustion engines and method therefor
JPH1113548A (ja) ガス燃料エンジン用レギュレータ
US5971021A (en) Method and valve for filling fluid system
KR101707664B1 (ko) 복합 기능 개선 냉각수 보조탱크 캡
US4739824A (en) Hermetically sealed, relatively low pressure cooling system for internal combustion engines and method therefor
US2101756A (en) Radiator cap
JPH0629564Y2 (ja) 低温流体用軸封装置
KR102201273B1 (ko) 벤트 기능 개선 냉각수 보조탱크 캡
KR100592983B1 (ko) 라디에이터캡의 안전장치
KR100448737B1 (ko) 냉각수의 과열시 안전을 위한 2단 제어 방식의 라디에이터캡 장치
US2966919A (en) Radiator device
US4529122A (en) Thermostatic steam trap assembly
KR0138824Y1 (ko) 라디에이터 캡
KR20030030703A (ko) 라디에이터 캡
CN219479757U (zh) 一种自动泄压的保温杯盖
KR20040044741A (ko) 라디에이터 캡의 잠금장치
JPH0727372Y2 (ja) エンジンのラジエータの加圧式キャップのキャップ支持装置
KR20070080067A (ko) 라디에이터
USRE27965E (en) Pressurized liquid cooling system